JPH0640365A - 管内走行台車の連結継手 - Google Patents
管内走行台車の連結継手Info
- Publication number
- JPH0640365A JPH0640365A JP4071123A JP7112392A JPH0640365A JP H0640365 A JPH0640365 A JP H0640365A JP 4071123 A JP4071123 A JP 4071123A JP 7112392 A JP7112392 A JP 7112392A JP H0640365 A JPH0640365 A JP H0640365A
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- Japan
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- pipe
- bogie
- round
- traveling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小曲率半径の曲がり管でも管軸方向に長い台
車ユニットの走行をスムーズに行うことを可能とする管
内走行台車の連結継手。 【構成】 台車ユニット1,2は移動車輪8を備え、両
端の円弧状丸棒4,6と連結棒5を介して連結されてお
り、連結棒5の前方丸穴7の中心軸と後方丸穴8の中心
軸は直交し、両丸穴は円弧状丸棒4,6を貫通し移動自
在としている。
車ユニットの走行をスムーズに行うことを可能とする管
内走行台車の連結継手。 【構成】 台車ユニット1,2は移動車輪8を備え、両
端の円弧状丸棒4,6と連結棒5を介して連結されてお
り、連結棒5の前方丸穴7の中心軸と後方丸穴8の中心
軸は直交し、両丸穴は円弧状丸棒4,6を貫通し移動自
在としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管内走行台車の連結継手
に関し、例えばプラント配管、ガス、水道等の配管を管
内から検査、補修する場合に使用する管内走行台車の連
結継手において、特に曲がり管を含む管路を走行する場
合に適するものである。
に関し、例えばプラント配管、ガス、水道等の配管を管
内から検査、補修する場合に使用する管内走行台車の連
結継手において、特に曲がり管を含む管路を走行する場
合に適するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、管内の検査、補修等の管内作業を
行う際には、管軸方向に走行する複数の管内走行台車に
検査装置や作業機器を装備して行われる。従来、伏越し
や切り合わせ等の曲がり部を有する管路部の管内走行台
車の連結継手としては、図3に示すように、複数の案内
車輪11を備えた台車ユニット12に装着された自在継
手13と隣り合う台車ユニット12に装着された自在継
手13を、連結棒14で連結した構造の管内走行台車の
連結継手が知られている。
行う際には、管軸方向に走行する複数の管内走行台車に
検査装置や作業機器を装備して行われる。従来、伏越し
や切り合わせ等の曲がり部を有する管路部の管内走行台
車の連結継手としては、図3に示すように、複数の案内
車輪11を備えた台車ユニット12に装着された自在継
手13と隣り合う台車ユニット12に装着された自在継
手13を、連結棒14で連結した構造の管内走行台車の
連結継手が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の管内走行台
車の連結継手で曲がり管を走行させる場合は、連結点が
管路中心線15から偏るため、図4に示すように台車ユ
ニット12の進行方向Aと、連結棒14を介して伝達さ
れる台車ユニット12を牽引する力の作用線Bのなす角
度θが大きくなり、台車ユニット12に牽引力が効率よ
く伝達できない。この従来例において、自在継手13の
位置を台車ユニット12の管路中心線15に移動させれ
ば、台車ユニット12の進行方向Aと連結棒14で伝達
される牽引力の作用線Bのなす角度を小さくすることが
できる。しかし、自在継手の位置を移動させることによ
り、台車ユニットの管軸方向の長さが制限され、台車ユ
ニットを大きくできないという問題が起こる。
車の連結継手で曲がり管を走行させる場合は、連結点が
管路中心線15から偏るため、図4に示すように台車ユ
ニット12の進行方向Aと、連結棒14を介して伝達さ
れる台車ユニット12を牽引する力の作用線Bのなす角
度θが大きくなり、台車ユニット12に牽引力が効率よ
く伝達できない。この従来例において、自在継手13の
位置を台車ユニット12の管路中心線15に移動させれ
ば、台車ユニット12の進行方向Aと連結棒14で伝達
される牽引力の作用線Bのなす角度を小さくすることが
できる。しかし、自在継手の位置を移動させることによ
り、台車ユニットの管軸方向の長さが制限され、台車ユ
ニットを大きくできないという問題が起こる。
【0004】この発明は、管径の1.5倍の曲率半径の
曲がり管を通過する場合にも牽引力が効率よく伝達さ
れ、かつ台車ユニットを大きくできる管内走行台車の連
結継手を提供することを目的とするものである。
曲がり管を通過する場合にも牽引力が効率よく伝達さ
れ、かつ台車ユニットを大きくできる管内走行台車の連
結継手を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、管路内の管軸
方向に複数の台車ユニットを連結し、牽引装置によって
管内を走行する管内走行台車の該台車ユニットを連結す
る継手において、該台車ユニット端部に固定された円弧
状丸棒と該円弧状丸棒が貫通する丸穴を両端に有する連
結棒から構成され、一方の該丸穴の中心軸が他方の丸穴
の中心軸と直交した連結継手である。
方向に複数の台車ユニットを連結し、牽引装置によって
管内を走行する管内走行台車の該台車ユニットを連結す
る継手において、該台車ユニット端部に固定された円弧
状丸棒と該円弧状丸棒が貫通する丸穴を両端に有する連
結棒から構成され、一方の該丸穴の中心軸が他方の丸穴
の中心軸と直交した連結継手である。
【0006】
【作用】本発明は連結棒の丸穴を円弧状丸棒の直径より
わずかに大きくし、連結棒は円弧状丸棒の軸心を回転中
心として円弧状丸棒の中心軸と直交する面内で回転でき
るようにし、かつ円弧状丸棒に沿って円弧状丸棒の中心
軸と直交した状態で移動できるようにしている。
わずかに大きくし、連結棒は円弧状丸棒の軸心を回転中
心として円弧状丸棒の中心軸と直交する面内で回転でき
るようにし、かつ円弧状丸棒に沿って円弧状丸棒の中心
軸と直交した状態で移動できるようにしている。
【0007】また、連結棒の両端の2つの丸穴はその丸
穴の中心軸が互いに直交するように設けられており、連
結棒の2つの丸穴を貫通する各円弧状丸棒は常にその中
心軸が直交するようにし、台車の回転に対応している。
穴の中心軸が互いに直交するように設けられており、連
結棒の2つの丸穴を貫通する各円弧状丸棒は常にその中
心軸が直交するようにし、台車の回転に対応している。
【0008】なお、円弧状丸棒の曲率半径は小さいと自
在継手と同機能の継手になり、大きいと曲がり管通過時
に円弧状丸棒が管内壁に接触し、走行に支障がでる。こ
のため円弧状丸棒の曲率半径は、台車ユニットが曲がり
管を通過する時に円弧状丸棒が管内壁に接触しない範囲
で最大にしなければならない。
在継手と同機能の継手になり、大きいと曲がり管通過時
に円弧状丸棒が管内壁に接触し、走行に支障がでる。こ
のため円弧状丸棒の曲率半径は、台車ユニットが曲がり
管を通過する時に円弧状丸棒が管内壁に接触しない範囲
で最大にしなければならない。
【0009】この連結継手を用いて曲がり管を通過させ
れば図2に示すように、牽引される台車ユニット2が曲
がり管内に存在するときに、連結棒5の丸穴部が円弧状
丸棒6に沿って移動し、台車ユニット2の進行方向A
と、連結棒5で伝達される牽引力の作用線Bのなす角度
θが小さくなり、台車ユニット2に牽引力を効率よく伝
達できる結果、台車ユニット2がスムーズに曲がり管を
通過させることができる。
れば図2に示すように、牽引される台車ユニット2が曲
がり管内に存在するときに、連結棒5の丸穴部が円弧状
丸棒6に沿って移動し、台車ユニット2の進行方向A
と、連結棒5で伝達される牽引力の作用線Bのなす角度
θが小さくなり、台車ユニット2に牽引力を効率よく伝
達できる結果、台車ユニット2がスムーズに曲がり管を
通過させることができる。
【0010】また、連結棒5によって連結された隣り合
う台車ユニット1,2の円弧状丸棒4,6はその中心軸
が常に直交するため、台車ユニット2が曲がり管を通過
するとき連結棒5の2つの丸穴7,8のうち、少なくと
も1つは必ず円弧状丸棒4または6に沿って移動し、台
車ユニット2が回転した状態で曲がり管を通過する場合
でも常にスムーズに通過することができる。
う台車ユニット1,2の円弧状丸棒4,6はその中心軸
が常に直交するため、台車ユニット2が曲がり管を通過
するとき連結棒5の2つの丸穴7,8のうち、少なくと
も1つは必ず円弧状丸棒4または6に沿って移動し、台
車ユニット2が回転した状態で曲がり管を通過する場合
でも常にスムーズに通過することができる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の連結継手を使用した管内走
行台車の側面図である。管内走行台車の台車ユニット
1,2は管軸方向移動用の案内車輪8を備え、台車ユニ
ット間は円弧状丸棒4,6と連結棒5を介して連結され
ている。連結棒5の前方丸穴7の中心軸と後方丸穴8の
中心軸は直交し、該丸穴を前方台車1の円弧状丸棒4と
後方台車2の円弧状丸棒6が貫通して連結棒5の丸穴
7,8が円弧状丸棒4,6に沿って移動できるようにな
っている。
行台車の側面図である。管内走行台車の台車ユニット
1,2は管軸方向移動用の案内車輪8を備え、台車ユニ
ット間は円弧状丸棒4,6と連結棒5を介して連結され
ている。連結棒5の前方丸穴7の中心軸と後方丸穴8の
中心軸は直交し、該丸穴を前方台車1の円弧状丸棒4と
後方台車2の円弧状丸棒6が貫通して連結棒5の丸穴
7,8が円弧状丸棒4,6に沿って移動できるようにな
っている。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、中心軸が直交する丸
穴を有する連結棒で、隣り合う台車ユニットに固定され
た円弧状丸棒を連結しているので、小曲率半径の曲がり
管でも、管軸方向に長い台車ユニットをスムーズに通過
させることができるとともに、台車ユニットの管軸方向
の寸法を大きくすることができる。
穴を有する連結棒で、隣り合う台車ユニットに固定され
た円弧状丸棒を連結しているので、小曲率半径の曲がり
管でも、管軸方向に長い台車ユニットをスムーズに通過
させることができるとともに、台車ユニットの管軸方向
の寸法を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管内走行台車の連結継手の側面図
である。
である。
【図2】本発明の連結継手を用いた管内走行台車の曲管
通過状況を示す側面図である。
通過状況を示す側面図である。
【図3】自在継手を用いた従来の管内走行台車の側面図
である。
である。
【図4】従来の管内走行台車の曲管通過状況を示す側面
図である。
図である。
1 前方台車ユニット 2 後方台車ユニット 3 案内車輪 4 前方台車の円弧状丸棒 5 連結棒 6 後方台車の円弧状丸棒 7 前方丸穴 8 後方丸穴 9 配管 11 案内車輪 12 台車ユニット 13 自在継手 14 連結棒 15 管路中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000004123 日本鋼管株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 (71)出願人 000002118 住友金属工業株式会社 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 (72)発明者 矢野 嘉孝 相模原市西橋本5−9−1 新日本製鐵株 式会社鉄構海洋事業部内 (72)発明者 小堀 孝史 横浜市南区白妙町5−56−1 (72)発明者 小沢 道夫 大阪市中央区平野町4−1−2 大阪瓦斯 株式会社内 (72)発明者 山本 靖 名古屋市熱田区桜田町19−18 東邦瓦斯株 式会社内 (72)発明者 黒田 隆司 東京都千代田区丸の内1−1−2 日本鋼 管株式会社内 (72)発明者 堤之 茂俊 大阪市中央区北浜4−5−33 住友金属工 業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 管路内の管軸方向に複数の台車ユニット
を連結し牽引装置によって管内を走行する管内走行台車
の該台車ユニットを連結する継手において、該台車ユニ
ット端部に固定された円弧状丸棒と該円弧状丸棒が貫通
する丸穴を両端に有する連結棒から構成され、一方の丸
穴の中心軸が他方の丸穴の中心軸と直交していることを
特徴とする管内走行台車の連結継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4071123A JP2759015B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 管内走行台車の連結継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4071123A JP2759015B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 管内走行台車の連結継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640365A true JPH0640365A (ja) | 1994-02-15 |
JP2759015B2 JP2759015B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=13451481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4071123A Expired - Lifetime JP2759015B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 管内走行台車の連結継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2759015B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004476B2 (en) | 2000-10-13 | 2006-02-28 | Nok Corporation | Combustion gas seal for injector |
JP2015215726A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 株式会社リコー | 自動搬送システム |
JP2017194125A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 芦森工業株式会社 | 管内作業装置誘導治具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05131924A (ja) * | 1991-05-13 | 1993-05-28 | British Gas Plc | パイプライン検査等を行う台車の牽引回り継手 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP4071123A patent/JP2759015B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05131924A (ja) * | 1991-05-13 | 1993-05-28 | British Gas Plc | パイプライン検査等を行う台車の牽引回り継手 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004476B2 (en) | 2000-10-13 | 2006-02-28 | Nok Corporation | Combustion gas seal for injector |
JP2015215726A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 株式会社リコー | 自動搬送システム |
JP2017194125A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | 芦森工業株式会社 | 管内作業装置誘導治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2759015B2 (ja) | 1998-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980210 |