JPH0639209B2 - アンチロツクブレ−キ装置付四輪駆動車 - Google Patents

アンチロツクブレ−キ装置付四輪駆動車

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JPH0639209B2
JPH0639209B2 JP60138308A JP13830885A JPH0639209B2 JP H0639209 B2 JPH0639209 B2 JP H0639209B2 JP 60138308 A JP60138308 A JP 60138308A JP 13830885 A JP13830885 A JP 13830885A JP H0639209 B2 JPH0639209 B2 JP H0639209B2
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【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、左右の前輪にそれぞれ連結なる一対の前車軸
を相互に連結する前部差動装置と、左右の後輪にそれぞ
れ連なる一対の後車軸を相互に連結する後部差動装置と
が、両差動装置にパワーユニットからの駆動力を伝達す
べく相互に連結され、前記両前輪および後輪のブレーキ
装置は、アンチロック作動時に制御油圧室の油圧変化に
応じて制動油圧を減少せしめるべく構成されるブレーキ
油圧モジュレータを備えるアンチロックブレーキ装置付
四輪駆動車に関する。
(2)従来の技術 車両の運動性能や路面の摩擦係数の低い雪路等での走行
性能を向上するために、四輪駆動車の開発が進められて
おり、この四輪駆動車にアンチロックブレーキ装置を装
備しようとする試みもなされている。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、従来の二輪駆動車で用いたアンチロックブレ
ーキ装置をそのまま四輪駆動車に適用したのでは不都合
が生じる。すなわち四輪駆動車では、前車軸と後車軸と
が相互に影響を及ぼし合っているので、各車輪が相互に
牽制し合って充分なアンチロック効果が得られない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ア
ンチロック作動時には二輪駆動の状態として充分なアン
チロック効果が得られるようにするとともに、アンチロ
ック作動を検知する特別の検出器および二輪駆動に切換
えるための特別の動力源を不要としたアンチロックブレ
ーキ装置付四輪駆動車を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、前部差動装置およ
び後部差動装置間に、油圧室の油圧変化に応じて両差動
装置間を遮断し得る動力伝達、遮断装置を設け、アンチ
ロック作動時には前記油圧室にブレーキ油圧モジュレー
タの制御油圧室の油圧が作用して前記動力伝達、遮断装
置が両差動装置間を遮断するように、該制御油圧室を前
記油圧室に接続したことを特徴とする。
(2)作用 アンチロック作動時には、制御油圧室の制御油圧が変化
して制動油圧が低下するとともに、動力伝達、遮断装置
における油圧室の油圧も変化し、前部および後部差動装
置間が遮断して二輪駆動の状態となる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
先ず本発明の第1実施例を示す第1図において、一対の
前輪Wfl,Wfrおよび一対の後輪Wrl,Wrrが
図示しない車体の前部および後部にそれぞれ懸架されて
おり、両前輪Wfl,Wfrおよび両後輪Wrl,Wr
rにはブレーキ機構Bfl,Bfr;Brl,Brrが
それぞれ装着される。
左右の前輪Wfl,Wfrにそれぞれ連なる一対の前車
軸Afl,Afrは前部差動装置1を介して相互に連結
され、また左右の後輪Wrl,Wrrにそれぞれ連なる
一対の後車軸Arl,Arrは後部差動装置2を介して
相互に連結される。両差動装置1,2の入力部には前部
推進軸3および後部推進軸4がそれぞれ連結されてお
り、それらの一方たとえば前部推進軸3には、エンジン
および変速機を含むパワーユニットPが連結される。ま
た両推進軸3,4は、相互の連結、遮断を切換可能な動
力伝達、遮断装置5を介して連結される。
第2図において、左右前輪用ブレーキ機構Bfl,Bf
rには、前輪用ブレーキ油圧モジュレータMfl,Mf
rが個別に接続され、左右後輪用ブレーキ機構Brl,
Brrには後輪用ブレーキ油圧モジュレータMrl,M
rrが個別に接続される。これらのブレーキ油圧モジュ
レータMfl,Mfr,Mrl,Mrrは、タンデム型
マスタシリンダMcの両出力ポート6,7からの出力油
圧に応じた制動油圧を各ブレーキ機構Bfl,Bfr;
Brl,Brrに供給するものであり、基本的には同一
の構造を有する。しかも一方の出力ポート6には右前輪
および左後輪用ブレーキ油圧モジュレータMrr,Mr
lが接続され、他方の出力ポート7には左前輪用および
右後輪用ブレーキ油圧モジュレータMfl,Mrrが接
続される。
第3図において、右後輪用ブレーキ油圧モジュレータM
rrの基本的な構造を説明すると、このブレーキ油圧モ
ジュレータMrrは、ケーシング8に穿設された有底シ
リンダ穴9に、該シリンダ穴9内を第1シリンダ部10
と第2シリンダ部11とに区画すべく、シリンダ穴9の
途中に設けられた段部12で支承される隔壁13が嵌入
され、円筒状スリーブ14に当接して隔壁13を段部1
2側に押圧、固定する蓋部材15がケーシング8に結合
され、第1シリンダ部10には第1ピストン16が摺合
され、第2シリンダ部11には第2ピストン17が摺合
されて成る。しかも第1ピストン16は隔壁13を移動
自在にかつ油密的に貫通するピストンロッド18に一体
化され、第2ピストン17はピストンロッド18に軸線
方向相対移動自在にして装着される。
第1シリンダ部10内には第1ピストン16の摺合によ
り隔壁13側に入力油圧室19が画成され、隔壁13と
反対側には制御油圧室20が画成される。また第2シリ
ンダ部11内には、第2ピストン17の摺合により隔壁
13側に出力油圧室21が画成され、出力油圧室21と
反対側にばね室22が画成される。入力油圧室19には
マスタシリンダMcの出力ポート7に連なる入口油路3
が常時連通され、出力油圧室21には右後輪用ブレーキ
Brrに連なる出口油路24が常時連通される。
ばね室22内には、ピストンロッド18を第1シリンダ
部11側に付勢する第1ばね25が収容され、またピス
トンロッド18と第2ピストン17との間には第2ピス
トン17を隔壁13側に付勢する第2ばね26が介装さ
れる。
隔壁13には、第2ピストン17の隔壁13側への移動
に応じて開弁する弁機構27が設けられる。この弁機構
27は、入力油圧室19の油圧増大に応じて第2ピスト
ン17が隔壁13側に移動したときに開弁し、入力油圧
室19および出力油圧室21間を連通するのでマスタシ
リンダMcからの制動油圧が右後輪用ブレーキ機構Br
rに供給される。また制御油圧室20の油圧が増大して
第2ピストン17が隔壁13から離反すると弁機構27
が閉弁し、入力油圧室19および出力油圧室21間が遮
断される。したがって、出力油圧室21の容積が増大
し、制動油圧が小さくなる。
制御油圧室20には、油路28が連通されており、この
油路28は第2図で示すように、常時閉の電磁弁29を
介して、油圧ポンプ30およびアキュムレータ31から
成るとともに油圧センサSを付設した制御油圧源32に
接続されるとともに、常時開の電磁弁33を介してリザ
ーバRに接続される。
左右の後輪Wrl,Wrrのいずれかがブレーキ時にロ
ックしそうになると、一方の電磁弁29は開き、他方の
電磁弁33は閉じる。したがって、制御油圧源32から
の制御油圧が制御油圧室20に供給され、制御油圧室2
0の油圧増大に応じて出力油圧室21の容積が増大する
ことにより、制御油圧が減圧され、後輪Wrl,Wrr
がロックすることが防止される。
前輪用ブレーキ油圧モジュレータMfl,Mfrも、基
本的には上述の後輪用ブレーキ油圧モジュレータMrr
と同様の構造を有しており、その制御油圧室(図示せ
ず)は常時閉の電磁弁34を介して制御油圧源32に接
続されるとともに常時開の電磁弁35を介してリザーバ
Rに接続される。
第4図において、動力伝達、遮断装置5は、差動制限ク
ラッチ37と、多板クラッチ38とから構成される。差
動制限クラッチ37は、後部推進軸4に同心に連結され
る出力軸39と、該出力軸39に軸受40およびシール
部材41を介して回転自在に支承される有底円筒状のク
ラッチアウタ42と、クラッチアウタ42の内周面およ
び出力軸39の外周面との間にシール部材43,44を
それぞれ介在してクラッチアウタ42および出力軸39
に固定した端板45とで画成される密閉油室46内に、
クラッチアウタ42にスプライン結合する複数の外側ク
ラッチ板47と、出力軸39にスプライン結合する複数
の内側クラッチ板48とを相互に重合配置して構成され
る。
密閉油室46内には、高粘性油とその油の熱膨張を許容
する少量の空気とが封入される。
この差動制限クラッチ37では、クラッチアウタ42お
よび出力軸39間に相対回転が生じると、両クラッチ板
47,48は高粘性油を剪断しながら相対回転する。そ
の相対回転速度が大となると、油温の上昇により両クラ
ッチ板47,48に複雑な温度勾配を生じ、これに起因
する歪と、密閉油室46内の圧力上昇との相乗作用によ
り、隣接する両クラッチ板47,48間に摩擦係合部分
または隙間が極めて小さい部分ができ、その結果、クラ
ッチアウタ42および出力軸39間はカップリング状態
となる。
前部推進軸3に同軸に連結された入力軸49の端部と、
前記出力軸39の端部との間には軸受50が介装され
る。多板クラッチ38は、クラッチインナとしての入力
軸49にスプライン結合される複数のクラッチ板51と
クラッチアウタ42にスプライン結合される複数のクラ
ッチ板52とを、前記端板45と押圧板53との間に重
合配置して構成され、押圧板53が端板45側に向けて
押圧駆動されたときに、入力軸49およびクラッチアウ
タ42が直結状態となる。また押圧板53が端板45か
ら離反する方向に移動したときには、クラッチアウタ4
2および入力軸49間が遮断され、この状態では、入力
軸49と出力軸39との間が遮断される。
差動制限クラッチ37および多板クラッチ38を囲繞す
るケース54が軸受55,56を入力軸49およびクラ
ッチアウタ42との間に介在して配設されており、入力
軸49側でケース54の内面には半径方向内方に突出し
た突部57が全周にわたって突設される。この突部57
の内面にシール部材58を介して摺合する円筒状押圧部
材59が入力軸49に沿って移動自在に配置される。押
圧部材59の一端は軸受60を介して押圧板53に連結
されており、押圧部材59の移動に応じて押圧板53も
入力軸49の軸方向に移動する。
突部57よりも前部推進軸3側でケース54の内面には
シール部材61を介してピストン62が摺合されてお
り、このピストン62は押圧部材59と一体化される。
ピストン62、押圧部材59およびケース54とによ
り、ピストン62の多板クラッチ38側に臨む油圧室6
3が画成される。ピストン62に関して油圧室53と反
対側でケース54とピストン62との間にはばね64が
介装されており、このばね64のばね力により、ピスト
ン62すなわち押圧板53は各クラッチ板51,52を
相互に圧接する方向に付勢される。
ケース54には油圧室63に連通する油路65が穿設さ
れており、油路65には油路66が接続される。さらに
油路66は、第3図で示すように後輪用ブレーキ油圧モ
ジュレータMrrの制御油圧室20に連通してケーシン
グ8に設けられた油路67に接続される。したがって、
後輪Wrl,Wrrのアンチロック作動時に、制御油圧
室20の油圧が増大するのに応じて、油圧室63の油圧
も増大し、ピストン62はばね64のばね力に抗して第
4図の左方に移動する。これにより、押圧板53は端板
45から離反する方向に移動する。
次にこの実施例の作用について説明すると、パワーユニ
ットPを作動させると、前部推進軸3、前部差動装置1
および前車軸Afl,Afrを経て両前輪Wfl,Wf
rが駆動されるとともに、多板クラッチ38がばね64
のばね力によって直結状態となっているのに応じて前部
および後部推進軸3,4の相対回転により差動制限クラ
ッチ37が直結状態となり、後部推進軸4、後部差動装
置2および両後車軸Arl,Arrを経て後輪Wrl,
Wrrが駆動される。
かかる四輪駆動状態において、後輪Wrl,Wrrのア
ンチロック作動が生じると、油圧室63の油圧が制御油
圧室20への制御油圧供給に応じて増大し、ピストン6
2がばね64のばね力に抗して移動する。これにより、
多板クラッチ38は直結状態を解除し、差動制限クラッ
チ37ではクラッチアウタ42の自由回転が可能とな
り、入力軸49および出力軸39間、すなわち前部推進
軸3および後部推進軸4間が遮断される。
したがって両前輪Wfl,Wfrによる二輪駆動状態と
なり、後輪Wrl,Wrrへの前輪Wfl,Wfrの干
渉が回避され、充分なアンチロック効果を得ることがで
きる。
第5図は本発明の第2実施例の動力伝達、遮断装置を示
すものであり、この動力伝達、遮断装置5′は、前部推
進軸3および後部推進軸4間に介装される傘歯車型クラ
ッチ70と、ブレーキ71とから構成される。
前記クラッチ70は、前部推進軸3に固設されるベベル
サイドギヤ72と、後部推進軸4に固設されるとともに
前記ベベルサイドギヤ72に対向するベベルサイドギヤ
73と、両ベベルサイドギヤ72,73に噛合する複数
のベベルピニオン74と、それらのベベルピニオン74
を回転自在に支承するケース75とを備え、ケース75
にはデイスク76が一体に設けられる。
ブレーキ71は、デイスク76を挟んで対向配置される
一対の摩擦パッド77,78でデイスク76を挟圧して
該デイスク76の回転を阻止するものであり、シリンダ
部79を有してデイスク76の軸方向移動自在に配置さ
れるとともに一方の摩擦パッド77を備えるキャリパボ
デイ80と、シリンダ部79に摺合されるとともに他方
の摩擦パッド78を備えるピストン81とから成る。キ
ャリパボデイ80は固定の支持ピン82によりシリンダ
部79の軸線方向移動自在に支承される。またピストン
81はシール部材83を介してシリンダ部79に摺合さ
れ、このピストン81によりシリンダ部79内はデイス
