JPH0640688B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0640688B2
JPH0640688B2 JP59218545A JP21854584A JPH0640688B2 JP H0640688 B2 JPH0640688 B2 JP H0640688B2 JP 59218545 A JP59218545 A JP 59218545A JP 21854584 A JP21854584 A JP 21854584A JP H0640688 B2 JPH0640688 B2 JP H0640688B2
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gas
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insulated switchgear
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芳伸 沼
明彦 後藤
佳弘 上田
隆一郎 荒井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガス絶縁開閉装置に関するもので、特にガス
絶縁開閉装置を複合化する機器及び容器の配置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、ガス絶縁開閉装置は一般に第5図の単線結線図及
び第6図の側面図で示す構成であつて、遮断器(2)から
ケーブル(29)までの線路側機器すなわち変流器(49)、断
路器(15)、接地装置(26)(27)及びケーブル接続装置(28)
を単独機器として構成し、母線側機器すなわち断路器(4
0)(41)、接地装置(44)も同様に単独機器として構成し、
しかも各機器の間を接続母線(51)(52)(53)(54)で接続し
ていた。(34)(35)は母線枝管を示す。
近年、都市の過密化に伴う電力需要の増加によつて、都
心に変電所を建設する必要が生じ、また地価の高騰に伴
い、据付面積がより小さく、信頼性も大きなガス絶縁開
閉装置を備えたガス絶縁変電所の適用が望まれている。
このような要望により、最近は、ガス絶縁開閉装置を上
記のように単独機器で構成せずに、いくつかの機器を同
一容器内に収容する機器の複合化が行われ、これによつ
てガス絶縁開閉装置を縮小化し、据付面積を小さくする
ことが達成される。
第7図は第5図に対応する従来の複合化されたガス絶縁
開閉装置を示す。図示のように、ガス絶縁開閉装置の容
器は絶縁スペーサ(6)(7)(8)によつて4区分に区画さ
れ、遮断器容器(1)から絶縁スペーサ(7)(8)で隔てられ
た母線側容器(38)(39)内にそれぞれ断路器(40)(41)、母
線(34)(35)を収容し、遮断器容器(1)内に遮断器(2)、接
地装置(26)(44)及び変流器(49)を収納し、遮断器容器
(1)から母線側容器と反対方向に延長し、かつ絶縁スペ
ーサ(6)で隔てられている線路側容器(14)内に断路器(1
5)、接地装置(27)及びケーブル接続装置(28)を収容し、
機器の複合化を図つている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ガス絶縁開閉装置において、遮断器(2)は保護機器とし
て最重要機器であり、定格ガス圧も他の部分とは異なる
ことが多いので、ガス区分は単独とすることが望まし
く、電気協同研究会(電気協同研究第39巻第6号、
“ガス絶縁開閉装置の標準化”昭和59年2月P15)
においてもこれが推奨されている。しかるに、従来の複
合化装置では遮断器容器内に路線側機器である変流器、
接置装置があり、かつ2つの接置装置を別々の容器に収
容しているなどの複合化が合理的でない問題点があり、
据付面積も大きいという問題点もあつた。
この発明は以上の問題点にかんがみてなされたもので、
複合化により信頼性の低下することがなく、かつ複合化
によつて据付面積を縮小したガス絶縁開閉装置を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のガス絶縁開閉装置は、遮断器容器と線路側容
器とを絶縁スペーサによりガス区分し、断路器、接地装
置、変流器、ケーブル接続装置などの線路側機器を主胴
と枝管とからなる一つの線路側容器内に収納し、上記主
胴に上記断路器、上記接地装置及び上記ケーブル接続装
置を収納するとともに、上記枝管に上記変流器を収納
し、また、上記変流器を三角形状に配置し、上記断路器
を主胴軸直角方向に三相水平一列配置し、上記枝管の中
心軸より上方に偏心させて上記変流器と接続したもので
ある。
〔作用〕
遮断器容器と線路側容器とを絶縁スペーサでガス区分
し、遮断器容器内に遮断器のみを収納したのでガス圧の
管理が容易となる。また線路側容器内に線路側機器を収
納したので、断路器、接地装置等の組立、取付が容易に
なる。
〔実施例〕
以下、図示する実施例について、この発明を詳細に説明
する。
第1図はこの発明によるガス絶縁開閉装置の一実施例の
容器のみを垂直断面図で示した側面図である。
第1図において、(1)は上下方向に配置された円筒形の
遮断器容器で、一方の側に上下方向に間隔をあけて3個
の枝管(3)(4)(5)が設けられている。(2)は3相の遮断
器、(6)(7)(8)は絶縁スペーサで、遮断器(1)の各枝管
(3)(4)(5)に設けられて遮断器容器(1)を密封している。
(9)は一端が絶縁スペーサ(6)に連結された円筒形の枝
管、(10)は枝管(9)に配置された各相の接続導体で、一
端側が絶縁スペーサ(6)を貫通して遮断器(2)と接続され
ている。各相の接続導体(10)は図に示すように絶縁スペ
ーサ(6)側が三角形状に配置され、反対側が水平な直線
の上に配置されている。(49)は各接続導体(10)に設けら
れた変流器、(11)は枝管(9)の他端に連結された線路側
容器の主胴で、上下方向に配置された円筒によつて構成
されている。(12)(13)は上支持台及び下支持台で、主胴
(11)の上下各端部を密閉している。枝管(9)、主胴(11)
及び上下支持台(12)(13)によつて線路側容器(14)が構成
されている。(15)は上支持台(12)に取り付けられた断路
器で、枝管(9)に軸心より上にずれた位置に配置されて
いる。すなわち、断路器(15)の可動接触子(図示せず)
は枝管(9)の軸心より上にずれた位置に水平に配置され
ている。断路器(15)は支持絶縁物(16)に支持されて接続
導体(10)と接続された可動側断路部(18)と、支持絶縁物
(17)で支持された固定側断路部(19)と、操作機構(20)と
で構成されている。(26)は第1の接地装置で、可動側断
路部(18)に設けられた固定側接地部(21)と、下支持台(1
3)に支持された可動側接地部(23)と、シールド(25)とで
構成されている。(27)は第2の接地装置で、固定側断路
部(19)に設けられた固定側接地部(22)と、下支持台(13)
に支持された可動側接地部(24)と、シールド(25)とで構
成されている。(28)は垂直一列に配置されて下支持台(1
3)で支持されたケーブル接続装置、(29)はケーブル接続
装置に接続されたケーブルである。(30)(31)は各1端が
絶縁スペーサ(7)(8)に連結された円筒形の母線側容器の
主胴で、遮断器容器(1)とケーブル(29)との間に配置さ
れている。(32)(33)は母線側容器の主胴(30)(31)の他端
を密閉したメクラ蓋、(36)は主胴(31)の下部に設けられ
た下枝管、(37)は下枝管(36)の下端を密閉するように設
けられた支持板、(34)(35)は各母線側容器の主胴(30)(3
1)の軸心より上にずれた位置に設けられた一対の母線枝
管である。母線側容器の主胴(31)(32)、下枝管(36)、支
持板(37)、母線枝管(34)(35)などによつて母線側容器(3
8)(39)が構成されている。(40)(41)は主胴(30)(31)内に
横枝管(34)(35)の軸心と同じ高さの位置に配置された断
路器で、絶縁スペーサ(7)(8)で支持された可動側断路部
(42)と、固定側断路部(43)とで構成されている。(44)は
接地装置で、可動側断路部(42)で支持された固定側接地
部(45)と、支持板(37)で支持された可動側接地部(46)で
構成されている。(47)は母線枝管(34)及び母線側容器の
主胴(30)(31)内に配置された各相の母線導体で、三角形
状に配置されている。(48)は母線導体(47)と可動側断路
部(42)とを接続する接続導体である。
このように構成されたガス絶縁開閉装置は、絶縁スペー
サ(6)(7)(8)によつて遮断器容器(1)、線路側容器(38)(3
9)がガス区分されている。枝管(9)内に変流器(49)を配
置し、第1の主胴(11)を遮断器容器(1)と同様に上下方
向に配置し、断路器(15)を可動接触子が水平方向に駆動
するように配置し、接地装置(26)(27)とケーブル接続装
置(28)とを上下方向に平行に配置したので、線路側容器
(14)の上下方向の長さを小さくできる。このため線路側
容器(14)の下方に空間が形成されている。この空間に母
線側容器(38)(39)を配置することによつて、線路側容器
(14)と母線側容器(38)(39)とを同一方向に引き出すこと
が可能となり、据え付け面積がさらに小さくでき、遮断
器容器(1)の引き出しも容易となる。
また、線路側容器(14)内で断路器(15)を上支持台(12)で
支持し、接地装置(26)(27)の可動部(23)(24)とケーブル
