JPH0641310Y2 - サーモスタットの設定温度調節機構 - Google Patents

サーモスタットの設定温度調節機構

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JPH0641310Y2
JPH0641310Y2 JP1987011540U JP1154087U JPH0641310Y2 JP H0641310 Y2 JPH0641310 Y2 JP H0641310Y2 JP 1987011540 U JP1987011540 U JP 1987011540U JP 1154087 U JP1154087 U JP 1154087U JP H0641310 Y2 JPH0641310 Y2 JP H0641310Y2
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JP
Japan
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plate
shaped
case
operating
temperature
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JP1987011540U
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JPS63121346U (ja
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正美 佐藤
瑛之 矢島
公一 高橋
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Saginomiya Seisakusho Inc
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷凍装置等に用いられる2個のスイッチボック
ス付のサーモスタットの設定温度調節機構に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第2図は2個のスイッチボックスを有するサーモスタッ
トの内部構造を示し、ケース主体部1の上下にブラケッ
ト2と底板3が設けられてケースAが構成され、該ケー
スAの左右側において、一側には高温側の第1スイッチ
ボックスBが固着されると共に他側には低温側の第2ス
イッチボックスCが固着されている。
ケースA内において、底板3には圧力応動部材としての
ベローズ4が設けられると共に感温筒(図示せず)に至
るキャピラリチューブ5が接続され、ケース主体部1に
はL字状作動板6が支点6aにより回動可能に支持されて
いる。
L字状作動板6の横辺部6bはベローズ4の可動部4aに当
接し、縦辺部6cと起立板7に回動自在に設けた温度設定
ねじ8との間に温度調節用スプリング9が設けられる。
温度設定ねじ8の頭部8aにはローレット加工が施してあ
り、ケース主体部1に形成した孔(図示せず)より指先
で該頭部8aを介して温度設定ねじ8を回動することによ
り温度調節用スプリング9の端部内に固着したナット10
との螺合度を変更して該温度調節用スプリング9の張力
を可変する。
縦辺部6cにはスイッチボックスBのスイッチS1に達する
作動杆11が結合され、縦辺部6cに沿って立設した調整板
6dにはスイッチボックスCのスイッチS2に達する作動杆
12が設けられている。
第1スイッチボックスBは、上下の突起13,13′を組立
時においてブラケット2と底板3の孔(図示せず)に係
入させて支持され、第2スイッチボックスCは、予め固
定ねじ14によりケース主体部の壁板部1aに固着された取
付金具15の孔(図示せず)に同じく突起13,13′に係合
させて支持される。
ところで、上記構造にあっては、ケース本体の側面から
指を入れて温度設定ねじを回す調整構造であるため、温
度設定がやりずらい欠点があった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記した点に着目して為されたものであり、ケ
ース本体の上部に位置するブラケット部分において、容
易に温度設定ができるように改良したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案においては、圧力応
動部材とこれに基づくL字状作動板を内蔵したケースの
両側にスイッチボックスを対向して設けて作動板の動作
を作動杆を介して各スイッチに伝達する構造において、
該作動杆と該ケースのブラケット部との間の空間におい
て該ケースにL字状調整板を回動可能に支持して該L字
状調整板の縦短辺部と該L字状作動板の縦辺部との間に
温度調節用スプリングを張設し、該L字状調整板の横長
辺部を該ケースのブラケット部に設けた作動温度調整ビ
スに圧接させて成る構成を採用した。
〔実施例〕
第1図において、ケース主体部1′の上部にはブラケッ
ト部2′が一体に設けられ、下部に底板3′が結合され
てケースA′が構成される。ケースA′の一側には高温
側の第1スイッチボックスBが固着されると共に他側に
は低温側の第2スイッチボックスCが固着されている。
ケースA′内において、底板3′には圧力応動部材とし
てのベローズ4′が設けられると共に感温筒(図示せ
ず)に至るキャピラリチューブ5′が接続され、ケース
主体部1′にはL字状作動板6′が支点6a′により回動
可能に支持されている。
L字状作動板6′の横辺部6b′にはベローズ4′の可動
部4a′が当接し、縦辺部6c′とケース主体部1′に対し
て支点16aにより回動可能に設けたL字状調整板16の縦
短辺部16bとの間に温度調節用スプリング9′が設けら
れる。L字状調整板16の横長辺部16cは、ブラケット部
2′に螺合された作動温度調整ビス8′に圧接してお
