JPH0640586B2 - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の製造方法

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JPH0640586B2
JPH0640586B2 JP61290860A JP29086086A JPH0640586B2 JP H0640586 B2 JPH0640586 B2 JP H0640586B2 JP 61290860 A JP61290860 A JP 61290860A JP 29086086 A JP29086086 A JP 29086086A JP H0640586 B2 JPH0640586 B2 JP H0640586B2
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forming
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関
し、特に浮遊ゲートを有するMIS電界効果トランジス
タからなり浮遊ゲートにファウラー・ノルドハイム・ト
ンネリング(Fowler Nordheim Tunneling)による電子
注入電子注出をすることで電気的書き込み消去を行なう
EEPROM(Electrical Erasable Programable R
OM)に関する。
〔従来の技術〕
第5図(a),(b)に従来のファウラー・ノルドハイ
ム・トンネリングによる電子注入注出法を用いるn−c
h・EEPROMメモリトランジスタの平面図とD−
D′線断面図を示す。
第5図(a),(b)において、1はP型半導体基板、
4は選択用トランジスタのドレイン領域、3は選択用ト
ランジスタのソース領域並びにメモリトランジスタのド
レイン領域、2はメモリトランジスタのソース領域、8
は選択ゲート、5は第1のゲート酸化膜、10はトンネ
ル用の薄い第2のゲート酸化膜、18は浮遊ゲート、1
4は第3のゲート酸化膜、15は制御ゲートである。
メモリトランジスタの各電極は第6図に示す様に容量結
合している。第6図において、Cは浮遊ゲート18と
制御ゲート15間容量、Cは浮遊ゲート18とドレイ
ン領域3間の約100Å程度の薄い第2のゲート酸化膜
10部の容量、CFDは浮遊ゲート18とドレイン領域3
間のC以外のオーバーラップ容量、Cは浮遊ゲート
18と半導体基板1間の容量、CFSは浮遊ゲート18と
ソース領域2間のオーバーラップ容量を示す。
書き込み動作は制御ゲート15、ソース領域2、P型半
導体基板1を接地し選択ゲート8と選択用トランジスタ
のドレイン領域4に正の高電圧(例えば約20V)を印
加することにより前述した容量結合から薄い第2のゲー
ト酸化膜10に電界を集中させ、ファウラー・ノルドハ
イム・トンネリングにより電子が浮遊ゲート18からド
レイン領域3に注出されることによってなされる。電子
の注出は結果的に、浮遊ゲート18に正の電荷を蓄積さ
せメモリトランジスタのしきい値を低下させるいわゆる
デプレッション動作を行なわせる。
消去動作はP型半導体基板1を接地し、選択ゲート8の
正に高電圧(例えば約20V)を印加して選択用トラン
ジスタのドレイン領域4を接地するかあるいは、ソース
領域2を接地して制御ゲート15に正の高電圧(例えば
約20V)を印加することにより容量結合から薄い第2
ゲート酸化膜10に電界を集中させる。この場合電界の
向きは書き込み動作と逆方向で、電子はドレイン領域3
から浮遊ゲート18に注入される。その結果、浮遊ゲー
ト18は負の電荷が蓄積されメモリトランジスタのしき
い値は高くなる。書き込み情報の読み出しは選択用トラ
ンジスタを選択し制御ゲートの電圧を適当に設定し、メ
モリトランジスタのオン,オフを判断することでなされ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
メモリトランジスタの書き込み消去は前述した様に、薄
い第2ゲート酸化膜10に効率よく安定に電界を集中す
ることによりなされ、電荷移動が速く安定した特性が得
られる。書き込み動作は浮遊ゲート18中の電荷Q
負の状態から電子を注出しQを正の状態にし、消去動
作は逆に正の状態から浮遊ゲート18に電子を注入して
を負の状態にする。書き込んだ状態と消去した状態
との遷移状態であるQが零近傍で薄い第2ゲート酸化
膜10にかかる電界Eは書き込み時には で表わされる。ここでtは薄い第2ゲート酸化膜10
の膜厚、Vはドレインに印加される高電圧である。消
去時に薄い第2ゲート酸化膜にかかる電界Eで表わされる。ここでVCGは制御ゲート15に印加する
正の高電圧である。
書き込み、消去速度を速めるにはE,Eを大きくす
ることにより実現でき、書き込み消去特性の安定性はE
,Eのばらつきをおさえることで実現できる。
(1) ,(2) 式からわかる様にCFDはE,Eを悪く
(小さく)する要素として寄与するが従来の不揮発性半
導体記憶装置によれば以下に示す様な目ずれマージンの
ため大きくならざるを得ない。
まず、薄い第2のゲート酸化膜10部面積が変動しない
様薄い第2ゲート酸化膜10部と、ドレイン領域3とチ
ャネル部境界及び浮遊ゲート端とには各々第5図(a)
に示すl,lの目ずれマージンが必要である。ま
た、絶縁分離用フィールド酸化膜と活性領域の境界はホ
ワイトリボン(ナイトライドリボン)やシリコン面の突
形状(ノッチ)等その部位に形成した薄い酸化膜の特性
を悪くする要素が多く、したがって薄い第2のゲート酸
化膜10がフィールド酸化膜と活性領域との境界にかか
らない様に目ずれマージンlをとる必要がある。この
様に従来技術によれば浮遊ゲート・ソース領域間容量C
FDは大きくならざるを得ない。さらにメモリトランジス
タのドレイン領域3は浮遊ゲート18に対して自己整合
的に形成されていないため、そのオーバラップ面積は目
ずれによる製造ばらつきを有する。
これらの特性の不利,不安定性を解消する手法としては
浮遊ゲート・制御ゲート間容量Cを十分に大きくする
しかなく、このためには浮遊ゲート18と制御ゲート1
5間面積が大きくなりセル面積が大きくならざるを得な
い。
以上述べた様に従来の不揮発性半導体記憶装置において
は、CFDが大きいために特性の不利・不安定性が大き
く、さらにセル面積の縮小が困難であり、メモリ容量の
大容量化,チップサイズ縮小によるコストダウン等がむ
ずかしいという大きな欠点があった。
本発明の目的は、上記欠点を除去し、浮遊ゲート・ドレ
イン領域間容量を小さくし、セル面積が小さくかつメモ
リ容量の大きな不揮発性半導体記憶装置及びその製造方
法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の半導体記憶装置の製造方法は、一導電型半導体
基板上に絶縁分離用フィールド絶縁膜を形成する工程
と、前記半導体基板上の活性領域に第1のゲート絶縁膜
を形成した後この第1のゲート絶縁膜及び前記フィール
ド絶縁膜上に第1の多結晶シリコン層及び第1の絶縁膜
層を逐次成長させパターニングして浮遊ゲート用の第1
の多結晶シリコン層及び選択ゲートを形成する工程と、
前記第1の多結晶シリコン層及び選択ゲートに自己整合
的にメモリ用トランジスタのドレイン・ソース領域及び
選択用トランジスタのドレイン領域を形成する工程と、
全面に第2の絶縁層を成長させた後異方性エッチング法
でエッチングすることにより前記第1の多結晶シリコン
層側壁及び前記選択ゲート側壁に第2の絶縁膜を残す工
程と、側壁に第2の絶縁膜が形成された前記第1の多結
晶シリコン層と選択ゲート間の前記メモリ用トランジス
タのドレイン領域上に自己整合的に第2のゲート絶縁膜
を形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン層上の前
記第1の絶縁膜に接続孔を開孔する工程と、全面に多結
晶シリコン層を成長させてパターニングし、前記接続孔
で前記第1の多結晶シリコン層と接続し、前記第2のゲ
ート絶縁膜をおおいかつ前記第1の絶縁膜を介して前記
選択ゲートの少なくとも一部の領域上に延在する浮遊ゲ
ート用の第2の多結晶シリコン層を形成する工程と、こ
の第2の多結晶シリコン層上に第3のゲート絶縁膜を介
