JPH0641246A - ヒ−トシ−ル包装材料用単層塩化ビニリデン系共重合体フィルム - Google Patents
ヒ−トシ−ル包装材料用単層塩化ビニリデン系共重合体フィルムInfo
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- JPH0641246A JPH0641246A JP19677592A JP19677592A JPH0641246A JP H0641246 A JPH0641246 A JP H0641246A JP 19677592 A JP19677592 A JP 19677592A JP 19677592 A JP19677592 A JP 19677592A JP H0641246 A JPH0641246 A JP H0641246A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 塩化ビニリデンと（１）式で表されるアルキ
ル（メタ）アクリレートの１種以上とからなる塩化ビニ
リデン系共重合体のヒートシール包装材料用単層塩化ビ
ニリデン系共重合体フィルム。 ＣＨ2＝ＣＲ1ＣＯＯＲ2 （１） 【効果】 この塩化ビニリデン系共重合体フィルムは、
酸素遮断性，防湿性に優れた単層のヒートシール包装材
料用フィルムとして好適である。
ル（メタ）アクリレートの１種以上とからなる塩化ビニ
リデン系共重合体のヒートシール包装材料用単層塩化ビ
ニリデン系共重合体フィルム。 ＣＨ2＝ＣＲ1ＣＯＯＲ2 （１） 【効果】 この塩化ビニリデン系共重合体フィルムは、
酸素遮断性，防湿性に優れた単層のヒートシール包装材
料用フィルムとして好適である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化ビニリデン系共重
合体から製造される、食品包装等に使用される高酸素遮
断性，高防湿性の単層のヒートシール包装材料用フィル
ムに関する。具体的用途例としては、板かまぼこ用フィ
ルム，チーズ用フィルム，こんにゃく用フィルム，ソー
セージ用フィルム，各種トレー包装用フィルム等を挙げ
ることができる。
合体から製造される、食品包装等に使用される高酸素遮
断性，高防湿性の単層のヒートシール包装材料用フィル
ムに関する。具体的用途例としては、板かまぼこ用フィ
ルム，チーズ用フィルム，こんにゃく用フィルム，ソー
セージ用フィルム，各種トレー包装用フィルム等を挙げ
ることができる。
【０００２】
【従来の技術】塩化ビニリデン系共重合体から製造され
るフィルムは、酸素遮断性，防湿性，透明性，耐薬品
性，耐油性，密着性，熱収縮性等に優れており、食品衛
生性も高いため多種多様の食品包装等のフィルムに使用
されている。従来の塩化ビニリデン系共重合体から製造
されるフィルムは、ヒートシール強度が低いため、単層
フィルムの場合にはシール方式として高周波シールが一
般的に採用されている。しかし、高周波シール機はヒー
トシール機に比べて高価なために、特殊な用途以外には
用いられていないのが実状である。また、ヒートシール
性を付与するために、共押出しあるいはラミネート等に
よりヒートシール性素材であるポリオレフィン等を外層
にした多層フィルムも使用されている。しかし、多層化
するための設備が高価であり、また多層化することによ
り必然的にフィルムが厚くなり、昨今の廃棄物問題上か
らも好ましくない。
るフィルムは、酸素遮断性，防湿性，透明性，耐薬品
性，耐油性，密着性，熱収縮性等に優れており、食品衛
生性も高いため多種多様の食品包装等のフィルムに使用
されている。従来の塩化ビニリデン系共重合体から製造
されるフィルムは、ヒートシール強度が低いため、単層
フィルムの場合にはシール方式として高周波シールが一
般的に採用されている。しかし、高周波シール機はヒー
トシール機に比べて高価なために、特殊な用途以外には
用いられていないのが実状である。また、ヒートシール
性を付与するために、共押出しあるいはラミネート等に
よりヒートシール性素材であるポリオレフィン等を外層
にした多層フィルムも使用されている。しかし、多層化
するための設備が高価であり、また多層化することによ
り必然的にフィルムが厚くなり、昨今の廃棄物問題上か
らも好ましくない。
【０００３】これらの、従来の塩化ビニリデン系共重合
体から工業的に製造されるフィルムに用いられている塩