り、該作動温度調整ビス8′を回動することによりL字
状調整板16を若干回動変位させて温度調節用スプリング
9′の張力を可変する。
縦辺部6c′にはスイッチボックスBのスイッチS1に達す
る作動杆11′が結合され、縦辺部6c′に沿って立設した
調整板6d′にはスイッチボックスCのスイッチS2に達す
る作動杆12′が設けられている。
L字状調整板16は作動杆12′とブラケット部2′との間
の空間内においてケース主体部1′に回動可能に設けら
れると共にL字状作動板6′との間で温度調整用スプリ
ング9′をかかえ込むようにして設けられ、L字状調整
板16の横長辺部16cと縦短辺部16bの相対関係によるレバ
ー比の設定によって、弱いビスの力でもって強い温度調
節用スプリング9を正確に微調整できる。
スイッチS1,S2において、固定接点17に対して可動接点
板18の端部に設けた可動接点19が接離自在に設けられ、
公知の如くに、可動接点板18の中間部に設けた駆動板18
aと該可動接点板18との間に急速反転ばね20が設けられ
ていて、作動杆11′,12′の移動による駆動板18aの変位
により、急速反転ばね20を介して可動接点板18は急速に
変位し、可動接点19が固定接点17に接離する。なお、21
は作動温度差の設定ねじである。
上記構成において、温度が上昇すると作動板6′は反時
計方向に回動し、作動杆11′,12′は図面の左方向へ移
動してスイッチS1,S2を順次ONし、温度が下降すると作
動板6′は時計方向へ回動して作動杆11′,12′を介し
てスイッチS1,S2を順次OFFする。作動板6′の縦辺部6
c′の両側にはストッパー1a′,1a′が設けられている。
〔効果〕
本考案は上記した如くに、圧力応動部材とこれに基づく
L字状作動板を内蔵したケースの両側にスイッチボック
スを対向して設けて作動板の動作を作動杆を介して各ス
イッチに伝達する構造において、該作動杆と該ケースの
ブラケット部との間の空間において該ケースにL字状調
整板を回動可能に支持して該L字状調整板の縦短辺部と
該L字状作動板の縦辺部との間に温度調節用スプリング
を張設し、該L字状調整板の横長辺部を該ケースのブラ
ケット部に設けた作動温度調整ビスに圧接させて成るも
のであるから、両側に2個のスイッチボックスを有する
複雑な構造のサーモスタット内の空間を有効に利用して
L字状調整板を簡単に設置することができ、横長辺部と
縦短辺部から構成されるL字状調整板をブラケット部に
設けた調整ビスを回動することにより回動させて温度調
節用スプリングに捩れを生じさせることがないようにし
つつ微調整を容易に行うことができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例についての断面図、 第2図は従来例の断面図である。 A′……ケース、B,C……スイッチボックス、1′……
ケース主体部、2′……ブラケット、4′……圧力応動
部材、6′……L字状作動板、8′……作動温度調整ビ
ス、9′……温度調節用スプリング、11′,12′……作
動杆、16……L字状調整板、16b……縦短辺部、16c……
横長辺部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力応動部材とこれに基づくL字状作動板
    を内蔵したケースの両側にスイッチボックスを対向して
    設けてL字状作動板の動作を作動杆を介して各スイッチ
    に伝達する構造において、該作動杆と該ケースのブラケ
    ット部との間の空間において該ケースにL字状調整板を
    回動可能に支持して該L字状調整板の縦短辺部と該L字
    状作動板の縦辺部との間に温度調節用スプリングを張設
    し、該L字状調整板の横長辺部を該ケースのブラケット
    部に設けた作動温度調整ビスに圧接させて成ることを特
    徴とするサーモスタットの設定温度調節機構。
JP1987011540U 1987-01-30 1987-01-30 サーモスタットの設定温度調節機構 Expired - Lifetime JPH0641310Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63121346U JPS63121346U (ja) 1988-08-05
JPH0641310Y2 true JPH0641310Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=30798849

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755162A (en) * 1980-09-22 1982-04-01 Masaru Fujiki Automatic fire extinguishing device

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5445980U (ja) * 1977-09-07 1979-03-30
JPS57194235U (ja) * 1981-06-04 1982-12-09
JPS5899744U (ja) * 1981-12-28 1983-07-07 株式会社鷺宮製作所 熱応動装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755162A (en) * 1980-09-22 1982-04-01 Masaru Fujiki Automatic fire extinguishing device

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JPS63121346U (ja) 1988-08-05

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