JPH0640648A - 紙またはボール紙の移動中にウェブをコーティングする装置 - Google Patents
紙またはボール紙の移動中にウェブをコーティングする装置Info
- Publication number
- JPH0640648A JPH0640648A JP5082430A JP8243093A JPH0640648A JP H0640648 A JPH0640648 A JP H0640648A JP 5082430 A JP5082430 A JP 5082430A JP 8243093 A JP8243093 A JP 8243093A JP H0640648 A JPH0640648 A JP H0640648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- roll
- boundary element
- web
- bar
- Prior art date
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- Pending
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H23/00—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
- D21H23/02—Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
- D21H23/22—Addition to the formed paper
- D21H23/32—Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper
- D21H23/34—Knife or blade type coaters
- D21H23/36—Knife or blade forming part of the fluid reservoir, e.g. puddle-type trailing blade or short-dwell coaters
Landscapes
- Paper (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Cartons (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コーティング装置におけるロールまたはウェブ
に接する境界素子の過度の摩耗を防止する。 【構成】 境界素子(6)は、フォイル状またはストリッ
プ状をしており、その少なくとも一部は、移動自在であ
り、この移動自在の部分は、弾性体または弾性的に取り
付けられたプレートまたはバーからなり、初期位置にあ
る移動自在な部分の延長部とロールとの交点を通るよう
に引いたロールへの接線と、チャンバ内で70°と110°
との間の角度をなすようにして、上記初期位置にある移
動自在の部分が取付けられており、かつ移動自在な部分
とロールとの間には、ゼロに近い可変ギャップが形成さ
れている。
に接する境界素子の過度の摩耗を防止する。 【構成】 境界素子(6)は、フォイル状またはストリッ
プ状をしており、その少なくとも一部は、移動自在であ
り、この移動自在の部分は、弾性体または弾性的に取り
付けられたプレートまたはバーからなり、初期位置にあ
る移動自在な部分の延長部とロールとの交点を通るよう
に引いたロールへの接線と、チャンバ内で70°と110°
との間の角度をなすようにして、上記初期位置にある移
動自在の部分が取付けられており、かつ移動自在な部分
とロールとの間には、ゼロに近い可変ギャップが形成さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部分に
記載の紙またはボール紙のウェブのためのコーティング
装置に関する。
記載の紙またはボール紙のウェブのためのコーティング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような装置は、すでに米国特許第4,
688,516号明細書に記載されている。この明細書の第1
図によれば、ストリップスプリング状の境界素子が、ウ
ェブ材料をぬぐうようになっている。この目的のため、
境界素子は、最大32゜の小さい角度をなしている。
688,516号明細書に記載されている。この明細書の第1
図によれば、ストリップスプリング状の境界素子が、ウ
ェブ材料をぬぐうようになっている。この目的のため、
境界素子は、最大32゜の小さい角度をなしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙または境界
素子自体が、相当に摩耗するので、この装置は、満足で
きるものではない。更に、余分なコーティング材料が、
コーティングチャンバに残留できるようにするには、素
子に隣接する装置全体の構造を、極めて複雑としなけれ
ばならない。
素子自体が、相当に摩耗するので、この装置は、満足で
きるものではない。更に、余分なコーティング材料が、
コーティングチャンバに残留できるようにするには、素
子に隣接する装置全体の構造を、極めて複雑としなけれ
ばならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、対向するロールまたはウェブ上での境界素子の摩耗
または摩損を阻止すること、装置全体を比較的簡単な設
計のものとすること、更に境界素子と対向するロール、
またはウェブとの間隙が、比較的狭いときに、この間隙
を通るオーバーフローの流量を最小限にしたまま、コー
ティング開始時の損傷を最小限にすることにある。
は、対向するロールまたはウェブ上での境界素子の摩耗
または摩損を阻止すること、装置全体を比較的簡単な設
計のものとすること、更に境界素子と対向するロール、
またはウェブとの間隙が、比較的狭いときに、この間隙
を通るオーバーフローの流量を最小限にしたまま、コー
ティング開始時の損傷を最小限にすることにある。
【0005】この目的は、請求項1の特徴部に記載の特
徴事項により達成される。
徴事項により達成される。
【0006】
【作用】コーティングチャンバ内のゲージ圧が増加する
につれて、弾性体からなる、または弾性的に保持され
た、または弾性的に取り付けられた境界素子の特定の構
成のために、境界素子の自由端縁と、ウェブまたはロー
ルとの間のギャップの大きさがすぐに増加し、これによ
り、コーティングチャンバからギャップを通過する過剰
のコーティング材料の流量が大きくなり、コーティング
チャンバ内のゲージ圧の過度の上昇が防止される。
につれて、弾性体からなる、または弾性的に保持され
た、または弾性的に取り付けられた境界素子の特定の構
成のために、境界素子の自由端縁と、ウェブまたはロー
ルとの間のギャップの大きさがすぐに増加し、これによ
り、コーティングチャンバからギャップを通過する過剰
のコーティング材料の流量が大きくなり、コーティング
チャンバ内のゲージ圧の過度の上昇が防止される。
【0007】この点に関し、コーティング材料のチャン
バの内部で測定した境界素子(好ましくはストリップス
プリング状である)と、これに隣接するウェブまたはロ
ールへの接線とのなす角度は、95゜と70゜の間、好ましく
は88゜と75゜の間である。このことは、コーティングチャ
ンバ内の圧力が増加すると、境界素子はすぐにこれに応
じて、ギャップの大きさが著しく増加するので、この境
界素子は、特に有効であることを意味している。
バの内部で測定した境界素子(好ましくはストリップス
プリング状である)と、これに隣接するウェブまたはロ
ールへの接線とのなす角度は、95゜と70゜の間、好ましく
は88゜と75゜の間である。このことは、コーティングチャ
ンバ内の圧力が増加すると、境界素子はすぐにこれに応
じて、ギャップの大きさが著しく増加するので、この境
界素子は、特に有効であることを意味している。
【0008】境界素子は、0.3mmと0.8mmとの間の厚さを
有する、極めて薄いストリップスプリング状である。そ
のため、コーティング開始時に生じていたウェブまたは
ロールの大きな損傷または他の破損が生じにくくなる。
また境界素子は、例えば、これに隣接して紙の累積(こ
れはウェブの引き裂きにより生じることがある)が生じ
ると、そこから外れることができる。
有する、極めて薄いストリップスプリング状である。そ
のため、コーティング開始時に生じていたウェブまたは
ロールの大きな損傷または他の破損が生じにくくなる。
また境界素子は、例えば、これに隣接して紙の累積(こ
れはウェブの引き裂きにより生じることがある)が生じ
ると、そこから外れることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
を詳細に説明する。断面表示した部品は、当然ながら、
すべてロールの軸心に実質的に沿い、紙またはボール紙
のウェブの少なくとも全幅に対するロールの全長にわた
って延びるものである。このことは当然ながら、連続し
たストリップスプリング状に設計された場合の境界素子
内の後述する曲げライン、または弾性部品および境界素
子の自由端縁とロールW、または走行ウェブとの間のギ
ャップの双方についてもあてはまる。
を詳細に説明する。断面表示した部品は、当然ながら、
すべてロールの軸心に実質的に沿い、紙またはボール紙
のウェブの少なくとも全幅に対するロールの全長にわた
って延びるものである。このことは当然ながら、連続し
たストリップスプリング状に設計された場合の境界素子
内の後述する曲げライン、または弾性部品および境界素
子の自由端縁とロールW、または走行ウェブとの間のギ
ャップの双方についてもあてはまる。
【0010】図1は、コーティング装置を示す。この装
置は、ジェットコーティング装置と称されることが多
く、通常はコーティング装置の支持ビームに取付けられ
