JPH0640807Y2 - パチンコ機の前面板に取付ける錠操作金具 - Google Patents

パチンコ機の前面板に取付ける錠操作金具

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JPH0640807Y2
JPH0640807Y2 JP1987167116U JP16711687U JPH0640807Y2 JP H0640807 Y2 JPH0640807 Y2 JP H0640807Y2 JP 1987167116 U JP1987167116 U JP 1987167116U JP 16711687 U JP16711687 U JP 16711687U JP H0640807 Y2 JPH0640807 Y2 JP H0640807Y2
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glass door
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八郎 喜多澤
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日東アイランドキー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パチンコ機の前面板の施錠装置及びガラス扉
枠の開錠機構を有するもので、前面板の裏部開放側に取
り付ける錠操作金具に関するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来、パチンコ機の前面板及びガラス扉枠は手動により
鍵で開錠していたが、操作が面倒なためリモートコント
ロールで開錠できるパチンコ機が考えられるものであ
る。即ち、パチンコ機の上部に備えたセンサーで開錠用
の光や電波等を検知してモータやソレノイドを作動さ
せ、ワイヤーで操作片を摺動させ施錠を解いて自動的に
前面板,ガラス扉枠を開くものである。
しかしながら、自動開錠装置は高い設備費用がかかる等
のため一度に変更設備しない場合が多く、順次手動から
切り替えるものと推定される。
そこで本考案は、自動遠隔開錠装置に連結できると共に
手動による開錠操作が選択できる錠操作金具と成し、自
動遠隔開錠装置に連結した場合には不正行為され易いガ
ラス扉枠の手動開錠ができないようにして遠隔自動開錠
の設備化が図れるものを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、パチンコ機の固定側に設けた前面板
の施錠用鉤片に係脱するロック片を上下に連結した前面
板開錠用操作片と、ガラス扉枠の施錠装置に連繋させて
開錠作動するガラス扉枠開錠用操作片とを夫々開錠方向
に摺動可能として取付部材の後向きの折曲片に連結し、
鍵の回動操作で回動する回動材の後向きの突部により前
面板開錠用操作片の突片を押圧して該操作片を摺動させ
前面板を開錠すると共に、前面板開錠用操作片の切欠部
を通過してガラス扉枠開錠用操作片の長孔から折曲片の
長孔に臨ませた回動材の横向きの突部によりガラス扉枠
開錠用操作片を押圧摺動させてガラス扉を開錠させ、前
面板開錠用操作片とガラス扉枠開錠用操作片とを遠隔自
動で摺動させて開錠させる装置の作動金具を連結したす
るものにおいて、長孔の一部を閉塞し回動材の突部に当
接してそのガラス扉枠開錠方向の回動を阻止するストッ
パを切換可動可能として取付部材に備えた構成を成して
いる。
(作用) 自動遠隔装置に連結する場合は、連結片にて遠隔装置の
作動金具を連結すると共に取付部材に備えたストッパを
可動して回動材折曲片の長孔の一部を閉塞して突出して
いる回動材の突部に当接させることで手動による回動材
のガラス扉枠開錠方向の回動を防止でき、遠隔装置の故
障を考慮して手動では前面板の開錠だけをできるように
する。
この状態でワイヤーがモータ等で引っ張られると作動金
具の押圧作動部が可動し、対する操作片を開錠方向に摺
動させる。これにより、その操作片によって施錠装置が
開錠され前面板或いはガラス扉枠が開錠されるのであ
る。
また、従来通り手動開錠の場合はストッパを可動復位さ
せて回動材との連繋を断った状態で使用すれば手動で前
面板,ガラス扉枠が開錠できるのである。
(実施例) 以下、本考案の詳細を図示実施例で説明する。
第1図はパチンコ機の裏部を示すもので、パチンコ機の
上に配置してある帯台Aにセンサー機器Bとモータとが
配線設置してある。該モータは前面板開錠用モータCaと
ガラス扉枠開錠用モータCbの一対備えてあり、夫々のモ
ータにワイヤーDa,Dbの一端を連結してモータの作動で
ワイヤーDa,Dbを引っ張る作用をするものである。
そして本例の錠操作金具は、前面板Eの裏部開放側枠辺
部に取り付けるもので、前面板Eの施錠装置とガラス扉
枠Fの開錠装置とを備えてある。
その構成は第2図乃至第4図のように、ガラス扉枠の施
錠装置(図示せず)の開錠用レバーFaを押し下げるため
の押圧片2aを突設した操作片2と,前面板Eの取付枠に
設けた鉤片Hに錠止できるロック片3aを上下に回動可能
に備えた操作片3とが直角に折曲した取付部材1に上下
にスライド可能に取り付けてある。即ち、取付部材1の
折曲片1aに操作片2を介して操作片3を並列に配置し、
操作片2に取り付けたバネ2bを取付部材1の固定片1bに
突設した切り起し部1cに係止させると共に操作片3に取
り付けたバネ3bを固定片1bに突設した切り起し部1dに係
止させている。この状態で操作片2,3を夫々の長孔2c,3c
においてピン4で折曲片1aの長孔1eに連結することで操
作片2,3を上下に摺動可能に配置すると共にバネ2b,3bで
操作片2,3を開錠方向と夫々反対方向に付勢させてい
る。また、上下のロック片3aはピン6で前端部を操作片
3に連結されると共にピン7で折曲片1aに連結されるこ
とにより操作片3の上動で下回動して鉤片Hから脱する
作用をするものである。
さらに、鍵によって回動する回動材5が取付部材1の固
定片1bに取り付けてあり、後方に突設した突部5aを操作
片3の突片3nの下に接合させると共に回動材5の側方に
突設した突部5bを操作片3の切欠部3eから操作片2の長
孔2cの下端に接合して折曲片1aの長孔1gに臨ませている
(第5図参照)。これにより回動材5の突部5aが突片3n
を押圧し操作片3を押し上げてロック片3aを回動させ、
前面板Eの取付枠の鉤片Hからロック片3aが外れて前面
板Eが開錠する。また、回動材5の突部5bが操作片2を
押し下げて押圧片2aにより開錠用レバーFaを押し下げる
ためガラス扉枠Fの施錠装置が開錠されるのである。こ
のような錠操作金具の構成は従来と同一であるが、本例
の特徴は夫々の操作片2,3に突片2d,3dを後方に突設して
近接させると共にその部位の折曲片1aに連結片1nを後方
に突設させたことである。該連結片1nには、突ガイド片
1mを突出させて上下に有し,上位置のガイド片1mに鉤片
1uを下向きに突出させている。
また、折曲片1aにストッパNをピン結合して前後方向に
回動可能に配置して成るもので、ストッパNは第6図の
ように前方に向いて折曲片1aの長孔1gを閉塞できる突片
部Naと側方に突設した回動止片Nbが形成されている。
次に本例の作用を説明すると、この錠操作金具を従来の
ように手動で開錠作動させる場合は、ストッパNの突片
部Naを第6図のように折曲片1aの長孔1gを閉塞しない状
態に位置させればよい。これにより前面板Eを開錠した
い場合は、鍵を右に回動することにより回動材5の突部
5aが突片3nを上に押圧し操作片3を押し上げてロック片
3aを回動させ、前面板Eの取付枠の鉤片Hからロック片
3aが外れて前面板Eが開錠するのである。また、ガラス
扉枠Fを開錠したい場合は、鉤を左に回動することによ
り回動材5の突部5bが操作片2を押し下げるため、押圧
片2aにより開錠用レバーFaを押し下げてガラス扉枠Fの
施錠装置が開錠されるのである。
一方、遠隔装置に連繋させて自動開錠させたい場合は、
遠隔装置の作動金具Sを、折曲片1aの連結片1nに装着す
ると共にストッパNを第6図仮想線のように前に回動し
て突部5bの臨んだ部位の長孔1gを閉塞すればよい。なお
作動金具Sと連結片1nとの連結は、第7図及び第8図の
ように作動金具Sの上下を折り曲げて成る嵌着ガイド部
Kで連結片1nを保持すると共に、作動金具Sが完全に挿
着されると突ガイド片1mの鉤片1uから開放されて復位し
たラチェット16の爪16aが鉤片1uに係合して作動金具S
が連結片1nにロックされるのである。
この状態から、前面板Eの開錠を遠隔操作すると、それ
をセンサー機器Bが感知してそのモータCaを駆動させク
ラッチ(図示せず)を介してワイヤーDaを引っ張る。こ
れによりワイヤーDaを連結したピン10bが引っ張られ第
9図のようにピン12を支点として可動片10が上回動し、
その押圧ピン10aが操作片3の突片3dを押し上げるため
ロック片3aを回動変位させて鉤片Hから外し、前面板E
の施錠装置を開錠するのである。
他方、ガラス扉枠Fを開く場合は、遠隔操作でそれをセ
ンサー機器Bが感知してそのモータCbを駆動させクラッ
チ(図示せず)を介してワイヤーDbを引っ張る。これに
よりワイヤーDbを連結したピン11bが引っ張られ第10図
のようにピン12を支点として可動片11が下回動し、その
押圧ピン11aが操作片2の突片2dを押し下げるため、操
作片2の押圧片2aで開錠用レバーFaを下げてガラス扉枠
Fの施錠装置を開錠するのである。これによりガラス扉
枠Fは押出バネ(図示せず)で自動的に手前に開かれる
のである。
なお、14は回動片10,11のストッパピン、15は回動片10,
11の復位用バネ、17はラチェット16の回動用ピン、18は
ラチェット16の付勢バネ、13はワイヤーの被覆筒の保持
筒である。
本例で特徴ある作用は、この自動遠隔開錠装置が故障し
た場合、鍵で前面板Eを前記のように手動で開錠できる
ことであり、このためパチンコ遊戯の継続或いは修理に
支障をきたすことがないのである。この際、ストッパN
によって回動材5のガラス扉枠の開錠方向である左回動
が阻止されるため鍵でガラス扉枠Fを開けることができ
ないことからガラス扉枠を開けて行なわれる不正行為を
防止できるのである。
なお、従来のように前面板E及びガラス扉枠Fを手で押
し閉めれば夫々施錠されるのである。
この場合、夫々の操作片2,3はバネ2b,3bで復位すると共
にモータの停止でクラッチが外れているためワイヤーD
a,Dbが自由になっていることから可動片10,11も復位す
るのである。
また、作動金具Sを外す場合は、レバー部16bを下に回
動させて爪16aと鉤片1uとの係合を解いた状態で引くこ
とにより容易に外れるのである。
本例によると、前面板及びガラス扉枠を手動でも遠隔装
置により自動でも開錠できるものであり、自動開錠の場
合は手動で前面板のみを開錠できるようにしたものであ
る。
本例は前記のように構成したが本考案においてはこれに
限定されない。
例えば、取付部材に備えるストッパの形状,構成を問わ
ず、第11図のようにストッパ23をスライドさせるもので
もよい。
また、取付部材に設ける連結片の形状,位置も限定され
ず、作動金具の構成に応じてそれを連結できればよい。
第12図のように係合溝19aを有する連結片19とすれば、
作動金具20のラチェット爪20aを係合溝19aに係合させて
保持できるのである。
さらに、第14図のように連結片を前面板用操作片3とガ
ラス扉枠用操作片2の夫々に設けてもよい。
なお、連結片に連結する自動遠隔装置の作動金具の構成
は適宜である。
(考案の効果) したがって本考案によると、前面板及びガラス扉枠を手
動或いは遠隔操作により自動で開錠でき、自動開錠の場
合は、ストッパの切換で前面板のみを手動開錠できてガ
ラス扉枠は手動開錠できないようにして不正行為を防止
する効果があり、ストッパの切換が手動のため確実に切
換作動できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を使用したパチンコ機の概略
背面図、 第2図は該実施例の側面図、 第3図は該実施例の背面図、 第4図はその分解した斜視図、 第5図は手動操作による回動材作動の要部拡大断面図、 第6図はストッパ部の裏面からの側面図、 第7図はその作動金具との連結を説明する要部の側面
図、 第8図はその連結状態の裏側からの側面図、 第9図及び第10図は夫々作動金具により開錠作動させら
れる要部側面図、 第11図はストッパの別例の要部側面図、 第12図は連結片の別例の側面図、 第13図はその別例の連結状態を示す側面図で下半部が裏
部からの側面図、 第14図は連結片の配置部のさらに別例の要部側面図であ
る。 1:取付部材、1a:折曲片、1b:固定片、 1n:連結片、2:ガラス扉枠用操作片、 2a:押圧片、2d:突片、 3:前面板の開錠用操作片、3a:ロック片、 3d:突片、19,21:連結片、 N:ストッパ、Na:突部、 E:前面板、H:鉤片、F:ガラス扉枠、 Fa:ガラス扉枠の開錠用レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機の固定側に設けた前面板Eの施
    錠用鉤片に係脱するロック片を上下に連結した前面板開
    錠用操作片3と、ガラス扉枠Fの施錠装置に連繋させて
    開錠作動するガラス扉枠開錠用操作片2とを夫々開錠方
    向に摺動可能として取付部材1の後向きの折曲片1aに連
    結し、鍵の回動操作で回動する回動材5の後向きの突部
    5aにより前面板開錠用操作片3の突片3nを押圧して該操
    作片3を摺動させ前面板Eを開錠すると共に、前面板開
    錠用操作片3の切欠部を通過してガラス扉枠開錠用操作
    片2の長孔2cから折曲片1aの長孔1gに臨ませた回動材5
    の横向きの突部5bによりガラス扉枠開錠用操作片2を押
    圧摺動させてガラス扉Fを開錠させ、前面板開錠用操作
    片3とガラス扉枠開錠用操作片2とを遠隔操作で摺動さ
    せて自動開錠させる装置の作動金具Sを連結したものに
    おいて、折曲片1aの長孔1gの一部を閉塞し回動材5の突
    部5bに当接してそのガラス扉枠開錠方向の回動を阻止す
    るストッパN,23を切換可動可能として取付部材1に備え
    たことを特徴とするパチンコ機の前面板に取付ける錠操
    作金具。
JP1987167116U 1987-10-31 1987-10-31 パチンコ機の前面板に取付ける錠操作金具 Expired - Lifetime JPH0640807Y2 (ja)

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