化ビニリデン系共重合体は、塩化ビニリデンと塩化ビニ
ルの２種類のモノマーからなる共重合体である。
体から工業的に製造されるフィルムに用いられている塩
化ビニリデン系共重合体は、塩化ビニリデンと塩化ビニ
ルの２種類のモノマーからなる共重合体である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の如き状況にある塩化ビニリデン系共重合体から製造さ
れるフィルムにヒートシール性を付与し、酸素遮断性，
防湿性に優れた単層でのヒートシール包装材料用塩化ビ
ニリデン系共重合体フィルムを提供することを目的とす
るものである。
の如き状況にある塩化ビニリデン系共重合体から製造さ
れるフィルムにヒートシール性を付与し、酸素遮断性，
防湿性に優れた単層でのヒートシール包装材料用塩化ビ
ニリデン系共重合体フィルムを提供することを目的とす
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者は、塩化ビニリ
デン系共重合体から製造される単層フィルムにヒートシ
ール性を付与するために鋭意研究を重ねた結果、特定樹
脂組成の塩化ビニリデン系共重合体から製造される単層
塩化ビニリデン系共重合体フィルムがヒートシール性を
有することを見いだし、本発明を完成するに至った。
デン系共重合体から製造される単層フィルムにヒートシ
ール性を付与するために鋭意研究を重ねた結果、特定樹
脂組成の塩化ビニリデン系共重合体から製造される単層
塩化ビニリデン系共重合体フィルムがヒートシール性を
有することを見いだし、本発明を完成するに至った。
【０００６】すなわち本発明は、塩化ビニリデンと
（１）式で表されるアルキル（メタ）アクリレートの１
種以上とからなる塩化ビニリデン系共重合体のヒートシ
ール包装材料用単層ポリ塩化ビニリデン系共重合体フィ
ルムに関する。 ＣＨ2＝ＣＲ1ＣＯＯＲ2 （１） （式中のＲ1はＨあるいはＣＨ3、Ｒ2は炭素数１以上１
２以下のアルキル基） （１）式で表されるアルキル（メタ）アクリレートとし
ては、メチルアクリレート，エチルアクリレート，ブチ
ルアクリレート，２−エチルヘキシルアクリレート，メ
チルメタアクリレート，エチルメタアクリレート，ブチ
ルメタアクリレート，２−エチルヘキシルメタアクリレ
ート等を挙げることが出来るが、メチルアクリレート，
２−エチルヘキシルアクリレートが好ましい。
（１）式で表されるアルキル（メタ）アクリレートの１
種以上とからなる塩化ビニリデン系共重合体のヒートシ
ール包装材料用単層ポリ塩化ビニリデン系共重合体フィ
ルムに関する。 ＣＨ2＝ＣＲ1ＣＯＯＲ2 （１） （式中のＲ1はＨあるいはＣＨ3、Ｒ2は炭素数１以上１
２以下のアルキル基） （１）式で表されるアルキル（メタ）アクリレートとし
ては、メチルアクリレート，エチルアクリレート，ブチ
ルアクリレート，２−エチルヘキシルアクリレート，メ
チルメタアクリレート，エチルメタアクリレート，ブチ
ルメタアクリレート，２−エチルヘキシルメタアクリレ
ート等を挙げることが出来るが、メチルアクリレート，
２−エチルヘキシルアクリレートが好ましい。
【０００７】塩化ビニリデン系共重合体中の塩化ビニリ
デン量は５０％以上９７％以下が好ましく、８５％以上
９５％以下が更に好ましい。また、（１）式で表される
アルキル（メタ）アクリレートの合計量は０．１％以上
２０％以下が好ましく、１％以上１０％以下が更に好ま
しい。本発明において塩化ビニリデン系共重合体中に
は、塩化ビニリデン及び（１）式で表されるアルキル
（メタ）アクリレートの他に、これらと共重合可能な単
量体を一種又は二種以上用いることができる。共重合可
能な単量体としては、共重合性に富むものであれば何で
もよいが、産業上有用なものとして、塩化ビニル；酢酸
ビニル，プロピオン酸ビニル等の脂肪族カルボン酸のビ
ニルエステル；アクリル酸，メタクリル酸，イタコン
酸，クロトン酸，マレイン酸，フマル酸，無水マレイン
酸等の不飽和脂肪族カルボン酸；スチレン，（メタ）ア
クリロニトリル，（メタ）アクリルアミドなどの共重合
性二重結合を有するオレフィン類；イソプレン，ブタジ
エン等の共重合性二重結合を２ケ有するジエン類及びク
ロロブタジエン等のそれらの塩化物；グリシジル（メ
タ）アクリレート，アリルグリシジルエーテル等の共重
合性二重結合とエポキシ基を有する単量体；ジビニルベ
ンゼンや二価の脂肪族アルコールの（メタ）アクリル酸