して制御ゲートを形成する工程とを含んで構成されるこ
とを特徴とする。
〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a),(b),(c)は第1の発明の不揮発性
半導体装置の第1の実施例の平面図、A−A′線拡大断
面図及びB−B′線拡大断面図である。
第1図(a),(b),(c)においてP型半導体基板
1上には、メモリ用トランジスタのN型のソース領域2
とドレイン領域3と選択用トランジスタのドレイン領域
4が形成されており、ソース領域2とドレイン領域3間
のP型半導体基板1上には厚さ約500Åの第1のゲー
ト酸化膜5を介して浮遊ゲートを構成する第1の多結晶
シリコン層6が形成され、ドレイン領域3と選択用トラ
ンジスタのドレイン領域4間のP型半導体基板1上には
厚さ約500Åの選択用トランジスタのゲート酸化膜7
を介して選択ゲート8が形成されている。ドレイン領域
3は浮遊ゲートの第1の多結晶シリコン層6及び選択ゲ
ート8に自己整合的に形成されている。
ドレイン領域3上には絶縁分離用フィールド酸化膜9端
からは目ずれマージンlだけはなれ、第1の多結晶シ
リコン層6の側面の窒化膜11と選択ゲート8の側面の
窒化膜11に自己整合的に決定される領域に厚さ約10
0Åの第2のゲート酸化膜10が形成されている。そし
て、第1の多結晶シリコン層6上には厚さ2000〜6
000Åの窒化膜11が形成されその上に接続部12で
第1の多結晶シリコン層6と接続された浮遊ゲートの第
2の多結晶シリコン層13が形成されている。そしてこ
の第2の多結晶シリコン層13は、第2のゲート酸化膜
10をおおい、窒化膜11を介して選択ゲート8上にま
で延在している。更に、第2の多結晶シリコン層13上
には厚さ約500Åの第3のゲート酸化膜14が形成さ
れ、その上に制御ゲート15が形成されている。
このように構成された第1の実施例においては、ドレイ
ン領域3と第2のゲート酸化膜10がともに浮遊ゲート
の第1の多結晶シリコン層6と選択ゲート8及びそれら
側面の窒化膜11に自己整合的に形成されているため、
第5図(a)に示したように、従来、必要であった目ず
れマージンl,lは全く必要なくなり、浮遊ゲート
・ドレイン領域間容量CFDを従来の25〜50%にまで
小さくすることができる。また、浮遊ゲートの第2の多
結晶シリコン層13が選択ゲート8上にまで延在してい
るため、ドレイン領域と浮遊ゲートのオーバーラップ容
量CFDの目ずれによる製造ばらつきは全くなくなり、さ
らに従来浮遊ゲート・制御ゲート間容量Cすなわち、
浮遊ゲート・制御ゲート間対向面積に全く寄与すること
のできなかった選択ゲート8上でも浮遊ゲートの第2の
多結晶シリコン層13と選択ゲート8が対向できるため
を大きくすることが可能となり、高速かつ安定な書
込消去特性が得られる。
第2図(a),(b)は第1の発明の不揮発性半導体記
憶装置の第2の実施例の平面図及びC−C′線拡大断面
図である。B−B′線拡大断面図は第1図(c)に示し
た第1の実施例と何ら異なる所はない。
第2図(a),(b)において、浮遊ゲートの第2の多
結晶シリコン層13はドレイン領域3上で絶縁分離用フ
ィールド酸化膜9端からlの目ずれマージンをとって
パターニングしてある。第2のゲート酸化膜10の領域
は第1の多結晶シリコン層6と選択ゲート8と、さらに
ドレイン領域3上の浮遊ゲートの第2の多結晶シリコン
層13の幅とに自己整合的に決定されている。
この様に構成された第2の実施例においては、ドレイン
領域3と第2のゲート酸化膜10がともに浮遊ゲートの
第1の多結晶シリコン層6と選択ゲート8に自己整合的
に形成されているため、従来必要であった目ずれマージ
ンl,lは全く必要なくなり、さらに第2のゲート
酸化膜10の領域はドレイン領域3上の第2の多結晶シ
リコン層13の幅に自己整合されているため、浮遊ゲー
ト・ドレイン間容量はCだけCFDをなくすことができ
る。また第2の多結晶シリコン層13が選択ゲート8上
にまで延在しているため従来Cに全く寄与することが
できなかった選択ゲート8上でも、第2の多結晶シリコ
ン層13と選択ゲート8が対向できるため、Cを大き
くすることが可能となり高速かつ安定な書込消去特性が
得られる。
第3図(a)〜(d)及び第4図は第2の発明の不揮発
性半導体記憶装置の製造方法の一実施例を説明するため
の工程順に示した半導体チップの断面図であり、第3図
(a)〜(d)は第1図(a)のB−B′線方向の断面
をまた第4図は第1図(a)のA−A′線方向の断面を
示す。
まず、第3図(a)及び第4図に示す様にP型半導体基
板1上に絶縁分離用のフィールド絶縁膜9を形成した
後、活性領域上に熱酸化法により厚さ約500Åの第1
のゲート酸化膜5及び選択用トランジスタのゲート酸化
膜7を形成し、次に厚さ約4000Åのn型不純物を導
入した多結晶シリコン層を成長させ続いて厚さ約500
0Åの第1の窒化膜11を成長させたのち、ホトリソグ
ラフィ工程により窒化膜,多結晶シリコン層をエッチン
グして浮遊ゲートの第1の多結晶シリコン層6と選択ゲ
ート8を形成する。続いてAsをイオン注入してソース領
域2,ドレイン領域3及び選択用トランジスタのドレイ
ン領域4を第1の多結晶シリコン層6及び選択ゲート8
に自己整合的に形成する。
次に、第3図(b)に示す様に、全面に厚さ約5000
Åの第2の窒化膜16を成長させる。
次に、第3図(c)に示す様に窒化膜を異方性エッチン
グ法でエッチングすることにより第1の多結晶シリコン
層6の側壁と選択ゲート8の側壁に厚さ約5000Åの
第2の窒化膜16を残し上面に第1の窒化膜11を厚さ
約4000Å程度残す。
次に、第3図(d)及び第4図に示す様に、ドレイン領
域3上に熱酸化法により厚さ約500〜1000Åの酸
化膜17を形成したのち、ホトリソグラフィ工程により
酸化膜17をバッファード沸酸で絶縁分離用フィールド
酸化膜9端からlのマージンをとって、また第1の多
結晶シリコン層6と選択ゲート8間では自己整合的にエ
ッチング除去する、次で、この酸化膜17を除去した部
分に熱酸化法により厚さ約100Åの第2のゲート酸化
膜10を形成する。続いて、ホトリソグラフィ工程によ
り窒化膜11に浮遊ゲートの第1の多結晶シリコン層6
への接続孔12を開孔したのち、厚さ約2000Åのn
型の多結晶シリコン層を成長させ、パターニングして浮
遊ゲートの第2の多結晶シリコン層13を形成する。こ
の時、この第2の多結晶シリコン層13が接続孔12で
浮遊ゲートの第1の多結晶シリコン層6と電気的に接続
し、ドレイン領域3と第2のゲート酸化膜10を介して
対向し、選択ゲート8上にまで延在するように形成す
る。選択ゲート8とは厚い窒化膜11及び16を介して
対向しているためこの間の容量は無視できる。
以下、第1図(a)〜(c)に示す様に、浮遊ゲートの
第2の多結晶シリコン層13を熱酸化することにより第
3のゲート酸化膜14を形成し、この上に厚さ約200
0Åのn型の多結晶シリコンを成長させパターニングし
て制御ゲート15を形成する。
以上説明した様な第2の発明の一実施例においては、ド
レイン領域3が浮遊ゲートの第1の多結晶シリコン層6
と選択ゲート8に自己整合的に形成でき、第1の多結晶
シリコン層6及び選択ゲート8の上面を窒化膜11、側
壁を窒化膜16でおおうことにより、第2のゲート酸化
膜10領域を第1の多結晶シリコン層6及び選択ゲート
8に自己整合的に形成できるため、従来必要であった目
ずれマージンl,lが不要となる。また、選択ゲー
ト8の上面及び壁を厚い窒化膜11及び16でおおうこ
とにより、第1の多結晶シリコン層と電気的に接続され
た浮遊ゲートの第2の多結晶シリコン層13が選択ゲー
ト8上に延在することが可能となり、従来Cに寄与す
ることのできなかった選択ゲート上の領域で制御ゲート
15と対向してCに寄与することができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明は、不揮発性半導体記憶装置の
浮遊ゲートを互いに接続された2層の多結晶シリコン層
で構成し、ドレイン領域を浮遊ゲートの第1の多結晶シ
リコン層と選択ゲートに自己整合的に形成し、かつ第2
のゲート酸化膜領域も浮遊ゲートの第1の多結晶シリコ
