JPH0640461B2 - キ−スイツチの一体成形方法 - Google Patents

キ−スイツチの一体成形方法

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JPH0640461B2
JPH0640461B2 JP60081403A JP8140385A JPH0640461B2 JP H0640461 B2 JPH0640461 B2 JP H0640461B2 JP 60081403 A JP60081403 A JP 60081403A JP 8140385 A JP8140385 A JP 8140385A JP H0640461 B2 JPH0640461 B2 JP H0640461B2
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JP
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switch
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switch member
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JPS61240517A (ja
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靖 井田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、例えば電子腕時計の合成樹脂製のバンド内
にキースイッチのスイッチ部材を配設して一体成形し、
キー釦の操作によって所定情報を入力できるようにした
キースイッチの一体成形方法に関する。
〔従来技術〕
従来、合成樹脂のバンド内にキースイッチのスイッチ部
材を一体成形する電気腕時計が考えられているが、その
一体成形を行う場合、従来では2つの合成樹脂成形品を
別々に作り、この2つの合成樹脂成形品の間にスイッチ
部材を挟んだのち2つの合成樹脂成形品を夫々接着また
は融合等の方法で一体成形している。
〔従来技術の問題点〕
この接着または融合の方法であると、時計バンドの引張
力等により2つの成形品の接着部材がはずれなくなる問
題がある。
そこで2つの成形品を接着等で一体成形するのではなく
夫々の成形品の樹脂の注入により一体成形する方法が考
えられるが、その場合、成形時に内部のスイッチ部材に
注入の際の圧力がかかってスイッチ部材が変形したりよ
じれたりし、そのためスイッチ不良などの機能低下、機
能不安定をひきおこす恐れがある。
〔発明の目的〕
キースイッチの機能が低下したり不安定になったりする
ような恐れのないキースイッチの一体成形方法を提供す
ることを目的とする。
〔発明の要点〕
この発明は上記のような目的を達成するために固定接点
と可動接点とがスペーサを介して接離可能に対向配置さ
れるスイッチ部材の上面にキー釦を有する弾性体からな
る一次成形品を形成すると共にこの一次成形品のキー釦
を押圧部材で押圧してスイッチ動作を行わせると共に、
固定接点の下方に二次成形品を形成するようにしたキー
スイッチの一体成形方法を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明を電子腕時計の時計バン
ドに適用した一実施例を説明する。
先ず、第1図および第2図により、キースイッチが一体
成形された腕時計の構造を説明する。
第2図は電子腕時計の外観斜視図であり、図中1は合成
樹脂等の弾性部材よりなる時計バンドである。この時計
バンド1は上下一対のバンド本体2,3よりなり、一方
のバンド本体(図字下側)2にはスイッチ部4が設けら
れていると共に、時計ケース5が一体に成形されてい
る。スイッチ部4はバンド本体2の上面に各種のキー釦
4a…を備えているほか、内部に後述するスイッチ部材
6を備えており、キー釦4a…を操作することにより、
所定の情報を入力するようになっている。なお、他方の
バンド本体(図中上側)3は後述するように、時計ケー
ス5に連結れている。
第1図は上記電子腕時計の要部拡大断面図である。時計
バンド1の一方のバンド本体2は、その上部にキー釦4
a…が膨出形成されており、また内部には作動突起4b
…が形成され、更にスイッチ部4のスイッチ部材6が配
置されている。このスイッチ部材6は、一枚のフレキシ
ブルシート7を2つに折り曲げ、この間にスペーサ8を
介して上下に重ね合わせたものであり、スペーサ8には
開口が形成されていると共に、この開口を通してフレキ
シブルシート7が対向する対向面には上側の基板部に可
動接点9…が形成され、下側の基板部に固定接点10…
がそれぞれ設けられている。これら各接点9…、10…
は接離可能に離間対向しており、バンド本体2の上面に
膨出形成されたキー釦4a…が押し下げられたときに、
その下側に形成される空間4cを介して可動接点9…が
固定接点10…に接触して導通するようになっている。
なお、スイッチ部材6をバンド本体2内に配置する方法
は、後で詳細に述べるように、バンド本体2を成形する
ときに、同時に組み込まれることになる。即ち、バンド
本体2は上下半分づつ成形されるようになっている。こ
のため、例えば上側の一次成形品2aを成形し、この一
次成形品2aの下側にスイッチ部材6を配置した後、下
側に二次成形品2bを一次成形品2aと一体に成形する
ことにより、バンド本体2内部にスイッチ部材6が上述
したように組み込まれるようになっている。この場合、
スイッチ部材6のフレキシブルシート7の一端部は時計
ケース5内に導出され上述した所定の情報を電子回路部
品に供給するようになっている。
一方、時計ケース5は上述したバンド本体2と同じ合成
樹脂等の弾性部材により、バンド本体2と一体に成形さ
れている。この時計ケース5の上部には時計ガラス11
