JPH0639248Y2 - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

Info

Publication number
JPH0639248Y2
JPH0639248Y2 JP9347488U JP9347488U JPH0639248Y2 JP H0639248 Y2 JPH0639248 Y2 JP H0639248Y2 JP 9347488 U JP9347488 U JP 9347488U JP 9347488 U JP9347488 U JP 9347488U JP H0639248 Y2 JPH0639248 Y2 JP H0639248Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
plate
heat exchanger
protrusion
plate body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9347488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0214587U (ja
Inventor
吉清 長坂
Original Assignee
株式会社ゼクセル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ゼクセル filed Critical 株式会社ゼクセル
Priority to JP9347488U priority Critical patent/JPH0639248Y2/ja
Publication of JPH0214587U publication Critical patent/JPH0214587U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0639248Y2 publication Critical patent/JPH0639248Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、積層型熱交換器に関するものであり、特に車
両用空調装置におけるエバポレータ等として用いられる
積層型熱交換器に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば、特開昭62−73095号公報に記載されるよ
うに、車両用空調装置におけるエバポレータ等として用
いられる積層型熱交換器として、冷却媒体の媒体通路形
成用の盆状をなす一対の板体を最中合せにし、その対向
する内面及び周縁をろう付け等の適宜の手段により互い
に接合したものを複数個積層することにより構成された
ものが知られている。
この場合、一対の板体は、互いに正しく整合し合った状
態で接合される必要があり、この整合のために一対の板
体相互の位置決めを行う位置決め手段を、板体自体に設
ける手法、すなわち板体の強度及び板体のろう付け張り
合わせ強度を高めるために板体内面に多数形成されたリ
ブに凹凸嵌合を行わせる手法が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の積層型熱交換器において
は、板体の位置決め手段は、板体内面の媒体通路中に設
けられた互いに嵌合する凹凸部により構成されており、
互いに嵌合する凹凸部が媒体通路中にあることから、媒
体通路の実効通路断面積を減少せしめ、また媒体通路を
流れる冷却媒体に流路抵抗を与えることになる。
本考案は、媒体通路の実効通路断面積を減少せしめるこ
となく、また媒体通路を流れる冷却媒体に流れ抵抗を与
えることもない位置決め手段を備えた積層型熱交換器を
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案は、冷却媒体の媒体通路
を形成するために盆状をなす板体を最中合せで接合した
ものを複数個積層して成る積層型熱交換器において、前
記板体の内面の略中央部に、前記冷却媒体の入口側と冷
却媒体の出口側とを仕切って略U字状の媒体通路を画成
するための突状を設けると共に、該突条に位置決め用の
凹部及び突部を設け、該凹部及び突部が前記板体と対向
する他の板体の突部及び凹部と夫々互いに嵌合するよう
にしたことを特徴とする。
(作用) 一対の板体の接合に際しては、一方の板体の突条に形成
された突部を他方の板体に形成された凹部に嵌合させて
板体相互の位置決め整合を行い、しかる後板体の対向す
る周縁をろう付け等の適宜の手段により接合する。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示しており、
板体10は周縁に接合代12を有する盆状をなしており、接
合代12より内側に媒体通路14を構成するようになってい
る。板体10の一方の側には媒体入口16と媒体出口18とが
並設されており、冷却媒体は、媒体入口16より媒体通路
14に流入し、媒体通路14を通過した後、媒体出口18より
流出するようになっている。板体10は内部に媒体通路14
を媒体入口16と媒体出口18との間にて仕切って通路長を
拡張する仕切り壁構成用の突条20を有している。これに
より、媒体通路14は、媒体入口16と媒体出口18との間に
略U字状に延在し、充分な通路長を与えられている。
突条20の先端には、一対の板体10において、互いに嵌合
する突部としての突片22と凹部としての孔24とが板体10
のプレス成形により形成される。
一対の板体10の接合に際しては、一方の板体10の突片22
と他方の板体10の孔24とを互いに嵌合させて一対の板体
10を最中合せにして相互の位置決め整合を行う。上述の
如く、板体10の位置決め用の突片22と孔24とは突条20に
設けられ、該突条20は媒体通路14をなす部分でない仕切
り壁構成用のものであるから、これが、媒体通路14の実
効通路断面積を減少せしめることも、また媒体通路14を
流れる冷却媒体に流路抵抗を与えることもない。
なお、この第1実施例においては、突片22は円形の孔24
の周縁に突設されており、この突片22の孔24の内周に沿
う形成範囲の角度は第3図の紙面上方に突出する一方の
板体10の突片22と同図の紙面下方に突出する他方の板体
10の突片22とを仕切る線(孔24を二分する線(同図Y−
Y線))により区画される片側範囲であって孔24の中心
を張る180°未満の範囲であればよい。また、突条20の
孔24の周りの幅aはこれと対向部分とにより前記嵌合代
12のろう付け強度の確保に貢献し得る幅であれば好適で
ある。
第4図乃至第6図は本考案の第2実施例について示して
いる。
この第2実施例においては、突条20′がT字形をしてお
り、その二つの先端に互いに嵌合し得る円筒状の突片2
2′と円形の孔24′とが設けられている。
この実施例においても、一対の板体10の接合に際して
は、一方の板体10の突片22′と他方の板体10の孔24′と
を互いに嵌合させることより板体10相互の位置決め整合
が行われる。なお、突条20′の二つの先端を凹凸嵌合に
用いるので、位置決めの際、板体10の板面内における回
動を阻止できる。他の構成及び作用は上記第1実施例と
同様である。
第7図に示された第3実施例においては、突条20″がY
字形をしており、その二つの先端には上記第2実施例と
同様な互いに嵌合し得る円筒状の突片22′と円形の孔2
4′とが設けられている。他の構成及び作用は上記第2
実施例と同様である。
なお、突条に形成される突部及び凹部は、互いに補形を
なす突起及び有底の窪み等でもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、冷却媒体の媒体通路を形
成するために盆状をなす板体を最中合せで接合したもの
を複数個積層して成る積層型熱交換器において、前記板
体の内面の略中央部に、前記冷却媒体の入口側と冷却媒
体の出口側とを仕切って略U字状の媒体通路を画成する
ための突条を設けると共に、該突条に位置決め用の凹部
及び突部を設け、該凹部及び突部が前記板体と対向する
他の板体の突部及び凹部と夫々互いに嵌合する構成とし
たので、最中合せとなる一対の板体の位置決め用突部及
び凹部が、媒体通路をなす部分でない仕切り壁構成用の
突条に設けられるから、媒体通路の実効通路断面積を減
少せしめることも、また媒体通路を流れる冷却媒体に流
路抵抗を与えることもなく、しかも位置決め用突部及び
凹部は互いに嵌合して板体の接合時の位置決めを容易か
つ確実に行わせる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る積層型熱交換器に用い
られる板体の第1実施例を示すもので、第1図はその平
面図、第2図は第1図のII−II線に沿う拡大断面図、第
3図は第2図のX矢視図、第4図乃至第6図は板体の第
2実施例を示すもので、第4図はその平面図、第5図は
第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は第4図のVI−
VI線に沿う断面図、第7図は板体の第3実施例を示す平
面図である。 10…板体、14…媒体通路、16…媒体入口、18…媒体出
口、20、20′、20″…突条、22、22′…突片(突部)、
24、24′…孔(凹部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却媒体の媒体通路を形成するために盆状
    をなす板体を最中合せで接合したものを複数個積層して
    成る積層型熱交換器において、前記板体の内面の略中央
    部に、前記冷却媒体の入口側と該冷却媒体の出口側とを
    仕切って略U字状の前記媒体通路を画成するための突条
    を設けると共に、該突条に位置決め用の凹部及び突部を
    設け、該凹部及び突部が前記板体と対向する他の板体の
    突部及び凹部と夫々互いに嵌合するようにしたことを特
    徴とする積層型熱交換器。
JP9347488U 1988-07-13 1988-07-13 積層型熱交換器 Expired - Lifetime JPH0639248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9347488U JPH0639248Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 積層型熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9347488U JPH0639248Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 積層型熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0214587U JPH0214587U (ja) 1990-01-30
JPH0639248Y2 true JPH0639248Y2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=31317937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9347488U Expired - Lifetime JPH0639248Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 積層型熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0639248Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101071348B1 (ko) * 2009-05-22 2011-10-07 한국델파이주식회사 플레이트 열교환기

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6425897B2 (ja) * 2014-02-18 2018-11-21 日新製鋼株式会社 プレート式熱交換器およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101071348B1 (ko) * 2009-05-22 2011-10-07 한국델파이주식회사 플레이트 열교환기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0214587U (ja) 1990-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0197652B1 (en) A heat exchanger core construction utilizing a plate member adaptable for producing either a single or double pass flow arrangement
JP3719453B2 (ja) 冷媒蒸発器
US3207216A (en) Heat exchanger
JP2909745B2 (ja) 積層型エバポレータ
JPH0639248Y2 (ja) 積層型熱交換器
JPH03221789A (ja) 積層型熱交換器
JPH01106768U (ja)
JPH0417263U (ja)
JPH0645151Y2 (ja) 積層型蒸発器
JPS61186794A (ja) プレ−ト式熱交換器
JP3840707B2 (ja) プレート・フィン型熱交換器
JPS5842793Y2 (ja) 熱交換器
JPH02133569U (ja)
JPH087265Y2 (ja) 積層型熱交換器
JPS648062U (ja)
JPH0116947Y2 (ja)
JP2742834B2 (ja) 熱交換器
JP2519964Y2 (ja) プレート式熱交換器
JPS629182A (ja) 熱交換器
JPH0221481U (ja)
JP2531026Y2 (ja) 積層型熱交換機
JPS6293584U (ja)
JPH0216150Y2 (ja)
JPH0367871U (ja)
JPS63150263U (ja)