ン層と選択ゲートに自己整合的に形成し、浮遊ゲートの
第2の多結晶シリコン層が第2のゲート酸化膜領域をお
おいかつ絶縁膜を介して選択ゲート上にまで延在する構
造とすることにより従来必要であった目ずれマージンを
不要とし、浮遊ゲート・ドレイン領域間容量CFDを製造
ばらつきのない安定した小さい値におさえる効果が得ら
れる。
さらに、従来セル面積中で浮遊ゲート・制御ゲート間容
量Cに寄与できなかった選択ゲート上の領域を寄与さ
せることが可能となり、Cを飛躍的に大きくすること
ができ、安定な高速書込・消去が得られさらにセル面積
の縮小,メモリ容量の大容量化,チップサイズの縮小に
よるコストダウン等に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は第1の発明の不揮発性半導体記
憶装置の第1の実施例の平面図,A−A′線断面図,B
−B′線断面図,第2図(a),(b)は第2の実施例
の平面図,C−C′線断面図,第3図(a)〜(d)及
び第4図は第2の発明の不揮発性半導体記憶装置の製造
方法の一実施例を説明するための製造工程順に示した半
導体チップの断面図,第5図(a),(b)は従来の不
揮発性半導体記憶装置の一例の平面図及びD−D′線断
面図,第6図は第5図(a),(b)に示した各部門の
容量結合を示す等価回路図である。 1……P型半導体基板、2……ソース領域、3……ドレ
イン領域、4……選択用トランジスタのドレイン領域、
5……第1のゲート酸化膜、6……第1の多結晶シリコ
ン層、7……選択用トランジスタのゲート酸化膜、8…
…選択ゲート、9……フィールド酸化膜、10……第2
のゲート酸化膜、11……窒化膜、12……接続孔、1
3……第2の多結晶シリコン層、14……第3のゲート
酸化膜、15……制御ゲート、16……窒化膜、17…
…酸化膜、18……浮遊ゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型半導体基板上に絶縁分離用フィー
    ルド絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板上の活性
    領域に第1のゲート絶縁膜を形成した後この第1のゲー
    ト絶縁膜及び前記フィールド絶縁膜上に第1の多結晶シ
    リコン層及び第1の絶縁膜層を逐次成長させパターニン
    グして浮遊ゲート用の第1の多結晶シリコン層及び選択
    ゲートを形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン層
    及び選択ゲートに自己整合的にメモリ用トランジスタの
    ドレイン・ソース領域及び選択用トランジスタのドレイ
    ン領域を形成する工程と、全面に第2の絶縁層を成長さ
    せた後異方性エッチング法でエッチングすることにより
    前記第1の多結晶シリコン層側壁及び前記選択ゲート側
    壁に第2の絶縁膜を残す工程と、側壁に第2の絶縁膜が
    形成された前記第1の多結晶シリコン層と選択ゲート間
    の前記メモリ用トランジスタのドレイン領域上に自己整
    合的に第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1
    の多結晶シリコン層上の前記第1の絶縁膜に接続孔を開
    孔する工程と、全面に多結晶シリコン層を成長させてパ
    ターニングし、前記接続孔で前記第1の多結晶シリコン
    層と接続し、前記第2のゲート絶縁膜をおおいかつ前記
    第1の絶縁膜を介して前記選択ゲートの少なくとも一部
    の領域上に延在する浮遊ゲート用の第2の多結晶シリコ
    ン層を形成する工程と、この第2の多結晶シリコン層上
    に第3のゲート絶縁膜を介して制御ゲートを形成する工
    程とを含んで構成されることを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置の製造方法。
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