JPH0610792Y2 - 低オーバーランアイス用自動充填装置 - Google Patents
低オーバーランアイス用自動充填装置Info
- Publication number
- JPH0610792Y2 JPH0610792Y2 JP1989032416U JP3241689U JPH0610792Y2 JP H0610792 Y2 JPH0610792 Y2 JP H0610792Y2 JP 1989032416 U JP1989032416 U JP 1989032416U JP 3241689 U JP3241689 U JP 3241689U JP H0610792 Y2 JPH0610792 Y2 JP H0610792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- valve
- mix
- shutter
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Confectionery (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は低オーバーランアイス用自動充填装置に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術) 従来のアイス自動充填装置は実開昭54−180049
号公報や実開昭62−148076号公報にみられる如
く充填ノズルを左右一対配置して切り替え弁により左右
のノズルから交互にミックスを供給できるようになって
いる。これら充填機における充填バルブに対するミック
ス供給パイプは直角に取付られしかもシャッター弁の形
状は円錐形であった。
号公報や実開昭62−148076号公報にみられる如
く充填ノズルを左右一対配置して切り替え弁により左右
のノズルから交互にミックスを供給できるようになって
いる。これら充填機における充填バルブに対するミック
ス供給パイプは直角に取付られしかもシャッター弁の形
状は円錐形であった。
(考案が解決しようとする課題) 昨今、アイスクリーム業界の実状は、低オーバーランの
傾向があるが、従来の以上のような充填機で低オーバー
ランのミックスを充填しようとすると、ミックスの粘度
が高いため流動的に充填バルブに供給できず、しかも充
填バルブに対するミックス供給パイプの取付けは直角の
ため、そのパイプ抵抗でノズル口に円滑にミックスが供
給されず、充填バルブ内の内圧が高まるという欠点があ
り、又シャッター弁の形状が単に円錐形のため、ミック
スの切れが悪く、したがってミックスだれを発生し、か
つ均一な充填量が望ないために低オーバーランのミック
スが硬化すると膨張して少しでも量オーバー製品は蓋浮
き、洩れが頻繁に出易く容器を汚すという欠点がある。
傾向があるが、従来の以上のような充填機で低オーバー
ランのミックスを充填しようとすると、ミックスの粘度
が高いため流動的に充填バルブに供給できず、しかも充
填バルブに対するミックス供給パイプの取付けは直角の
ため、そのパイプ抵抗でノズル口に円滑にミックスが供
給されず、充填バルブ内の内圧が高まるという欠点があ
り、又シャッター弁の形状が単に円錐形のため、ミック
スの切れが悪く、したがってミックスだれを発生し、か
つ均一な充填量が望ないために低オーバーランのミック
スが硬化すると膨張して少しでも量オーバー製品は蓋浮
き、洩れが頻繁に出易く容器を汚すという欠点がある。
したがって、本考案はアイスミックスの充填が円滑に行
われる低オーバーランアイス用自動充填装置をうること
を目的とするものである。
われる低オーバーランアイス用自動充填装置をうること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は以上のような目的を達成するため、次のような
低オーバーランアイス用自動充填装置を提供するもので
ある。
低オーバーランアイス用自動充填装置を提供するもので
ある。
すなわち、充填ノズルを左右一対に配置して、切換弁に
より左右のノズルに交互にミックスを連続して供給でき
るように構成し、かつ充填バルブにミックス供給パイプ
を下向き傾斜状態に取付けたものにおいて、シャッター
弁の形状が上向き円錐体と下向き円錐体を一体的に形成
した卵形のもので形成され、下向き円錐体の先端がノズ
ル口から突出したものであって、しかもシャッター弁を
柔らかく上げかつゆっくり下げるスピードと充填量の微
調整のためのスピードとをスピードコントローラーで制
御できるごとく構成した低オーバーランアイス用自動充
填装置である。
より左右のノズルに交互にミックスを連続して供給でき
るように構成し、かつ充填バルブにミックス供給パイプ
を下向き傾斜状態に取付けたものにおいて、シャッター
弁の形状が上向き円錐体と下向き円錐体を一体的に形成
した卵形のもので形成され、下向き円錐体の先端がノズ
ル口から突出したものであって、しかもシャッター弁を
柔らかく上げかつゆっくり下げるスピードと充填量の微
調整のためのスピードとをスピードコントローラーで制
御できるごとく構成した低オーバーランアイス用自動充
填装置である。
(作用) 充填バルブは容器位置まで、エアシリンダーで昇降し、
容器内にあってはカム機構で昇降して、容器底部からミ
ックスを容器に供給しながら上昇して、容器上部でシャ
ッター弁でノズル口を閉じるようになっている。
容器内にあってはカム機構で昇降して、容器底部からミ
ックスを容器に供給しながら上昇して、容器上部でシャ
ッター弁でノズル口を閉じるようになっている。
かかる充填ノズルが左右一対であるので、交互にミック
ス供給パイプからノズル口にミックスが連続的に供給さ
れ、充填バルブに対してミックス供給パイプを下向き傾
斜状態に取付けることにより、低オーバーランミックス
でミックスが硬くとも、パイプ抵抗はなく、自動的に流
れて充填バルブの内圧が高まることがなく、しかも充填
バルブ内の内圧が高まることはない。又シャッター弁は
上向き円錐体と下向き円錐体を一体的に形成した卵形の
もので形成され、下向き円錐体の先端がノズル口から突
出しているのでミックス切れがよく、かつ又シャッター
弁はスピードコントローラーで液の物性と充填量に対応
してスピードが制御され、弁の閉じる時はスピードはゆ
っくり下降し、弁を開ける時のスピードは柔らかく上昇
して充填が円滑に行われる。
ス供給パイプからノズル口にミックスが連続的に供給さ
れ、充填バルブに対してミックス供給パイプを下向き傾
斜状態に取付けることにより、低オーバーランミックス
でミックスが硬くとも、パイプ抵抗はなく、自動的に流
れて充填バルブの内圧が高まることがなく、しかも充填
バルブ内の内圧が高まることはない。又シャッター弁は
上向き円錐体と下向き円錐体を一体的に形成した卵形の
もので形成され、下向き円錐体の先端がノズル口から突
出しているのでミックス切れがよく、かつ又シャッター
弁はスピードコントローラーで液の物性と充填量に対応
してスピードが制御され、弁の閉じる時はスピードはゆ
っくり下降し、弁を開ける時のスピードは柔らかく上昇
して充填が円滑に行われる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
先ず、本考案の図面をかりて充填機全体の説明をする
と、第5図においてコンベア上のA位置で容器が供給機
(1)で供給され、B位置で異物除去装置(2)で容器
内の異物が吸引除去され、C位置においてアイスミック
ス充填機(3)で容器にアイスミックスが充填される。
と、第5図においてコンベア上のA位置で容器が供給機
(1)で供給され、B位置で異物除去装置(2)で容器
内の異物が吸引除去され、C位置においてアイスミック
ス充填機(3)で容器にアイスミックスが充填される。
そしてD位置で中蓋供給機(4)で中蓋が容器に供給さ
れ、F位置で外蓋供給機(5)で外蓋が容器に供給さ
れ、かくして、キャッピングされて容器は製品となって
コンベアから排出される。
れ、F位置で外蓋供給機(5)で外蓋が容器に供給さ
れ、かくして、キャッピングされて容器は製品となって
コンベアから排出される。
従来の充填機は第6図に示す如く、図示しないゼネバー
機構からローラーチェーンを介して駆動される上下カム
(6)のコロ(7)でリンク機構(8)が駆動され、こ
れで立軸メタル(9)を貫通する立シャフト(10)を昇降
させる。
機構からローラーチェーンを介して駆動される上下カム
(6)のコロ(7)でリンク機構(8)が駆動され、こ
れで立軸メタル(9)を貫通する立シャフト(10)を昇降
させる。
立シャフト(10)には、充填バルブ(11)が取付けられ、充
填バルブ(11)は又エアシリンダー(12)で昇降できるよう
になっている。
填バルブ(11)は又エアシリンダー(12)で昇降できるよう
になっている。
以上のような充填機は、充填バルブ(11)がエアシリンダ
ー(12)で充填容器の近くまで下降せしめられ、容器内で
はカム(6)によって昇降せしめられるもので、ミック
スの充填は容器底部から始まり、上昇しながらミックス
を充填して行く。
ー(12)で充填容器の近くまで下降せしめられ、容器内で
はカム(6)によって昇降せしめられるもので、ミック
スの充填は容器底部から始まり、上昇しながらミックス
を充填して行く。
そして、容器の上端で充填バルブ(11)のシャッター弁が
閉じられるようになっている。
閉じられるようになっている。
又充填バルブ(11)へのミックスの供給は、2つのバルブ
の交互切換により行われ、充填バルブ(11)へのミックス
供給パイプ(13)は第7図の如く直角に取付けられ、ノズ
ル口(16)をシャッターロッド(14)で開閉するシャッター
弁(15)は円錐形となっている。
の交互切換により行われ、充填バルブ(11)へのミックス
供給パイプ(13)は第7図の如く直角に取付けられ、ノズ
ル口(16)をシャッターロッド(14)で開閉するシャッター
弁(15)は円錐形となっている。
したがって、この充填機を用いて低オーバーランのミッ
クスを充填しようとすると、ミックス供給パイプ(13)か
ら、充填バルブ(11)に供給される際、ミックス供給パイ
プ(13)が充填バルブ(11)に直角に取付けられているた
め、パイプ抵抗で詰まり易く、したがってミックスの粘
度が高いことと、相俟って内圧が高まって充填バルブが
破損しかねない。
クスを充填しようとすると、ミックス供給パイプ(13)か
ら、充填バルブ(11)に供給される際、ミックス供給パイ
プ(13)が充填バルブ(11)に直角に取付けられているた
め、パイプ抵抗で詰まり易く、したがってミックスの粘
度が高いことと、相俟って内圧が高まって充填バルブが
破損しかねない。
又シャッター弁(15)を閉めるために、シャッターロッド
(14)を上昇せしめようとしても、内圧の高まったミック
スの抵抗にあって容易に上昇しない。
(14)を上昇せしめようとしても、内圧の高まったミック
スの抵抗にあって容易に上昇しない。
したがってミックスの切れが悪く、ミックスだれを生じ
る。
る。
しかも、シャッター弁の先端が平面であるため、容器内
に充填されたミックスから引き上げられる際、アイスミ
ックスがこの面に附着して引上げられるので、ミックス
だれが更に助長される。本考案は以上のような欠点を解
消したものである。すなわち、第1図に示すようなもの
で本考案は構成されている。
に充填されたミックスから引き上げられる際、アイスミ
ックスがこの面に附着して引上げられるので、ミックス
だれが更に助長される。本考案は以上のような欠点を解
消したものである。すなわち、第1図に示すようなもの
で本考案は構成されている。
従来のものと同時にゼネバー機構からローラチェーンを
介して駆動されるカムで昇降する外枠(17)はアーチ形を
なし、その横桁(17a)上にエアシリンダー(18)が取付け
られている。エアシリンダー(18)のロッド(19)の下端
に、内枠(20)の横桁(20a)が取付けられており、内枠(2
0)の縦枠(20b)の左右に取付けられたガイド筒(21)(21)
が外枠(17)の縦ロッド(17b)に沿って昇降するようにな
っている。内枠(20)の底桁(20c)には充填バルブ(22)が
取付けられ、これと平行にスピードコントローラー(23)
を支持するステー(24)が取付けられている。
介して駆動されるカムで昇降する外枠(17)はアーチ形を
なし、その横桁(17a)上にエアシリンダー(18)が取付け
られている。エアシリンダー(18)のロッド(19)の下端
に、内枠(20)の横桁(20a)が取付けられており、内枠(2
0)の縦枠(20b)の左右に取付けられたガイド筒(21)(21)
が外枠(17)の縦ロッド(17b)に沿って昇降するようにな
っている。内枠(20)の底桁(20c)には充填バルブ(22)が
取付けられ、これと平行にスピードコントローラー(23)
を支持するステー(24)が取付けられている。
スピードコントローラー(23)のロッド(24a)の上端は連
結ロッド(25)で充填バルブ(22)のシャッターロッド(26)
に取付けられている。シャッターロッド(26)のシャッタ
ー弁(27)は第4図の如く下向き円錐体と上向き円錐体を
一体として卵形をなし、下向き円錐体の先端がノズル口
(28)から突き出る形のものとなっている。
結ロッド(25)で充填バルブ(22)のシャッターロッド(26)
に取付けられている。シャッターロッド(26)のシャッタ
ー弁(27)は第4図の如く下向き円錐体と上向き円錐体を
一体として卵形をなし、下向き円錐体の先端がノズル口
(28)から突き出る形のものとなっている。
なお、シャッターロッド(26)は分解し易くするために、
連結ロッド(25)に対して着脱自在に取付けられる。これ
によって、シャッターロッドを洗浄のため分解できる。
連結ロッド(25)に対して着脱自在に取付けられる。これ
によって、シャッターロッドを洗浄のため分解できる。
充填バルブ(22)に対するミックス供給パイプ(29)は、第
4図に示すように下向き傾斜に取付けられ、充填バルブ
(22)のミックスの供給が流動的に行なわなれるようにな
っている。
4図に示すように下向き傾斜に取付けられ、充填バルブ
(22)のミックスの供給が流動的に行なわなれるようにな
っている。
本考案は以上のような充填バルブが、第3図に示すよう
に左右一対設けられており、切換弁(30)の切換により連
続的にミックスが充填バルブに送られるようになってい
る。
に左右一対設けられており、切換弁(30)の切換により連
続的にミックスが充填バルブに送られるようになってい
る。
以上のように構成された本考案、低オーバーランアイス
用自動充填装置はエアシリンダー(18)でそのロッド(19)
から内枠(20)を介して、充填バルブ(22)が充填容器に近
くまで昇降せしめられ、容器内における充填バルブ(22)
の移動は、カム(31)から外枠(17)を動かすことによって
容器内における充填ストロークがえられる。
用自動充填装置はエアシリンダー(18)でそのロッド(19)
から内枠(20)を介して、充填バルブ(22)が充填容器に近
くまで昇降せしめられ、容器内における充填バルブ(22)
の移動は、カム(31)から外枠(17)を動かすことによって
容器内における充填ストロークがえられる。
充填バルブは左右二連式のため、これに対応して外枠(1
7)を動かすカムも左右一対(31)(31a)あって、第2図に
示すように90°位相がずれて同一軸(32)上に取付けられ
ている。
7)を動かすカムも左右一対(31)(31a)あって、第2図に
示すように90°位相がずれて同一軸(32)上に取付けられ
ている。
シャッター弁(27)の入切はスピードコントローラー(23)
に対するニードル弁を介して送られるエアによって行わ
れるもので、スピードコントローラー(23)のロッド(24
a)で連結ロッド(25)を介してシャッターロッド(26)が昇
降することによっておこなわれる。
に対するニードル弁を介して送られるエアによって行わ
れるもので、スピードコントローラー(23)のロッド(24
a)で連結ロッド(25)を介してシャッターロッド(26)が昇
降することによっておこなわれる。
スピードコントローラー(23)はシャッター弁(27)の入切
を行うの他、シャッター弁(27)のスピードを可変し、こ
れによって充填量が変えられるようになっており、充填
量の微調整をもなしうる。
を行うの他、シャッター弁(27)のスピードを可変し、こ
れによって充填量が変えられるようになっており、充填
量の微調整をもなしうる。
又、スピードコントローラー(23)はシャッター弁(27)の
開閉のクッション作用をもするので、柔く上がる時と、
ゆっくり下げる時のスピードコントロールを行うもので
ある。
開閉のクッション作用をもするので、柔く上がる時と、
ゆっくり下げる時のスピードコントロールを行うもので
ある。
何れにしても、エアシリンダー(18)は容器にミックスを
充填後、早く上げるように作動するが、カムによる昇降
はゆっくり作動させるようにする。
充填後、早く上げるように作動するが、カムによる昇降
はゆっくり作動させるようにする。
又本考案によれば、以上のような充填部が第3図の如
く、左右一対設けられていて、切換弁(30)を介して左右
何れかのミックス供給パイプ(29)にミックスが連続的に
送られることと、ミックス供給パイプ(29)が充填バルブ
(22)に下向きに傾斜して取付けられていることにより、
ミックスはパイプ抵抗をうけることなく、流動的に供給
されて停滞することがなく、ミックスの低オーバーラン
による内圧が高まることはない。
く、左右一対設けられていて、切換弁(30)を介して左右
何れかのミックス供給パイプ(29)にミックスが連続的に
送られることと、ミックス供給パイプ(29)が充填バルブ
(22)に下向きに傾斜して取付けられていることにより、
ミックスはパイプ抵抗をうけることなく、流動的に供給
されて停滞することがなく、ミックスの低オーバーラン
による内圧が高まることはない。
しかも、シャッター弁(27)は卵形をなしているので、ミ
ックスをその下向き円錐体の先端でノズル口から押し出
すように作用し、したがってミックスが充填ノズルに詰
まることがないし、又ミックスを早く押し出すように働
くのでミックスが尾を引くことがなくてミックス切れが
よく、シャッター弁の上向き円錐体によりシャッターロ
ッドの上昇時抵抗が少なくてミックスによる抵抗が働い
てシャッターロッドの上昇が妨げられるということはな
い。加えてシャッター弁はスピードコントローラーで液
の物性と充填量に対応してスピードを制御することによ
