JPH0640979Y2 - スラスト軸受 - Google Patents
スラスト軸受Info
- Publication number
- JPH0640979Y2 JPH0640979Y2 JP1989023462U JP2346289U JPH0640979Y2 JP H0640979 Y2 JPH0640979 Y2 JP H0640979Y2 JP 1989023462 U JP1989023462 U JP 1989023462U JP 2346289 U JP2346289 U JP 2346289U JP H0640979 Y2 JPH0640979 Y2 JP H0640979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- thrust bearing
- ring
- leaf spring
- rings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/08—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement primarily for axial load, e.g. for vertically-arranged shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/10—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for axial load mainly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スラスト軸受の外輪と内輪との間に予圧を
与え且つ非分離としたスラスト軸受に関する。
与え且つ非分離としたスラスト軸受に関する。
自動車の変速ギヤ機構の軸端部などではギヤ比を変える
際スラスト荷重が作用するためスラスト軸受が使用され
る。従来このようなスラスト軸受は第５図に示すよう
に、外輪20の切欠部20aと内輪21の切欠部21aとの間に返
しの付いたカバー22を係止させて非分離とすると共にグ
リース洩れを防止する構造としている。また、スラスト
軸受に予圧を与えるためハウジング23と内輪との間に軸
方向に弾性変形する皿バネ24が挟着される。このように
スラスト軸受には軸方向の荷重変動に対応出来るよう予
圧を与える構造とするものがあるが、その他皿バネのよ
うに軸方向に弾性変形可能とした軌道輪を有するものと
して、例えば実開昭63-49020号で開示されているような
軌道輪、或いは実開昭54-177437号で開示されているよ
うな軌道輪が知られている。
際スラスト荷重が作用するためスラスト軸受が使用され
る。従来このようなスラスト軸受は第５図に示すよう
に、外輪20の切欠部20aと内輪21の切欠部21aとの間に返
しの付いたカバー22を係止させて非分離とすると共にグ
リース洩れを防止する構造としている。また、スラスト
軸受に予圧を与えるためハウジング23と内輪との間に軸
方向に弾性変形する皿バネ24が挟着される。このように
スラスト軸受には軸方向の荷重変動に対応出来るよう予
圧を与える構造とするものがあるが、その他皿バネのよ
うに軸方向に弾性変形可能とした軌道輪を有するものと
して、例えば実開昭63-49020号で開示されているような
軌道輪、或いは実開昭54-177437号で開示されているよ
うな軌道輪が知られている。
第５図に示すように、カバー22で非分離とし皿バネ24で
予圧を与える構造とするスラスト軸受では時々これらの
カバー22や皿バネ24の脱落が発生し、また部品点数も多
く組込み作業性も悪いという問題があった。
予圧を与える構造とするスラスト軸受では時々これらの
カバー22や皿バネ24の脱落が発生し、また部品点数も多
く組込み作業性も悪いという問題があった。
この考案はかかる課題を解決するためになされたもので
あり、その目的とするところはスラスト軸受組立時に予
圧を与えて軸方向の荷重の変動に対応出来るようにする
と共に組立も簡単で脱落等も防止出来る非分離装置を使
用したスラスト軸受を提供することにある。
あり、その目的とするところはスラスト軸受組立時に予
圧を与えて軸方向の荷重の変動に対応出来るようにする
と共に組立も簡単で脱落等も防止出来る非分離装置を使
用したスラスト軸受を提供することにある。
即ち、この考案は前記する課題を解決するために、一方
の軌道輪と、他方の軌道輪と、該両軌道輪間に配置した
転動体と、前記両軌道輪の分離を防止する非分離装置と
を備えたスラスト軸受において、前記非分離装置を、環
状の板にサインカーブ状の凹凸で波形を形成した板ばね
部と、該板ばね部の波形凹部から軸方向に突設させて形
成した脚部と、該脚部の先端部を内側に曲折して形成し
た爪部とより構成し、前記板ばね部を前記一方の軌道輪
の軸方向外側側面に当接させるとともに、前記脚部を両
軌道輪間に跨がらせることにより前記爪部を前記他方の
軌道輪に形成した切欠部に係止してなることを特徴とす
る。
の軌道輪と、他方の軌道輪と、該両軌道輪間に配置した
転動体と、前記両軌道輪の分離を防止する非分離装置と
を備えたスラスト軸受において、前記非分離装置を、環
状の板にサインカーブ状の凹凸で波形を形成した板ばね
部と、該板ばね部の波形凹部から軸方向に突設させて形
成した脚部と、該脚部の先端部を内側に曲折して形成し
た爪部とより構成し、前記板ばね部を前記一方の軌道輪
の軸方向外側側面に当接させるとともに、前記脚部を両
軌道輪間に跨がらせることにより前記爪部を前記他方の
軌道輪に形成した切欠部に係止してなることを特徴とす
る。
環状の板ばね部をスラスト軸受の一方の軌道輪の軸方向
外側側面に当てて押さえると弾性変位し、脚部は軸受周
面をカバーし、爪部はスラスト軸受の他方の軌道輪の切
欠部に係止される。そして脚部や爪部を介して両軌道輪
は板ばね部の付勢力によって予圧され、非分離状態とな
る。
外側側面に当てて押さえると弾性変位し、脚部は軸受周
面をカバーし、爪部はスラスト軸受の他方の軌道輪の切
欠部に係止される。そして脚部や爪部を介して両軌道輪
は板ばね部の付勢力によって予圧され、非分離状態とな
る。
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図はこの考案にかかるスラスト軸受の非分離装置の
軸方向断面図、第２図は第１図のＡ矢視平面図である。
即ち、このスラスト軸受の非分離装置１は、環状の板に
サインカーブ状の凹凸で波形を形成した板ばね部11と、
該板ばね部の波形凹部から軸方向に突設させて形成した
複数の脚部12と、該脚部の先端部を曲折して形成した爪
部13とより構成される。この場合、サインカーブ状の凹
凸は等角度間隔に設け、また前記脚部12や爪部13等はプ
レス成形によって製作する。これらの図で示すサインカ
ーブ状の波形の凹凸では凹部３か所、凸部３か所として
あるが、更に凹凸部を増やしても良いし減らしても良
い。。
軸方向断面図、第２図は第１図のＡ矢視平面図である。
即ち、このスラスト軸受の非分離装置１は、環状の板に
サインカーブ状の凹凸で波形を形成した板ばね部11と、
該板ばね部の波形凹部から軸方向に突設させて形成した
複数の脚部12と、該脚部の先端部を曲折して形成した爪
部13とより構成される。この場合、サインカーブ状の凹
凸は等角度間隔に設け、また前記脚部12や爪部13等はプ
レス成形によって製作する。これらの図で示すサインカ
ーブ状の波形の凹凸では凹部３か所、凸部３か所として
あるが、更に凹凸部を増やしても良いし減らしても良
い。。
第３図はこの非分離装置１をスラスト軸受に組み込んだ
状態の平面図で、第４図は第３図のＢ−Ｂ矢視断面図で
ある。即ち、これらの図に示すスラスト軸受は、一方の
軌道輪２と他方の軌道輪３との間に配置した保持器４に
保持された転動体（玉）５を介装し、軸受を組み立てた
状態で両軌道輪２、３の外周面にカバー６を圧入し、一
方の軌道輪２の軸方向の外側側面に波形の板ばね部11を
当接させ、脚部12を両軌道輪２、３間に跨がらせ、前記
他方の軌道輪３の軸方向外側の側面の角部に設けた切欠
部3aに前記爪部13を引っ掛けている。この場合カバー６
の外周面に前記脚部12が沿わされている。尚、前記軸方
向側面に圧入したカバー６はグリース洩れ防止用である
が、該カバー６は使用しなくても良い。このように、こ
の考案のスラスト軸受では非分離装置の環状のばね部11
を一方の軌道輪２の軸方向の外側側面に当てて押さえる
と弾性変位し、脚部12は軸方向の軸受周面をカバーし、
爪部13は他方の軌道輪３の切欠部3aに係止される。そし
て、脚部12や爪部13を介して両軌道輪２、３はばね部11
の付勢力によって予圧されると共に非分離状態となり、
軸方向の荷重の変動にも対応することが出来る。
状態の平面図で、第４図は第３図のＢ−Ｂ矢視断面図で
ある。即ち、これらの図に示すスラスト軸受は、一方の
軌道輪２と他方の軌道輪３との間に配置した保持器４に
保持された転動体（玉）５を介装し、軸受を組み立てた
状態で両軌道輪２、３の外周面にカバー６を圧入し、一
方の軌道輪２の軸方向の外側側面に波形の板ばね部11を
当接させ、脚部12を両軌道輪２、３間に跨がらせ、前記
他方の軌道輪３の軸方向外側の側面の角部に設けた切欠
部3aに前記爪部13を引っ掛けている。この場合カバー６
の外周面に前記脚部12が沿わされている。尚、前記軸方
向側面に圧入したカバー６はグリース洩れ防止用である
が、該カバー６は使用しなくても良い。このように、こ
の考案のスラスト軸受では非分離装置の環状のばね部11
を一方の軌道輪２の軸方向の外側側面に当てて押さえる
と弾性変位し、脚部12は軸方向の軸受周面をカバーし、
爪部13は他方の軌道輪３の切欠部3aに係止される。そし
て、脚部12や爪部13を介して両軌道輪２、３はばね部11
