JPH0640570Y2 - 成形装置 - Google Patents
成形装置Info
- Publication number
- JPH0640570Y2 JPH0640570Y2 JP1989050104U JP5010489U JPH0640570Y2 JP H0640570 Y2 JPH0640570 Y2 JP H0640570Y2 JP 1989050104 U JP1989050104 U JP 1989050104U JP 5010489 U JP5010489 U JP 5010489U JP H0640570 Y2 JPH0640570 Y2 JP H0640570Y2
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- JP
- Japan
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- molding
- molded
- lower mold
- mold
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被成形素材を加熱し、加熱された上型と下
型間に挿入配置して押圧成形する成形装置において、上
型と下型のそれぞれの成形面を清掃する成形装置に関す
る。
型間に挿入配置して押圧成形する成形装置において、上
型と下型のそれぞれの成形面を清掃する成形装置に関す
る。
成形型の成形面を自動清掃する成形装置ははいまだ知ら
れていない。
れていない。
しかし上記の成形装置と類似している技術としては、特
開昭60-200833号公報がある。
開昭60-200833号公報がある。
この公報に開示されている技術を第10図にて説明する。
第10図は、上記公報に記載された発明の側面よりの断面
図である。
図である。
図に示すように、加熱手段を外周に巻装着した上型1と
下型2は互いに上下方向に移動自在に構成されて、その
上型1と下型2間に被成形素材(レンズ)3を挿入出し
て押圧成形するよう構成されている。
下型2は互いに上下方向に移動自在に構成されて、その
上型1と下型2間に被成形素材(レンズ)3を挿入出し
て押圧成形するよう構成されている。
上記構成による成形工程において成形層が酸化による破
損防止のため成形型(上型1と下型2)の成形層表面に
向けて、酸化防止用の非酸化性または、還元性瓦斯を吹
き付けて非酸化性または還元性の雰囲気を形成するとい
う発明である。
損防止のため成形型(上型1と下型2)の成形層表面に
向けて、酸化防止用の非酸化性または、還元性瓦斯を吹
き付けて非酸化性または還元性の雰囲気を形成するとい
う発明である。
上記公報による発明のおいては、非酸化性または、還元
性の雰囲気層を形成するという手段の開示はあるが、上
型1と下型2のそれぞれの成形面における清掃手段につ
いては、全く開示されていない。特に上記公報において
は、不活性瓦斯を成形室内に噴入するということはでき
ても、型の成形面の清掃を成形工程の一環として行うと
いう技術については、全く開示もなくまた技術的に不可
能である。
性の雰囲気層を形成するという手段の開示はあるが、上
型1と下型2のそれぞれの成形面における清掃手段につ
いては、全く開示されていない。特に上記公報において
は、不活性瓦斯を成形室内に噴入するということはでき
ても、型の成形面の清掃を成形工程の一環として行うと
いう技術については、全く開示もなくまた技術的に不可
能である。
従って上型1と下型2のそれぞれの成形面間に浸入する
酸化性のゴミや塵などを除去するという思想即ち上型1
と下型2間のそれぞれの成形面にゴミや塵などが付着
し、成形された成形品の表面にピックやクレータなどの
不良の発生を防ぐという問題については、全く考慮され
ていない。
酸化性のゴミや塵などを除去するという思想即ち上型1
と下型2間のそれぞれの成形面にゴミや塵などが付着
し、成形された成形品の表面にピックやクレータなどの
不良の発生を防ぐという問題については、全く考慮され
ていない。
この考案は、上記問題点に鑑みて創作されたものであ
る。即ち上型1と下型2のそれぞれの成形面に付着した
ゴミまたは塵などによるピックやクレータなどの不純物
による不良原因を成形前に予め不活性瓦斯にて除去し、
成形品の不良防止を向上させる成形装置を提供するを目
的とするものである。
る。即ち上型1と下型2のそれぞれの成形面に付着した
ゴミまたは塵などによるピックやクレータなどの不純物
による不良原因を成形前に予め不活性瓦斯にて除去し、
成形品の不良防止を向上させる成形装置を提供するを目
的とするものである。
この考案は、上型と下型間に被成形素材を配置して、押
圧成形する成形手段と、上記上型1と下型間に被成形素
材を搬入出する搬送手段と、この搬送手段と上記成形手
段のそれぞれの作用を妨げないよう挿入出自在に設けた
不活性瓦斯の噴出ノズルを有し、上型と下型のそれぞれ
の成形面の清掃を行うよう構成した清掃手段とを具備し
た成形装置である。
圧成形する成形手段と、上記上型1と下型間に被成形素
材を搬入出する搬送手段と、この搬送手段と上記成形手
段のそれぞれの作用を妨げないよう挿入出自在に設けた
不活性瓦斯の噴出ノズルを有し、上型と下型のそれぞれ
の成形面の清掃を行うよう構成した清掃手段とを具備し
た成形装置である。
(第1実施例) この考案の実施例を図面に基づいて、その構成と作用を
説明する。
説明する。
第1図は、この考案を実施した成形装置の要部の側面よ
りの概略平面図。
りの概略平面図。
第2図は、第1図の成形装置の作用を示す要部側面の概
略平面図。
略平面図。
第3図は、第1図の成形装置の上面よりの作用を示す概
略平面図。
略平面図。
第4図は、被成形素材を搬送する搬送手段の側面よりの
断面図。
断面図。
第5図と第6図は、第1図に示す成形装置内に配設した
ノズルの作用状態の概要を示す平面図。
ノズルの作用状態の概要を示す平面図。
第7図は、この考案の成形装置の概要を示す側面よりの
断面図。
断面図。
第7図に示すように密閉形状で箱形に構成された成形室
3の上壁7と下壁8のそれぞれの中央位置には、孔を穿
設して上型1と下型2が図示していないがそれぞれに基
端にシリンダーを接続して、矢印にて示すよう上下方向
に作動して押圧成形するように装着されている。
3の上壁7と下壁8のそれぞれの中央位置には、孔を穿
設して上型1と下型2が図示していないがそれぞれに基
端にシリンダーを接続して、矢印にて示すよう上下方向
に作動して押圧成形するように装着されている。
また一方の側壁4には開口部5を構成して、被成形素材
9の挿入出する筒状の挿入抗6を密閉接続している。
9の挿入出する筒状の挿入抗6を密閉接続している。
また上記被成形素材9の挿入出抗6の外周辺には、第3
図にて示すように被成形素材9を成形前に所望の温度に
加熱するための予備加熱手段30と本加熱手段31を連設し
ている。
図にて示すように被成形素材9を成形前に所望の温度に
加熱するための予備加熱手段30と本加熱手段31を連設し
ている。
更に上記開口部5と挿入出抗6の接続部位には、成形室
3内の還元性などの雰囲気を保持するために成形素材9
の搬入出時に開閉するシャッタ13が配設されている。
3内の還元性などの雰囲気を保持するために成形素材9
の搬入出時に開閉するシャッタ13が配設されている。
上記被成形素材9を挿入出する挿入出抗6内には、上記
上型1と下型2の間に搬送挿入し、成形する被成形素材
9の搬送手段(供給アーム)11が挿入出自在に構成され
ている。即ち第3図および第4図に示すように帯状形で
その先端の平面上に孔12を穿設し、その孔12内にリング
形状で外周に鍔状の縁辺を形成し、かつ内周に被成形素
材(レンズ)9を載置可能な段部を形成した被成形素材
載置用の供給部材10を嵌着した供給アーム11が入出自在
に配設している。上記供給アーム11は、その先端に嵌着
した供給部材10上の被成形素材9を上型1と下型2との
間に搬送し、上型1と下型2との作動により被成形素材
9が押圧成形されるよう構成されている。また搬送アー
ム11は、成形された成形品9を搬出し、新たな被成形素
材9を供給部材10上に載置して再度搬入されるよう構成
されている。
上型1と下型2の間に搬送挿入し、成形する被成形素材
9の搬送手段(供給アーム)11が挿入出自在に構成され
ている。即ち第3図および第4図に示すように帯状形で
その先端の平面上に孔12を穿設し、その孔12内にリング
形状で外周に鍔状の縁辺を形成し、かつ内周に被成形素
材(レンズ)9を載置可能な段部を形成した被成形素材
載置用の供給部材10を嵌着した供給アーム11が入出自在
に配設している。上記供給アーム11は、その先端に嵌着
した供給部材10上の被成形素材9を上型1と下型2との
間に搬送し、上型1と下型2との作動により被成形素材
9が押圧成形されるよう構成されている。また搬送アー
ム11は、成形された成形品9を搬出し、新たな被成形素
材9を供給部材10上に載置して再度搬入されるよう構成
されている。
上記供給アーム11と成形上型1と下型2との作動は連動
構成されている。
構成されている。
上記構成の成形室3の上記供給アーム11の入出用開口部
5の右方の側壁14(第3図)には、上記成形素材9の搬
送用入出開口部5と同一的位置に成形型の清掃手段15の
入出用開口部16を構成している。
5の右方の側壁14(第3図)には、上記成形素材9の搬
送用入出開口部5と同一的位置に成形型の清掃手段15の
入出用開口部16を構成している。
上記清掃用手段15は、第1図および第2図に示すように
先端部を成形室3内に突出構成した帯状形の案内台17を
装着し、その案内台17上の長手方向側の後端にシリンダ
ー19に装着された軸19の先端と接続した上記成形室3内
へ摺動自在に挿入出構成した角型ブロック形状の摺動部
材18が装着されている。
先端部を成形室3内に突出構成した帯状形の案内台17を
装着し、その案内台17上の長手方向側の後端にシリンダ
ー19に装着された軸19の先端と接続した上記成形室3内
へ摺動自在に挿入出構成した角型ブロック形状の摺動部
材18が装着されている。
この摺動部材18上には、それぞれ固設された2本のノズ
ル23と24が並列に配設されている。
ル23と24が並列に配設されている。
上記2本のノズル23と24の先端側壁面の互いに異なる周
面位置(反対位置)に小穴を穿設している。即ち第5図
および第6図にて示すように一方のノズル23には小穴21
が他方のノズル24には小穴22が互いに反対方向にそれぞ
れ開口を向けて配設されている。
面位置(反対位置)に小穴を穿設している。即ち第5図
および第6図にて示すように一方のノズル23には小穴21
が他方のノズル24には小穴22が互いに反対方向にそれぞ
れ開口を向けて配設されている。
ノズル23と24は、その基端をそれぞれ配管継手25と26と
を設けて図示されていないが、基端を不活性瓦斯の供給
装置と接続したパイプ27と接続構成されている。
を設けて図示されていないが、基端を不活性瓦斯の供給
装置と接続したパイプ27と接続構成されている。
上記清掃装置15は、上型1と下型2の作動と、被成形素
材9を搬送する搬送装置11の作動と、シャッタ13の開閉
作動とは、それぞれに連動構成し、成形室3内において
互いに衝突しないよう構成されている。
材9を搬送する搬送装置11の作動と、シャッタ13の開閉
作動とは、それぞれに連動構成し、成形室3内において
互いに衝突しないよう構成されている。
また清掃装置15のノズル23と24に設けた小穴21と22はシ
リンダ20の作動により、上型1と下型2の間に挿入し、
上型1と下型2のそれぞれの先端に形成された成形面28
および29の面に不活性瓦斯を隈無く吹き付けし、成形面
28および29に付着した不純物即ちゴミや塵などを完全に
除去できる位置に配設されている。
リンダ20の作動により、上型1と下型2の間に挿入し、
上型1と下型2のそれぞれの先端に形成された成形面28
および29の面に不活性瓦斯を隈無く吹き付けし、成形面
28および29に付着した不純物即ちゴミや塵などを完全に
除去できる位置に配設されている。
次に上記構成による装置の作用を説明する。まづ予め被
成形素材9を供給部材10上に載置するために、被成形素
材9を収納箱(不図示)内よりロボットなどにより挟持
搬送させ、供給アーム11の先端部の孔12内に嵌着された
供給部10上に位置させる。その後に被成形素材9を載置
装填すると、供給アーム11の基端の駆動源(シリンダ
ー)は作動し、挿入出抗6内へ移動する。この移動によ
り供給アーム11上の被成形素材9は、予備加熱手段30お
よび本加熱手段31にて所定の温度に加熱されるため一旦
停止する。
成形素材9を供給部材10上に載置するために、被成形素
材9を収納箱(不図示)内よりロボットなどにより挟持
搬送させ、供給アーム11の先端部の孔12内に嵌着された
供給部10上に位置させる。その後に被成形素材9を載置
装填すると、供給アーム11の基端の駆動源(シリンダ
ー)は作動し、挿入出抗6内へ移動する。この移動によ
り供給アーム11上の被成形素材9は、予備加熱手段30お
よび本加熱手段31にて所定の温度に加熱されるため一旦
停止する。
上記搬送手段11の停止による作用中において、清掃手段
15の駆動源20は作動する。この作動によりシリンダー軸
19は、伸延して摺動部材18を案内台17の長手方向(先端
方向)に摺動する。
15の駆動源20は作動する。この作動によりシリンダー軸
19は、伸延して摺動部材18を案内台17の長手方向(先端
方向)に摺動する。
この摺動により2本のノズル23と24は、予め離間移動し
た上型1と下型2の間に挿入し、上型1と下型2のそれ
ぞれの成形面28と29の中心に、上記ノズル23と24の小孔
21と22が相対する位置に停止する。
た上型1と下型2の間に挿入し、上型1と下型2のそれ
ぞれの成形面28と29の中心に、上記ノズル23と24の小孔
21と22が相対する位置に停止する。
この停止に伴い小穴21と22から不活性瓦斯を噴射する。
即ち上記上型1と下型2の成形面28と29の面上に吹き付
けて付着しているゴミや塵を吹き飛ばす。
即ち上記上型1と下型2の成形面28と29の面上に吹き付
けて付着しているゴミや塵を吹き飛ばす。
上記清掃が終わるとシリンダー20は戻り作動して摺動部
材18を矢印にて示すような方向即ち元の位置(清掃前の
状態)に戻すことによりノズル23と24は、上型1と下型
2の中心より成形室3外に退避する。
材18を矢印にて示すような方向即ち元の位置(清掃前の
状態)に戻すことによりノズル23と24は、上型1と下型
2の中心より成形室3外に退避する。
上記清掃手段15の退避に伴って、被成形素材9を載置
し、加熱手段31で所定の温度に加熱された被成形素材9
の供給アーム11は、更に成形室3方向に移動する。
し、加熱手段31で所定の温度に加熱された被成形素材9
の供給アーム11は、更に成形室3方向に移動する。
この移動により開口部5に装着された防気用シャッタ13
は開き、被成形素材9は成形室3内に移動する。即ち不
活性瓦斯雰囲気となった成形室3内の清掃された上型1
と下型2のそれぞれの成形面28と29の中間位置に挿入配
置される。
は開き、被成形素材9は成形室3内に移動する。即ち不
活性瓦斯雰囲気となった成形室3内の清掃された上型1
と下型2のそれぞれの成形面28と29の中間位置に挿入配
置される。
上型1と下型2間に配置された被成形素材9は、矢印に
て示すようにシリンダの駆動により上下作動にて押圧成
形される。
て示すようにシリンダの駆動により上下作動にて押圧成
形される。
上記押圧成形された成形品9は、供給アーム11により成
形室3および挿入出抗6を至て外部に搬出される。
形室3および挿入出抗6を至て外部に搬出される。
上記供給アーム11により成形品9が成形室3内より搬出
されると再びシャッタ13は閉じ、清掃手段15が伸延して
上型1と下型2のそれぞれの成形面28と29の清掃を行う
以後は上記と同一工程を繰り返して成形される。
されると再びシャッタ13は閉じ、清掃手段15が伸延して
上型1と下型2のそれぞれの成形面28と29の清掃を行う
以後は上記と同一工程を繰り返して成形される。
成形された成形品は、ピックやクレータなどの無い良品
が成形される。
が成形される。
(第2実施例) 第8図および第9図は、この考案の第2実施例を示し、
第8図は清掃装置15の上面を示す概略平面図。第9図
は、第8図の側面を示す平面図である。図中同一部材、
同一構成については同一符号を用いその説明を省略す
る。
第8図は清掃装置15の上面を示す概略平面図。第9図
は、第8図の側面を示す平面図である。図中同一部材、
同一構成については同一符号を用いその説明を省略す
る。
案内台17上には、ノズル23と24の基端が長手方向に軸線
を揃えて並列に装着したL字形状の摺動部材18が装着さ
れている。この摺動部材18のL字形の端部にはシリンダ
20の軸19の先端と接続し案内台17上を摺動自在に構成さ
れている。
を揃えて並列に装着したL字形状の摺動部材18が装着さ
れている。この摺動部材18のL字形の端部にはシリンダ
20の軸19の先端と接続し案内台17上を摺動自在に構成さ
れている。
上記摺動部材18に装着されたノズル23と24の先端周壁に
は互に反対方向に開口を向けた小穴21と22を穿設してい
る。
は互に反対方向に開口を向けた小穴21と22を穿設してい
る。
上記ノズル23と24の基端には、配管継手25、26を介し
て、外部瓦斯供給装置とその基端部を接続した送気パイ
プ27と27′にそれぞれ接続構成されて、シリンダー20の
駆動にてノズル23と24が軸線方向に伸延した際第9図に
示すように小穴21と22が上型1と下型2のそれぞれの成
形面28と29の中心位置に配置して不活性瓦斯を噴射し、
成形面28と29の面上に付着した不純物を吹き飛ばすよう
構成されている。
て、外部瓦斯供給装置とその基端部を接続した送気パイ
プ27と27′にそれぞれ接続構成されて、シリンダー20の
駆動にてノズル23と24が軸線方向に伸延した際第9図に
示すように小穴21と22が上型1と下型2のそれぞれの成
形面28と29の中心位置に配置して不活性瓦斯を噴射し、
成形面28と29の面上に付着した不純物を吹き飛ばすよう
構成されている。
なお図中符号32は、ノズル23と24の先端が上型1と下型
2の成形面28と29の中心位置、即ち小穴21と22が成形面
28と29を隈無く噴射するように調整する調整用継手であ
る。
2の成形面28と29の中心位置、即ち小穴21と22が成形面
28と29を隈無く噴射するように調整する調整用継手であ
る。
上記構成による第2実施例の作用は、上記第1実施例と
同一作用につきその説明は省略する。
同一作用につきその説明は省略する。
上記実施例において、ノズル23と24を2本並列にかつ互
いに反対方向に噴出する小穴を穿設したが、これは上型
1と下型2との温度差に対応して噴射気体の温度を変え
得るように制御するために用いたものであるが、制御の
必要の無い場合は、単数のノズルにて、上型下型方向に
噴出口を回転させて清掃するように構成してもよい。
いに反対方向に噴出する小穴を穿設したが、これは上型
1と下型2との温度差に対応して噴射気体の温度を変え
得るように制御するために用いたものであるが、制御の
必要の無い場合は、単数のノズルにて、上型下型方向に
噴出口を回転させて清掃するように構成してもよい。
上記構成作用によるこの考案によれば、上記上型、下型
のそれぞれの成形面に付着した不純物をノズルを用いて
不純物瓦斯などで噴射除去するので、成形室内の酸素濃
度の上昇防止を損なうことがなく清掃ができるので不良
品の減少と相俟って成形品の品質の向上に寄与する効果
は顕著である。
のそれぞれの成形面に付着した不純物をノズルを用いて
不純物瓦斯などで噴射除去するので、成形室内の酸素濃
度の上昇防止を損なうことがなく清掃ができるので不良
品の減少と相俟って成形品の品質の向上に寄与する効果
は顕著である。
第1図は、この考案を実施した成形装置の要部の側面よ
りの概略平面図。 第2図は、第1図の成形装置の作用を示す要部側面の概
略平面図。 第3図は、第1図の成形装置の上面よりの作用状態を示
す概略平面図。 第4図は、この考案の成形装置における被成形素材を搬
送する搬送手段の側面よりの断面図。 第5図と第6図は、この考案のノズルの噴射方向を示す
作用平面図。 第7図は、この考案の成形室と搬送手段とを概略にて示
す側面よりの断面図。 第8図は、この考案を実施した第2実施例の清掃装置の
要部上面を示す平面図。 第9図は、第8図の側面を示す平面図。 第10図は、従来の成形装置の側面を示す断面図。 1……上型、2……下型 3……成形室、5……開口部 6……挿入出抗、9……被成形素材 10……供給部材、11……供給アーム 13……シャッター、15……清掃手段 17……案内台、18……摺動部材 19……シリンダー軸、20……駆動源 21,22……小穴、23,24……ノズル 28,29……成形面、30……予備加熱手段 31……本加熱手段
りの概略平面図。 第2図は、第1図の成形装置の作用を示す要部側面の概
略平面図。 第3図は、第1図の成形装置の上面よりの作用状態を示
す概略平面図。 第4図は、この考案の成形装置における被成形素材を搬
送する搬送手段の側面よりの断面図。 第5図と第6図は、この考案のノズルの噴射方向を示す
作用平面図。 第7図は、この考案の成形室と搬送手段とを概略にて示
す側面よりの断面図。 第8図は、この考案を実施した第2実施例の清掃装置の
要部上面を示す平面図。 第9図は、第8図の側面を示す平面図。 第10図は、従来の成形装置の側面を示す断面図。 1……上型、2……下型 3……成形室、5……開口部 6……挿入出抗、9……被成形素材 10……供給部材、11……供給アーム 13……シャッター、15……清掃手段 17……案内台、18……摺動部材 19……シリンダー軸、20……駆動源 21,22……小穴、23,24……ノズル 28,29……成形面、30……予備加熱手段 31……本加熱手段
Claims (2)
- 【請求項1】成形可能な温度に加熱軟化した被成形素材
を、相対移動させて押圧成形する一対の成形型と、 被成形素材を加熱炉内で成形可能な状態に加熱軟化した
後に前記成形型間に搬入し、かつ押圧成形後に成形品を
搬出する搬送手段と、 前記成形品を一対の成形型の成形面から離型した後に該
一対の成形面間に進入し、各成形面の中心付近に相対す
る穴から不活性ガスを噴射して各成形面を清掃するとと
もに清掃後に各成形面間から後退するノズルと、 を有することを特徴とする成形装置。 - 【請求項2】前記ノズルは、各成形面の中心付近に相対
する穴を穿設した2本からなり、各ノズルを介して各成
形型の温度差に対応して異なる温度の不活性ガスを噴射
するノズルであることを特徴とする請求項1記載の成形
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989050104U JPH0640570Y2 (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989050104U JPH0640570Y2 (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142441U JPH02142441U (ja) | 1990-12-03 |
JPH0640570Y2 true JPH0640570Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31568367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989050104U Expired - Lifetime JPH0640570Y2 (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640570Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6172633A (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-14 | Olympus Optical Co Ltd | モ−ルド成形用金型の成形面の浄化装置 |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP1989050104U patent/JPH0640570Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02142441U (ja) | 1990-12-03 |
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