JPS61238298A - フトンのクリ−ニング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ産業上の利用分野 本発明は、フトンを効率よく早くクリーニングする方法
に関する。

ｂ従来の技術 フトンの側布を除かないで、フトン姿のままでクリーニ
ングすることは家庭では不可能である。しかし、クリー
ニング業界においては、フトン姿のままクリーニングす
ることが益々必要となる傾向にある。

従来、クリーニング業界において行なわれている方法を
第４図に示す。送りベルト１１上に洗剤の水溶液である
洗剤水を注下するためのノズル１０とブラシ３を固定し
た円筒回転軸４を設ける。この図は装置の側面図であっ
て、装置の幅はフトン幅より大きくフトンをクリーニン
グするに十分な寸法とする。したがって、第４図におい
て、５列あるノズルの各列には等間隔に数個のノズルを
設け、また各回転軸４は装置の全幅にわたってブラシを
固定する。送すベルト１１上にフトンを載せると、矢印
方向すなわち回転軸４と直角方向に移動し、先づ洗剤水
が全幅に注がれ、次いでブラッシングされる。図面には
示していないが、フトンの全長にわたるブラッシングが
終ると、フトンはＵターンベルトで逆行し、途中反転し
て反対面を再びクリーニングすることとなる。このクリ
ーニング業界が終ると、次いで洗浄、脱水、乾燥の各工
程を経て完了する。

。発明が解決しようとする問題点 第４図に示すクリーニング工程はフトンのクリーニング
技術の要点であるが、現状における技術はすべて例外な
く原理的に同じ方法を行なっている。すなわち、フトン
の上から洗剤水を落とし、上からブラッシングする方法
である。

ところが、例外なく仕上がりが悪くて非常に不評である
。

ｄ問題点を解決するための手段 前記従来技術のクリーニング工程を見ると、生産コスト
を下げ能率を上げるために゛フトンの移動速度を早くす
る傾向があるにしても、成績が悪い理由は極めてクリー
ニング効率が悪い方法によるためと言わざるを得ない。

本発明者は、この従来技術の問題点にかんがみ、次に示
す非常に効率の良い方法を発明した。

本発明クリーニング装置の部分断面側面図である第１図
及び正面図である第２図にお（・て洗剤水７を入れた槽
５内に長いブラシ３を密に取り付けた回転軸４を水平に
回定し、そのブラシ長さの一部が洗剤水７に浸漬するよ
うにして高速回転する。水平に設けた回転軸４に対して
直角方向に水平にローラ８によって往復動し得る枠２上
にフトン１を載せてブラッシングする。

枠には回転軸の回転と同一方向にピアノ線を張ってフト
ンを支えるようにする。

０作　用 高速回転する回転軸４０ブラシ３によって洗剤水の円筒
壁状環流（回転軸を周回する）を形成する。その環流１
２を第３図に示すが、この環流はブラシの回転と共に回
転軸を周回して流れ、フトン１の下面部においては新し
い洗剤水の補給とブラッシング及びクリーニング排液流
を環流と共に行ない、効率の良いクリーニングを行ない
得る。

クリーニング作用は、汚れに対する新しい洗剤水の補給
、洗剤と汚れとの作用及びその作用生成物を汚れ部分か
ら排除する３過程から成る。

洗剤と汚れとの作用速度は非常に速いから、その前後の
洗剤水の補給及び作用生成物の排除を速やかに行なうこ
とがクリーニングを効率良く早くする要点である。この
観点によって、本発明のクリーニング方法が従来技術に
比べて著しく勝れていることは明らかである。

ｆ実施例 第１図及び第２図に示す如く、長さ約２００ｃｍの洗剤
水槽５と回転軸４０回転方向前後に設けた飛水受部６か
ら成るクリーニング槽において、直径１０ｃｍ長さ約２
００ｃｍの回転軸４を洗剤水槽５内に水平に固定し、回
転軸のほぼ全長にわたる全周面に長さ１０ｃ１ｎのブラ
シを植える。ブラシの約１／２長さが浸漬する程度に洗
剤水を槽５に入れる。

回転軸の両端部上部に水平かつ回転軸に直角方向に固定
する両端軌条９にローラ８によって転動し得る枠２を装
着する。この枠には回転軸と直角方向にピアノ線を張り
フトンを載せ得るようにする。

回転軸４を３００　ｒｐｍで回転し、７トンを矢印方向
に移動しながらブラッシングする。枠を手動で往復移動
しブラッシングを繰返して片側を終ると、さらにフトン
を反転してクリーニングを行なう。

本発明は、上記実施例を基本単位として直列に連ねて連
続的大量にクリーニングすることも可能である。

ｇ発明の効果 本発明によるフトンのクリーニング方法は、従来法と全
く異なる構成によって極めて効率よく速やかにクリーニ
ングの成果を挙げることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるクリーニング装置の部分断面側面
図、第２図は本発明装置の正面図、第３図は回転軸の高
速回転によって生ずる洗剤水の環流、第本図は従来のク
リーニング装置である。 １・・・フトン、２・・・枠、３・・・ブラシ、４・・
・回転軸、５・・・洗剤水槽、６・・・飛水受げ部、７
・・・洗剤水、８・・・ローラ、９・・・両端軌条、１
０・・・ノズル、１１・・・送りベルト、　　１２・・
・環流。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 全長にわたつて全周面に長いブラシを密に植えた回転軸
   を洗剤水槽に水平に固定し、そのブラシ長さの一部を洗
   剤水に浸漬する状態で回転軸を高速回転し、クリーニン
   グすべきフトンを回転軸の直上部に置いて水平かつブラ
   シの回転方向に往復移動せしめながらフトン下面をブラ
   ッシングすることを特徴とするフトンのクリーニング方
   法。