ク76側の油圧室83と、該油圧室83とは反対側のば
ね室84とに画成される。ピストン81に一体に設けら
れたピストンロッド85は油圧室83側でシリンダ部7
9の端壁を移動自在に貫通し、このピストンロッド85
と前記端壁との間にはシール部材86が介装される。し
かもピストンロッド85の先端に前記摩擦パッド78が
設けられる。
ばね室84にはばね86が収納され、油圧室83に連通
すべくシリンダ部79に穿設された油路87には、後輪
用ブレーキ油圧モジュレータMrrの制御油圧室20
(前述の第3図参照)に通じる油路66が接続される。
かかる動力伝達、遮断装置5′では、通常の運転時に
は、ばね86のばね力により両摩擦パッド77,78間
でデイスク76が挟圧され、デイスク76すなわちケー
ス75の回転が阻止されているので、前部推進軸3およ
び後部推進軸4間が連結され、四輪駆動状態となってい
る。しかるに後輪Wrl,Wrrのアンチロック作動時
には、油圧室83の油圧増大に応じて摩擦パッド77,
78がデイスク76から離反し、デイスク76すなわち
ケース75が自由回転可能となり、前部推進軸3および
後部推進軸4間が遮断され、二輪駆動状態となる。した
がって第1実施例と同様に、後輪Wrl,Wrrへの前
輪Wfl,Wfrの干渉が回避され、充分なアンチロッ
ク効果が得られる。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、動力伝達、遮断装置の油
圧室とブレーキ油圧モジュレータの制御油圧室との間を
接続して、アンチロック作動時には該動力伝達、遮断装
置の油圧室の該モジュレータの制御油圧室の油圧を作用
させることにより動力伝達、遮断装置が前、後部差動装
置間を遮断するようにしたので、アンチロック作動時に
おける前輪および後輪の相互干渉が回避されて充分なア
ンチロック効果が得られる。しかもアンチロック作動時
に動力伝達、遮断装置を遮断動作させるのにブレーキ油
圧モジュレータの制御油圧を利用しているから、アンチ
ロック作動を検知するための特別の検出器が不要である
ばかりか、動力伝達、遮断装置を作動させるための特別
の駆動源も不要であり、それだけ装置の構成が簡素化さ
れコストの節減や、組立整備等の作業性向上に大いに寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は四輪駆動車の駆動系概略図、第2図はブレーキ装
置の油圧回路図、第3図は後輪用ブレーキ油圧モジュレ
ータの縦断側面図、第4図は動力伝達、遮断装置の構成
を示す縦断面図、第5図は本発明の第2実施例の動力伝
達、遮断装置の構成を簡略化して示す縦断側面図であ
る。 1…前部差動装置、2…後部差動装置、5,5′…動力
伝達、遮断装置、20…制御油圧室、63,83…油圧
室、Afl,Afr…前車軸、Arl,Arr…後車
軸、Mrl,Mrr…ブレーキ油圧モジュレータ、P…
パワーユニット、Wfl,Wfr…前輪、Wrl,Wr
r…後輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の前輪(Wfl,Wfr)にそれぞれ
    連なる一対の前車軸(Afl,Afr)を相互に連結す
    る前部差動装置(1)と、左右の後輪(Wrl,Wr
    r)にそれぞれ連なる一対の後車軸(Arl,Arr)
    を相互に連結する後部差動装置(2)とが、両差動装置
    (1,2)にパワーユニット(P)からの駆動力を伝達
    すべく相互に連結され、前記両前輪(Wfl,Wfr)
    および後輪(Wrl,Wrr)のブレーキ装置は、アン
    チロック作動時に制御油圧室(20)の油圧変化に応じ
    て制動油圧を減少せしめるべく構成されるブレーキ油圧
    モジュレータ(Mfl,Mfr,Mrl,Mrr)を備
    えるアンチロックブレーキ装置付四輪駆動車において、
    前記前部差動装置(1)および後部差動装置(2)間に
    は、油圧室(63,83)の油圧変化に応じて両差動装
    置(1,2)間を遮断し得る動力伝達、遮断装置(5,
    5′)を設け、前記アンチロック作動時には前記油圧室
    (63,83)に前記制御油圧室(20)の油圧が作用
    して前記動力伝達、遮断装置(5,5′)が前記両差動
    装置(1,2)間を遮断するように、該制御油圧室(2
    0)を前記油圧室(63,83)に接続したことを特徴
    とする、アンチロックブレーキ装置付四輪駆動車。
JP60138308A 1985-06-21 1985-06-25 アンチロツクブレ−キ装置付四輪駆動車 Expired - Lifetime JPH0639209B2 (ja)

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