が装着されている。また、時計ケース5の内部にはモジ
ユール12が収納されており、時計ケース5の下部には
裏蓋13が取付けられている。また上記モジユール12
と裏蓋13間には回路基板14が固定され、この回路基
板14上には各種電子部品(図示略)が設置されてい
る。
更に裏蓋13の下面側には、バンド本体2,3を連結す
る連結指示部材15が配置されている。
次に、第3図ないし第5図を参照して、スイッチ部4、
スイッチ部材6から成るキースイッチの一体成形方法を
説明する。
先ず、第2図にみられる一次成形品2aをプラスチック
などの弾性体により成形する。
次にこの一次成形品2aの下面に接するようにして、予
め製作されているスイッチ部材6を配置する。この場
合、一次成形品2aの各キー釦4aの内側の各空間4b
と、スイッチ部材6の対応する各一対の可動接点9およ
び固定接点10(即ち、スペーサ8の対応する各開口)
との中心位置の位置合せを正確に行っておく。
次に第3図にみられるような入子16をもった第1金型
17で、一次成形品2aのキー釦4aを押下する。この
場合、入子16はキー釦4aの数(12個)だけ設けら
れており、その底面はキー釦4aの上面を充分に押下で
きる面積をもっている。そして入子16はバネ体は18
を介してカム19の回転力により上下動される。而して
第3図は入子16によって弾性体であるキー釦4aが圧
縮され、その表面がその隣接水平面まで押得された様子
を示している。またこの押下圧縮によってキー釦4aの
内部の作動突起4bをスイッチ部材6の対応する面に接
し、それを凹状にたわませている。
第4図は第3図の状態のときにおけるスイッチ部材6の
下方に位置する2次成形品2bを成形するための第2金
型20と、2次成形品2bを成形するためのプラスチッ
クが注入される空間21との位置関係を示している。
そして第5図は上記プラスチックが注入され、2次成形
品2bが成形されたのち、カム19の押下力が解除され
て、その結果、入子16は一次成形品2aのキー釦4a
の弾性力でもとの形状に戻った状態を示し、これによっ
てキースイッチと、一次成形品2a、二次成形品2bと
の一体成形作業が終了し、第1図に示すような時計バン
ドが製作される。
なお、第6図のようにして二次成形品が成形され、入力
16のカム19による押下力が解除されたとき、キー釦
4aの内部の空間4c内の空気圧との関係で、キー釦4
aの上方への復帰が充分に行われない場合には、第5図
に示すように、空間4cと、上述したスペーサ8の開口
間を連結する空気抜け穴22(即ち、上記スペーサ8の
開口と連通するようにその開口部にあたるフレキシブル
シート7の一部位置にも開口を設けてこの空気抜け穴2
2を形成する)を設ければよい。
また入子を上下動させるものはカムには勿論限らない。
更に電子腕時計以外の他の電子機器に利用してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、固定接点と可動接点
とがスペーサを介して接離可能に対向配置されるスイッ
チ部材の上面にキー釦を形成した弾性体からなる一次成
形品を設けると共に、この一次成形品のキー釦を押圧部
材で押圧してスイッチ部材の下面に二次成形品を成形す
るようにしたキースイッチの一体成形方法であるから、
一体成形時に内部のキースイッチを余分に変形させた
り、よじれたりして徒らに損傷させ、スイッチ機能の低
下を招いたりすることもなく、また一体成形後は一次成
形品と二次成形品とがはがれたりする恐れもない等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの本発明の一実施例による電子腕時計の要部
断面図、第2図は電子腕時計の外観斜視図、第3図ない
し第5図はキースイッチの一体成形方法の工程図を示
す。 1……時計バンド、2,3……バンド本体、2a……一
次成形品、2b……二次成形品、4……スイッチ部、4
a……キー釦、4b……作動突起、4c……空間、6…
…スイッチ部材、7……フレキシブルシート、8……ス
ペーサ、9……可動接点、10……固定接点、16……
入子、17……第1金型、18……バネ、19……カ
ム、20……第2金型、21……空間、22……空気抜
け穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動接点が形成された第1の基板部と固定
    接点が形成された第2の基板部とがスペーサを介して接
    離可能に対向配置されるスイッチ部材と、 このスイッチ部材の前記第1の基板部の上面に設けられ
    前記可動接点及び前記固定接点に対応して上面にキー釦
    が形成されると共に下面に中空部が形成された合成樹脂
    からなる一次成形部材と、 前記スイッチ部材の前記第2の基板部の下面に設けられ
    た合成樹脂からなる二次成形部材とからなるキースイッ
    チの一体成形方法であって、 前記二次成形部材の成形時に前記二次成形部材成形用金
    型内に前記スイッチ部材を配置すると共にこのスイッチ
    部材の上面に前記一次成形部材を前記キー釦を押圧した
    状態で配置した後、前記金型内に合成樹脂を注入するこ
    とにより前記二次成形部材を前記一次成形部材に一体的
    に成形してなるキースイッチの一体成形方法。
JP60081403A 1985-04-18 1985-04-18 キ−スイツチの一体成形方法 Expired - Lifetime JPH0640461B2 (ja)

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JPS61240517A JPS61240517A (ja) 1986-10-25
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