JPH0641291B2 - 充填ノズル装置および充填方法 - Google Patents

充填ノズル装置および充填方法

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JPH0641291B2
JPH0641291B2 JP58013628A JP1362883A JPH0641291B2 JP H0641291 B2 JPH0641291 B2 JP H0641291B2 JP 58013628 A JP58013628 A JP 58013628A JP 1362883 A JP1362883 A JP 1362883A JP H0641291 B2 JPH0641291 B2 JP H0641291B2
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    • B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C3/00—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、液体または粘性物、特に清浄かつ衛生的に
処理することがきわめて重要な食品類を連続した容器に
自動充填する充填ノズル装置および充填方法に関するも
のである。
発明の背景 米国特許第3,926,229号には、各容器に充填される物が
管路およびノズルを通って充填される充填ヘッドまたは
ノズルが開示されている。そして、該装置においては、
弁が弁機構により縦方向へレシプロ運動し、出口を開閉
するようになっており、弁閉止後充填ヘッドに残る粘性
物の残留物に流体を吹きつけ、これにより残留物を吹き
飛ばし、各充填操作終了時においては、ノズルに残留物
が残らないようにしてある。
前記した装置は、数多くの物の充填に広く使用されてい
るが、くだいたパイナップルなどの繊維部分やかけらが
ある物を充填するには不適当である。すなわち、くだい
たパイナップルなど、繊維部分やかけらがある物を充填
すると、繊維部分やかけらなどがノズル開閉のための弁
のレシプロ運動により、弁と出口内壁面との間にからみ
つき、流体を吹きつけてもからみついた繊維部分などを
吹き飛ばすことができなくなってしまい、充填操作が終
り、容器の吐出口をノズルから離した後、からみついた
繊維部分などは外気にさらされるノズル部分に残留し、
汚染されてしまい、このような汚染物が残ったまま、つ
ぎの充填サイクルに移り、衛生的な充填操作が行なえな
くなるおそれがあるからである。また、残留物がある
と、弁の閉止が不完全となり、汚染物が装置内に侵入す
るおそれもある。
発明の要約 この発明は、前記した装置を改良したもので、液体また
は粘性物の供給源と接続し、該供給源から管路を介して
強制的に充填ノズルへ液体または粘性物を供給して充填
を行うものであって、 （ア）前記管路と連通し、液体などが流下する内壁面を
備え、上流端および下流端を有している出口ノズルであ
って、 （ａ）前記下流端には充填する容器の吐出口が接続し、 （ｂ）前記内壁面は上流端よりも下流端が細径となるよ
うに僅かにテーパーがつけられている出口ノズルと； （イ）前記出口ノズルを開閉し、出口ノズル閉止時に
は、少なくとも出口ノズルの出口部分内を摺動する弁
と； （ウ）前記弁に取付けられて下広がりしたテーパー状に
形成され、前記弁が出口ノズル内を下流方向へ動くに連
れて前記出口ノズルの内壁面に沿い下端縁が摺動し、前
記弁による出口ノズル閉止時に、前記弁の上流側から下
流側に亘る液体または粘性物に含まれている繊維部分や
欠けらなどを切断分離する刃部； とを備えていることを特徴とする充填ノズル装置であ
る。
また、もう一つの発明は、液体または粘性物を流出させ
る管を構成し上流端よりも下流端が細径となるように僅
かにテーパーがつけられた内壁面を備えて前記液体など
の供給源と連通する出口ノズルを閉じるに当たり、 前記出口ノズルに弁またはプラグを着座させて、前記供
給源から出口ノズルを通る液体などの流出経路を該出口
ノズル内で閉鎖し、前記弁またはプラグに設けられて下
広がりのテーパー状を呈す刃部の下端縁を前記内壁面に
摺接させて前記液体などに含まれている繊維部分および
欠けらを切断し、前記弁またはプラグを境として、その
上流側にある前記液体などと下流側にあるものとを完全
に分断することを特徴とする充填方法である。
実施例の説明 第１図に示されている、この発明に係る充填装置は、一
端に出口ノズル４１を備えた本体３１を有している。チ
ャンバー３３は管路２１を介して液体または粘性物(出
口ノズル４１から分配されるもの)の供給源(図示せず)
と接続している。本体３１のほぼ中央には、軸体７３が
軸方向に設けてあり、管状の軸体７３には、導管７５が
貫通し、端部に弁またはプラグ５１が設けてある。弁５
１は出口４５に嵌合し、該出口を閉じて、液体または粘
性物の流出を止め、また、ノズルから引きぬかれて符号
５１′の位置まで後退すると、出口４５は開放され、液
体等が流出するようになっている。
軸体７３の導管７５は導管７７を介して加圧流体、例え
ば窒素ガスなどの不活性ガスの供給源と接続している。
そして、弁５１が出口４５に着座している場合に、これ
らの導管７５、７７を介して不活性ガスが出口４５に供
給され、出口４５にある流体物などを弁５１の下流へ放
出する。
軸体７３(弁５１を含む)の動きと、不活性流体を導管７
５を介して出口ノズル４１へ供給する手段とを制御する
機構は、米国特許第3,926,229号に開示されている。
出口ノズル４１と弁５１は、第２図と第３図に図示して
ある。第２図に示すように、出口ノズル４１には、内壁
面４３により出口４５が構成されており、該出口を通っ
て流体物が流出される。出口４５の断面形状は、どのよ
うな形になっていてもよいが、製造および操作面からみ
て円形々状が好ましい。出口ノズル４１の内壁面４３は
下流方向に向けきわめて僅かにテーパーがついており、
したがって出口４５は下流端が上流端よりも僅かではあ
るが細径になっている。内壁面４３のテーパーは、約１
インチにつき約１゜の傾斜角であると、具合がよいこと
が実験により確認されている。出口ノズル４１の外壁面
には、液体または粘性体を充填する容器２３の吐出口２
５が装着されるようになっている(第３図)。
第２図に示すように、刃部５５が弁５１に設けてある。
この刃部５５は図示するように僅かに下広がりとしたテ
ーパー状を呈していて、出口ノズル４１の出口４５と同
じ断面形状を有しており、刃部５５の下端縁の外径寸法
は、出口４５の上流端における内径寸法とほぼ同じにな
っている。したがって、刃部５５は、第２図に示すよう
に、弁５１が出口４５の上流端に位置すると、内壁面４
３に当接する。弁５１が下流方向へ動くにつれ、刃部５
５はテーパーつき内壁面４３を摺動し、内壁面４３への
付着物をはがし取る。刃部５５は弁５１に着脱自由とな
るよう、螺合５７していることが望ましく、刃部が甘く
なったとき交換すれば、刃部の作用は常に良好に保たれ
る。
弁５１には、Ｏリング５３が嵌めてあり、弁５１が出口
４５を閉止したときのシール性を向上させ、外部から汚
染物がチャンバー３３内に入りこまないようにしてあ
る。
導管７５は、第１図に示すように、導管７７から中空の
軸体７３を通り(第１図)、弁５１に達し、ラッパ状に拡
開した拡開部７９に至っている(第２図)。そして、導管
７５により送られてくる加圧流体は、この拡開部７９に
より、弁５１の下流に向け、出口４５の壁面にそって拡
散し、出口４５に残留している流体物や刃部５５により
けずり落したかすなどを内壁面４３から吹飛ばす。
作 用 第１図を参照しながら説明すると、パイナップルをつぶ
したものなどの液体または粘性物を管路２１からチャン
バー３３へ圧入する。この際、弁５１が符号５１′の位
置にあると、圧入物はチャンバー３３から出口４５へ送
られる。
第３図に示すように、吐出口２５を有する容器２３はノ
ズル４１に接続され、弁５１が出口４５から離れると、
液体または粘性物は、チャンバー３３から出口４５、吐
出口２５を通って容器２３内へ流入する。
容器２３が満杯になると、弁５１は出口４５に着座す
る。弁５１が出口４５の上流端に入りこむと、刃部５５
が出口ノズル４１の内壁面４３に接触する。弁５１が出
口４５の下流方向へ進入するにつれ、出口ノズル４１の
傾斜した内壁面４３をかきとり、弁５１と内壁面４３と
の間にはさまっている繊維部分やかけら部分２７などを
切断する。この結果、吐出口２５と弁５１の下流側の出
口４５とにあるものと、弁上流の出口部分およびチャン
バー３３にあるものとは完全に分離される。
弁５１により出口４５が完全に閉止され、刃部５５がノ
ズル４１の下流端近くまで動いて出口４５内の繊維部分
やかけら部分２７を切断し終えると、不活性ガスなどの
流体が導管７７から導管７５を通り吹きつけられる(第
１図)。このガスは拡開部７９において拡散し、出口４
５と吐出口２５に向け吹きつけられる(第２図)。このよ
うな不活性ガスの吹きつけにより、刃部５５により切断
された繊維部分やかけら２７などは弁５１の下流方向へ
吹きとばされる。したがって、容器２３の吐出口２５が
