JPH0639660Y2 - 布団の連続洗濯装置 - Google Patents

布団の連続洗濯装置

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JPH0639660Y2
JPH0639660Y2 JP1989149735U JP14973589U JPH0639660Y2 JP H0639660 Y2 JPH0639660 Y2 JP H0639660Y2 JP 1989149735 U JP1989149735 U JP 1989149735U JP 14973589 U JP14973589 U JP 14973589U JP H0639660 Y2 JPH0639660 Y2 JP H0639660Y2
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JP
Japan
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futon
cylindrical surface
cylindrical
washed
batting
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JP1989149735U
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JPH0388476U (ja
Inventor
幸治郎 冨田
Original Assignee
株式会社ムサシノキカイ
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は布団の丸洗い装置に関する。
(従来の技術とその課題) 第2図は布団の側洗い装置の説明図、第3図は布団の中
綿洗い装置の説明図である。
第2図では、ベルトコンベヤー1の上に洗濯すべき布団
2を乗せ、移動させながら(図では右方向へ移動)シャ
ワーノズル3で洗剤液を注ぎ、円筒状ブラシ4を回転し
て側洗いをする。
第3図は中綿洗濯機で、水平断面が円形の回転籠5と、
回転の中心位置に上側から回転籠5の底の近くまで延び
ている注水管6が設けてあり、側面に小孔が穿設してあ
る。
この装置の動作を説明すると、先ず、第2図のベルトコ
ンベヤー1上で布団2の上側がシャワーノズル3から噴
出した洗剤液と回転している円筒状ブラシ4によりブラ
シ洗浄される。
この動作を布団2を裏返して再度行う。
次に側の洗浄された布団2を第3図示の回転籠5の内側
の側面に張付けるように挿入し、回転籠5を高速回転し
ながら注水管6から注水して前工程で使用した洗浄液を
水と共に遠心脱水する。
この結果、洗剤液は洗い流されると共に、一部は水と共
に中綿の内部に浸入して洗浄するものである。
このようにして、充分な時間注水、脱水することによ
り、布団2の中綿まで洗浄されるものである。
しかし、実際には第3図の中綿洗浄工程では殆どの水は
内部に浸入せず、布団の表面を流れて回転籠5の外側へ
流出してしまい、中綿洗浄は余り行われない。
本考案は上述の問題を解決して、側洗浄と中綿洗浄を連
続工程で完全に行うことが可能な装置を提供することを
課題とする。
(課題を達成するための手段) 上述の課題を達成するために、布団の丸洗い装置におい
て、従列状態に一列に配置され、この縦列方向と直角方
向に中心軸方向を持った円筒面状の複数の処理槽11と、
この処理槽11の円筒面11′に沿って洗濯すべき布団2を
移動させるベルト14と、前記円筒面11′の上側でかつ前
記円筒面11′の中心線に対して布団2の移送方向にずれ
た位置に中心軸を設けたローラー13とよりなるものであ
る。
又、前記複数の処理槽11で隣接している処理槽間に洗浄
すべき布団2が通過する上及び下側に円筒ブラシ15、15
を設けたものもある。
(作用) 上述のように、布団2は各処理槽11の内面の円筒面11′
と中心軸が円筒面11′の中心線とずれているローラー13
との間でベルト14で移送されながら押し洗いされるの
で、強制的に中綿まで洗浄される。
又、隣接している処理槽11、11間の円筒ブラシ15、15に
より、布団2の側は両面共同時に洗浄される。
(実施例) 第1図は本考案の布団の連続洗濯装置の要部の説明図
(側面)である。
処理槽11は複数個が一直線上に配列してあり、この列の
両側には布団搬入及び搬出用のベルトコンベヤー16、16
が設けてある。各処理槽11は内面が上向きに湾曲した円
筒面11′となっており、この円筒面11′に沿ってベルト
14が外部の案内ローラー17、17により循環するように設
けられている。
更に、上記円筒面11′の上側に、この円筒面11′の中心
線と平行で、かつ布団2の移送方向にずれた位置に中心
軸を持ったローラー13が設けられている。
又、隣接している処理槽11、11間の布団2が通過する位
置に布団2の上下面に接触する位置にローラー13と平行
に保持された円筒ブラシ15、15が設けてある。
なお、上記円筒ブラシ15は省略しても差し支えない。
次に上述の装置の動作について説明する。
第1図の場合、左から洗浄工程用の処理槽11、すすぎ工
程用の処理槽11、絞り工程用の処理槽11を示している。
先ず、洗浄工程用処理槽11には洗剤液を注入しておき、
すすぎ工程用処理槽11には図示しないオーバーフロー装
置によりすすぎ水を充満しておく。
次に搬入用のベルトコンベヤー16で布団2を進入させる
と、布団2はベルト14に乗った形で処理槽11内に移送さ
れて行く。処理槽11内に入った布団2は最初はベルト14
とローラー13の間で押圧されない状態で移送されるが、
移送が進むに従って上記円筒面11′の中心線とローラー
13の中心軸のずれ量に相当する距離に順次押圧状態とな
り、押し洗いされ、続いて処理槽外に排出される。
排出された布団2は処理槽11、11間の円筒ブラシ15、15
間を通過し、布団2の上下面の側洗いが行われる。
次に次段の処理槽11はすすぎ工程で、洗浄工程と同様な
動作により、オーバーフローされている水により洗剤液
が押し出され、すすがれる。
三段目の処理槽11は絞り工程で、同様な操作で中綿に含
まれている余分な水を押し出して、図示しない排水口か
ら排水される。続いて脱水工程若しくは乾燥工程に移行
させる。
なお、円筒ブラシ15、15を省略しても洗浄工程で中綿と
共に側も同時に洗浄されるので、差し支えないが、設け
ることにより、ひどく汚れた側の場合には効果的であ
る。
(考案の効果) 上述のように、布団の側は比較的完全に洗浄出来るが、
中綿の洗浄は非常に困難であり、場合によっては殆ど不
可能なこともある。
本考案の装置では中綿の洗浄は押し洗い方式による強制
的方法により、中綿の内部にまで洗剤液を浸入せしめる
ので、完全洗浄が可能である。
又、本考案の装置では、洗浄、すすぎ、絞り工程を連続
して処理するので、作業工数が少なく、安いコストでの
布団の丸洗いが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の布団洗浄装置の要部の説明図(側
面)、第2図は布団の側洗い装置の説明図、第3図は布
団の中綿洗い装置の説明図である。 2:布団、11:処理槽、11′:円筒面、13:ローラー、14:
ベルト、15:円筒ブラシ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】布団の丸洗い装置において、従列状態に一
    列に配置され、この縦列方向と直角方向に中心軸方向を
    持った円筒面状の複数の処理槽と、この処理槽の円筒面
    に沿って洗濯すべき布団を移動させるベルトと、前記円
    筒面の上側でかつ前記円筒面の中心線に対して布団の移
    送方向にずれた位置に中心軸を設けたローラーとよりな
    ることを特徴とする布団の連続洗濯装置。
  2. 【請求項2】前記複数の処理槽で隣接している処理槽間
    に洗浄すべき布団が通過する上及び下側に円筒ブラシを
    設けたことを特徴とする第1項記載の布団の連続洗濯装
    置。
JP1989149735U 1989-12-25 1989-12-25 布団の連続洗濯装置 Expired - Lifetime JPH0639660Y2 (ja)

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JPH0388476U JPH0388476U (ja) 1991-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618720A (ja) * 1984-06-20 1986-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体
JPS62176493A (ja) * 1986-01-28 1987-08-03 富士車輌株式会社 ふとん連続洗い機

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JPH0388476U (ja) 1991-09-10

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