接続装置(28)とを下支持台(13)で支持しているので、断
路器(15)及び接地装置(26)(27)は各単独に組み立てし、
その後ケーブル側容器(14)に組み込むことができるの
で、組み立て作業を大巾に改善出来る。また、断路器(1
5)はガス区分用の絶縁スペーサ(6)では支持されておら
ず、支持絶縁物(16)(17)で支持され、第1の主胴(11)の
上端部近傍に配置されているので、機器を構成する上で
自由度が増し、機器の組み合わせがことなる場合でも対
応でいる利点がある。
また、断路器(15)を枝管(9)の軸心にずらして配置し、
その下側に接地装置(26)(27)を配置することによつて、
課電部と接地部間の距離が長くなり、接地装置(26)(27)
のシールド(25)により第1の容器(14)の底部の電界は非
常に小さくなり、線路側容器(14)の中に存在する金属粒
子(50)や、断路器(15)、接地装置(26)(27)の開閉に伴な
うアークにより生成する分解物などは、線路側容器の主
胴(11)の底部に落下し、課電状態でも電界による浮上力
を受けず静止したままであるので、絶縁性能の信頼性向
上が出来る。
[発明の効果] 以上のように、この発明によると、遮断器容器と線路側
容器とを絶縁スペーサによりガス区分し、断路器、接地
装置、変流器、ケーブル接続装置などの線路側機器を主
胴と枝管とからなる一つの線路側容器内に収納し、上記
主胴に上記断路器、上記接地装置及び上記ケーブル接続
装置を収納するとともに、上記枝管に上記変流器を収納
し、また、上記変流器を三角形状に配置し、上記断路器
を主胴軸直角方向に三相水平一列配置し、上記枝管の中
心軸より上方に偏心させて上記変流器と接続したことに
より、前記線路側容器内の空間内に線路側機器がコンパ
クトに収まり、ガス絶縁開閉装置全体が縮小でき、据付
面積の縮小が図れるとともに、一つの容器である線路側
容器内に線路側機器が収納できるため、経済性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるガス絶縁開閉装置の一実施例の
容器のみを断面図で示した側面図、第2図は第1図の下
面図、第3図は第1図の線路側容器内の接続導体部を示
す断面図、第4図は第1図の接地装置部の断面図、第5
図は一般のガス絶縁開閉装置を示す単線結線図、第6図
は第5図に対応する従来のガス絶縁開閉装置の側面図、
第7図は第5図に対応する従来の複合化されたガス絶縁
開閉装置の側面図である。 (1)は遮断器容器、(2)は遮断器、(6)は絶縁スペース、
(9)は枝管、(11)は線路側容器の主胴、(14)は線路側容
器、(15)は断路器、(26)(27)は接地装置、(28)はケーブ
ル接続装置、(49)は変流器。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 隆一郎 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社伊丹製作所内 (56)参考文献 実開 昭55−104316(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性ガスを充填した三相一括形のガス絶
    縁開閉装置において、遮断器容器と線路側容器とを絶縁
    スペーサによりガス区分し、断路器、接地装置、変流
    器、ケーブル接続装置などの線路側機器を主胴と枝管と
    からなる一つの線路側容器内に収納し、上記主胴に上記
    断路器、上記接地装置及び上記ケーブル接続装置を収納
    するとともに、上記枝管に上記変流器を収納し、また上
    記変流器を三角形状に配置し、上記断路器を主胴軸直角
    方向に三相水平一列配置し、上記枝管の中心軸より上方
    に偏心させて上記変流器と接続したことを特徴とするガ
    ス絶縁開閉装置。
JP59218545A 1984-10-19 1984-10-19 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0640688B2 (ja)

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JPS6198109A JPS6198109A (ja) 1986-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55104316U (ja) * 1979-01-18 1980-07-21

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JPS6198109A (ja) 1986-05-16

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