JPH0638994U - 芳香拡散装置 - Google Patents

芳香拡散装置

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JPH0638994U
JPH0638994U JP8678992U JP8678992U JPH0638994U JP H0638994 U JPH0638994 U JP H0638994U JP 8678992 U JP8678992 U JP 8678992U JP 8678992 U JP8678992 U JP 8678992U JP H0638994 U JPH0638994 U JP H0638994U
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cylinder
container
aroma
fragrance
air
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Application number
JP8678992U
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English (en)
Inventor
満 西村
Original Assignee
株式会社ヘルタス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】騒音がなく、しかも、発香能力に優れる芳香発
生装置を提供する。 【構成】容器(5)上に、下端が容器(5)内に位置す
るように筒(1)を設け、その筒(1)内の一方に帯状
電極(2)を、更に他方に針状電極(3)をそれぞれ設
け、該電極(2)(3)間に高電圧を印加することによ
り発生する該筒(1)内の空気の流れを利用して、容器
(5)内に充満した芳香を筒(1)を通して外部に拡散
させる構成の芳香発生装置。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は芳香拡散装置の改良に関する。
【従来の技術】
従来の芳香拡散装置は、発香物質を入れた容器内の芳香を小型エアーポンプで 吹き込んだ空気で拡散させたり、容器の近傍に小型電動機を設けその軸に設けた 羽根を容器内で回転させて芳香を拡散していた。 しかしながら、芳香拡散に使用される電動機器類は、機械的駆動部分に経時劣 化を来して異常音の発生を伴い易いという現状があるほか、駆動時に弱い振動や 回転音、さらに羽根の風切音等の騒音が発生するため、寝室等の静寂な場所で使 用する場合、就寝中などに大変気がかりとなった。そこで、音の少ない超小型電 動機器を用い、かつ、回転数を落として使用したり、羽根の形状を工夫して低騒 音化をはかるなどの対策がとられているが、発生する騒音を抑制すると必要な風 音が得られなかった。 音また、羽根を使用して芳香を拡散する場合は、羽根の回転による空気の撹伴作 音により、芳香と空気が混和する結果、拡散させる時点ですでに芳香濃度の低下 音来すため、発香能力が低下するにしたがい芳香にメリハリがなくなる欠点があ る。 この考案は、上記の事情に鑑みて行ったもので、騒音がなく、しかも、発香能 力に優れる芳香発生装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
以上のような問題点を解決するために、この考案は、芳香拡散装置を、容器( 5)上に、下端が容器(5)内に位置するように筒(1)を設け、その筒(1) 内の一方に帯状電極(2)を、更に他方に針状電極(3)をそれぞれ設け、該電 極(2)(3)間に高電圧を印加することにより発生する該筒(1)内の空気の 流れを利用して、容器(5)内に充満した芳香を筒(1)を通して外部に拡散さ せる構成とした。
【作用】
筒(1)内に設けた帯状電極(2)および針状電極(3)間に、高電圧発生器 (4)で得られる高電圧を印加すれば、針状電極(3)から帯状電極(2)に向 かう空気の流れを筒(1)の内側に得ることができ、容器(5)内に充満した発 香物質(6)よりの芳香は、その空気の流れにより外部に拡散される。
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照しなながら説明する。 第1実施例 図1は、この考案の第1実施例を示す構成図である。 第1実施例では、筒(1)として電気絶縁性および耐薬品性が高い樹脂やセラ ミックまたは硝子製円筒を用い、その内部の上方に帯状電極(2)を設け、下方 に先端を尖らせた針状電極(3)を設けた。感電に対する安全上の配慮から、帯 状電極(2)は零ボルト電位とし、針状電極(3)側に数千ボルト程度の正また は負ないしは交流の高電圧を印加して該両電極間に高い電位差を得る。容器(5 )には蓋(9)を設けて内容物の漏出を防止し、筒(7)を設けて外部空気を導 入するようにして筒(1)内に発生する上向きの空気の流れを容易にした。 これにより容器(5)の内部に充満した芳香は筒(1)の電極(2)側より外 部に放出拡散される。 この第1実施例のものでは、筒(1)の上方に可とう性配管材を接続して任意 の方向に向けて芳香を放出拡散することができる。 第2実施例 図2は、この考案の第2実施例を示す構成図である。 第2実施例では、第1実施例の筒(1)に設ける電極の配置を逆にしたもので 、筒(1)内の下方に帯状電極(2)を設け、上方に先端を尖らせた針状電極( 3)を設けた。感電に対する安全上の配慮から、針状電極(3)は零ボルト電位 とし、帯状電極(2)側に数千ボルト程度の正または負けないしは交流の高電圧 を印加する。筒(1)内の該電極間には下方に向けての空気の流れが発生し、筒 (1)は吸気筒として、筒(7)は排気筒として機能する。故に容器(5)内に 充満した芳香は、筒(1)より供給される空気に押されるかたちで筒(7)より 外部に放出拡散される。 この第2実施例のものでは、筒(7)の上方に可とう性配管材を接続して任意 の方向に向けて芳香を放出拡散することができる。 第3実施例 図3は、この考案の第3実施例を示す構成図である。 第3実施例では、筒(1)と筒(7)を二重円筒状にして分けて一体とした構 造の吸排筒(8)を設けたもので、電気絶縁性および耐薬品性が高い樹脂やセラ ミックまたは硝子材料により形成される。吸排筒(8)内の下方中心付近に針状 電極(3)を設け、内側の筒内の上方には帯状電極(2)を設ける。容器(5) に充満した芳香は、吸排筒(8)の内管部内に発生する上方への空気の流れに乗 って放出拡散され、外管部分より外気を吸入する。その他の構成は、第1実施例 と同じである。 この第3実施例のものでは、容器(5)の蓋にあける吸気および排気のために 必要な孔が一個所ですむため、大変合理的であり体裁も良く、また加工も容易と なる。 第4実施例 図4は、この考案の第4実施例を示す構成図である。 第4実施例では、筒(1)の一部分および該筒に設ける帯状電極(2)と針状 電極(3)の部分を高電圧発生器(4)と一体構造にして形成し、容器(5)か ら離隔して設ける構成とする。その他の構成は、第1実施例と同じである。 この第4実施例のものでは、高電圧発生器(4)と帯状電極(3)が一体構造 のため、高電圧部分として分離して別ケースに収納できる。そのために電気的シ ールド性が確保できて安全且つ取り扱いが容易になるとともに、該ケース内の筒 (1)の帯状電極(2)側と容器(5)を可とう性配管材で接続すれば、それぞ れ任意の位置に設けることができるなど、配置に関する自由度が高まる。
【考案の効果】
この考案によると、騒音発生がほとんどなく、発香能力に優れる芳香発生装置 が得られる。 とくに、羽根を使用して芳香拡散させる場合のように、羽根の回転による空気 の撹拌などがないため、空気との混和による芳香濃度の低下を来すことなく空気 中に芳香が放出される結果、濃度の高いメリハリの効いた芳香として拡散でき、 そのために、芳香能力の比較的低い発香物質を使用してもその芳香効果が充分発 揮できる。 さらに、筒に設けた帯状電極と針状電極の離隔距離および該電極間に印加する 電圧の高さにより該筒内に微量のオゾン発生を伴うなうことから、拡散のための 空気の発生のみならず、人体に有効といわれるレベルに合わせた微量オゾンの同 時拡散が可能となる。 さらに、該微量オゾン発生雰囲気中に気化した芳香物質がさらされて拡散され る場合、該芳香物質が分子レベルでイオン活性化されることで、その芳香物質が 有する芳香 消臭能力の向上が期待できる。 さらに、発香物質が森林の木や草など天然由来の組成で構成される場合、気化 した芳香物質がイオン活性化されることにより、該芳香物質が有する人体への効 果的な作用や抗菌 殺菌作用など環境への働きをさらに賦活化し、人間の生活環 境に対して大いに貢献する可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例の構成図。
【図2】この考案の第2実施例の構成図。
【図3】この考案の第3実施例の構成図。
【図4】この考案の第4実施例の断面図。
【符号の説明】
1 筒 2 帯状電極 3 針状電極 5 容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(5)上に、下端が容器(5)内に
    位置するように筒(1)を設け、その筒(1)内の一方
    に帯状電極(2)を、更に他方に針状電極(3)をそれ
    ぞれ設け、該電極(2)(3)間に高電圧を印加するこ
    とにより発生する該筒(1)内の空気の流れを利用し
    て、容器(5)内に充満した芳香を筒(1)を通して外
    部に拡散させることを特徴とする芳香拡散装置。
JP8678992U 1992-11-04 1992-11-04 芳香拡散装置 Pending JPH0638994U (ja)

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JP8678992U JPH0638994U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 芳香拡散装置

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JPH0638994U true JPH0638994U (ja) 1994-05-24

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JP8678992U Pending JPH0638994U (ja) 1992-11-04 1992-11-04 芳香拡散装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002537961A (ja) * 1999-03-12 2002-11-12 マイクロセント, エルエルシー. 芳香エアゾールの局所送達のための方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002537961A (ja) * 1999-03-12 2002-11-12 マイクロセント, エルエルシー. 芳香エアゾールの局所送達のための方法および装置

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