JPH0640624A - 無接触搬送装置 - Google Patents

無接触搬送装置

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Publication number
JPH0640624A
JPH0640624A JP19544392A JP19544392A JPH0640624A JP H0640624 A JPH0640624 A JP H0640624A JP 19544392 A JP19544392 A JP 19544392A JP 19544392 A JP19544392 A JP 19544392A JP H0640624 A JPH0640624 A JP H0640624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boxes
gas
gas blowing
blowing
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19544392A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ozaki
浩司 尾▲崎▼
Ichiro Miyagawa
一郎 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP19544392A priority Critical patent/JPH0640624A/ja
Publication of JPH0640624A publication Critical patent/JPH0640624A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 気体を吹出口より噴出することにより連続的
に走行するウェブを支持する無接触搬送装置において、
傾動可能な気体吹出箱と隣接する気体吹出箱が受渡し部
で吹出箱表面の接線方向が同じであることを特徴とする
無接触搬送装置または傾動可能な気体吹出箱の傾動方向
が、隣接する気体吹出箱との渡り部の接線方向と同じ方
向へ動かすことを特徴とする無接触搬送装置により達
成。 【効果】 気体吹出箱同士のウェブ受け渡し部における
ウェブ支持圧を安定させ、搬送性の向上した無接触搬送
装置の提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無接触搬送装置に関し、
詳しくは無接触搬送における安定な搬送を可能とする無
接触搬送装置に関する。
【0002】
【発明の背景】従来より、気体を噴出する噴出孔又は噴
出スリットによりウェブを支持しながら、無接触で搬送
を行い、場合によっては乾燥を同時に行う無接触搬送装
置が知られている。
【0003】例えば特開昭51-45819号にはウェブの両面
に波状に熱風膜を発生させ、ウェブを支持しながら波状
に走行させて乾燥する装置が開示されている。しかしな
がらこのような搬送装置においては、特に搬送長さが40
m以上になると、ウェブの走行位置がウェブの幅方向片
側により、また振動、蛇行が大きくなり、搬送ができな
くなる。
【0004】またウェブの寄り、蛇行を抑えるために、
ウェブの搬送方向を転換する部分において、気体吹き出
し箱を傾斜させる方法が従来から知られている。例えば
実公昭61-2676号や特開昭62-185666号においては、幅方
向のウェブのずれや浮上を調整するために気体吹出箱を
傾斜させる装置が開示されている。しかしながら、ウェ
ブを連続的に気体吹出箱により支持している装置におい
て、ウェブの方向転換部の気体吹出箱を傾斜させると、
該気体吹出箱とそれに隣接する気体吹出箱の間でウェブ
が激しく振動し、蛇行が大きくなり、搬送ができなくな
った。特に蛇行が大きいために走行位置が傾斜角度で大
きく変化し、ハンチング現象が発生し、更に吹出し空気
の流れが幅方向、進行方向ともに非常に不安定になり、
振動が増加し、ウェブと気体吹出箱が接触し、最終的には
搬送ができなくなった。
【0005】
【発明の目的】上記のような問題に対し、本発明の目的
は、傾動可能な気体吹出箱と隣接する気体吹出箱のウェ
ブ受渡し部におけるウェブ支持圧の安定により、搬送性
の向上した無接触搬送装置を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明の上記目的は、気体を吹出口より
噴出することにより連続的に走行するウェブを支持する
無接触搬送装置において、傾動可能な気体吹出箱と隣接
する気体吹出箱が受渡し部で吹出箱表面の接線方向が同
じであることを特徴とする無接触搬送装置または傾動可
能な気体吹出箱の傾動方向が、隣接する気体吹出箱との
渡り部の接線方向と同じ方向へ動かすことを特徴とする
無接触搬送装置により達成される。
【0007】以下、本発明について具体的に説明する。
【0008】図2は気体吹出箱(表面の気体吹出し孔は
省略)の相互関係を示す斜視図である。このような気体
吹出箱が千鳥状に配置されて、その間を該気体吹出箱表
面の多数の吹出し孔から噴出する気体により浮上しなが
ら搬送される。
【0009】同図において1は搬送されるウェブであ
り、2はウェブ搬送方向変換用の傾動可能な気体吹出
箱、3は隣接する気体吹出箱であり、4は気体吹出箱で
ある。このような気体吹出箱の受渡し部分において、特
に気体吹出箱2を傾動させた場合、ウェブ支持圧が変動
し、浮き量が変化し易い。そこで本発明においては、吹
出箱2,3の表面の接線方向を同一にすることにより、
上記支持圧の変動が抑えられ、蛇行も小さくなり搬送性
が安定することを見いだした。
【0010】図3は本発明の気体吹出箱の配置例を示す
説明断面図である。同図(a)はウェブ搬送方向変換用
気体吹出箱2の下面とウェブ支持用気体吹出箱3の上面
