JPH0640424Y2 - 同軸線接続機構 - Google Patents

同軸線接続機構

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JPH0640424Y2
JPH0640424Y2 JP3822389U JP3822389U JPH0640424Y2 JP H0640424 Y2 JPH0640424 Y2 JP H0640424Y2 JP 3822389 U JP3822389 U JP 3822389U JP 3822389 U JP3822389 U JP 3822389U JP H0640424 Y2 JPH0640424 Y2 JP H0640424Y2
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JP
Japan
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wire
insulating layer
coaxial
stopper
core wire
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JP3822389U
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JPH02129128U (ja
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博嗣 今東
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Nippon Antenna Co Ltd
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Nippon Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は同軸線接続機構に係り、芯線に対して中空部を
有する絶縁層を介してシールド線を同心状に被覆形成し
たアンテナ用フィーダ線などの同軸線を用いた場合のプ
ラグ、ジャックなどに関して温度変化の如きに原因した
ホット側とアース側間でのシヨート状態発生を有効に阻
止しようとするものである。
(産業上の利用分野) 自動車アンテナ用フィーダ線などの接続機構。
(従来の技術) 上記した自動車アンテナ用フィーダ線10は通常は第4図
に示すように芯線11に対して内部絶縁層12を介してシー
ルド線13が被覆され、該シールド線13が外被14で被包さ
れたものであるが、高シールドのためには別に第5図に
しめすように内部絶縁層12の外側にアルミニウム箔テー
プ15を被せ、該アルミニウム箔テープ15上に前記シール
ド線13を巻き、又その外側に外被14を被包せしめたもの
が用いられている。
然してこれらのフィーダ線10がプラグ、ジャックに接続
される場合には前記芯線11とシールド線13が第6図に示
すように夫々の接続部体21、23に接続され、この状態で
相互に接触または離脱される。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記したような従来のものにおいて、特に第
5図の高シールド目的でアルミニウム箔テープ15をも巻
いたものでは、フィーダ線10の電気的特性(たとえばフ
ィーダを長尺使用した場合の静電容量の変化など)を考
慮して中空部を有する内部絶縁層を用いることが好まし
く、この場合アルミニウム箔テープ15とその内部絶縁層
12との間は滑りやすい状態となり、温度変化などによっ
て内部絶縁層12が単独で収縮し、該絶縁層12が収縮する
と、芯線11とアルミニウム箔テープ15とが接触してショ
ートし、その間における絶縁目的を達し得ないことにな
る。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本考案は、前記した目的を達成すべく研究を重ね完成し
たものであって、芯線に対し中空部を有する内部絶縁層
を介してシールド線が被覆され、該シールド線が外被で
被包された同軸線を接続するための機構であって、前記
芯線を挿入する中心孔をもった筒体の基端側に鍔部を形
成し、しかも該筒体の先端側に拡径テーパ面をもった係
止リングを一体に形成したストッパーを上記同軸線の端
部に組込んだことを特徴とする同軸線接続機構の採用に
より、上記課題を解決することができることを見出し
た。
(作用) 拡径テーパ面をもった係止リングにより芯線と内部絶縁
層との間に円滑にストッパーを介装し同軸線の端部に装
着し得る。
係止リングにより、該ストッパーからの内部絶縁層の抜
出し、あるいは該内部絶縁層の温度差などによる収縮に
対して有効に阻止する。
従って同軸線の接続端部が常に正確な層構造に維持され
ることとなり、内部絶縁僧にアルミニウム箔テープを巻
いた高シールド構造の同軸線などにおけるショート状態
の発生を防止する。
(実施例) 上記したような本考案によるものの具体的な実施態様を
添附図面に示すものについて説明すると、本考案では第
1図(a)に示すようなストッパー6を用いるもので、
該ストッパー6は中心孔1を有する筒体2の基端側に鍔
部3を形成し、又その先端側に拡径テーパ面4を有する
係止リング5を一体に形成したものである。なお第2図
(b)に示すように筒体2の中間部外面にも適宜係止突
部17を形成してよい。
このようなストッパー6を用いた接続機構の1つである
プラグは第2図の如くであり、又ジャックは第3図の如
くである。即ち何れにしてもストッパー6の中心孔1に
対し芯線11を挿入し、筒体2の係止リング5部分を中空
部を有する内部絶縁層12内に装着して係止リング5を鍔
部内部絶縁層12の内面に膨出状態で係止し、鍔部3を該
内部絶縁層12の端部に接合させた状態として組付ける。
このような組付けに際して拡径テーパ面4は係止リング
5を上記のように内部絶縁層12内へ挿入するガイドをな
し、的確な組付け状態を形成させる。
即ちこのようにして内部絶縁層12がストッパー6の係止
リング5に係止したものは、温度変化などによって内部
絶縁層12が収縮する条件で生じても的確に防止し、従っ
てアルミニウム箔テープ15やシールド線12が芯線11と接
触するようなことを完全に防止する。
プラグおよびジャックの具体的構成としては第2、3図
のものは1例であって、その他の任意の構成のものを採
用し得ることは明かであるが、7はチップモールド、8
はプラグスプリング、9はプラグカバー、10は同軸ケー
ブルであるフィーダ線、15はアルミ箔テープ、16は被覆
筒、21及び23は接触端子を示すものである。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは芯線に対し中空
部を有する内部絶縁層を介してシールド線を同心状に被
覆形成した同軸線を接続せしめるに当たって、前記した
内部絶縁層の温度変化などによる収縮ストッパーで有効
に阻止せしめ、常に的確な同軸線端部の積層関係を確保
して芯線とシールド線とが接触するようなことを回避
し、適正な接続操作を図り、ホット側とアース側がショ
ート状態となるようなことを防止し得るものであるから
実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体的実施態様を示すものであって、第
1図は本考案によるストッパーの部分切欠側面図、第2
図はそのプラグとしての構成関係1例を示した断面図、
第3図はそのジャックとしての構成関係1例を示した断
面図、第4図は従来の通常ケーブルの構成を剥皮状態で
示した側面図、第5図はその高シールドケーブルについ
ての第4図と同様な剥皮状態側面図、第6図はその接続
状態の1例を示した断面図である。 然してこれらの図面において、1は中心孔、2は筒体、
3は鍔部、4は拡径テーパ面、5は係止リング、6はス
トッパー、11は芯線、12は内部絶縁層、13はシールド
線、14は外被、15はアルミニウム箔テープ、21、23は接
触端子を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯線に対し中空部を有する内部絶縁層を介
    してシールド線が被覆され、該シールド線が外被で被包
    された同軸線を接続するための機構であって、前記芯線
    を挿入する中心孔をもった筒体の基端側に鍔部を形成
    し、しかも該筒体の先端側に拡径テーパ面をもった係止
    リングを一体に形成したストッパーを上記同軸線の端部
    に組込んだことを特徴とする同軸線接続機構。
JP3822389U 1989-04-01 1989-04-01 同軸線接続機構 Expired - Lifetime JPH0640424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3822389U JPH0640424Y2 (ja) 1989-04-01 1989-04-01 同軸線接続機構

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JP3822389U JPH0640424Y2 (ja) 1989-04-01 1989-04-01 同軸線接続機構

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Publication Number Publication Date
JPH02129128U JPH02129128U (ja) 1990-10-24
JPH0640424Y2 true JPH0640424Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31546036

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JP3822389U Expired - Lifetime JPH0640424Y2 (ja) 1989-04-01 1989-04-01 同軸線接続機構

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