JPH0640155Y2 - 三角柱による水槽の高脚架台 - Google Patents

三角柱による水槽の高脚架台

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JPH0640155Y2
JPH0640155Y2 JP8232389U JP8232389U JPH0640155Y2 JP H0640155 Y2 JPH0640155 Y2 JP H0640155Y2 JP 8232389 U JP8232389 U JP 8232389U JP 8232389 U JP8232389 U JP 8232389U JP H0640155 Y2 JPH0640155 Y2 JP H0640155Y2
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triangular prism
triangular
main
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pillar
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JP8232389U
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JPH0323096U (ja
Inventor
輝之 泉
Original Assignee
ヒロテツ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は4階以上の高層住宅の屋上に設置する上水道
用水槽を載置する新規なる構造の高脚架台に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、上記のような水槽の高脚架台を構築する場合は、
通常4本の柱材を4角形に直立し横つなぎ材で固定した
上、筋かい及び手摺等を取付けて製作していた。これら
は主体の住宅の規模や構造等により、各物件をそれぞれ
の建築事務所において設計するため、使用材料や寸法も
異なり製作に当っては、1つづつ原寸図面を画き施工し
ていた。このため無駄な設計もあって大重量の製品にも
つながり、また構築時間が長くかかり経費も割高となる
欠点があった。さらに柱と横材や筋かい等の固定に多数
のボルトナットを使用していたため現場における組立作
業に長時間を要していた。このため道路交通にも支障を
来す問題も発生していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこでこの考案は、従来における上記のような水槽の高
脚架台の構築上の諸問題を解決し、規格化して軽量でし
かも各種大きさの水槽を載架することを可能とし、現場
組立を極力省力化して施工時間の短縮を図り、さらに経
費節減にもつながる新規なる水槽の高脚架台を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の水槽の高脚架台
においては、主柱を直角頂点とし、2本の補助柱をそれ
ぞれ斜辺の2頂点とする断面が二等辺直角三角形をなす
三角柱を設け、該三角柱の上下及び中間の適宜箇所に
は、直角辺に桁材を、斜辺に梁材をそれぞれ水平に固定
し、また主柱と補助柱の間にはそれぞれ適数個の斜材を
適宜角度に斜設固定して三角柱を形成し、この三角柱の
4個をもって適宜寸法間隔に4個の主柱を頂点とする正
方形又は長方形を形成して補強された土台上に直立さ
せ、各三角柱の隣合った補助柱の間を適数個の水平つな
ぎ材により連結し、さらに上部には水槽の架台枠を載架
し、架台上部の周囲に手摺枠を構設するとともに、上部
から下部土台まで梯子を装設して成る三角柱による水槽
の高脚架台である。
〔作用〕
本考案は以上説明したように、断面が二等辺直角三角形
を形成する三本柱の三角柱を、予め工場において製作し
て置き、この既製の三角柱4個を現場の高層住宅へ運搬
し、クレーンで屋上へ上げて土台へ直立して設計寸法通
り上記のように四角形の高脚架台を組立て構築するもの
である。施工の主なものは4個の三角柱を設計の寸法間
隔に、水平つなぎ材で連結し、上部に水槽架台枠を組込
み、四周囲に手摺を、また上下に梯子を取付け、最後に
水槽を固定し、この周囲に歩み板を取付けさらに必要に
応じて架台の周囲に化粧板を張設すれば良い。
〔実施例〕
以下実施例について図面を参照して説明すると、第1図
において主柱(1)を直角頂点とし、2本の補助柱
(2)をそれぞれ斜辺の2頂点とする断面が二等辺直角
三角形をなす三角柱(P)を設け、この三角柱(P)の
上下及び中間には、直角辺に桁材(3)を、斜辺に梁材
(4)をそれぞれ水平に固定し、また主柱(1)と補助
材(2)との間には図面のように斜材(5)を適宜角度
に斜設固定して三角柱(P)を形成し、次にこの三角柱
(P)の4個をもって設計寸法間隔に、それぞれの主柱
(1)を頂点とする正方形を形成して補強された土台
(6)上に直立固定し、各三角柱(P)の隣り合う各補
助柱(2)間を数個の水平つなぎ材(7)により連結
し、さらに上部には水槽(T)の架台枠(8)を縦横に
載架し、この架台上部の周囲に手摺枠(9)を構設する
とともに上部から下部土台(6)まで梯子(10)を装設
して成るものである。なお図面において(11)は梯子
(10)の背もたれである。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように構成されているので、以下
記述のような効果を奏するものである。
架台の基幹となる三角柱は、トラス工法であるため少な
い材料をもって強靭であり、且つ従来品より10〜25%も
軽量化が図られ、経済的である。
また工場で製作した既製の三角柱を使用して、4個の柱
間隔を変更するだけで自由に設計できるので、規格化さ
れた均一商品の構成が可能である。さらに工程、工期の
面においても、三角柱の製作及び現場の組立作業上、大
方が溶接工法で行うため従来工法に比べてボルトナット
の使用数が約5分の1に減少するとともに作業の時間短
縮が図られ、従って道路の使用時間も短縮される利点も
生じ、全作業工程、延いては工期の大幅な短縮が図られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は三角柱の平面
図、第2図は三角柱の正面図、第3図は水槽の高脚架台
の正面図、第4図は第3図の平面図、第5図は第3図の
A-A断面図である。 1……主柱、2……補助柱 3……桁材、4……梁材 5……斜材、6……土台 7……水平つなぎ材、8……架台枠 9……手摺枠、10……梯子 11……背もたれ、P……三角柱 T……水槽

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主柱を直角頂点とし、2本の補助柱をそれ
    ぞれ斜辺の2頂点とする断面が二等辺直角三角形をなす
    三角柱を設け、該三角柱の上下及び中間の適宜箇所に
    は、直角辺に桁材を、斜辺に梁材をそれぞれ水平に固定
    し、また主柱と補助柱の間にはそれぞれ適数個の斜材を
    適宜角度に斜設固定して三角柱を形成し、この三角柱の
    4個をもって適宜寸法間隔に4個の主柱を頂点とする正
    方形又は長方形を形成して補強された土台上に直立さ
    せ、各三角柱の隣り合った各補助柱間を適数個の水平つ
    なぎ材により連結し、さらに上部には水槽の架台枠を載
    架し、架台上部の周囲に手摺枠を構設するとともに、上
    部から土台まで梯子を装設して成ることを特徴とする三
    角柱による水槽の高脚架台。
JP8232389U 1989-07-12 1989-07-12 三角柱による水槽の高脚架台 Expired - Lifetime JPH0640155Y2 (ja)

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JPH0323096U JPH0323096U (ja) 1991-03-11
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