り充填が円滑に行われる。
ックスをその下向き円錐体の先端でノズル口から押し出
すように作用し、したがってミックスが充填ノズルに詰
まることがないし、又ミックスを早く押し出すように働
くのでミックスが尾を引くことがなくてミックス切れが
よく、シャッター弁の上向き円錐体によりシャッターロ
ッドの上昇時抵抗が少なくてミックスによる抵抗が働い
てシャッターロッドの上昇が妨げられるということはな
い。加えてシャッター弁はスピードコントローラーで液
の物性と充填量に対応してスピードを制御することによ
り充填が円滑に行われる。
そして弁の閉じるスピードはゆっくり下降するのが良
く、弁を開けるスピードは柔らかく上昇するのがよい。
これは以下の理由からである。
く、弁を開けるスピードは柔らかく上昇するのがよい。
これは以下の理由からである。
弁の閉じるスピードが遅いと流量が徐々に減少するた
めシャッター弁先端部にミックスが少なくなりミックス
だれが少なくて済む。
めシャッター弁先端部にミックスが少なくなりミックス
だれが少なくて済む。
弁の閉じるスピードが早すぎると充填ノズル口とシャ
ッター弁の先端の衝撃が多くなり損傷が早くなる。
ッター弁の先端の衝撃が多くなり損傷が早くなる。
弁の閉じるスピードが早いと流量の変化が大きくミッ
クスの切れが良くなく、シャッター弁の先端に付着した
ミックスが多いのでフランジ部に落ちてミックスだれに
よるシール不良が生じ易くなる。
クスの切れが良くなく、シャッター弁の先端に付着した
ミックスが多いのでフランジ部に落ちてミックスだれに
よるシール不良が生じ易くなる。
弁を閉じるスピードが柔らかく上昇すると外部から充
填ノズル口内へのエアーが吸引されずにミックス中にエ
アーが取り込められないので量目不足(量目不安定)に
はならない。
填ノズル口内へのエアーが吸引されずにミックス中にエ
アーが取り込められないので量目不足(量目不安定)に
はならない。
弁を開けるスピードが早く上昇すると外部から充填ノ
ズル口内へエアーが吸引されてミックス中にエアーが取
り込められて充填されるので量目不足(量目不安定)に
つながる。
ズル口内へエアーが吸引されてミックス中にエアーが取
り込められて充填されるので量目不足(量目不安定)に
つながる。
何れにしても本案のものはシャッター弁を卵形にしたの
でミックスの切れがよくかつ又抵抗が少ないので上昇し
易く、ミックスの流動状態が良い状態でシャッター弁を
開閉できる。
でミックスの切れがよくかつ又抵抗が少ないので上昇し
易く、ミックスの流動状態が良い状態でシャッター弁を
開閉できる。
(考案の効果) 通常フリーザーより送られてくるミックスは、常に低オ
ーバーランで充填バルブのシリンダーに内圧が加わり、
圧の逃げ場がないものであるが、本考案によれば、左右
一対の充填バルブに交互にミックスを供給する、いわゆ
る交互充填を取り入れているため、ミックスの充填バル
ブシリンダー内での内圧が高まることはなく、又充填バ
ルブに対するミックス供給パイプの取付角度が下向きに
傾斜しているため、パイプ抵抗がかからず、したがって
充填バルブ内の内圧が更に高まることがない。
ーバーランで充填バルブのシリンダーに内圧が加わり、
圧の逃げ場がないものであるが、本考案によれば、左右
一対の充填バルブに交互にミックスを供給する、いわゆ
る交互充填を取り入れているため、ミックスの充填バル
ブシリンダー内での内圧が高まることはなく、又充填バ
ルブに対するミックス供給パイプの取付角度が下向きに
傾斜しているため、パイプ抵抗がかからず、したがって
充填バルブ内の内圧が更に高まることがない。
又充填バルブ内に内圧がかからないところから、充填完
了のシャッターロッドが下降から上昇運動ができなくな
ることがない。
了のシャッターロッドが下降から上昇運動ができなくな
ることがない。
更に又、シャッター弁が卵形に形成されているので、シ
ャッター弁の切れが悪くなく、ミックスだれを生じな
い。
ャッター弁の切れが悪くなく、ミックスだれを生じな
い。
これに加えて、シャッター弁はスピードコントローラー
で入切の制御をするようにしたので、充填量を可変でき
ると共に、充填時シャッター弁をゆっくり下降せしめ、
上昇時柔く上昇せしめることができて、ミックスの流動
状態がよくシャッター弁の形状と相俟って、ミックスだ
れを生じさせないという効果がある。
で入切の制御をするようにしたので、充填量を可変でき
ると共に、充填時シャッター弁をゆっくり下降せしめ、
上昇時柔く上昇せしめることができて、ミックスの流動
状態がよくシャッター弁の形状と相俟って、ミックスだ
れを生じさせないという効果がある。