の付勢力によって予圧されると共に非分離状態となり、
軸方向の荷重の変動にも対応することが出来る。
この考案のスラスト軸受は以上詳述したような構成とし
たので、両軌道輪に予圧を与えつつ簡単に非分離とする
ことが出来且つ脱落も防止することが出来る。またこの
考案で使用する非分離装置によれば軸受への組立も極め
て簡単であるため組立作業の効率が良くなりコスト低減
を図ることが出来る。
たので、両軌道輪に予圧を与えつつ簡単に非分離とする
ことが出来且つ脱落も防止することが出来る。またこの
考案で使用する非分離装置によれば軸受への組立も極め
て簡単であるため組立作業の効率が良くなりコスト低減
を図ることが出来る。
第１図はこの考案のスラスト軸受の非分離装置の軸方向
断面図、第２図はＡ矢視平面図、第３図はこの考案のス
ラスト軸受の平面図で、第４図は第３図のＸ−Ｘ矢視断
面図である。第５図は従来の非分離型のスラスト軸受の
軸方向の一部断面図である。 １……非分離装置 11……ばね部、12……脚部、13……爪部、２、３……軌
道輪、５……玉、６……カバー
断面図、第２図はＡ矢視平面図、第３図はこの考案のス
ラスト軸受の平面図で、第４図は第３図のＸ−Ｘ矢視断
面図である。第５図は従来の非分離型のスラスト軸受の
軸方向の一部断面図である。 １……非分離装置 11……ばね部、12……脚部、13……爪部、２、３……軌
道輪、５……玉、６……カバー
Claims (1)
- 【請求項１】一方の軌道輪と、他方の軌道輪と、該両軌
道輪間に配置した転動体と、前記両軌道輪の分離を防止
する非分離装置とを備えたスラスト軸受において、前記
非分離装置を、環状の板にサインカーブ状の凹凸で波形
を形成した板ばね部と、該板ばね部の波形凹部から軸方
向に突設させて形成した脚部と、該脚部の先端部を内側
に曲折して形成した爪部とより構成し、前記板ばね部を
前記一方の軌道輪の軸方向外側側面に当接させるととも
に、前記脚部を両軌道輪間に跨がらせることにより前記
爪部を前記他方の軌道輪に形成した切欠部に係止してな
ることを特徴とするスラスト軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989023462U JPH0640979Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | スラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989023462U JPH0640979Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | スラスト軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02114219U JPH02114219U (ja) | 1990-09-12 |
| JPH0640979Y2 true JPH0640979Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31242474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989023462U Expired - Fee Related JPH0640979Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | スラスト軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640979Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4239383B2 (ja) * | 2000-08-29 | 2009-03-18 | 日本精工株式会社 | トロイダル型無段変速機 |
| JP2013019487A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Ntn Corp | スラスト軸受 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50112835U (ja) * | 1974-02-25 | 1975-09-13 | ||
| JPS51145439U (ja) * | 1975-05-19 | 1976-11-22 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1989023462U patent/JPH0640979Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02114219U (ja) | 1990-09-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |