JPH0640095B2 - 管検査装置及び方法 - Google Patents

管検査装置及び方法

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JPH0640095B2
JPH0640095B2 JP61119949A JP11994986A JPH0640095B2 JP H0640095 B2 JPH0640095 B2 JP H0640095B2 JP 61119949 A JP61119949 A JP 61119949A JP 11994986 A JP11994986 A JP 11994986A JP H0640095 B2 JPH0640095 B2 JP H0640095B2
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pipe
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yoke
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隆秀 坂本
紀美雄 中嶋
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Osaka Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、管外側の腐食状況等を管内側から漏洩磁束探
傷法により検査すべく、管内へ挿入する管検査装置及び
それを使用する管検査方法に関する。
〔従来技術〕
ガス導管等の管材を土中に埋設した状態でその腐食等を
検査することは、保安上極めて重要であり、その検査法
が種々開発されている。
土中に埋設した管材をその外側から検査することは困難
であるので、一般には管内側から検査する。また、その
検査項目は管外側の腐食状況検査を主とするので、漏洩
磁束探傷法によっている。
斯かる検査は、第7図に示す如く図示しない磁化コイル
又は永久磁石により管材1の内側から管軸長方向に直流
磁化し、磁化した管材部分に腐食した薄肉部分Aが存在
すると磁束100 が管材1の内,外側に漏洩することを利
用し、その管材内側の漏洩磁束を管内側に位置する磁気
センサ104 にて検出することにより行う。
さて、検査は直管部分だけでなく、曲管部分でも行う必
要がある。
このため、上記磁化コイル,磁気センサを備えた管検査
装置が曲管部分を挿通できるようにしたものが提案され
ている(特開昭57−69247 号)。
この管検査装置は、第8図に示すように管材1を磁化す
べく管材1の軸長方向に適長離隔して設けた外径が管内
面よりも小径である2個の管状の永久磁石102, 102と、
該永久磁石102 と管材1との間で形成される磁路の空隙
を無くすために永久磁石102 の全周に取付けたワイヤ硬
毛103, 103と、磁化された管材部分からの漏洩磁束を検
出すべく永久磁石102, 102間の管全周に亘って設けた複
数の磁気センサ104, 104…と、両永久磁石102, 102を磁
気的に結合するために永久磁石102,102 内に両端を挿入
している継鉄105 とを備えている。上記ワイヤ硬毛103
は管材1と接触するようにその長さが定めてあり、永久
磁石102 からの磁束が有効に管材1に付与でき、またそ
の可撓性を利用して、管検査装置が曲管部分を挿通でき
る。なお、ワイヤ硬毛の外に、金属箔を用いたもの或い
はワイヤ硬毛と金属箔とを組合せたものが開示されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ワイヤ硬毛等の可撓性を向上させるべく
軟質のものを使用すると、第9図に示すように管検査装
置の重みによりワイヤ硬毛103 が倒れて重力方向(図示
の例では下方)に管検査装置の位置が偏り、管材1の上
部を十分なレベルで磁化できず、第10図に示すようにA
部で漏洩磁束が生ぜずに検査不能となり、逆に硬質のも
のを使用すると曲管部分を管検査装置が通過できないと
いう問題点があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、曲管
部分を容易に挿通でき、また管材を全長に亘って探傷可
能レベルで磁化できる管検査装置及びその管検査装置を
用いて検査する方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の発明である管検査装置は、管材をその内側に位置
せしめた磁化コイルにて管軸長方向に直流磁化し、管材
からの漏洩磁束を管内側に位置せしめた磁気センサにて
検出するように構成した管検査装置において、前記磁化
コイル内に挿入してある固定継鉄と、該固定継鉄と夫々
磁気的に結合させた状態で管軸長方向に間隔を隔てた2
箇所に、夫々固定継鉄の周方向の複数個所であって、且
つ管軸方向において相対向する位置に、夫々管径方向へ
の移動可能に設けてある複数の可動継鉄と、該可動継鉄
を管内面に向けて付勢する部材とを具備することを特徴
とする。
第2の発明である管検査方法は、管材をその内側から漏
洩磁束探傷法を用いてその軸長方向に検査する方法にお
いて、管材をその内側から管軸長方向の直流磁化する磁
化コイル内に挿入してある固定継鉄と、該固定継鉄と磁
気的に結合させた状態で管軸方向に間隔を隔てた2箇所
に、夫々固定継鉄の周方向の複数個所であって、且つ管
軸方向において相対向する位置に夫々管径方向への移動
可能に設けてある複数の可動継鉄と、該可動継鉄を管材
へ向けて付勢する部材とを具備し、管材からの漏洩磁束
を管内側に位置せしめた磁気センサにて検出するように
構成した管検査装置を用い、前記磁化コイルに断続的に
通電し、通電時に探傷を行い、不通電時に前記管検査装
置を管軸長方向に移動させることを特徴とする。
〔作用〕
第1の発明にあってはこれによって、管材の軸長方向に
ける2箇所で可動継鉄が夫々周方向の複数個所において
管材内周面に対して付勢部材により付勢保持されて管材
をその軸長方向に直流磁化せしめ、磁気センサにより漏
洩磁束を検出することになり、回転駆動部分がなく全体
が小型コンパクト化出来て、曲管部分をも高精度に検査
しつつ通過することが可能となる。
第2の発明にあってはこれによって、不通電時には可動
継鉄が固定継鉄と相対的に移動し、通電時には一体的と
なって探傷を行うことが出来、磁気センサと管材内面と
の離隔寸法を一定に維持出来、また管材に対するその軸
長方向への移動距離を一定に維持することで探傷もれ、
重複探傷を招くことなく高精度の探傷を行うことが可能
となる。
〔実施例〕
以下本発明を図面に基づき具体的に説明する。第1図は
本発明の実施例を示す斜視図、第2図は第1図のII−II
線による断面図、第3図は第2図のIII−III線による断
面図であり、図中1は土中に埋設されている管材を示
す。管材1の内には本発明に係る管検査装置が挿入され
ており、該管検査装置は図示しない手段により管材1内
を軸長方向に牽引されるようになっている。
1検査装置は管材1と同心状に円柱状の固定継鉄9を有
しており、固定継鉄9は両端部よりも中間部が小径とな
っている。その小径部9aの両端側には夫々磁化コイル
3,3が巻回されており、磁化コイル3,3には図示し
ない電源回路から断続的に電流が通電される。
上記磁化コイル3,3は相互に適長離隔されており、そ
れらの間には絶縁性の案内リング10が介装されている。
その案内リング10には管周方向の4等配位置に磁気セン
サ2,2(図には上下の2個が現れている)がバネ4,
4を介して取付けられており、磁気センサ2は管内面と
案内リング10との離隔距離が変化してバネ4の作用によ
り管材1と接触するようになっている。
上記固定継鉄9の両端部の周囲には夫々磁気センサ2と
同一の4等配位置に4つの矩形状の孔5,5が開設され
ており、その孔5,5には夫々管径方向に摺動可能な可
動継鉄8,8が挿入されている。可動継鉄8は正面視で
傘状をなし、傘部の外面が管内面の半径よりも短い曲率
半径であり、また上記孔5に挿入している柄部分が孔5
と同一の断面形状,寸法となっている。
可動継鉄8は軸心対称の孔5に挿入したもの同士をコイ
ルバネ等の付勢部材6,6によ相互に管内面へ向けて付
勢されるようになっており、孔5の側壁に沿って、つま
り管径方向に摺動可能となっている。上記孔5は軸心対
称のもの同士が管軸長方向の同一位置にあり、近接する
孔同士が管軸長方向に少しずらせてあり、そのずらせた
距離は上記付勢部材6,6が接触しない程度に定めてい
る。
可動継鉄8の管内面と対向する面すべてに軸長方向を管
軸長方向に直交させたローラ7,7…がその一部を覗か
せて回転可能に設けられており、管検査装置はローラ7
により管内をその軸長方向に移動できるようにしてあ
る。
このように構成された管検査装置は第4図に示すように
直管部分或いは曲率半径が大きい曲管部分ではローラ7
により可動継鉄8と管材1との離隔距離を略一定にで
き、管材1を探傷可能な磁化レベルとなし得、また第5
図に示すように可動継鉄8が管径方向(矢符方向)に摺
動可能であるので、曲率半径が小さい曲管部分でも可動
継鉄8が管内面に追随して容易に通過できる。また、固
定継鉄9,磁化コイル3の軸心を管材1と同心状に位置
せしめ得、これにより安定した探傷が可能である。
ところで、かかる管検査装置にて管全長を検査する場
合、磁化コイル3,3へ一定レベルの電流を連続的に通