ているリザーバに、コーティングチャンバ9にコーティ
ング材料を供給するためのジェットダクト14が設けられ
ている。
置は、ジェットコーティング装置と称されることが多
く、通常はコーティング装置の支持ビームに取付けられ
ているリザーバに、コーティングチャンバ9にコーティ
ング材料を供給するためのジェットダクト14が設けられ
ている。
【0011】このコーティングチャンバ9は、ウェブ材
料上に形成され、後縁側(ウェブまたはロールケーシン
グWの移動方向については、矢印Pを参照のこと。)で
は移動中のウェブ、またはロールの外側表面上のドクタ
2により、前縁側は、弾性の境界素子6により、境界が
定められている。本例におけるドクタ2は、円筒形のロ
ッド状をした計量バー3を有している。この計量バー3
は、円周溝を有しているのがよく、従来通りウェブまた
はロールと逆方向に駆動するのがよい。
料上に形成され、後縁側(ウェブまたはロールケーシン
グWの移動方向については、矢印Pを参照のこと。)で
は移動中のウェブ、またはロールの外側表面上のドクタ
2により、前縁側は、弾性の境界素子6により、境界が
定められている。本例におけるドクタ2は、円筒形のロ
ッド状をした計量バー3を有している。この計量バー3
は、円周溝を有しているのがよく、従来通りウェブまた
はロールと逆方向に駆動するのがよい。
【0012】このいわゆるロールドクタロッドすなわち
計量バー3は、合成樹脂のベッド内に保持されており、
このベッドの一部は、本コーティング装置用の主要支持
ビーム12の保持手段内のシート状ホルダ4によって係止
されている。計量バー3は、概略しか示していないスラ
スト素子(例えば圧力ホース)5によって、ウェブまたは
ロールに押圧される。前縁側では、境界素子6の自由端
縁とウェブまたはロールWとの間に、ギャップsが設け
られている。
計量バー3は、合成樹脂のベッド内に保持されており、
このベッドの一部は、本コーティング装置用の主要支持
ビーム12の保持手段内のシート状ホルダ4によって係止
されている。計量バー3は、概略しか示していないスラ
スト素子(例えば圧力ホース)5によって、ウェブまたは
ロールに押圧される。前縁側では、境界素子6の自由端
縁とウェブまたはロールWとの間に、ギャップsが設け
られている。
【0013】このドクタロッド、すなわち計量バー3
は、コーティングチャンバ9から余分なコーティング材
料を除くように作用するもので、製品のコーティングを
満足できるように行うには、かなり過剰のコーティング
材料が必要であることに留意すべきである。計量バー3
としては、公知のブレードを用いることもできる。
は、コーティングチャンバ9から余分なコーティング材
料を除くように作用するもので、製品のコーティングを
満足できるように行うには、かなり過剰のコーティング
材料が必要であることに留意すべきである。計量バー3
としては、公知のブレードを用いることもできる。
【0014】本例では、弾性境界素子は、ストリップス
プリングから構成され、曲げ縁19に沿って、所定の角度
が付けられている。この曲げ縁19では、コーティングチ
ャンバ9内の内圧に耐えるよう、バー状またはプレート
状の支持体7により、支持されている。本例では、この
境界素子は、支持体7とジェットダクト14の前方壁13と
の間にクランプされている。当然ながら、他の可能な取
り付け手段を利用することもできる。
プリングから構成され、曲げ縁19に沿って、所定の角度
が付けられている。この曲げ縁19では、コーティングチ
ャンバ9内の内圧に耐えるよう、バー状またはプレート
状の支持体7により、支持されている。本例では、この
境界素子は、支持体7とジェットダクト14の前方壁13と
の間にクランプされている。当然ながら、他の可能な取
り付け手段を利用することもできる。
【0015】境界素子の自由端部と、ロールのギャップ
sにおけるロールへの接線との間の角度aは、コーティ
ングチャンバ9の内部で測定すると、70゜と110゜との間
であり、好ましくは75゜と88゜との間である。これによ
り、コーティングチャンバ9内のゲージ圧がわずかに上
昇した場合、境界素子は外方へ移動し、ギャップsは大
きくなり、これに付随して、コーティングチャンバ9内
のゲージ圧は低下する。
sにおけるロールへの接線との間の角度aは、コーティ
ングチャンバ9の内部で測定すると、70゜と110゜との間
であり、好ましくは75゜と88゜との間である。これによ
り、コーティングチャンバ9内のゲージ圧がわずかに上
昇した場合、境界素子は外方へ移動し、ギャップsは大
きくなり、これに付随して、コーティングチャンバ9内
のゲージ圧は低下する。
【0016】コーティングチャンバ9内のゲージ圧は、
一般的に0.02から0.5バールである。このゲージ圧は、
コーティング材料(例えばその量)に部分的に依存してい
る。
一般的に0.02から0.5バールである。このゲージ圧は、
コーティング材料(例えばその量)に部分的に依存してい