エステルのように共重合性二重結合を分子内に２ケ有す
る単量体等を挙げることが出来るが、塩化ビニルが特に
好ましい。また、塩化ビニリデン系共重合体中におい
て、共重合可能な単量体の合計量は２０％以下が好まし
く、１％以上１０％以下が更に好ましい。
デン量は５０％以上９７％以下が好ましく、８５％以上
９５％以下が更に好ましい。また、（１）式で表される
アルキル（メタ）アクリレートの合計量は０．１％以上
２０％以下が好ましく、１％以上１０％以下が更に好ま
しい。本発明において塩化ビニリデン系共重合体中に
は、塩化ビニリデン及び（１）式で表されるアルキル
（メタ）アクリレートの他に、これらと共重合可能な単
量体を一種又は二種以上用いることができる。共重合可
能な単量体としては、共重合性に富むものであれば何で
もよいが、産業上有用なものとして、塩化ビニル；酢酸
ビニル，プロピオン酸ビニル等の脂肪族カルボン酸のビ
ニルエステル；アクリル酸，メタクリル酸，イタコン
酸，クロトン酸，マレイン酸，フマル酸，無水マレイン
酸等の不飽和脂肪族カルボン酸；スチレン，（メタ）ア
クリロニトリル，（メタ）アクリルアミドなどの共重合
性二重結合を有するオレフィン類；イソプレン，ブタジ
エン等の共重合性二重結合を２ケ有するジエン類及びク
ロロブタジエン等のそれらの塩化物；グリシジル（メ
タ）アクリレート，アリルグリシジルエーテル等の共重
合性二重結合とエポキシ基を有する単量体；ジビニルベ
ンゼンや二価の脂肪族アルコールの（メタ）アクリル酸
エステルのように共重合性二重結合を分子内に２ケ有す
る単量体等を挙げることが出来るが、塩化ビニルが特に
好ましい。また、塩化ビニリデン系共重合体中におい
て、共重合可能な単量体の合計量は２０％以下が好まし
く、１％以上１０％以下が更に好ましい。
【０００８】本発明のフィルムを製造するための塩化ビ
ニリデン系共重合体は、懸濁重合法，乳化重合法，溶液
重合法等いずれの方法も可能であるが、懸濁重合法が好
んで用いられる。塩化ビニリデン系共重合体中には、成
形加工性，フィルム物性，熱安定性等を改良するために
各種の添加剤を加えることも可能である。各種の添加剤
としては、ジブチルセバケート（ＤＢＳ），アセチルト
リブチルシトレート（ＡＴＢＣ）等の可塑剤；エポキシ
化大豆油，エポキシ化アマニ油，エポキシ化ヒマシ油，
ビスフェノールＡジグリシジルエーテル，エポキシ化ポ
リブタジエン，エポキシステアリン酸オクチル等のエポ
キシ化合物；ビタミンＥ，ＢＨＴ，チオジプロピオン酸
アルキルエステル等の抗酸化剤；ピロリン酸ソーダ，ト
リポリリン酸ソーダ，ＥＤＴＡ−２Ｎａ，酸化マグネシ
ウム等の熱安定化助剤；各種光安定剤；各種滑剤；各種
着色剤等を挙げることが出来る。
ニリデン系共重合体は、懸濁重合法，乳化重合法，溶液
重合法等いずれの方法も可能であるが、懸濁重合法が好
んで用いられる。塩化ビニリデン系共重合体中には、成
形加工性，フィルム物性，熱安定性等を改良するために
各種の添加剤を加えることも可能である。各種の添加剤
としては、ジブチルセバケート（ＤＢＳ），アセチルト
リブチルシトレート（ＡＴＢＣ）等の可塑剤；エポキシ
化大豆油，エポキシ化アマニ油，エポキシ化ヒマシ油，
ビスフェノールＡジグリシジルエーテル，エポキシ化ポ
リブタジエン，エポキシステアリン酸オクチル等のエポ
キシ化合物；ビタミンＥ，ＢＨＴ，チオジプロピオン酸
アルキルエステル等の抗酸化剤；ピロリン酸ソーダ，ト
リポリリン酸ソーダ，ＥＤＴＡ−２Ｎａ，酸化マグネシ
ウム等の熱安定化助剤；各種光安定剤；各種滑剤；各種
着色剤等を挙げることが出来る。
【０００９】本発明のフィルムの製造法としては押出成
形法が好ましい。押出成形法としては周知の押出成形法
を用いることが出来る。例えば、スクリュー押出機のサ
ーキュラーダイから押出し、管状押出物を室温以下の第
１の冷却バスを通した後、第２の室温〜約５０℃の予熱
バスに通し、２組のピンチローラー間に空気を入れて膨
らませたバブルを形成させ延伸フィルムを作るインフレ
ーション法で成形出来るし、Ｔ−ダイより押出し急冷し
て無延伸フィルムを成形することも出来る。また、成形
フィルムには必要に応じてコロナ放電処理等の後加工を
することも出来る。
形法が好ましい。押出成形法としては周知の押出成形法
を用いることが出来る。例えば、スクリュー押出機のサ
ーキュラーダイから押出し、管状押出物を室温以下の第
