JPH0638948U - 救急絆創膏 - Google Patents

救急絆創膏

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JPH0638948U
JPH0638948U JP8152192U JP8152192U JPH0638948U JP H0638948 U JPH0638948 U JP H0638948U JP 8152192 U JP8152192 U JP 8152192U JP 8152192 U JP8152192 U JP 8152192U JP H0638948 U JPH0638948 U JP H0638948U
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adhesive
nonwoven fabric
woven fabric
adhesive tape
elbow
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JP8152192U
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国広 田渕
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東亜機工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肘や膝等の屈曲自在箇所の大きな傷にも容易
に使用することができ、しかも肘や膝等を複数回屈曲し
ても、基布が皺になったり、剥がれたりすることのない
救急絆創膏を提供する。 【構成】 救急絆創膏Aは、伸縮可能な不織布1を基材
とし、該不織布1の表面の一端に仮接着テープ2を備
え、仮接着テープ2の位置に対応する不織布1の裏面に
薬液浸透ガーゼ3を備え、不織布1の裏面の他端に接着
剤5を塗布した接着面4を形成したことを特徴とする。
したがって、薬液浸透ガーゼ3を肘や膝等の屈曲自在箇
所の傷に当て、屈曲自在箇所を包囲するように不織布1
を巻き付け、仮接着テープ2の上に接着面4を重ねて接
着することによって屈曲自在箇所の大きい傷に薬液浸透
ガーゼ3を確実に貼り付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、救急絆創膏に関する。さらに詳しくは、主として肘や膝等の屈曲自 在箇所の大きな傷に使用する救急絆創膏に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、すりきず、きりきず、靴ずれ等に使用される救急絆創膏としては、 図5(A)および(B)に示すように、長さ3〜5cm程度の長方形状の基布51の 裏面全体に接着剤53を塗布して形成された接着面52の略中央に薬液浸透ガーゼ54 を貼り付け、該薬液浸透ガーゼ54を含む裏面の略右半分に剥離紙55を、裏面の略 左半分に剥離紙56をそれぞれ貼り付け、薬液浸透ガーゼ54の中央部付近で、かつ 、基布51の長手方向に直角に剥離紙56の一端56a が剥離紙55の一端55a の上に重 なるように構成されたものが知られている(図6参照)。そして、この救急絆創 膏Bを使用するには、図6に示すように、まず、剥離紙56の全部と剥離紙55の一 端55a を剥ぎ、薬液浸透ガーゼ54を傷口に当てると同時に剥離紙56が貼り付けら れていた基布51の接着面52を接着剤53で傷口の近傍の皮膚に貼り付ける。つぎに 、剥離紙55の一端55a を指でつまんで引っ張りながら剥離紙55を全部剥がすと同 時に剥離紙55が貼り付けられていた基布51の接着面52を接着剤53で傷口の近傍の 皮膚に貼り付ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の救急絆創膏Bは小さいため、小さい傷に使用できるのみ で、大きい傷、特に肘や膝等の屈曲自在箇所の大きい傷に使用することはできな いという問題があった。
【0004】 本考案は、かかる事情に鑑み、肘や膝等の屈曲自在箇所の大きな傷にも容易に 使用することができ、しかも肘や膝等を複数回屈曲しても、基布51が皺になった り、剥がれたりすることのない救急絆創膏を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の救急絆創膏は、伸縮可能な不織布を基材とする救急絆創膏であって、 不織布の表面の一端に仮接着テープを備え、仮接着テープの位置に対応する不織 布の裏面に薬液浸透ガーゼを備え、不織布の裏面の他端に接着剤を塗布した接着 面を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の救急絆創膏によれば、伸縮可能な不織布を基材とし、不織布の表面の 一端に仮接着テープを備え、仮接着テープの位置に対応する不織布の裏面に薬液 浸透ガーゼを備え、不織布の裏面の他端に接着剤を塗布した接着面を形成してい るので、薬液浸透ガーゼを肘や膝等の屈曲自在箇所の大きな傷に当て、肘や膝等 の屈曲自在箇所を包囲するように不織布を巻き付け、仮接着テープの上に接着剤 を塗布した接着面を重ねて接着することによって肘や膝等の屈曲自在箇所の大き い傷に薬液浸透ガーゼを確実に貼り付けることができる。
【0007】
【実施例】
つぎに、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1(A)は、本考案の一実施例である救急絆創膏Aの表面を、図1(B)は 、本考案の一実施例である救急絆創膏Aの裏面をそれぞれ示している。この救急 絆創膏Aは、不織布1、仮接着テープ2、薬液浸透ガーゼ3および接着剤5を塗 布した接着面4から構成されている。
【0008】 不織布1は、救急絆創膏Aの基材となるものであって、伸縮可能で皺になりに くく、高強度で、接着剤のベースポリマーとして優れた特性を有する必要があり 、例えば(株)クラレ製の商品名「セプトン」等が用いられる。なお、本実施例 では、不織布1として長方形状のものを使用したが、使用箇所に応じてその形状 および寸法を決定すればよく、例えば、肘や膝等に巻き付けることが可能な10〜 50cm程度の長さが好ましい。
【0009】 仮接着テープ2は、図1(A)および図2に示すように、不織布1の幅(不織 布1の長手方向と垂直方向の長さ)と略同一長さを一辺とする四角形状のもので あり、不織布1の表面の一端に貼り付けられて形成されている。そして、仮接着 テープ2は、後述する接着面4の接着箇所としての役割を果たすものである。す なわち、接着面4の接着、剥離を容易にするためのものであり、シリコン塗布テ ープ等が使用される。なお、仮接着テープ2は、不織布1の幅より小さい四角形 状のもの、円形状のもの等いかなる大きさ、形状であってもよいが、接着面4と の接着をより確実にするためには本実施例のように不織布1の幅と略同一長さを 一辺とする四角形状のものが好ましい。
【0010】 薬液浸透ガーゼ3は、図1(B)および図2に示すように、前記仮接着テープ 2の位置に対応する不織布1の裏面に貼り付けられて形成されており、その形状 、寸法等は任意である。なお、ガーゼ3に浸透されている薬液は、従来の救急絆 創膏の場合と同様のものでよい。
【0011】 接着面4は、図1(B)および図2に示すように、不織布1の裏面の他端に接 着剤5を塗布して形成されている。接着剤5の接着力は、手で軽く押さえれば接 着し、手で剥がすと簡単に剥離する程度のものであり、ホットメルト接着剤等が 含まれる。なお、使用前にあっては、図2に示すように、接着面4の表面に剥離 紙6が貼り付けられている。
【0012】 ここで、図1(B)に示すように、不織布1の裏面の他端の例えば10〜30cm程 度の範囲にわたって接着剤5を塗布しているのは、人によって肘等の太さが相違 することを考慮したためである。すなわち、肘等を包囲するように不織布1を巻 き付ける場合、肘等の細い人であれば、接着面4の内方4a が仮接着テープ2に 接着し、肘等の太い人であれば、接着面4の外方4b が仮接着テープ2に接着す ることとなるので、肘等の太さに関係なく救急絆創膏Aを使用することができる 。
【0013】 なお、本実施例では、不織布1の表面の一端に仮接着テープ2を貼り付け、不 織布1の裏面の他端に接着剤5を塗布した接着面4を形成しているが、仮接着テ ープ2の貼り付け位置と接着面4の形成位置とを入れ替えてもよい。ただし、接 着剤5を塗布した接着面4を仮接着テープ2に接着する方が取り扱いが容易であ るので、本実施例のように構成するほうが好ましい。
【0014】 つぎに、救急絆創膏Aを屈曲自在箇所の一つである肘の傷に使用する方法につ いて説明する。 まず、図3および図4に示すように、肘10の傷口11に薬液浸透ガーゼ3を押し 当てる。つぎに、不織布1の仮接着テープ2の部分を手で軽く押さえながら不織 布1を肘10等を包囲するように巻き付け、最後に接着面4の剥離紙6を剥ぎ接着 面4を仮接着テープ2の上に接着する。なお、肘10等の複数回の屈曲によって不 織布1が緩んだ場合には、接着面4を仮接着テープ2から剥ぎとり不織布1を引 っ張って巻き直してから再度接着面4を仮接着テープ2の上に接着すればよい。
【0015】 以上のように、本実施例の救急絆創膏Aを使用すれば、基材となる不織布1が 伸縮可能であり肘10等を複数回屈曲しても皺にならず、また、肘10等を包囲する ように不織布1を巻き付けて接着しているため、肘10等を複数回屈曲しても不織 布1が剥がれることはないので、肘10等の屈曲自在箇所の大きな傷に使用するこ とができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案の救急絆創膏によれば、不織布が伸縮可能であるため、肘や膝等の屈曲 によっても皺にならず、また、肘や膝等の屈曲自在箇所に不織布を巻き付けて接 着しているため、肘や膝等を複数回屈曲しても不織布が剥がれることはないので 、肘や膝等の屈曲自在箇所の大きな傷に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかわる救急絆創膏の表面
の平面図(A)および裏面の平面図(B)である。
【図2】図1(A)におけるII-II 線断面図である。
【図3】本考案の一実施例にかかわる救急絆創膏を肘に
使用した場合の使用状態説明図である。
【図4】本考案の一実施例にかかわる救急絆創膏を肘に
使用した場合の断面図である。
【図5】従来の救急絆創膏の表面の平面図(A)および
裏面の平面図(B)である。
【図6】図5(A)におけるVI-VI 線拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
A 救急絆創膏 1 不織布 2 仮接着テープ 3 薬液浸透ガ
ーゼ 4 接着面 5 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮可能な不織布を基材とする救急絆創膏
    であって、 不織布の表面の一端に仮接着テープを備え、仮接着テー
    プの位置に対応する不織布の裏面に薬液浸透ガーゼを備
    え、不織布の裏面の他端に接着剤を塗布した接着面を形
    成したことを特徴とする救急絆創膏。
JP8152192U 1992-10-31 1992-10-31 救急絆創膏 Expired - Lifetime JPH0647456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8152192U JPH0647456Y2 (ja) 1992-10-31 1992-10-31 救急絆創膏

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JP8152192U JPH0647456Y2 (ja) 1992-10-31 1992-10-31 救急絆創膏

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Publication Number Publication Date
JPH0638948U true JPH0638948U (ja) 1994-05-24
JPH0647456Y2 JPH0647456Y2 (ja) 1994-12-07

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ID=13748648

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JPH09154933A (ja) 1995-12-12 1997-06-17 Nitto Denko Corp 医療用粘着テ−プ及び救急絆創膏

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JPH0647456Y2 (ja) 1994-12-07

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