る。
【0017】図1に示した実施例は、好ましい実施例で
あるが、当然ながら、変形例を採用することもできる。
図2では、境界素子6'は、2つの部品、すなわち薄い
プレート、すなわち薄いストリップ18と、このストリッ
プ18に接続され、図1よりも短かく、曲げ縁19'を有す
るストリップスプリング状部材17とから成っている。
あるが、当然ながら、変形例を採用することもできる。
図2では、境界素子6'は、2つの部品、すなわち薄い
プレート、すなわち薄いストリップ18と、このストリッ
プ18に接続され、図1よりも短かく、曲げ縁19'を有す
るストリップスプリング状部材17とから成っている。
【0018】図3に示すように、境界素子内のロールに
隣接する部品18'を比較的厚いバーとして形成すること
も、理論的に可能である。本例では、ストリップスプリ
ング状部材17'は、比較的大きな重量を担持しなければ
ならない。この目的は、ストリップスプリング状の境界
素子がかなり薄く、好ましくは、0.3mmと0.8mmとの間の
厚さとなるように、ギャップsを、できるだけ狭く(最
大2mm、好ましくは約1mm)することにある。これによ
り、コーティング開始時のウェブまたはロールが損傷す
る危険が、かなり減少する。
隣接する部品18'を比較的厚いバーとして形成すること
も、理論的に可能である。本例では、ストリップスプリ
ング状部材17'は、比較的大きな重量を担持しなければ
ならない。この目的は、ストリップスプリング状の境界
素子がかなり薄く、好ましくは、0.3mmと0.8mmとの間の
厚さとなるように、ギャップsを、できるだけ狭く(最
大2mm、好ましくは約1mm)することにある。これによ
り、コーティング開始時のウェブまたはロールが損傷す
る危険が、かなり減少する。
【0019】ストリップスプリング状の境界素子6の本
来的に自由な縁を、合成樹脂、例えばポリウレタン、ポ
リエチレンまたはゴムでコーティングし、図4で示すよ
うに、ほぼ円形の断面を有するようにすると有利であ
る。
来的に自由な縁を、合成樹脂、例えばポリウレタン、ポ
リエチレンまたはゴムでコーティングし、図4で示すよ
うに、ほぼ円形の断面を有するようにすると有利であ
る。
【0020】本例では、コーティング部品21は、ウェブ
材料またはロールに当接するよう、すなわちギャップが
なくなるようにもできる。
材料またはロールに当接するよう、すなわちギャップが
なくなるようにもできる。
【0021】図5は、ストリップスプリング状の直線の
境界素子6'を備える変形例を示す。
境界素子6'を備える変形例を示す。
【0022】
【効果】本発明の装置の大きな効果は、コーティング装
置の作動中の保持手段における、または保持手段を備え
たほとんどの例における可撓性境界壁、ギャップsの大
きさには、下限はないので、通常は変位できなくてもよ
いことである。ウェブから離間したり、ロールに接近し
たりするよう調節できるものである必要はない。いずれ
の場合でも、ギャップが、境界壁の可撓性のために調節
自在になっていることが、別の大きな効果である。
置の作動中の保持手段における、または保持手段を備え
たほとんどの例における可撓性境界壁、ギャップsの大
きさには、下限はないので、通常は変位できなくてもよ
いことである。ウェブから離間したり、ロールに接近し
たりするよう調節できるものである必要はない。いずれ
の場合でも、ギャップが、境界壁の可撓性のために調節
自在になっていることが、別の大きな効果である。
【図1】本発明に係わるコーティング装置の主な特徴を
示すコーティング装置の断面図である。
示すコーティング装置の断面図である。
【図2】境界素子の別の可能な実施例を示す。
【図3】境界素子の別の可能な実施例を示す。
【図4】境界素子の別の可能な実施例を示す。
【図5】境界素子の別の可能な実施例を示す。
2 ドクタ 3 計量バー 4 シート状ホルダ 5 スラスト
素子 6、6' 境界素子 7 プレート
状支持体 9 コーティングチャンバ 12 主支持
ビーム 13 前方壁 14 ジェッ
トダクト 17 ストリップスプリング状部材 18ストリッ
プ 19、19' 曲げ縁 21 コーテ
ィング部品 s ギャップ W ロール
素子 6、6' 境界素子 7 プレート
状支持体 9 コーティングチャンバ 12 主支持
ビーム 13 前方壁 14 ジェッ
トダクト 17 ストリップスプリング状部材 18ストリッ
プ 19、19' 曲げ縁 21 コーテ
ィング部品 s ギャップ W ロール
Claims (10)
- 【請求項1】 周辺の圧力よりも高く、少なくとも0.01
バールのゲージ圧を有するコーティングチャンバ(9)を
備え、このコーティングチャンバ(9)は、ロール(W)上
に形成され、ロールまたはウェブの外側表面に対して後
縁側にあるその端部は、ドクタ(2)により境界が定めら
れ、上記表面の移動方向に対して前縁側にある端部は境
