JPH063872A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
- Publication number
- JPH063872A JPH063872A JP4161063A JP16106392A JPH063872A JP H063872 A JPH063872 A JP H063872A JP 4161063 A JP4161063 A JP 4161063A JP 16106392 A JP16106392 A JP 16106392A JP H063872 A JPH063872 A JP H063872A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- toner
- screw
- moving
- photoconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用済のユニット体の誤挿入，誤動作を防止
する。 【構成】 装置本体に対して出し入れ可能に設けられた
ユニット体８のトナー収納部10において、トナー収納部
10に内蔵されたトナー補給用のスクリュ13内に、スクリ
ュ13内周に形成された送りネジ13bと噛合してスクリュ1
3の回転と共にスクリュ13の長手方向に移動する移動体2
0を設け、トナー収納部10にトナーが無くなると、移動
体20を移動端部の係止体で係止させ、スクリュ13を回転
不可能にする。このため、使用済のユニット体８を取り
出した後に再挿入しても作像動作が始動しない。
する。 【構成】 装置本体に対して出し入れ可能に設けられた
ユニット体８のトナー収納部10において、トナー収納部
10に内蔵されたトナー補給用のスクリュ13内に、スクリ
ュ13内周に形成された送りネジ13bと噛合してスクリュ1
3の回転と共にスクリュ13の長手方向に移動する移動体2
0を設け、トナー収納部10にトナーが無くなると、移動
体20を移動端部の係止体で係止させ、スクリュ13を回転
不可能にする。このため、使用済のユニット体８を取り
出した後に再挿入しても作像動作が始動しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置，複
写機，プリンタ等に適用され、感光体に対するクリーニ
ングを行うクリーニング部及び現像部にトナーを補給す
るトナー収納部を有し、かつ装置本体に対して出し入れ
可能なユニット体を備えた電子写真装置に関する。
写機，プリンタ等に適用され、感光体に対するクリーニ
ングを行うクリーニング部及び現像部にトナーを補給す
るトナー収納部を有し、かつ装置本体に対して出し入れ
可能なユニット体を備えた電子写真装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、クリーニング部とトナー収納部と
を一体化してなるユニット体において、低コスト化のた
めにユニット体自体にトナー検知手段を設けていないも
のがある。この場合、ユニット体の交換時期を検知する
方法としては、ユニット体から現像部に供給されるトナ
ーが無くなるに応じて現像部内のトナーが少なくなるこ
とを装置本体側に設けられたトナー検知手段で検知する
ことで行う方法がある。
を一体化してなるユニット体において、低コスト化のた
めにユニット体自体にトナー検知手段を設けていないも
のがある。この場合、ユニット体の交換時期を検知する
方法としては、ユニット体から現像部に供給されるトナ
ーが無くなるに応じて現像部内のトナーが少なくなるこ
とを装置本体側に設けられたトナー検知手段で検知する
ことで行う方法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、ユニット体自体にトナー検知手段やトナーが無いこ
とを報知する手段がないと、ユーザは、未使用のユニッ
ト体と間違えて、トナーが無く、かつ排トナーが多量に
収納されている使用済のユニット体を装置本体に挿入し
てしまって、排トナーをユニット体から散出させてしま
ったり、かすれた画像を形成してしまう等の問題を発生
させるおそれがある。
て、ユニット体自体にトナー検知手段やトナーが無いこ
とを報知する手段がないと、ユーザは、未使用のユニッ
ト体と間違えて、トナーが無く、かつ排トナーが多量に