第1図は本考案装置の充填部の正面図 第2図は同上の昇降機構図 第3図は本考案装置の充填部の平面図 第4図は本考案装置の充填バルブの一部切欠正面図 第5図は充填機の全体図 第6図は従来の充填部の説明図 第7図は従来の充填バルブの一部切欠正面図である。 (1)……容器供給機 (2)……異物除去装置 (3)……アイスミックス充填機 (4)……中蓋供給機 (5)……外蓋供給機 (17)……外枠 (18)……エアシリンダー (20)……内枠 (21)……ガイド筒 (22)……充填バルブ (26)……シャッターロッド (27)……シャッター弁 (29)……ミックス供給パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 景 埼玉県浦和市高砂4―6―6 メゾン高砂 303号 (72)考案者 荒木 昭治 愛知県豊橋市菰口町6―28 (56)参考文献 特開 昭63−119653(JP,A) 特開 昭58−183422(JP,A) 特開 昭58−90022(JP,A) 実開 昭54−180049(JP,U) 実開 昭62−148076(JP,U) 特公 昭28−4686(JP,B1) 実公 昭25−8168(JP,Y1) 実公 昭44−14478(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】充填ノズルを左右一対に配置して、切換弁
により左右のノズルに交互にミックスを連続して供給で
きるように構成し、かつ充填バルブにミックス供給パイ
プを下向き傾斜状態に取付けたものにおいて、シャッタ
ー弁の形状が上向き円錐体と下向き円錐体を一体的に形
成した卵形のもので形成され、下向き円錐体の先端がノ
ズル口から突出したものであって、しかもシャッター弁
を柔らかく上げかつゆっくり下げるスピードと充填量の
微調整のためのスピードとをスピードコントローラーで
制御できるごとく構成した低オーバーランアイス用自動
充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989032416U JPH0610792Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 低オーバーランアイス用自動充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989032416U JPH0610792Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 低オーバーランアイス用自動充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02123882U JPH02123882U (ja) | 1990-10-11 |
JPH0610792Y2 true JPH0610792Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31258895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989032416U Expired - Lifetime JPH0610792Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 低オーバーランアイス用自動充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610792Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2806209B2 (ja) * | 1993-05-19 | 1998-09-30 | 住友化学工業株式会社 | 液体の充填方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581443Y2 (ja) * | 1978-06-08 | 1983-01-11 | 雪印乳業株式会社 | バルク物アイスクリ−ム充填機 |
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1989
- 1989-03-22 JP JP1989032416U patent/JPH0610792Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02123882U (ja) | 1990-10-11 |
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