JPH0641080Y2 - 熱風発生機 - Google Patents

熱風発生機

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JPH0641080Y2
JPH0641080Y2 JP1986101168U JP10116886U JPH0641080Y2 JP H0641080 Y2 JPH0641080 Y2 JP H0641080Y2 JP 1986101168 U JP1986101168 U JP 1986101168U JP 10116886 U JP10116886 U JP 10116886U JP H0641080 Y2 JPH0641080 Y2 JP H0641080Y2
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JP
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heating element
spacer
air generator
heating
hot air
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JP1986101168U
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JPS637744U (ja
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貞義 竹綱
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貞義 竹綱
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、熱風発生機に関し、より詳しくは、熱風発生
機の発熱体部分の構造に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の熱風発生機においては、各種の発熱体を単に種々
の断熱材を介在させてハウジング内に固定したもの、ま
た、実開昭57-179043号公報に記載の考案に開示された
ように、空間を保って発熱体をハウジング内に固定した
ものがあった。
〈考案が解決しょうとする問題点〉 従来の熱風発生機においては、ハウジングの加熱を防止
する手段が不十分であり、空間を保って発熱体をハウジ
ング内に固定したものにおいても、その空間が発熱体の
全周囲に渡って設けられておらず、その断熱効果は不十
分であった。
更に、高温の熱風を吐出するものにおいては、発熱体の
熱膨張が大きく、この熱膨張による悪影響を考慮した熱
風発生機は存在していなかった。
本考案の目的とするところは、従来の熱風発生機におけ
る発熱体部分の構造を改良し、容易に発熱体ハウジング
の加熱を防止し、発熱体の加熱による発熱体支持構造の
熱膨張による影響を防止しうる発熱体部分の新規な構造
を提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記目的を達成するために、ブロアー(1)
及び発熱体(2)を組合せた熱風発生機において、発熱
体(2)を発熱ボックス(3)内に固定し、発熱ボック
ス(3)をその全周囲に渡り空間を保って発熱体ハウジ
ング内に収納し、この発熱体ハウジングの両側板(6)
(7)に挿通孔(20)を適宜数設け、これら挿通孔(2
0)内に、挿通孔(20)の内径より小さい外径を有する
スペーサー(19)を挿通し、このスペーサー(19)内に
螺子等の固定手段を挿通させてこの固定手段によって前
記発熱ボックス(3)を発熱体ハウジングの両側板
(6)(7)に支持させ、スペーサー(19)が側板
(6)(7)の挿通孔(20)内を摺動しうるようにし
た。
〈作用〉 本考案に係る熱風発生機においては、発熱ボックス
(3)の全周囲と発熱体ハウジングとの間に空間が保た
れているため、中間の空気層が断熱作用を有し、スペー
サー(19)を介して発熱ボックス(3)を発熱体ハウジ
ングに螺着しているため、発熱体ボックス(3)の熱膨
張による変形により、スペーサー(19)が発熱体ハウジ
ングの両側板(6)(7)に設けられた挿通孔(20)を
摺動し、該熱膨張による変形の影響を受けることがない
のである。
〈実施例〉 以下、添付の図面に基づき一実施例について説明する。
添付の図面は、すべて本考案についての実施例を図示し
ている。
第1図は、本考案の熱風発生機の概略を示す分解斜視図
であって、(1)はブロアー、(2)は発熱体であるブ
ロックヒーターである。該ブロックヒーター(2)は、
本願出願人が先に出願した実願昭59-29649号(実開昭60
-142493号)に開示した「熱風発生機の電熱線支持体」
に電熱線を設備したものを使用している。該ブロックヒ
ーター(2)は、上面が開口されている略直方体の発熱
ボックス(3)内にボルト等により固定される。この際
石綿等の断熱材を介在させるのは全く自由である。ま
た、発熱ボックス(3)の吸入口側側面と吐出口側側面
には、それぞれ開口部(4)(5)が設けられている。
(6)は、発熱体ハウジングの吸入口側側板であり、
(7)は、吐出口側側板である。両側板(6)(7)に
は、それぞれ、ブロアー(1)の吐出口(8)を発熱ボ
ックス(3)に螺着するための開口部(9)、及び吐出
口(10)(第3図)を取り付けるための開口部(11)が
穿設されている。(12)は発熱ボックス(3)の蓋板で
あり、(13)(14)(15)(16)は発熱体ハウジングの
側面板であり、(17)は発熱体ハウジングの底板であ
る。(18)は遮熱板であって、その上面に適宜断熱材の
層を設けることも可能である。
第2図は、発熱ボックス(3)と発熱体ハウジングの吐
出口側側板(7)との構造を図示する分解斜視図であっ
て、この部分の構造は、吸入口側側板(6)の部分と同
一である。
第3図は、上記部分の構成を説明するための要部断面図
である。
吐出口側側板(7)には、円筒形状の金属製のスペーサ
ー(19)を貫挿しうる挿通孔(20)が開口部(11)の周
辺の適宜位置の4箇所に穿設されている。スペーサー
(19)の材質は、金属製に限られず、合成樹脂及びセラ
ミックス等を使用することができ、全く自由である。
発熱ボックス(3)の吐出口側側面(21)には、前記4
箇所の挿通孔(20)に対応する位置に螺子穴(22)が設
けられている。これにより、ボルト(23)は、スペーサ
ー(19)を介して発熱ボックス(3)を発熱体ハウジン
グの吐出口側側板(7)に、スペーサー(19)が挿通孔
(20)を摺動するように螺着することが可能となる。
上記構成は、吸入口側側板(6)の部分においても同様
である。
以上、一実施例について説明したが、個々の構成につい
て適宜設計変更をすることは全く自由である。
〈効果〉 本考案においては、発熱ボックス内に発熱体を収納し
て、第1次的に断熱処理を行い、更に第2次的にこの発
熱ボックスの全周囲と発熱体ハウジングとの間に空間を
保持しているため、従来のものより断熱効果がより向上
する。
また、スペーサーの外径は、発熱体ハウジングの両側板
に設けられた挿通孔の内径より小さいため、スペーサー
と挿通孔との接触は点接触となり、両者の熱伝導を極め
て小さく抑えることが出来る。従って、実施例に示した
ように断熱材を使用せずともその断熱効果は殆ど変わら
ないのである。
また、発熱体の加熱による発熱ボックスの熱膨張による
変形の影響を発熱体ハウジングは全く受けないという大
きな効果も有するものである。
以上のとおり、本考案に係る熱風発生機は簡便な構成に
より、実用性の高い、すぐれた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、すべて本考案の実施例を図示しており、第
1図はその分解斜視図、第2図は要部分解斜視図、及
び、第3図は要部説明断面図である。 図中符号(1)……ブロアー、(2)……ブロックヒー
ター、(3)……発熱ボックス、(6)……吸入口側側
板、(7)……吐出口側側板、(19)……スペーサー、
(20)……挿通孔、(23)……螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロアー(1)及び発熱体(2)を組合せ
    た熱風発生機において、発熱体(2)を発熱ボックス
    (3)内に固定し、発熱ボックス(3)をその全周囲に
    渡り空間を保って発熱体ハウジング内に収納し、この発
    熱体ハウジングの両側板(6)(7)に挿通孔(20)を
    適宜数設け、これら挿通孔(20)内に、挿通孔(20)の
    内径より小さい外径を有するスペーサー(19)を挿通
    し、このスペーサー(19)内に螺子等の固定手段を挿通
    させてこの固定手段によって前記発熱ボックス(3)を
    発熱体ハウジングの両側板(6)(7)に支持させ、ス
    ペーサー(19)が側板(6)(7)の挿通孔(20)内を
    摺動しうることを特徴とする熱風発生機。
JP1986101168U 1986-06-30 1986-06-30 熱風発生機 Expired - Lifetime JPH0641080Y2 (ja)

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JPS637744U JPS637744U (ja) 1988-01-19
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ID=30971667

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823148U (ja) * 1971-07-24 1973-03-16
JPS6039711Y2 (ja) * 1979-08-27 1985-11-28 大日本印刷株式会社 熱風供給装置
JPS6234198Y2 (ja) * 1981-05-08 1987-09-01

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JPS637744U (ja) 1988-01-19

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