収納されている使用済のユニット体を装置本体に挿入し
てしまって、排トナーをユニット体から散出させてしま
ったり、かすれた画像を形成してしまう等の問題を発生
させるおそれがある。
【０００４】本発明の目的は、使用済のユニット体の誤
挿入，誤動作を防止した電子写真装置を提供することに
ある。
挿入，誤動作を防止した電子写真装置を提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、感光体と、この感光体に対してトナー現像するため
の現像部と、感光体に対するクリーニングを行うクリー
ニング部及び現像部にトナーを補給するトナー収納部を
有し、かつ装置本体に対して出し入れ可能なユニット体
とを備えた電子写真装置において、本発明の第１の手段
は、前記トナー収納部に内蔵されたトナー補給用のスク
リュ内に、スクリュの回転と共にスクリュの長手方向に
移動する移動体を設け、この移動体の移動端部で移動体
を係止させる係止体を設けたことを特徴とする。
め、感光体と、この感光体に対してトナー現像するため
の現像部と、感光体に対するクリーニングを行うクリー
ニング部及び現像部にトナーを補給するトナー収納部を
有し、かつ装置本体に対して出し入れ可能なユニット体
とを備えた電子写真装置において、本発明の第１の手段
は、前記トナー収納部に内蔵されたトナー補給用のスク
リュ内に、スクリュの回転と共にスクリュの長手方向に
移動する移動体を設け、この移動体の移動端部で移動体
を係止させる係止体を設けたことを特徴とする。
【０００６】また第２の手段は、上記の電子写真装置に
おいて、クリーニング部に内蔵された排トナー掻き込み
用の回転羽根体内に、回転羽根体の回転と共に回転羽根
体の長手方向に移動する移動体を設け、この移動体の移
動端部で移動体を係止させる係止体を設けたことを特徴
とする。
おいて、クリーニング部に内蔵された排トナー掻き込み
用の回転羽根体内に、回転羽根体の回転と共に回転羽根
体の長手方向に移動する移動体を設け、この移動体の移
動端部で移動体を係止させる係止体を設けたことを特徴
とする。
【０００７】また第３の手段は、上記の電子写真装置に
おいて、ユニット体の挿入案内をするレール体を装置本
体に設け、さらに前記ユニット体に、ユニット体の引き
出し時にレール体と当接可能位置まで移動してユニット
体の再挿入を阻止する阻止体を設けたことを特徴とす
る。
おいて、ユニット体の挿入案内をするレール体を装置本
体に設け、さらに前記ユニット体に、ユニット体の引き
出し時にレール体と当接可能位置まで移動してユニット
体の再挿入を阻止する阻止体を設けたことを特徴とす
る。
【０００８】
【作用】上記の第１手段によれば、移動体の移動端部へ
の移動と、収納トナー量の減少とを合致させることで、
トナーが無くなると移動体が係止体で係止され、スクリ
ュが回転できなくなり、使用済のユニット体を再挿入し
ても、スクリュ駆動停止状態となって作像動作をなし得
ない。
の移動と、収納トナー量の減少とを合致させることで、
トナーが無くなると移動体が係止体で係止され、スクリ
ュが回転できなくなり、使用済のユニット体を再挿入し
ても、スクリュ駆動停止状態となって作像動作をなし得
ない。
【０００９】また第２の手段によれば、移動体の移動端
部への移動と、排トナーの回収量とを合致させること
で、排トナーが一定量に達すると移動体が係止体で係止
され、回転羽根体が回転できなくなり、使用済のユニッ
ト体を再挿入しても、回転羽根体駆動停止状態となって
作像動作をなし得ない。
部への移動と、排トナーの回収量とを合致させること
で、排トナーが一定量に達すると移動体が係止体で係止
され、回転羽根体が回転できなくなり、使用済のユニッ
ト体を再挿入しても、回転羽根体駆動停止状態となって
作像動作をなし得ない。
【００１０】また第３の手段によれば、ユニット体を一
度引き出すと、ユニット体の挿入案内をする装置本体の
レール体と当接する位置まで阻止体が移動するので、一
度引き出されたユニット体を再挿入しようとしても、阻
止体とレール体とが当接して挿入が不可能になる。
度引き出すと、ユニット体の挿入案内をする装置本体の
レール体と当接する位置まで阻止体が移動するので、一
度引き出されたユニット体を再挿入しようとしても、阻
止体とレール体とが当接して挿入が不可能になる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１２】図２は本発明の第１実施例の概略構成図で
あり、１は支持・駆動ローラ２によって矢印Ａ方向に回
動するベルト状の感光体、３は除電ランプ、４は帯電
部、５は現像部、６は転写部、７は定着部、８は感光体
１に対するクリーニングを行うクリーニング部９と現像
部５にトナーを補給するトナー収納部10とが一体化され
て、矢印Ｂ方向に出し入れ可能なユニット体、11は矢印
Ｃ方向に開閉動可能なカバー体である。
あり、１は支持・駆動ローラ２によって矢印Ａ方向に回
動するベルト状の感光体、３は除電ランプ、４は帯電
部、５は現像部、６は転写部、７は定着部、８は感光体
１に対するクリーニングを行うクリーニング部９と現像
部５にトナーを補給するトナー収納部10とが一体化され
て、矢印Ｂ方向に出し入れ可能なユニット体、11は矢印
Ｃ方向に開閉動可能なカバー体である。
【００１３】また12は前記トナー収納部10に内蔵された
トナー補給用のスクリュ(後で詳述する)13を回転駆動さ
せる駆動歯車、14はスクリュ駆動モータ、15はスクリュ
駆動モータ14の出力軸に設けられた出力歯車、16は駆動
歯車12と出力歯車15とに噛合する中間歯車である。
トナー補給用のスクリュ(後で詳述する)13を回転駆動さ
せる駆動歯車、14はスクリュ駆動モータ、15はスクリュ
駆動モータ14の出力軸に設けられた出力歯車、16は駆動
歯車12と出力歯車15とに噛合する中間歯車である。
【００１４】また17は前記ユニット体８の両側に突設さ
れたガイド体、18は、装置本体に設けられ、前記ガイド
体17を受けてユニット体８を設定位置に案内するための
上下一対のレール体、19はトナー収納部10から現像部５
へのトナー落下を案内するホッパである。
れたガイド体、18は、装置本体に設けられ、前記ガイド
体17を受けてユニット体８を設定位置に案内するための
上下一対のレール体、19はトナー収納部10から現像部５
へのトナー落下を案内するホッパである。
【００１５】図１は前記ユニット体８の要部を示す説明
図であり、トナー補給用のスクリュ13には、トナー収納
部10内のトナーを前記ホッパ19部分まで移送させる外周
歯部13aと、内周に形成された送りネジ13bとが形成さ
れ、さらに図３に示したスクリュ13の側面図のように、
前記送りネジ13bと噛合する外歯部20aが形成された移動
体20と、この移動体20の周方向の回転を防止し、かつス
クリュ13の長手方向の移動を可能にする角柱状のガイド
シャフト21とが内設されている。
図であり、トナー補給用のスクリュ13には、トナー収納
部10内のトナーを前記ホッパ19部分まで移送させる外周
歯部13aと、内周に形成された送りネジ13bとが形成さ
れ、さらに図３に示したスクリュ13の側面図のように、
前記送りネジ13bと噛合する外歯部20aが形成された移動
体20と、この移動体20の周方向の回転を防止し、かつス
クリュ13の長手方向の移動を可能にする角柱状のガイド
シャフト21とが内設されている。
【００１６】図４は前記移動体20の設置状態を示す説明
図であり、移動体20は、スクリュ13の回転に伴って一方
向(図では右方向)に移動し、移動端部でガイドシャフト
21を支承する板状の係止体22と係止して移動が停止され
るようになっている。
図であり、移動体20は、スクリュ13の回転に伴って一方
向(図では右方向)に移動し、移動端部でガイドシャフト
21を支承する板状の係止体22と係止して移動が停止され
るようになっている。
【００１７】図１において、クリーニング部９には、感
光体１表面の残留トナー等を除去するため、感光体１と
接触するように開口部９aに設けられたクリーニングブ
レード30と、このクリーニングブレード30で除去された
排トナーをクリーニング部９内に回収するため、排トナ
ーを内部に掻き込む回転羽根体31とが設けられている。
光体１表面の残留トナー等を除去するため、感光体１と
接触するように開口部９aに設けられたクリーニングブ
レード30と、このクリーニングブレード30で除去された
排トナーをクリーニング部９内に回収するため、排トナ
ーを内部に掻き込む回転羽根体31とが設けられている。
【００１８】次に上記の第１実施例の動作を説明する。
電子写真プロセスは公知のものであるので説明を省略す
る。
電子写真プロセスは公知のものであるので説明を省略す
る。
【００１９】ユニット体８は、カバー体11を開放するこ
とで矢印Ｂ方向の出し入れが可能となり、出し入れ時に
はガイド体17がレール体18によって案内されて、取り出
し及びセットを容易かつ確実にしている。セット後、ス
クリュ駆動モータ14を始動させ、出力歯車15，中間歯車
16，駆動歯車12を介してスクリュ13を回転駆動させるこ
とにより、トナー収納部10内のトナーは、スクリュ13の
外周歯部13aでホッパ19まで移送され、現像部５に供給
されることになる。
とで矢印Ｂ方向の出し入れが可能となり、出し入れ時に
はガイド体17がレール体18によって案内されて、取り出
し及びセットを容易かつ確実にしている。セット後、ス
クリュ駆動モータ14を始動させ、出力歯車15，中間歯車
16，駆動歯車12を介してスクリュ13を回転駆動させるこ
とにより、トナー収納部10内のトナーは、スクリュ13の
外周歯部13aでホッパ19まで移送され、現像部５に供給
されることになる。
【００２０】前記トナー収納部10内のトナーは、スクリ
ュ13が一定数回転すると全量が現像部５に供給されるこ
とになる。そこでスクリュ13の回転数と、スクリュ13の
回転による移動体20の移動量との関係に基づいて、トナ
ーが無くなる時に移動体20が係止体22に係止されるよう
にし、スクリュ13が回転できなくなるようにしておく。
ュ13が一定数回転すると全量が現像部５に供給されるこ
とになる。そこでスクリュ13の回転数と、スクリュ13の
回転による移動体20の移動量との関係に基づいて、トナ
ーが無くなる時に移動体20が係止体22に係止されるよう
にし、スクリュ13が回転できなくなるようにしておく。
【００２１】このことにより、スクリュ13が回転できな
ければ、トナーが無いと判断でき、また、この時、スク
リュ駆動モータ14の回転がロックされることになるの
で、このロックを、例えば、モータ駆動電流をモニタす
ることで検知して、画像作成動作を停止させるようにす
れば画質の低下を防ぐことができる。
ければ、トナーが無いと判断でき、また、この時、スク
リュ駆動モータ14の回転がロックされることになるの
で、このロックを、例えば、モータ駆動電流をモニタす
ることで検知して、画像作成動作を停止させるようにす
れば画質の低下を防ぐことができる。
【００２２】そしてトナーが無くなり、外部に引き出し
た使用済の前記ユニット体８を再び装置本体にセットし
ても、スクリュ13を回転できないので、スクリュ駆動モ
ータ14がロック状態となり、使用済のユニット体である
と判断される。
た使用済の前記ユニット体８を再び装置本体にセットし
ても、スクリュ13を回転できないので、スクリュ駆動モ
ータ14がロック状態となり、使用済のユニット体である
と判断される。
【００２３】また本発明の第２実施例として、前記クリ
ーニング部９の回転羽根体31の回転軸部31aに、上記の
第１実施例のスクリュ13における構成、すなわち、スク
リュ13内周における送りネジ13b，送りネジ13bと噛合す
る外歯部20aが形成された移動体20，角柱状のガイドシ
ャフト21，移動体20の移動端部で移動体20を係止させる
係止体22の各部材を同様に設置することが考えられる。
ーニング部９の回転羽根体31の回転軸部31aに、上記の
第１実施例のスクリュ13における構成、すなわち、スク
リュ13内周における送りネジ13b，送りネジ13bと噛合す
る外歯部20aが形成された移動体20，角柱状のガイドシ
ャフト21，移動体20の移動端部で移動体20を係止させる
係止体22の各部材を同様に設置することが考えられる。
【００２４】そして回転羽根体31による回転数と、排ト
ナーの回収量との関係に基づいて、クリーニング部９に
回収される排トナー量が満杯になる時に、回転羽根体31
の回転軸部31aに設けた移動体が係止体に係止されるよ
うにする。
ナーの回収量との関係に基づいて、クリーニング部９に
回収される排トナー量が満杯になる時に、回転羽根体31
の回転軸部31aに設けた移動体が係止体に係止されるよ
うにする。
【００２５】このことにより、回転羽根体31が回転でき
なければ、排トナー満杯と判断でき、また、この時、回
転羽根体31を回転駆動させる図示しないモータの回転が
ロックされるので、第１実施例と同様にして、ロック検
知を行うことで、画像作成動作を停止させることができ
る。
なければ、排トナー満杯と判断でき、また、この時、回
転羽根体31を回転駆動させる図示しないモータの回転が
ロックされるので、第１実施例と同様にして、ロック検
知を行うことで、画像作成動作を停止させることができ
る。
【００２６】そして排トナーが満杯となって、外部に引
き出した使用済のユニット体８を再び装置本体にセット
しても、回転羽根体31を回転できないので、モータがロ
ック状態となり、使用済のユニット体であると判断さ
れ、また画像作成動作が行われないので、排トナーが吹
き出し、飛散して各種汚染を発生させてしまうことが防
止される。
き出した使用済のユニット体８を再び装置本体にセット
しても、回転羽根体31を回転できないので、モータがロ
ック状態となり、使用済のユニット体であると判断さ
れ、また画像作成動作が行われないので、排トナーが吹
き出し、飛散して各種汚染を発生させてしまうことが防
止される。
【００２７】図５は本発明の第３実施例におけるユニッ
ト体部分の要部の構成図であり、この第３実施例のユニ
ット体40では、クリーニング部９のクリーニングブレー
ド30を回転可能なホルダ41に固定し、このホルダ41をス
プリング42で時計方向に回転するように付勢しており、
さらにホルダ41を介して前記スプリング42からの上昇力
を受ける一対の作動杆43，44が設けられている。
ト体部分の要部の構成図であり、この第３実施例のユニ
ット体40では、クリーニング部９のクリーニングブレー
ド30を回転可能なホルダ41に固定し、このホルダ41をス
プリング42で時計方向に回転するように付勢しており、
さらにホルダ41を介して前記スプリング42からの上昇力
を受ける一対の作動杆43，44が設けられている。
【００２８】長い作動杆43は、図６に示したように、上
端部が折曲されており、この折曲部45は、ユニット体40
のガイド体17に形成された凹所17aに対して出入可能で
あり、また折曲部45の上部にはテーパ面45aが形成さ
れ、この上部が装置本体のレール体18に形成された凹部
18aと係合可能になっている。さらに作動杆43の途中に
は横方向の力を受けて折れるＶ状ノッチ部46が形成され
ている。
端部が折曲されており、この折曲部45は、ユニット体40
のガイド体17に形成された凹所17aに対して出入可能で
あり、また折曲部45の上部にはテーパ面45aが形成さ
れ、この上部が装置本体のレール体18に形成された凹部
18aと係合可能になっている。さらに作動杆43の途中に
は横方向の力を受けて折れるＶ状ノッチ部46が形成され
ている。
【００２９】上記のユニット体40は、ガイド体17が一対
のレール体18によって案内されて所定位置にセットされ
るが、この際、長い作動杆43は、折曲部45のテーパ面45
aが上方のレール体18の下側部と当接するため、ホルダ4
1を介して受けるスプリング42の力に抗して下がり、テ
ーパ面45aが凹部18aに達するとスプリング42の力を受け
て上昇し、作動杆43の折曲部45とレール体18とが係合す
ることになる。
のレール体18によって案内されて所定位置にセットされ
るが、この際、長い作動杆43は、折曲部45のテーパ面45
aが上方のレール体18の下側部と当接するため、ホルダ4
1を介して受けるスプリング42の力に抗して下がり、テ
ーパ面45aが凹部18aに達するとスプリング42の力を受け
て上昇し、作動杆43の折曲部45とレール体18とが係合す
ることになる。
【００３０】上記の係合位置がクリーニングブレード30
の設定位置となり、クリーニング部９の排トナー入口で
ある開口部９aが開口する。短い作動杆44は、下方のレ
ール体18の下部に弾接するように、長い作動杆43とホル
ダ41とで位置規制されている。
の設定位置となり、クリーニング部９の排トナー入口で
ある開口部９aが開口する。短い作動杆44は、下方のレ
ール体18の下部に弾接するように、長い作動杆43とホル
ダ41とで位置規制されている。
【００３１】ここで交換のためユニット体40を引き出す
際、折曲部45がレール体18の凹部18aと係合しているの
で、長い作動杆43に対して、引き出し力による横方向の
力が加わり、このため長い作動杆43はＶ字ノッチ部46か
ら折れる。このためホルダ41に対する長い作動杆43によ
る回転規制が無くなり、ホルダ41は、時計方向に回転
し、クリーニングブレード30が開口部９aを閉鎖して排
トナーの散出を防止することになる。
際、折曲部45がレール体18の凹部18aと係合しているの
で、長い作動杆43に対して、引き出し力による横方向の
力が加わり、このため長い作動杆43はＶ字ノッチ部46か
ら折れる。このためホルダ41に対する長い作動杆43によ
る回転規制が無くなり、ホルダ41は、時計方向に回転
し、クリーニングブレード30が開口部９aを閉鎖して排
トナーの散出を防止することになる。
【００３２】さらに上述したホルダ41の回転により、阻
止体である短い作動杆44が上昇してガイド体17の下部に
当接する。従って、ユニット体40を引き出した後に再挿
入しようとしても、短い作動杆44と装置本体の下方のレ
ール体18とが当接して挿入が阻止され、再挿入すること
はできない。
止体である短い作動杆44が上昇してガイド体17の下部に
当接する。従って、ユニット体40を引き出した後に再挿
入しようとしても、短い作動杆44と装置本体の下方のレ
ール体18とが当接して挿入が阻止され、再挿入すること
はできない。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
装置による第１の手段によれば、トナーが無くなるとト
ナー補給用のスクリュを回転させないようにでき、また
第２の手段によれば、排トナーの回収量が多くなると排
トナー掻き込み用の回転羽根体を回転させないようにで
きるので、無トナーあるいは排トナー満杯状態にある使
用済のユニット体を誤って再挿入しても、スクリュある
いは回転羽根体が動作しないので、低画質の作像やトナ
ー散出等の不具合を防止でき、さらに第３の手段によれ
ば、ユニット体を一度引き出すと、ユニット体に設けら
れた阻止体の移動によって、そのユニット体の再挿入が
阻止され、ユニット体を誤って再挿入することが防止さ
れる。
装置による第１の手段によれば、トナーが無くなるとト
ナー補給用のスクリュを回転させないようにでき、また
第２の手段によれば、排トナーの回収量が多くなると排
トナー掻き込み用の回転羽根体を回転させないようにで
きるので、無トナーあるいは排トナー満杯状態にある使
用済のユニット体を誤って再挿入しても、スクリュある
いは回転羽根体が動作しないので、低画質の作像やトナ
ー散出等の不具合を防止でき、さらに第３の手段によれ
ば、ユニット体を一度引き出すと、ユニット体に設けら
れた阻止体の移動によって、そのユニット体の再挿入が
阻止され、ユニット体を誤って再挿入することが防止さ
れる。
【図１】本発明の電子写真装置の第１実施例における要
部を示す説明図である。
部を示す説明図である。
【図２】第１実施例の概略構成図である。
【図３】図１のスクリュの側面図である。
【図４】図１の移動体の設置状態を示す説明図である。
【図５】本発明の第３実施例におけるユニット体部分の
要部の構成図である。
要部の構成図である。
【図６】図５の第３実施例の作動杆とガイド体との関係
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
１…感光体、 ５…現像部、 ８，40…ユニット体、
９…クリーニング部、10…トナー収納部、 13…スクリ
ュ、 17…ガイド体、 18…レール体、 20…移動体、
22…係止体、 31…回転羽根体、 41…ホルダ、 43
…作動杆、 44…作動杆(阻止体)。
９…クリーニング部、10…トナー収納部、 13…スクリ
ュ、 17…ガイド体、 18…レール体、 20…移動体、
22…係止体、 31…回転羽根体、 41…ホルダ、 43
…作動杆、 44…作動杆(阻止体)。
Claims (3)
- 【請求項１】 感光体と、この感光体に対してトナー現
像するための現像部と、感光体に対するクリーニングを
行うクリーニング部及び現像部にトナーを補給するトナ
ー収納部を有し、かつ装置本体に対して出し入れ可能な
ユニット体とを備えた電子写真装置において、前記トナ
ー収納部に内蔵されたトナー補給用のスクリュ内に、ス
クリュの回転と共にスクリュの長手方向に移動する移動