界素子(6)により境界が定められている、紙またはボー
ル紙の移動中のウェブをコーティングする装置であっ
て、 境界素子(6)は、フォイル状またはストリップ状をして
おり、この境界素子(6)の少なくとも一部は、移動自在
であり、この移動自在の部分は、弾性体、または弾性的
に取り付けられたプレートまたはバーからなり、初期位
置、すなわち設計位置にある移動自在な部分の延長部ま
たは(湾曲している場合は)弦が、この延長部または弦と
ロールとの交点を通るように引いたロールへの接線と、
チャンバ内で70゜と110゜との間の角度をなすよう、上記
初期位置にある移動自在部分がセットされており、かつ
移動自在な部分とのロールとの間には、ゼロに近い可変
ギャップが形成されるようになっていることを特徴とす
るコーティング装置。 - 【請求項2】 周辺の圧力よりも高い少なくとも0.01バ
ールのゲージ圧を有するコーティングチャンバ(9)を備
え、このコーティングチャンバ(9)は、ロール(W)上に
形成され、ロールまたはウェブの外側表面に対して出口
側端部は、計量バー(3)により境界が定められ、移動方
向に対して入口側にある端部は、境界素子(6)により境
界が定められている、紙またはボール紙の移動中のウェ
ブをコーティングする装置であって、 境界素子は、フォイル状またはストリップ状をしてお
り、この境界素子の少なくとも一部は、弾性体または弾
性的に取り付けられたプレートまたはバーからなり、こ
のプレートまたはバーの自由端縁は、ロールの外側表面
に対し、ゼロまで近似する狭い可変ギャップを形成し、
チャンバ内の圧力が設計圧力よりも増加するにつれ、ギ
ャップは定常的に増加するようになっていることを特徴
とするコーティング装置。 - 【請求項3】 コーティングチャンバ(s)内で測定した
ギャップ(s)または境界素子の自由端縁に隣接する少な
くとも30mmに等しい、ロールの少なくとも一部へのギャ
ップ(s)内で引いた接線と、境界素子との間の角度が、
75゜と88゜との間になるように、境界素子(6)が取付けら
れている請求項1または2に記載のコーティング装置。 - 【請求項4】 境界素子(6')は、少なくとも2つの部
品から成る複合構造体であり、その一方(17)は、支持体
(7)と弾性的に接続された部材であり、他方の部材(8)
は、比較的剛性の高いプレートまたはバーであることを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコーティン
グ装置。 - 【請求項5】 境界素子(6および6')の一端が、クラ
ンプされており、かつその中間部に、ロールの軸心とほ
ぼ平行に伸びる曲げ縁(19)(19')を有すること、および
クランプ点と曲げ縁(19)(19')との間で、コーティング
チャンバ(9)の内圧に耐えるように支持されていること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコーティ
ング装置。 - 【請求項6】 境界素子(6)(6')は、ロールの軸心に
向かって測定した曲げ縁(19)(19')と自由端縁との長さ
が、20mmと100mmの間、好ましくは20mmと100mmの間であ
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコ
ーティング装置。 - 【請求項7】 境界素子(6)の全体が、弾性的に構成さ
れ。その厚さは、一定であり、0.1mmと1.0mmとの間、好
ましくは0.3mmと0.8mmとの間であることを特徴とする請
求項6に記載のコーティング装置。 - 【請求項8】 コーティングチャンバ(9)の内圧が0.1
バール変わるごとにロールまたはウェブの近傍にある境
界素子(6)(6')の端部のたわみが、0.3mmと5mmとの間
となるようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいず
れかに記載のコーティング装置。 - 【請求項9】 支持体(7)内、または支持体上、または
支持体を備える可撓性境界素子(6)(6')(17)(18)(17')
および(18')は、作動中は、ウェブまたは対向ロールに
接近したり、離間したりしないように調節できないよう
になっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
に記載のコーティング装置。 - 【請求項10】 境界素子のうちの一部が、クランプさ
れ、または曲げられている領域は、可撓性であり、他は
剛性であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
記載のコーティング装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4208897A DE4208897C2 (de) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | Auftragswerk zum Beschichten von Bahnen aus Papier oder Karton |
DE4208897.6 | 1992-03-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640648A true JPH0640648A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=6454504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082430A Pending JPH0640648A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-18 | 紙またはボール紙の移動中にウェブをコーティングする装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5885350A (ja) |
EP (1) | EP0561155B1 (ja) |
JP (1) | JPH0640648A (ja) |
AT (1) | ATE153404T1 (ja) |
CA (1) | CA2091939A1 (ja) |
DE (2) | DE4208897C2 (ja) |
FI (1) | FI98545C (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI98845C (fi) * | 1995-09-20 | 1997-08-25 | Valmet Corp | Sovitelma vanaisuuden estämiseksi lyhytviipymäapplikointilaitteessa |
DE29617230U1 (de) * | 1996-10-04 | 1996-12-05 | Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH, 89522 Heidenheim | Auftragseinrichtung zum Auftragen eines Streichmediums |
DE29619169U1 (de) * | 1996-11-08 | 1997-01-23 | Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH, 89522 Heidenheim | Auftragseinrichtung zum Auftragen eines Mediums auf eine laufende Bahn |
DE19723458A1 (de) | 1997-06-04 | 1998-12-10 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Auftragen eines flüssigen oder pastösen Mediums auf einen sich vorbeibewegenden Untergrund |
DE29716288U1 (de) * | 1997-09-10 | 1999-01-21 | Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH, 89522 Heidenheim | Vorrichtung zum direkten oder indirekten Auftragen eines flüssigen oder pastösen Auftragsmediums auf eine laufende Materialbahn, insbesondere aus Papier oder Karton |
DE19839916A1 (de) * | 1998-09-02 | 2000-03-09 | Jagenberg Papiertech Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Verminderung des Volumens oder Drucks eines Fluids, das von sich bewegenden Oberflächen in einen Spalt eingeschleppt wird |
KR100648411B1 (ko) * | 2003-10-17 | 2006-11-24 | 주식회사 디엠에스 | 유체분사노즐 |
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CN107694858B (zh) * | 2016-08-08 | 2023-03-17 | 黄丽玲 | 一种涂胶用的转换装置 |
Family Cites Families (13)
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