出口ノズル４１から取り外された時、出口ノズル４１を
囲む環境により汚染されるおそれがある出口４５におけ
る残留物は、前記ガスの吹つけにより吹き飛ばされ、出
口４５には汚染物が残留するおそれがなく、つぎの充填
サイクルに備えることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、この発明に係る充填ヘッドの一部縦断側面
図、 第２図は、出口ノズル部分の拡大断面図、 第３図は、出口ノズに容器の吐出口を嵌めた状態の拡大
断面図である。 ２１……管路、２３……容器 ２５……吐出口、３１……本体 ３３……チャンバー、４１……出口ノズル ４３……内壁面、４５……出口 ５１……弁、５５……刃部 ７３……軸体、７５、７７……導管 ７９……拡開部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ロイド−デ−ビス アメリカ合衆国92677カリフオルニア州サ ウス・ラクナ・ナンバ−202オ−シヤン・ ビスタ21703 (56)参考文献 特開 昭56−57625（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−126955（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭52−22600（ＪＰ，Ｂ２)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】液体または粘性物の供給源と接続し、該供
    給源から管路を介して強制的に充填ノズルへ液体または
    粘性物を供給して充填を行う充填ノズル装置であって、 （ア）前記管路と連通し、液体などが流下する内壁面を
    備え、上流端および下流端を有している出口ノズルであ
    って、 （ａ）前記下流端には充填する容器の吐出口が接続し、 （ｂ）前記内壁面は上流端よりも下流端が細径となるよ
    うに僅かにテーパーがつけられている出口ノズルと； （イ）前記出口ノズルを開閉し、出口ノズル閉止時に
    は、少なくとも出口ノズルの出口部分内を摺動する弁
    と； （ウ）前記弁に取付けられて下広がりしたテーパー状に
    形成され、前記弁が出口ノズル内を下流方向へ動くに連
    れて前記出口ノズルの内壁面に沿い下端縁が摺動し、前
    記弁による出口ノズル閉止時に、前記弁の上流側から下
    流側に亘る液体または粘性物に含まれている繊維部分や
    欠けらなどを切断分離する刃部； とを備えていることを特徴とする充填ノズル装置。
  2. 【請求項２】前記弁を介して下流方向へ加圧流体を吹き
    付け、弁下流側の前記ノズルの出口部分に残る液体また
    は粘性物一切を排除する手段を備えている特許請求の範
    囲第１項に記載の充填ノズル装置。
  3. 【請求項３】液体または粘性物を流出させる管を構成し
    上流端よりも下流端が細径となるように僅かにテーパー
    がつけられた内壁面を備えて前記液体などの供給源と連
    通する出口ノズルを閉じるに当たり、 前記出口ノズルに弁またはプラグを着座させて、前記供
    給源から出口ノズルを通る液体などの流出経路を該出口
    ノズル内で閉鎖し、前記弁またはプラグに設けられて下
    広がりのテーパー状を呈す刃部の下端縁を前記内壁面に
    摺接させて前記液体などに含まれている繊維部分および
    欠けらを切断し、前記弁またはプラグを境として、その
    上流側にある前記液体などと下流側にあるものとを完全
    に分断することを特徴とする充填方法。
  4. 【請求項４】前記弁またはプラグの下流における前記出
    口ノズル内の前記液体または粘性物を、繊維部分および
    欠けらの前記刃部による切断後、排除することを特徴と
    する特許請求の範囲第３項に記載の方法。
  5. 【請求項５】前記排除は、加圧流体を前記弁またはプラ
    グの下流側の前記出口ノズル内へ吹き付けることを特徴
    とする特許請求の範囲第４項に記載の方法。
JP58013628A 1982-01-29 1983-01-29 充填ノズル装置および充填方法 Expired - Lifetime JPH0641291B2 (ja)

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US343919 1982-01-29

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