が同一平面で接線方向が垂直の場合で相対する気体吹出
箱のウェブ支持面は自由に選択可能である。それに対し
て図3(b)はウェブ搬送方向変換用気体吹出箱2の下
面21とウェブ支持用気体吹出箱3の上面31が重なり合っ
ており、特にその重なり合っている面を平行にし、受け
渡し部の接線方向を同じくしている。この重なり合って
いる水平部分の一部あるいは全部に気体を噴出してもよ
いし、しなくてもよい。図3(a)、(b)の場合は搬
送方向変換用気体吹出箱2の傾動方向は幅方向で垂直で
ある。図3(c)のような場合には気体吹出箱同士の接
線方向が同一であれば斜めでもよい。このように受け渡
し部の接線方向を等しくした場合、図3の(a)〜
(c)のA部とB部の圧が等しくなり、振動や部分的な
浮き量低下を防ぐことができる。図4は従来技術の組み
合わせによる気体吹出箱の配置を示す説明断面図であ
る。この場合は搬送方向変換用気体吹出箱2を常に接線
方向で傾動することは不可能であり、ウェブ1のバタツ
キは著しく大きくなり、その結果としてその部分での浮
き量も低下し、蛇行の発生、ウェブのバタツキとの相乗
効果により、ウェブ支持面に面擦れを誘発し、搬送が不
能であった。
【0011】それに対し、気体吹出箱同士のウェブの受
け渡し部が接線方向で同じ場合で搬送方向変換用気体吹
出し箱の接線方向で傾動可能な場合には常にウェブ支持
圧の関係は一定に保たれ、図4に比較して部分的な浮き
量低下は観察されず、バタツキも減少し、安定な搬送が
可能となった。
【0012】図1(a)、(b)は本発明の実施形態の
一例である。同図(a)において、傾動する搬送方向変
換用気体吹出箱2は常に気体吹出箱3と隣接しており、
傾動方向もその点での接線方向と等しい。
【0013】また図1(b)に示したように気体吹出箱
3は搬送方向変換用気体吹出箱2に対して反対側にある
必要はなく、張力、風量の条件によっては搬送方向変換
用気体吹出箱2と同じ側に設置してもよい。
【0014】
【実施例】気体吹出箱の受け渡し部における気体吹出箱
表面の接線方向の角度を同じくした図3(b)と接線方
向の角度がずれている図4の装置により搬送した結果、
図4の場合に比較して図3(b)の場合では部分的な浮
き量低下は観察されず、バタツキも激減することが観察
された。
【0015】
【発明の効果】本発明により、気体吹出箱同士のウェブ
受け渡し部におけるウェブ支持圧を安定させ、搬送性の
向上した無接触搬送装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本発明の気体吹出箱の配置
例を示す説明断面図
【図2】気体吹き出し箱配置の相互関係を示す説明斜視
【図3】(a)、(b)、(c)は、本発明の気体吹出
箱の配置例を示す説明断面図
【図4】本発明外の気体吹出箱の配置例を示す説明断面
【符号の説明】
1 ウェブ 2 方向変換用気体吹出箱 3 気体吹出箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体を吹出口より噴出することにより連
    続的に走行するウェブを支持する無接触搬送装置におい
    て、傾動可能な気体吹出箱と隣接する気体吹出箱が、受
    渡し部で吹出箱表面の接線方向が同じであることを特徴
    とする無接触搬送装置。
  2. 【請求項2】 傾動可能な気体吹出箱の傾動方向が、隣
    接する気体吹出箱との渡り部の接線方向と同じ方向へ動
    かすことを特徴とする無接触搬送装置。
JP19544392A 1992-07-22 1992-07-22 無接触搬送装置 Pending JPH0640624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19544392A JPH0640624A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 無接触搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19544392A JPH0640624A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 無接触搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640624A true JPH0640624A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16341155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19544392A Pending JPH0640624A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 無接触搬送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0640624A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002173261A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd フィルムジェットフィーダおよびフィルム搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002173261A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Toyo Seikan Kaisha Ltd フィルムジェットフィーダおよびフィルム搬送装置

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