JP2695269B2 - 積層式熱交換器 - Google Patents
積層式熱交換器Info
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- JP2695269B2 JP2695269B2 JP4762290A JP4762290A JP2695269B2 JP 2695269 B2 JP2695269 B2 JP 2695269B2 JP 4762290 A JP4762290 A JP 4762290A JP 4762290 A JP4762290 A JP 4762290A JP 2695269 B2 JP2695269 B2 JP 2695269B2
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- Japan
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- inlet pipe
- fluid
- heat exchanger
- heat exchange
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空調システム等に用いられる層積式熱交換器
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 積層式熱交換器は、空調システム等においてフロンと
フロンあるいはフロンと水、水と水との間で熱交換する
のに用いられ、近年、空調システムの多様化に伴い、そ
の需要が高まってきている。
フロンあるいはフロンと水、水と水との間で熱交換する
のに用いられ、近年、空調システムの多様化に伴い、そ
の需要が高まってきている。
以下第５図から第８図とともに従来例（特開昭60−25
3794号公報）について説明する。
3794号公報）について説明する。
第５図は従来の積層式熱交換器の斜視図、第６図は熱
交換板の斜視図、第７図は第５図のＢ−Ｂ断面図、第８
図は第５図のＣ−Ｃ断面図である。図に示すように従来
の積層式熱交換器は、溝加工した熱交換板１を１枚ごと
に90゜ずつ回転させて積み重ね、溝から流体2,3が漏れ
ないように熱交換板１および端板4,5を密着させ、流体
２の入口管6,7と出口管8,9をヘッダー10,11,12,13線上
に設け、入口管6,7とヘッダー10,11とが直接つながる構
造を有していた。
交換板の斜視図、第７図は第５図のＢ−Ｂ断面図、第８
図は第５図のＣ−Ｃ断面図である。図に示すように従来
の積層式熱交換器は、溝加工した熱交換板１を１枚ごと
に90゜ずつ回転させて積み重ね、溝から流体2,3が漏れ
ないように熱交換板１および端板4,5を密着させ、流体
２の入口管6,7と出口管8,9をヘッダー10,11,12,13線上
に設け、入口管6,7とヘッダー10,11とが直接つながる構
造を有していた。
入口管６より流入した流体２はヘッダー10に入り、溝
14a,14bに分岐し流出する。そしてもう一方のヘッダー1
2で集められ出口管８より流出する。７は他流体３の入
口管、11,13は他流体３のヘッダー、９は他流体３の出
口管であり、熱交換板１を90゜ずつ回転させ積み重ね一
枚ごとに異なる流体2,3が流れる構造になる。したがっ
て溝14a,14bが熱交換部となり、上下双方の異なる流体
2,3の間で熱交換を行う。
14a,14bに分岐し流出する。そしてもう一方のヘッダー1
2で集められ出口管８より流出する。７は他流体３の入
口管、11,13は他流体３のヘッダー、９は他流体３の出
口管であり、熱交換板１を90゜ずつ回転させ積み重ね一
枚ごとに異なる流体2,3が流れる構造になる。したがっ
て溝14a,14bが熱交換部となり、上下双方の異なる流体
2,3の間で熱交換を行う。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、入口管６とヘッ
ダー10とが直接つながっているので、入口管６から流入
した流体２が入口管６線上の近傍にある溝14aに多く流
れ、入口管６線上の遠方の溝14bに流体２が流れにくく
なり溝14bが伝熱面として有効に活用されず熱交換性能
が低下するという課題があった。
ダー10とが直接つながっているので、入口管６から流入
した流体２が入口管６線上の近傍にある溝14aに多く流
れ、入口管６線上の遠方の溝14bに流体２が流れにくく
なり溝14bが伝熱面として有効に活用されず熱交換性能
が低下するという課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑み、各溝に均一に流体
を分岐させることで熱交換性能を向上させるものであ
る。
を分岐させることで熱交換性能を向上させるものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の積層式熱交換器
は、流体の入口管と出口管を有する端板と、内部を流体
が流動する複数の溝と前記溝に連通するヘッダーと前記
ヘッダーと分離されている他のヘッダーとを具備する熱
交換板を複数枚積層し、前記入口管と前記ヘッダーとの
間に、前記入口管内径より長い辺と前記入口管内径より
短い辺とから成る矩径状の開口部をもつ空間部を設けた
ものである。
は、流体の入口管と出口管を有する端板と、内部を流体
が流動する複数の溝と前記溝に連通するヘッダーと前記
ヘッダーと分離されている他のヘッダーとを具備する熱
交換板を複数枚積層し、前記入口管と前記ヘッダーとの
間に、前記入口管内径より長い辺と前記入口管内径より
短い辺とから成る矩径状の開口部をもつ空間部を設けた
ものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、流体の入口管とヘ
ッダーとの間の空間部で流体が拡散され、ヘッダーに均
一に流体を分布させることができ、各溝へ均一に流体を
流すことができる。
ッダーとの間の空間部で流体が拡散され、ヘッダーに均
一に流体を分布させることができ、各溝へ均一に流体を
流すことができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の積層式熱交換器について図面
とともに説明する。
とともに説明する。
第２図は本発明の積層式熱交換器の斜視図、第１図は
第２図のＡ−Ａ断面図、第３図は本発明の積層式熱交換
器を構成する空間部を有するプレートの斜視図、第４図
は入口管，出口管と空間部との位置関係を示す正面図で
ある。
第２図のＡ−Ａ断面図、第３図は本発明の積層式熱交換
器を構成する空間部を有するプレートの斜視図、第４図
は入口管，出口管と空間部との位置関係を示す正面図で
ある。
図に示すように本発明の積層式熱交換器は、溝加工し
た熱交換板１を１枚ごとに90゜ずつ回転させて積み重
ね、その上に入口管6,7に連通する開口部が入口管内径
Ｄより長い辺Ｌと短い辺Ｓとより成る空間部15,16を有
するプレート19と端板4,5を重ね、流体2,3が漏れないよ
うに密着させ、流体2,3の入口管6,7と出口管8,9を取り
付けた構造である。
た熱交換板１を１枚ごとに90゜ずつ回転させて積み重
ね、その上に入口管6,7に連通する開口部が入口管内径
Ｄより長い辺Ｌと短い辺Ｓとより成る空間部15,16を有
するプレート19と端板4,5を重ね、流体2,3が漏れないよ
うに密着させ、流体2,3の入口管6,7と出口管8,9を取り
付けた構造である。
入口管６より流入した流体２は空間部15を通りヘッダ
ー10に流入し、溝14a,14bに分岐し流出する。そしても
う一方のヘッダー12で集められた空間部17を通り出口管
８より流出する。７は他流体３の入口管、16,18は他流
体３側の空間、11,13は他流体３のヘッダー、９は他流
体の出口管であり、熱交換板１を90゜ずつ回転させ積み
重ね一枚ごとに異なる流体2,3が流れる構造になる。し
たがって溝14a,14bが熱交換部となり、上下双方の異な
る流体2,3の間で熱交換を行う。
ー10に流入し、溝14a,14bに分岐し流出する。そしても
う一方のヘッダー12で集められた空間部17を通り出口管
８より流出する。７は他流体３の入口管、16,18は他流
体３側の空間、11,13は他流体３のヘッダー、９は他流
体の出口管であり、熱交換板１を90゜ずつ回転させ積み
重ね一枚ごとに異なる流体2,3が流れる構造になる。し
たがって溝14a,14bが熱交換部となり、上下双方の異な
る流体2,3の間で熱交換を行う。
本実施例では、入口管６より流入した流体２は、空間
部15に流入したときに絞られ空間部15内部で分散され、
ヘッダー10に均一に分散する。ヘッダー10に均一に分散
した流体２は、溝14a,14bに均一に分岐する事ができる
ので、熱交換性能の向上が図れる。
部15に流入したときに絞られ空間部15内部で分散され、
ヘッダー10に均一に分散する。ヘッダー10に均一に分散
した流体２は、溝14a,14bに均一に分岐する事ができる
ので、熱交換性能の向上が図れる。
発明の効果 以上のように本発明は、流体の入口管と出口管を有す
る端板と、内部を流体が流動する複数の溝と前記溝に連
通するヘッダーと前記ヘッダーと分離されている他のヘ
ッダーとを具備する熱交換板を複数枚積層し、前記入口
管と前記ヘッダーとの間に、前記入口管内径より長い辺
と前記入口管内径より短い辺とから成る矩径状の開口部
をもつ空間部を設けたことにより、流体を各溝へと均一
に分岐させることが可能となり、熱交換性能を著しく向
上させることができる。
る端板と、内部を流体が流動する複数の溝と前記溝に連
通するヘッダーと前記ヘッダーと分離されている他のヘ
ッダーとを具備する熱交換板を複数枚積層し、前記入口
管と前記ヘッダーとの間に、前記入口管内径より長い辺
と前記入口管内径より短い辺とから成る矩径状の開口部
をもつ空間部を設けたことにより、流体を各溝へと均一
に分岐させることが可能となり、熱交換性能を著しく向
上させることができる。
第１図は本発明の実施例における積層式熱交換器の要部
断面図、第２図は同積層式熱交換器の斜視図、第３図は
同積層式熱交換器を構成するプレートの斜視図、第４図
は同積層式熱交換器の正面図、第５図は従来の積層式熱
交換器の斜視図、第６図は同積層式熱交換器を構成する
熱交換板の斜視図、第７図は第４図のＢ−Ｂ断面図、第
８図は第４図のＣ−Ｃ断面図である。 １……熱交換板、4,5……端板、6,7……入口管、8,9…
…出口管、10,11,12,13……ヘッダー、14a,14b……溝、
15,16,17,18……空間部。
断面図、第２図は同積層式熱交換器の斜視図、第３図は
同積層式熱交換器を構成するプレートの斜視図、第４図
は同積層式熱交換器の正面図、第５図は従来の積層式熱
交換器の斜視図、第６図は同積層式熱交換器を構成する
熱交換板の斜視図、第７図は第４図のＢ−Ｂ断面図、第
８図は第４図のＣ−Ｃ断面図である。 １……熱交換板、4,5……端板、6,7……入口管、8,9…
…出口管、10,11,12,13……ヘッダー、14a,14b……溝、
15,16,17,18……空間部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−251687（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−306098（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−3657（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】流体の入口管と出口管を有する端板と、内
部を流体が流動する複数の溝と前記溝に連通するヘッダ
ーと前記ヘッダーと分離されている他のヘッダーとを具
備する熱交換板を複数枚積層し、前記入口管と前記ヘッ
ダーとの間に、前記入口管内径より長い辺と前記入口管
内径より短い辺とから成る矩径状の開口部をもつ空間部
を設けたことを特徴とする積層式熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4762290A JP2695269B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 積層式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4762290A JP2695269B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 積層式熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03251690A JPH03251690A (ja) | 1991-11-11 |
| JP2695269B2 true JP2695269B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12780313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4762290A Expired - Fee Related JP2695269B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 積層式熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2695269B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4762290A patent/JP2695269B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03251690A (ja) | 1991-11-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |