JP2531026Y2 - 積層型熱交換機 - Google Patents
積層型熱交換機Info
- Publication number
- JP2531026Y2 JP2531026Y2 JP1989019084U JP1908489U JP2531026Y2 JP 2531026 Y2 JP2531026 Y2 JP 2531026Y2 JP 1989019084 U JP1989019084 U JP 1989019084U JP 1908489 U JP1908489 U JP 1908489U JP 2531026 Y2 JP2531026 Y2 JP 2531026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- heat exchanger
- outlet
- inlet
- stacked heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空調システムに使用される積層型熱交換器
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 以下、図面を参照しながら、従来の積層型熱交換器に
ついて説明する。
ついて説明する。
第2図は従来の積層型熱交換器の断面を示すものであ
る。第2図において、1は端板で、2aは冷媒の入口部、
2bは冷媒の出口部、3は冷媒通路を形成する2種類のプ
レートであり、交互に複数積層されている。第3図は積
層型熱交換器の外観図である。
る。第2図において、1は端板で、2aは冷媒の入口部、
2bは冷媒の出口部、3は冷媒通路を形成する2種類のプ
レートであり、交互に複数積層されている。第3図は積
層型熱交換器の外観図である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、冷媒の入口部2a、出口
部2bが、端板1の片側だけに設けられており、冷媒等を
流したときに、入口部2a、出口部2bに近い冷媒通路に多
量の冷媒が流れ、入口部2a、出口部2bに遠い冷媒通路に
は冷媒が流れにくくなり、熱交換性能が悪くなるという
課題を有していた。
部2bが、端板1の片側だけに設けられており、冷媒等を
流したときに、入口部2a、出口部2bに近い冷媒通路に多
量の冷媒が流れ、入口部2a、出口部2bに遠い冷媒通路に
は冷媒が流れにくくなり、熱交換性能が悪くなるという
課題を有していた。
本考案は上記課題に鑑み、熱交換性能を向上させるも
のである。
のである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案の積層型熱交換器
は、冷媒の入口部及び出口部をそれぞれ両側の端板の向
かい合う位置に設けたのである。
は、冷媒の入口部及び出口部をそれぞれ両側の端板の向
かい合う位置に設けたのである。
作用 本考案の積層型熱交換器は、両側の端板の向かい合う
位置に設けられた入口部から、積層型熱交換器内に、冷
媒が互いに向かい合う方向に流れ込み、両側の端板の向
かい合う位置に設けられた出口部から、冷媒が互いに背
を向ける方向に流れ出ることになり、入口部から各冷媒
通路の入口側端までの距離のバラツキが小さくなるとと
もに、各冷媒通路の出口側端から出口部までの距離のバ
ラツキが小さくなるため、冷媒が均等に各冷媒通路に流
れることになり、熱交換性能が向上することになる。
位置に設けられた入口部から、積層型熱交換器内に、冷
媒が互いに向かい合う方向に流れ込み、両側の端板の向
かい合う位置に設けられた出口部から、冷媒が互いに背
を向ける方向に流れ出ることになり、入口部から各冷媒
通路の入口側端までの距離のバラツキが小さくなるとと
もに、各冷媒通路の出口側端から出口部までの距離のバ
ラツキが小さくなるため、冷媒が均等に各冷媒通路に流
れることになり、熱交換性能が向上することになる。
実施例 以下、本考案の実施例の積層型熱交換器について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第1図は本考案の実施例における積層型熱交換器の断
面を示すものである。第1図において、11は端板、13a
は冷媒の入口部、13bは冷媒の出口部、14は冷媒通路、1
5,16は異なる冷媒通路を構成するプレートで交互に複数
積層されている。
面を示すものである。第1図において、11は端板、13a
は冷媒の入口部、13bは冷媒の出口部、14は冷媒通路、1
5,16は異なる冷媒通路を構成するプレートで交互に複数
積層されている。
上記の構成により、両側の端板11の向かい合う位置に
設けられた入口部13aから、積層型熱交換器内に、冷媒
が互いに向かい合う方向に流れ込み、両側の端板11の向
かい合う位置に設けられた入口部13bから、冷媒が互い
に背を向ける方向に流れ出ることになり、入口部13aか
ら各冷媒通路14の入口側端までの距離のバラツキが小さ
くなるとともに、各冷媒通路14の出口側端から出口部13
bまでの距離のバラツキが小さくなるため、それぞれの
冷媒通路14を冷媒が流れるときの圧力損失等の冷媒が流
れるための条件のバラツキが小さくなり、各冷媒通路14
に均一に冷媒が流れるようになる。
設けられた入口部13aから、積層型熱交換器内に、冷媒
が互いに向かい合う方向に流れ込み、両側の端板11の向
かい合う位置に設けられた入口部13bから、冷媒が互い
に背を向ける方向に流れ出ることになり、入口部13aか
ら各冷媒通路14の入口側端までの距離のバラツキが小さ
くなるとともに、各冷媒通路14の出口側端から出口部13
bまでの距離のバラツキが小さくなるため、それぞれの
冷媒通路14を冷媒が流れるときの圧力損失等の冷媒が流
れるための条件のバラツキが小さくなり、各冷媒通路14
に均一に冷媒が流れるようになる。
以上のように本実施例によれば、各冷媒通路14に均一
な冷媒が流れ、熱交換性能を向上させることができる。
な冷媒が流れ、熱交換性能を向上させることができる。
考案の効果 以上のように本考案は、冷媒の入口部及び出口部をそ
れぞれ両側の端板の向かい合う位置に設けたので、両側
の端板の向かい合う位置に設けられた入口部から、積層
型熱交換器内に、冷媒が互いに向かい合う方向に流れ込
み、両側の端板の向かい合う位置に設けられた出口部か
ら、冷媒が互いに背を向ける方向に流れ出ることにな
り、入口部から各冷媒通路の入口側端までの距離のバラ
ツキが小さくなるとともに、各冷媒通路の出口側端から
出口部までの距離のバラツキが小さくなるため、冷媒が
均等に各冷媒通路に流れることになり、熱交換性能が向
上する。
れぞれ両側の端板の向かい合う位置に設けたので、両側
の端板の向かい合う位置に設けられた入口部から、積層
型熱交換器内に、冷媒が互いに向かい合う方向に流れ込
み、両側の端板の向かい合う位置に設けられた出口部か
ら、冷媒が互いに背を向ける方向に流れ出ることにな
り、入口部から各冷媒通路の入口側端までの距離のバラ
ツキが小さくなるとともに、各冷媒通路の出口側端から
出口部までの距離のバラツキが小さくなるため、冷媒が
均等に各冷媒通路に流れることになり、熱交換性能が向
上する。
第1図は本考案の実施例における積層型熱交換器の断面
図、第2図は従来の積層型熱交換器の断面図、第3図は
同従来の積層型熱交換器の外観斜視図である。 11……端板、13a……入口部、13b……出口部、14……冷
媒通路、15,16……プレート。
図、第2図は従来の積層型熱交換器の断面図、第3図は
同従来の積層型熱交換器の外観斜視図である。 11……端板、13a……入口部、13b……出口部、14……冷
媒通路、15,16……プレート。
Claims (1)
- 【請求項1】冷媒通路が形成された2種類の交互に複数
積層したプレートと、冷媒の入口部及び出口部をそれぞ
れ両側の端板の向かい合う位置に設けた積層型熱交換
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989019084U JP2531026Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 積層型熱交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989019084U JP2531026Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 積層型熱交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115672U JPH02115672U (ja) | 1990-09-17 |
JP2531026Y2 true JP2531026Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31234284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989019084U Expired - Lifetime JP2531026Y2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 積層型熱交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531026Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013168772A1 (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | 三菱電機株式会社 | 積層型全熱交換素子および熱交換換気装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0229432Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1990-08-07 | ||
JPH0245362U (ja) * | 1988-09-05 | 1990-03-28 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1989019084U patent/JP2531026Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02115672U (ja) | 1990-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |