JPH0640193Y2 - 用紙受け装置 - Google Patents

用紙受け装置

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JPH0640193Y2
JPH0640193Y2 JP1986155678U JP15567886U JPH0640193Y2 JP H0640193 Y2 JPH0640193 Y2 JP H0640193Y2 JP 1986155678 U JP1986155678 U JP 1986155678U JP 15567886 U JP15567886 U JP 15567886U JP H0640193 Y2 JPH0640193 Y2 JP H0640193Y2
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copying machine
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JPS6362458U (ja
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浩 橋野
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、画像形成済みの用紙を収容するための複写機
等の用紙受け装置に係り、特に複写機等の非使用時に用
紙受け部を機体本体内部に収納できる用紙受装置の改良
に関するものである。
[従来の技術] 従来の複写機等の用紙受け装置は、第4図に示すように
機体本体(a)の用紙排出側に用紙排出口(b)を設
け、この部位に用紙受けトレイ(c)を固定して、ある
いは着脱自在に取付けてなるものであり、機体本体
(a)内部に設けられた定着装置により定着されて適宜
搬送手段により上記用紙排出口(b)から排出される画
像形成済みの用紙(d)を、その後端側を揃えて収納す
るようにしたものである。
[考案が解決しようとする問題点] ところで従来の用紙受け装置は、上記用紙受けトレイ
(c)が機体本体(a)の用紙排出側に常時取付けられ
た状態となっているため、一度複写機等を設置するとそ
の周辺スペースが有効に利用できなくなるといった問題
点があった。
しかも、用紙受けトレイ(c)を固定配置した装置にあ
っては、用紙受けトレイ(c)の部分だけ複写機等の外
径寸法が大きくなるためその移送性、輸送性等が悪くな
り、極端な場合には複写機等を建物内へ設置、搬入する
際にドアやエレベータ等に遮られてしまうといった問題
点があった。
一方、用紙受けトレイ(c)を着脱自在に取付けた装置
においては、機体本体(a)と用紙受けトレイ(c)と
が別体となっているため、複写機等を移送、輸送中に用
紙受けトレイ(c)が紛失する等の問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は以上の問題点に着目してなされたもので、その
課題とするところは、複写機等の移送性に支障をきたさ
ず、しかも複写機等の周辺スペースを有効に利用できる
用紙受け装置を提供することにある。
すなわち本考案は、加熱ローラ型定着装置を備えた複写
機等機体本体の用紙排出側に用紙受け部を設け、この用
紙受け部に画像形成済みの用紙を収容するようにした用
紙受け装置を前提とし、この用紙受け部が、その基端側
を機体本体の用紙排出側に回転可能に取付けられた板状
トレイであって、上記機体本体に対し回転移動させるこ
とにより用紙の収納時には機体本体外部へ突出して配置
され、非収容時には機体本体内部に収納されると共に、
その収納動作に伴う板状トレイ端部により上記加熱ロー
ラ型定着装置における加熱ローラと加圧ローラとの圧接
を保持する加圧レバーを加圧解除状態に変位させること
を特徴とするものである。
この様な技術的手段において上記用紙受け部について
は、その基端側を機体本体の用紙排出側に回転可能に取
付けた板状のトレイでもって形成し、用紙の収容時には
このトレイの先端側を機体本体外部へ突出させて配置
し、一方用紙の非収容時にはこのトレイを回転させトレ
イ全体が機体本体内部に収納可能に設けて構成し、しか
も、このトレイを機体本体内部に収納配置した際に、機
体本体内部の用紙排出側に設けられた加熱ローラ型定着
装置のニップ圧を解除させるよう構成している。
また、このトレイについては、これを機体本体外部に突
出配置する際に、この補助プレートを扇状に拡開させて
用紙の収容面積を増大する構成としてもよい。
尚、本考案の用紙受け装置は、用紙排出側に加熱ローラ
型定着装置を備えた、複写機、簡易印刷機等の用紙受け
装置に適用することができ、その適用対象は任意であ
る。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、用紙受け部を機体
本体に対し用紙の収容時には機体本体外部へ突出させて
配置し、非収容時には機体本体内部に収納可能に取付け
ているため、非使用時における機体本体の外径寸法を小
さくすることが可能となる。しかも、その用紙受け部の
非収容時における収納動作に連動して、加熱ローラと加
圧ローラとの圧接を解除することができ、そのため両ロ
ーラの経時変形を防止することができる。
[実施例] 以下、本考案を複写機の用紙受け装置に適用した実施例
につき図面を参照にして詳細に説明すると、この用紙受
け装置は第1図〜第3図に示すように、複写機本体
(1)の用紙排出口(2)に設けられたトレイ本体
(3)並びに補助プレート(4)と、複写機本体(1)
内部に上記用紙排出口(2)に沿って設けられ、上記ト
レイ本体(3)を案内する断面略L字形状のガイド
(5)とでその主要部が構成されるものである。
まず上記トレイ本体(3)は、その基端側が上記複写機
本体(1)側に回転可能に取付けられた矩形状の板材に
て構成されており、その支点(6)を中心にして先端側
が上記ガイド(5)に沿って回転移動するように形成さ
れており、かつその先端部位にはトレイ本体(3)を出
入れ操作するための操作用突出部(7)が設けられてい
る。
また一方の上記補助プレート(4)については、上記ト
レイ本体(3)より小幅の矩形状板材にて形成され、そ
の基端側がトレイ本体(3)の基端側部位に回転可能に
取付けられてその先端側が回転移動するように形成され
ており、かつ複写機の非使用時にトレイ本体(3)の下
面側に配置され、このトレイ本体(3)と重ねられた状
態でもって上記用紙排出口(2)から複写機本体(1)
内部に収納されるように構成されている。
さらに、上記複写機本体(1)内部の用紙排出口(2)
近傍位置には、第1図に示すように複写機本体(1)側
に回動可能に軸受された加熱ローラ(8)と、複写機本
体(1)に設けられた一対の加圧レバー(9)(9)に
回動可能に軸受された加圧ローラ(10)とで構成される
加熱ローラ型定着装置が配設されており、かつ上記加圧
レバー(9)(9)については、その基端側が複写機本
体(1)側に回転可能に取付けられてその先端側が上下
動するレバー本体(11)(11)と、このレバー本体(1
1)(11)の内側に設けられた断面略ヘ字状の加圧解除
プレート(12)(12)とで構成されており、そのレバー
本体(11)(11)の先端部位にはスプリング(13)(1
3)が付設されて上記加熱ローラ(8)と加圧ローラ(1
0)間にニップ圧が形成されるようになっている。
そしてこのように構成された用紙受け装置において、複
写機使用時には上記トレイ本体(3)の操作用突出部
(7)を操作し、上記支点(6)を中心にしてトレイ本
体(3)を回転移動させて複写機本体(1)からトレイ
本体(3)を外部へ引出すと共に、第2図に示すように
上記補助プレート(4)も回転移動させトレイ本体
(3)と補助プレート(4)とを扇状に拡開させて用紙
受け部を形成させる。このとき、第1図及び第3図
(A)に示すように、上記トレイ本体(3)と加圧レバ
ー(9)(9)の加圧解除プレート(12)(12)間の係
合が解けるため、加圧レバー(9)(9)はその先端側
がスプリング(13)(13)の付勢力によって上昇し、上
記定着装置の加熱ローラ(8)と加圧ローラ(10)とが
圧接配置されるようになっている。従って、未定着トナ
ー像の形成された用紙(図示せず)は、この定着装置に
よって定着されると共に、上記用紙排出口(2)から排
出されて上記トレイ本体(3)と補助プレート(4)と
で形成される用紙受け部に収容することができるように
なっている。
一方、この用紙受け装置において複写機を使用しない時
には、上記補助プレート(4)を回転移動させてまずこ
の補助プレート(4)とトレイ本体(3)を重合せる。
次いでこの状態でもってトレイ本体(3)の操作用突出
部(7)を操作し、上記支点(6)を中心にしてトレイ
本体(3)を回転移動させて用紙排出口(2)から複写
機本体(1)内部に収納させる。このとき、第3図
(B)に示すように、上記トレイ本体(3)が加圧レバ
ー(9)(9)の加圧解除プレート(12)(12)上に乗
上げて係合するため、加圧レバー(9)(9)はその支
点(14)を中心にして回動し、その先端側が上記スプリ
ング(13)(13)の付勢力に抗して押し下がる。このた
め、上記加圧ローラ(10)が加熱ローラ(8)から離反
してニップ圧が解除されるようになっている。
従ってこの用紙受け装置は、複写機の使用時においては
従来の装置と同様コピー画像の形成された用紙を収容す
る用紙受け部として作用し、一方複写機を使用しないと
きにおいては複写機本体(1)内部に収納されるため、
その外径寸法が小さくなって用紙排出側周辺の空間スペ
ースが有効に活用できるようになると共に、その移送性
が改良され、かつトレイ本体(3)を複写機本体(1)
側に収納させた際に加熱ローラ(8)と加圧ローラ(1
0)とが離反してニップ圧が解除されるため、各ローラ
(8)(10)の経時変形を防止してその寿命をのばせる
長所を有している。
[考案の効果] 本考案は以上のように、用紙受け部が複写機等の機体本
体内部に収納されて非使用時における機体本体の外径寸
法を小さくすることができるため、複写機等の移送が容
易になると共に、機体周辺の空間スペースを有効に活用
できる効果を有し、また、用紙受け部を機体本体内部に
収納させた際に、加熱ローラ型定着装置における加熱ロ
ーラと加圧ローラとの圧接(ニップ圧)を解除し、その
両ローラの経時変形を防止してその寿命をのばすことが
できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示しており、第1図
はこの実施例に係る用紙受け装置の概略斜視図、第2図
はその平面図、第3図(A)(B)はその側面図を示
し、また第4図は従来の用紙受け装置の概略斜視図を示
している。 [符号説明] (1)……複写機本体 (2)……用紙排出口 (3)……トレイ本体 (4)……補助プレート (5)……ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱ローラ型定着装置を備えた複写機等機
    体本体の用紙排出側に用紙受け部を設け、この用紙受け
    部に画像形成済みの用紙を収容するようにした用紙受け
    装置において、この用紙受け部が、その基端側を機体本
    体の用紙排出側に回転可能に取付けられた板状トレイで
    あって、上記機体本体に対し回転移動させることにより
    用紙の収容時には機体本体外部へ突出して配置され、非
    収容時には機体本体内部に収納されると共に、その収納
    動作に伴う板状トレイ端部により上記加熱ローラ型定着
    装置における加熱ローラと加圧ローラとの圧接を保持す
    る加圧レバーを加圧解除状態に変位させることを特徴と
    する用紙受け装置。
JP1986155678U 1986-10-13 1986-10-13 用紙受け装置 Expired - Lifetime JPH0640193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155678U JPH0640193Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 用紙受け装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986155678U JPH0640193Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 用紙受け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6362458U JPS6362458U (ja) 1988-04-25
JPH0640193Y2 true JPH0640193Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31076593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986155678U Expired - Lifetime JPH0640193Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13 用紙受け装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524035Y2 (ja) * 1971-05-22 1977-01-27
JPS54177933U (ja) * 1978-06-06 1979-12-15

Also Published As

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JPS6362458U (ja) 1988-04-25

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