１の冷却バスを通した後、第２の室温〜約５０℃の予熱
バスに通し、２組のピンチローラー間に空気を入れて膨
らませたバブルを形成させ延伸フィルムを作るインフレ
ーション法で成形出来るし、Ｔ−ダイより押出し急冷し
て無延伸フィルムを成形することも出来る。また、成形
フィルムには必要に応じてコロナ放電処理等の後加工を
することも出来る。
【００１０】
【実施例】次に、実施例及び比較例によって本発明をさ
らに詳細に説明する。例中のヒートシール強度，酸素透
過率及び水蒸気透過率は以下の方法によって求めた。 ヒートシール強度 テスター産業社製ヒートシーラーを用い、各温度−１ｋ
ｇ／ｃｍ−１秒の条件でヒートシールした後、フィルム
を１５ｍｍ幅に切りとり、引張試験機を用いて、１００
ｍｍ／分の速度で２０℃にてＴ型剥離試験を行い、ヒー
トシール強度を求めた。（単位：ｋｇ／１５ｍｍ幅） 酸素透過率 ＪＩＳ−Ｋ７１２６（モコン法）に準拠して測定し、１
μｍ厚みに換算した。（単位：ｃｃ・μｍ／ｍ2・ｄａ
ｙ・ａｔｍ ａｔ ２０℃−１００％ＲＨ） 水蒸気透過率 ＪＩＳ−Ｚ０２０８（カップ法）に準拠して測定し、１
μｍ厚みに換算した。（単位：ｇ・μｍ／ｍ2・ｄａｙ
ａｔ ４０℃−９０％ＲＨ）
らに詳細に説明する。例中のヒートシール強度，酸素透
過率及び水蒸気透過率は以下の方法によって求めた。 ヒートシール強度 テスター産業社製ヒートシーラーを用い、各温度−１ｋ
ｇ／ｃｍ−１秒の条件でヒートシールした後、フィルム
を１５ｍｍ幅に切りとり、引張試験機を用いて、１００
ｍｍ／分の速度で２０℃にてＴ型剥離試験を行い、ヒー
トシール強度を求めた。（単位：ｋｇ／１５ｍｍ幅） 酸素透過率 ＪＩＳ−Ｋ７１２６（モコン法）に準拠して測定し、１
μｍ厚みに換算した。（単位：ｃｃ・μｍ／ｍ2・ｄａ
ｙ・ａｔｍ ａｔ ２０℃−１００％ＲＨ） 水蒸気透過率 ＪＩＳ−Ｚ０２０８（カップ法）に準拠して測定し、１
μｍ厚みに換算した。（単位：ｇ・μｍ／ｍ2・ｄａｙ
ａｔ ４０℃−９０％ＲＨ）
【００１１】
【実施例１】共重合体中の塩化ビニリデンユニットが８
５重量％，２−エチルヘキシルアクリレートユニットが
５重量％，塩化ビニルユニット１０重量％である塩化ビ
ニリデン共重合体を用いて、インフレーション法で成膜
し、厚み４０μｍの延伸フィルムを得た。このフィルム
の各温度でのヒートシール強度，酸素透過率及び水蒸気
透過率を測定した。この測定結果を表１に示す。
５重量％，２−エチルヘキシルアクリレートユニットが
５重量％，塩化ビニルユニット１０重量％である塩化ビ
ニリデン共重合体を用いて、インフレーション法で成膜
し、厚み４０μｍの延伸フィルムを得た。このフィルム
の各温度でのヒートシール強度，酸素透過率及び水蒸気
透過率を測定した。この測定結果を表１に示す。
【００１２】
【実施例２】共重合体中の塩化ビニリデンユニットが９
０重量％，メチルアクリレートユニットが５重量％，塩
化ビニルユニット５重量％である塩化ビニリデン共重合
体を用いて、インフレーション法で成膜し、厚み４０μ
ｍの延伸フィルムを得た。このフィルムの各温度でのヒ
ートシール強度，酸素透過率及び水蒸気透過率を測定し
た。この測定結果を表１に示す。
０重量％，メチルアクリレートユニットが５重量％，塩
化ビニルユニット５重量％である塩化ビニリデン共重合
体を用いて、インフレーション法で成膜し、厚み４０μ
ｍの延伸フィルムを得た。このフィルムの各温度でのヒ
ートシール強度，酸素透過率及び水蒸気透過率を測定し
た。この測定結果を表１に示す。
【００１３】
【比較例１】市販の４０μｍ厚みのケーシング用単層塩
化ビニリデン系フィルム（旭化成工業製４５２タイプ）
について、各温度でのヒートシール強度，酸素透過率及
び水蒸気透過率を測定した。この測定結果を表１に示
す。このフィルムは塩化ビニリデンと塩化ビニルからな
る共重合体からインフレーション法で製造されたもので
ある。
化ビニリデン系フィルム（旭化成工業製４５２タイプ）
について、各温度でのヒートシール強度，酸素透過率及
び水蒸気透過率を測定した。この測定結果を表１に示
す。このフィルムは塩化ビニリデンと塩化ビニルからな
る共重合体からインフレーション法で製造されたもので
ある。
【００１４】
【比較例２】市販の６０μｍ厚みの食品包装用Ｌ−ＬＤ
ＰＥフィルム（東洋紡績製Ｌ６１０２タイプ）につい
て、各温度でのヒートシール強度，酸素透過率及び水蒸
気透過率を測定した。この測定結果を表１に示す。
ＰＥフィルム（東洋紡績製Ｌ６１０２タイプ）につい
て、各温度でのヒートシール強度，酸素透過率及び水蒸
気透過率を測定した。この測定結果を表１に示す。
【００１５】
【比較例３】市販の６０μｍ厚みの食品包装用ＣＰＰフ
ィルム（東洋紡績製Ｐ１１２０タイプ）について、各温
度でのヒートシール強度，酸素透過率及び水蒸気透過率
を測定した。この測定結果を表１に示す。
ィルム（東洋紡績製Ｐ１１２０タイプ）について、各温
度でのヒートシール強度，酸素透過率及び水蒸気透過率
を測定した。この測定結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】
【発明の効果】本発明の塩化ビニリデン系共重合体フィ
ルムはヒートシール性を有しているので、酸素遮断性，
防湿性に優れた単層のヒートシール包装材料として好適
である。
ルムはヒートシール性を有しているので、酸素遮断性，
防湿性に優れた単層のヒートシール包装材料として好適
である。
Claims (2)
- 【請求項１】 塩化ビニリデンと下記（１）式で表され
るアルキル（メタ）アクリレートの１種以上とからなる
塩化ビニリデン系共重合体のヒートシール包装材料用単
層塩化ビニリデン系共重合体フィルム。 ＣＨ2＝ＣＲ1ＣＯＯＲ2 （１） （式中のＲ1はＨあるいはＣＨ3、Ｒ2は炭素数１以上１
２以下のアルキル基） - 【請求項２】 塩化ビニリデン系共重合体が、塩化ビニ
リデン，（１）式で表されるアルキル（メタ）アクリレ
ート及びこれらと共重合可能な単量体の１種以上からな
ることを特徴とする請求項１記載のフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19677592A JPH0641246A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ヒ−トシ−ル包装材料用単層塩化ビニリデン系共重合体フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19677592A JPH0641246A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ヒ−トシ−ル包装材料用単層塩化ビニリデン系共重合体フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641246A true JPH0641246A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16363429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19677592A Pending JPH0641246A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ヒ−トシ−ル包装材料用単層塩化ビニリデン系共重合体フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641246A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002051891A1 (fr) * | 2000-12-25 | 2002-07-04 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Resine chimiquement degradable et film d'emballage |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP19677592A patent/JPH0641246A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002051891A1 (fr) * | 2000-12-25 | 2002-07-04 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Resine chimiquement degradable et film d'emballage |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001017 |