電するときには、磁化コイル3からの磁束により可動継
鉄8が固定継鉄9の孔5に対して摺動しないことがあ
り、このときには管検査装置の移動が不可能である。こ
れを防止するために、本発明は第6図に示すように磁化
コイル3に断続的に通電する。そして、通電時に探傷を
行い、不通電時には可動継鉄8が孔5に対して摺動可能
な状態となるため管検査装置を牽引して管軸長方向に移
動させる。これを通電,不通電毎に繰り返し行って管材
1を全長に亘って検査する。
なお直管部では磁化コイルへの通電が連続的であっても
移動可能であり、曲管部では移動不可能であることか
ら、管検査装置を牽引するロープ等の負荷を計測して負
荷が大きくなったときに、通電を連続通電から断続通電
に切換えることも可能である。
なお、上記実施例では付勢部材としてコイルバネを使用
しているが、本発明はこれに限らず、板バネ、エアーシ
リンダ等の付勢部材一般を使用しても良いことは勿論で
ある。
また、上記説明では腐食による薄肉部分の検査を行って
いるが、本発明はこれに限らず疵検査等をも実施できる
ことは勿論である。
〔効果〕
以上詳述した如く、本発明装置にあっては可動継鉄が管
材の軸長方向に間隔を隔てた2個所で夫々付勢部材によ
り管内面に向けて付勢されているのみで回転駆動部がな
く小型コンパクト化が出来、また磁化コイルにより発生
した磁束を略一定レベルで管材の軸長方向に付与できて
安定した探傷が可能となり、更に曲管部分では可動継鉄
がその形状に追随して動くことで、その部分を容易に通
過することができ、管材の形状に拘らず検査が可能であ
る。
本発明方法にあっては磁化コイルへ断続的に通電するの
で、通電時に探傷を行い、不通電時に可動継鉄が管径方
向の摺動して管検査装置の管軸長方向に移動が可能とな
り磁気センサを管軸長方向に所定ピッチで容易に移動出
来て探傷もれ,重複探傷の発生が防止出来ると共に、可
動継鉄の動作と相俟って曲管部分の移動も容易となる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は第1図
のII−II線による断面図、第3図は第2図のIII−III線
による断面図、第4,5図は本発明装置の作用の説明
図、第6図は本発明方法で使用する電流例を示す図、第
7図は漏洩磁束探傷法の原理説明図、第8図は従来技術
の内容説明図、第9,10図は従来技術の問題点の説明図
である。 1……管材、2……磁気センサ、3……磁化コイル 5……孔、6……付熱部材、8……可動継鉄 9……固定継鉄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 紀美雄 大阪府大阪市東区北浜5丁目15番地 住友 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−69247(JP,A) 特開 昭62−167467(JP,A) 特開 昭50−17694(JP,A) 実公 昭34−2594(JP,Y1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管材をその内側に位置せしめた磁化コイル
    にて管軸長方向に直流磁化し、管材からの漏洩磁束を管
    内側に位置せしめた磁気センサにおいて検出するように
    構成した管検査装置において、 前記磁化コイル内に挿入してある固定継鉄と、該固定継
    鉄と夫々磁気的に結合させた状態で管軸長方向に間隔を
    隔てた2箇所に、夫々固定継鉄の周方向の複数個所であ
    って、且つ管軸方向において相対向する位置に、夫々管
    径方向への移動可能に設けてある複数の可動継鉄と、 該可動継鉄を管内面に向けて付勢する部材とを具備する
    ことを特徴とする管検査装置。
  2. 【請求項2】管材をその内側から漏洩磁束探傷法を用い
    てその軸長方向に検査する方法において、 管材をその内側から管軸長方向に直流磁化する磁化コイ
    ル内に挿入してある固定継鉄と、該固定継鉄と磁気的に
    結合させた状態で管軸方向に間隔を隔てた2箇所に、夫
    々固定継鉄の周方向の複数個所であって、且つ管軸方向
    において相対向する位置に夫々管径方向への移動可能に
    設けてある複数の可動継鉄と、該可動継鉄を管材へ向け
    て付勢する部材とを具備し、管材からの漏洩磁束を管内
    側に位置せしめた磁気センサにて検出するように構成し
    た管検査装置を用い、前記磁化コイルに断続的に通電
    し、通電時に探傷を行い、不通電時に前記管検査装置を
    管軸長方向に移動させることを特徴とする管検査方法。
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