体を設け、この移動体の移動端部で移動体を係止させる
係止体を設けたことを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項２】 感光体と、この感光体に対してトナー現
像するための現像部と、感光体に対するクリーニングを
行うクリーニング部及び現像部にトナーを補給するトナ
ー収納部を有し、かつ装置本体に対して出し入れ可能な
ユニット体とを備えた電子写真装置において、前記クリ
ーニング部に内蔵された排トナー掻き込み用の回転羽根
体内に、回転羽根体の回転と共に回転羽根体の長手方向
に移動する移動体を設け、この移動体の移動端部で移動
体を係止させる係止体を設けたことを特徴とする電子写
真装置。 - 【請求項３】 感光体と、この感光体に対してトナー現
像するための現像部と、感光体に対するクリーニングを
行うクリーニング部及び現像部にトナーを補給するトナ
ー収納部を有し、かつ装置本体に対して出し入れ可能な
ユニット体とを備えた電子写真装置において、前記ユニ
ット体の挿入案内をするレール体を装置本体に設け、さ
らに前記ユニット体に、ユニット体の引き出し時にレー
ル体と当接可能位置まで移動してユニット体の再挿入を
阻止する阻止体を設けたことを特徴とする電子写真装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161063A JPH063872A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161063A JPH063872A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063872A true JPH063872A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15727912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161063A Pending JPH063872A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063872A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0721184A3 (ja) * | 1994-12-01 | 1996-07-24 | Ibm | |
| US7079363B2 (en) | 2002-04-12 | 2006-07-18 | Lg Industrial Systems Co., Ltd. | Hybrid DC electromagnetic contactor |
| WO2015023157A1 (ko) * | 2013-08-14 | 2015-02-19 | 주식회사 효성 | 고전압 ｄｃ 차단기 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161063A patent/JPH063872A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0721184A3 (ja) * | 1994-12-01 | 1996-07-24 | Ibm | |
| US7079363B2 (en) | 2002-04-12 | 2006-07-18 | Lg Industrial Systems Co., Ltd. | Hybrid DC electromagnetic contactor |
| WO2015023157A1 (ko) * | 2013-08-14 | 2015-02-19 | 주식회사 효성 | 고전압 ｄｃ 차단기 |
| KR101506581B1 (ko) * | 2013-08-14 | 2015-03-27 | 주식회사 효성 | 고전압 ｄｃ 차단기 |
| US10170903B2 (en) | 2013-08-14 | 2019-01-01 | Hyosung Heavy Industries Corporation | High voltage DC circuit breaker |
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