JPH0638560Y2 - ノイズシーケンサーの切換回路 - Google Patents
ノイズシーケンサーの切換回路Info
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- JPH0638560Y2 JPH0638560Y2 JP12339389U JP12339389U JPH0638560Y2 JP H0638560 Y2 JPH0638560 Y2 JP H0638560Y2 JP 12339389 U JP12339389 U JP 12339389U JP 12339389 U JP12339389 U JP 12339389U JP H0638560 Y2 JPH0638560 Y2 JP H0638560Y2
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- Japan
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- signal
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、左右ステレオ信号LT及びRTからその和及び差
に相当するセンター(C)出力信号及びサラウンド
(S)出力信号を作成し、左右ステレオ出力信号、セン
ター出力信号及びサラウンド出力信号を用いて音響再生
を行なう4ch(チャンネル)スピーカシステムに用いら
れるノイズシーケンサーの切換回路に関する。
に相当するセンター(C)出力信号及びサラウンド
(S)出力信号を作成し、左右ステレオ出力信号、セン
ター出力信号及びサラウンド出力信号を用いて音響再生
を行なう4ch(チャンネル)スピーカシステムに用いら
れるノイズシーケンサーの切換回路に関する。
(ロ)従来の技術 左右ステレオ出力信号、センター出力信号及びサラウン
ド出力信号を発生する4chスピーカシステムでは、4つ
の出力信号をそれぞれ増幅し、対応するスピーカを駆動
する為のパワーアンプを必要とする。しかして、その様
なシステムにおいては、スピーカから発生する音量のバ
ランスがとれていないと、所望のサラウンド効果が得ら
れない。その為、前記4chスピーカシステムにおいて
は、ノイズシーケンサーというバランス調整源が設けら
れ、前記ノイズシーケンサーの出力信号をデコーダに印
加した状態においてパワーアンプのボリュームを調整し
てバランス調整を行なう様に成されている。その様なシ
ステムは、例えば実願昭63-96021号に記載されている。
ド出力信号を発生する4chスピーカシステムでは、4つ
の出力信号をそれぞれ増幅し、対応するスピーカを駆動
する為のパワーアンプを必要とする。しかして、その様
なシステムにおいては、スピーカから発生する音量のバ
ランスがとれていないと、所望のサラウンド効果が得ら
れない。その為、前記4chスピーカシステムにおいて
は、ノイズシーケンサーというバランス調整源が設けら
れ、前記ノイズシーケンサーの出力信号をデコーダに印
加した状態においてパワーアンプのボリュームを調整し
てバランス調整を行なう様に成されている。その様なシ
ステムは、例えば実願昭63-96021号に記載されている。
前記公報に記載されているノイズシーケンサーは、4つ
の出力信号を所定時間(約1.5秒)毎に自動的に切換え
てデコーダに印加する様に成されており、聴取者は、順
に放音する4つのスピーカの音量を確認しながらバラン
ス調整を行なうことが出来る。
の出力信号を所定時間(約1.5秒)毎に自動的に切換え
てデコーダに印加する様に成されており、聴取者は、順
に放音する4つのスピーカの音量を確認しながらバラン
ス調整を行なうことが出来る。
4chスピーカシステムでは前述のノイズシーケンサーの
出力信号と本来の音響信号とを切換出力してデコーダに
印加する切換回路が必要である。第2図は、その様な切
換回路を示すもので、発振回路(1)と、該発振回路
(1)の発振出力に応じてホワイトノイズを発生するノ
イズ発生回路(2)と、前記発振回路(1)の発振出力
に応じて制御信号を発生する制御回路(3)と、前記ノ
イズ発生回路(2)及び前記制御回路(3)の出力信号
に応じて複数のホワイトノイズ信号を作成するノイズシ
ーケンサー(4)と、該ノイズシーケンサー(4)の出
力信号と信号源(5)からの左右ステレオ信号とを切換
出力する切換出力回路(6)と、該切換出力回路(6)
の切換動作を制御する為の制御端子(7)とを備えてい
る。発振回路(1)の第1発振出力信号がノイズ発生回
路(2)に印加されると、分周などの処理が行なわれ、
乱数が作成され、該乱数を用いてホワイトノイズが出力
される。一方、発振回路(1)の第2発振出力信号を制
御回路(3)に加わると、該制御回路(3)は左ステレ
オ信号(L)発生モード、センター信号(C)発生モー
ド、右ステレオ信号(R)発生モード、及びサラウンド
信号(S)発生モードに対応する各4ビットの制御信号
を連続してノイズシーケンサー(4)に印加する。ノイ
ズシーケンサー(4)は、前記制御回路(3)からの4
種類の制御信号に応じてホワイトノイズの処理を行ない
L,C,R、及びSの各チャンネルに対応するホワイトノイ
ズの試験信号を発生する。
出力信号と本来の音響信号とを切換出力してデコーダに
印加する切換回路が必要である。第2図は、その様な切
換回路を示すもので、発振回路(1)と、該発振回路
(1)の発振出力に応じてホワイトノイズを発生するノ
イズ発生回路(2)と、前記発振回路(1)の発振出力
に応じて制御信号を発生する制御回路(3)と、前記ノ
イズ発生回路(2)及び前記制御回路(3)の出力信号
に応じて複数のホワイトノイズ信号を作成するノイズシ
ーケンサー(4)と、該ノイズシーケンサー(4)の出
力信号と信号源(5)からの左右ステレオ信号とを切換
出力する切換出力回路(6)と、該切換出力回路(6)
の切換動作を制御する為の制御端子(7)とを備えてい
る。発振回路(1)の第1発振出力信号がノイズ発生回
路(2)に印加されると、分周などの処理が行なわれ、
乱数が作成され、該乱数を用いてホワイトノイズが出力
される。一方、発振回路(1)の第2発振出力信号を制
御回路(3)に加わると、該制御回路(3)は左ステレ
オ信号(L)発生モード、センター信号(C)発生モー
ド、右ステレオ信号(R)発生モード、及びサラウンド
信号(S)発生モードに対応する各4ビットの制御信号
を連続してノイズシーケンサー(4)に印加する。ノイ
ズシーケンサー(4)は、前記制御回路(3)からの4
種類の制御信号に応じてホワイトノイズの処理を行ない
L,C,R、及びSの各チャンネルに対応するホワイトノイ
ズの試験信号を発生する。
制御端子(7)からの制御信号に応じて、切換出力回路
(6)が信号源(5)からの信号を選択すれば、左右ス
テレオ信号が出力バッファ(8)及び(9)を介して出
力端子(10)及び(11)に導出され、又、ノイズシーケ
ンサー(4)の方を選択すれば4つの信号L,C,R及びS
の各チャンネルの試験信号が出力端子(10)及び(11)
に導出される。
(6)が信号源(5)からの信号を選択すれば、左右ス
テレオ信号が出力バッファ(8)及び(9)を介して出
力端子(10)及び(11)に導出され、又、ノイズシーケ
ンサー(4)の方を選択すれば4つの信号L,C,R及びS
の各チャンネルの試験信号が出力端子(10)及び(11)
に導出される。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、第2図の回路において信号源(5)からの信
号を選択している場合、高い周波数で発振している発振
回路(1)やノイズ発生回路(2)から不要幅射が発生
し、選択された信号に影響を及ぼすという問題があっ
た。一般にその様な場合、前記発振回路(1)及びノイ
ズ発生回路(2)は、利用されていないので、発振を停
止させてしまえば良い。ところが、そうすると発振出力
に基づき動作している制御回路(3)が途中で動作を停
止してしまい、再スタート時、動作が停止したモードの
制御信号を再び発生してしまう。ノイズシーケンサー
は、一般に固定のチャンネル(Lチャンネル)でスター
トさせる様に定まっている。その為、第2図の発振回路
(1)を単純に停止させることは出来なかった。
号を選択している場合、高い周波数で発振している発振
回路(1)やノイズ発生回路(2)から不要幅射が発生
し、選択された信号に影響を及ぼすという問題があっ
た。一般にその様な場合、前記発振回路(1)及びノイ
ズ発生回路(2)は、利用されていないので、発振を停
止させてしまえば良い。ところが、そうすると発振出力
に基づき動作している制御回路(3)が途中で動作を停
止してしまい、再スタート時、動作が停止したモードの
制御信号を再び発生してしまう。ノイズシーケンサー
は、一般に固定のチャンネル(Lチャンネル)でスター
トさせる様に定まっている。その為、第2図の発振回路
(1)を単純に停止させることは出来なかった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、第1及び第
2発振出力信号を発生する発振回路と、前記第1発振出
力信号に応じてホワイトノイズを発生するノイズ発生回
路と、前記第2発振出力信号に応じて制御信号を発生す
る制御回路と、前記ノイズ発生回路の出力ホワイトノイ
ズを前記制御回路の出力制御信号に応じて制御し、複数
のホワイトノイズ信号を作成するノイズシーケンサー
と、該ノイズシーケンサーの出力信号と信号源からの信
号とを切換出力する切換出力回路と、該切換出力回路の
切換動作を制御する制御信号が印加される制御端子とを
備え、前記制御端子からの制御信号に応じて、信号源か
らの信号を選択する際にノイズシーケンサー及び制御回
路を待機状態にするとともに発振回路及びノイズ発生回
路の動作を停止するようにしたことを特徴とする。
2発振出力信号を発生する発振回路と、前記第1発振出
力信号に応じてホワイトノイズを発生するノイズ発生回
路と、前記第2発振出力信号に応じて制御信号を発生す
る制御回路と、前記ノイズ発生回路の出力ホワイトノイ
ズを前記制御回路の出力制御信号に応じて制御し、複数
のホワイトノイズ信号を作成するノイズシーケンサー
と、該ノイズシーケンサーの出力信号と信号源からの信
号とを切換出力する切換出力回路と、該切換出力回路の
切換動作を制御する制御信号が印加される制御端子とを
備え、前記制御端子からの制御信号に応じて、信号源か
らの信号を選択する際にノイズシーケンサー及び制御回
路を待機状態にするとともに発振回路及びノイズ発生回
路の動作を停止するようにしたことを特徴とする。
(ホ)作用 本考案に依れば、切換出力回路をノイズシーケンサー側
に切換える為の制御信号に応じて発振回路及びノイズ発
生回路の動作を停止させると共に再スタートに必要なノ
イズシーケンサー及び制御回路を待機状態に切換えてい
る。その為、不要幅射を最少限に押えられるとともに再
スタート時、固定のチャンネルでスタートすることが出
来る。
に切換える為の制御信号に応じて発振回路及びノイズ発
生回路の動作を停止させると共に再スタートに必要なノ
イズシーケンサー及び制御回路を待機状態に切換えてい
る。その為、不要幅射を最少限に押えられるとともに再
スタート時、固定のチャンネルでスタートすることが出
来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、(12)は
制御回路(3)及びノイズシーケンサー(4)をリセッ
トすると共に発振回路(1)及びノイズ発生回路(2)
の動作を停止させ、更に切換回路(6)の切換動作を制
御する制御信号が印加される制御端子である。
制御回路(3)及びノイズシーケンサー(4)をリセッ
トすると共に発振回路(1)及びノイズ発生回路(2)
の動作を停止させ、更に切換回路(6)の切換動作を制
御する制御信号が印加される制御端子である。
尚、第1図において、第2図と同一の回路素子について
は、同一の符号を付し説明を省略する。
は、同一の符号を付し説明を省略する。
第1図において、制御端子(12)からの制御信号に応じ
て切換出力回路(6)がノイズシーケンサー(4)側の
信号を選択している時は、第2図の場合と同様に動作し
ており、ノイズシーケンサー(4)からL,C,R及びSの
各チャンネルの試験信号が順番に発生している。順番に
発生した前記試験信号は、切換出力回路(6)及び出力
バッファ(8)及び(9)を介して出力端子(10)及び
(11)に導出される。
て切換出力回路(6)がノイズシーケンサー(4)側の
信号を選択している時は、第2図の場合と同様に動作し
ており、ノイズシーケンサー(4)からL,C,R及びSの
各チャンネルの試験信号が順番に発生している。順番に
発生した前記試験信号は、切換出力回路(6)及び出力
バッファ(8)及び(9)を介して出力端子(10)及び
(11)に導出される。
次に前記制御信号の極性が変わり切換出力回路(6)が
信号源(5)からの信号を選択したとする。この時、制
御端子(12)からの制御信号に依って、発振回路(1)
は、その帰還ループが遮断され発振が停止する。又、ノ
イズ発生回路(2)は、I2L(インテグレーテッドイン
ジェクションロジック)で構成されているが、そのイン
ジェクション電流が前記制御信号に依って遮断され、そ
の動作は停止する。
信号源(5)からの信号を選択したとする。この時、制
御端子(12)からの制御信号に依って、発振回路(1)
は、その帰還ループが遮断され発振が停止する。又、ノ
イズ発生回路(2)は、I2L(インテグレーテッドイン
ジェクションロジック)で構成されているが、そのイン
ジェクション電流が前記制御信号に依って遮断され、そ
の動作は停止する。
従って、発振回路(1)及びノイズ発生回路(2)から
不要幅射が発生することは無い。
不要幅射が発生することは無い。
更に、制御端子(12)からの制御信号は、制御回路
(3)及びノイズシーケンサー(4)に加わり、両回路
をリセットする。制御回路(3)及びノイズシーケンサ
ー(4)は、リセット状態がスタートモードであり
「L」チャンネルに対応している。その為、これに依っ
て再スタートの準備が行なわれたことになる。
(3)及びノイズシーケンサー(4)に加わり、両回路
をリセットする。制御回路(3)及びノイズシーケンサ
ー(4)は、リセット状態がスタートモードであり
「L」チャンネルに対応している。その為、これに依っ
て再スタートの準備が行なわれたことになる。
従って、第1図の回路に依れば、信号源(5)側を選択
するのと同時に不要幅射の原因となる回路の動作は、停
止され、又再スタート時に必要となる回路は、待機状態
にすることが出来る。本考案では、上述の動作の為の制
御信号を切換出力回路(6)を切換える制御信号に兼用
しているので、応答特性が良好になるとともに制御端子
の増加を招かない、という利点も有している。
するのと同時に不要幅射の原因となる回路の動作は、停
止され、又再スタート時に必要となる回路は、待機状態
にすることが出来る。本考案では、上述の動作の為の制
御信号を切換出力回路(6)を切換える制御信号に兼用
しているので、応答特性が良好になるとともに制御端子
の増加を招かない、という利点も有している。
次に、第1図のノイズ発生回路(2)及び制御回路
(3)の具体回路例について説明する。
(3)の具体回路例について説明する。
第3図は、前記ノイズ発生回路(2)の具体回路例を示
すもので所謂、乱数発生器である。発振回路(1)の発
振出力は、第3図のクロック端子(13)に供給され第1
乃至第5D−FF(D型フリップフロップ)(14)乃至(1
8)に供給される。終段の第5D−FF(18)の出力が、前
段の複数のD−FFの入力に帰還される事で、各段のD−
FFのQ出力よりホワイトノイズ(乱数)が得られる。第
3図から明らかな如く、一般にノイズ発生回路は、リセ
ット機能を必要とせず、有していない。リセット機能の
追加は素子数の増加につながる。そこで、本考案では、
I2Lで構成される第1乃至第5D−FF(14)乃至(18)の
インジェクション電流を遮断することで回路の動作を停
止させており、その様子を第4図に示す。第4図の(1
9),(20)及び(21)は第3図の第1乃至第3D−FF(1
4)乃至(16)の各々の一部分を示すものである。第4
図のトランジスタ(22)を第1図の制御端子(12)から
の制御信号に応じてオンさせると電流源(23)からの電
流は、第1乃至第3D−FF(19)乃至(21)に供給されな
くなる。その為、第3図のD−FF内部のトランジスタ
は、不動作状態となり回路全体の動作が停止する。
すもので所謂、乱数発生器である。発振回路(1)の発
振出力は、第3図のクロック端子(13)に供給され第1
乃至第5D−FF(D型フリップフロップ)(14)乃至(1
8)に供給される。終段の第5D−FF(18)の出力が、前
段の複数のD−FFの入力に帰還される事で、各段のD−
FFのQ出力よりホワイトノイズ(乱数)が得られる。第
3図から明らかな如く、一般にノイズ発生回路は、リセ
ット機能を必要とせず、有していない。リセット機能の
追加は素子数の増加につながる。そこで、本考案では、
I2Lで構成される第1乃至第5D−FF(14)乃至(18)の
インジェクション電流を遮断することで回路の動作を停
止させており、その様子を第4図に示す。第4図の(1
9),(20)及び(21)は第3図の第1乃至第3D−FF(1
4)乃至(16)の各々の一部分を示すものである。第4
図のトランジスタ(22)を第1図の制御端子(12)から
の制御信号に応じてオンさせると電流源(23)からの電
流は、第1乃至第3D−FF(19)乃至(21)に供給されな
くなる。その為、第3図のD−FF内部のトランジスタ
は、不動作状態となり回路全体の動作が停止する。
尚、ノイズ発生回路(2)がCMOSトランジスタで構成さ
れている場合には電源を切るようにしても良い。
れている場合には電源を切るようにしても良い。
第5図は、制御回路(3)の具体回路例を示すもので、
分周回路(24)の分周出力1は、第1及び第2D−FF
(25)及び(26)から成る入力バッファ回路(27)にク
ロック信号として加わる。該クロック信号に応じて、そ
のQ1及びQ2出力は、第6図の如くなりL,C,R及びSのチ
ャンネルに対応する2ビットの信号を発生する。該信号
は、デコード回路(28)でデコードされ、第7図に示す
如き4ビットの信号となり、出力バッファ回路(29)を
構成する第3乃至第6D−FF(30)乃至(33)のD入力に
印加される。前記第3乃至第6D−FF(30)乃至(33)
は、分周回路(24)の分周出力信号Q1に応じて第7図の
データを読込み、出力端子(34)乃至(37)に出力す
る。分周回路(24)の分周出力Q1及び1は逆相の関
係であるので、前記分周出力の周期が1.5秒となるよう
にすれば、1.5秒周期で変化する制御信号が得られる。
従って、前記制御信号を用いてノイズシーケンサー(図
示せず)を制御すれば4チャンネルの試験信号が得られ
る。ここで、第1図の制御端子(12)からの制御信号
は、リセット端子(38)に印加される。すると、入力バ
ッファ回路(27)及び出力バッファ回路(29)はリセッ
トされ、そのQ出力は0となる。従って、第6図から明
らかな様にLチャンネルのモードに対応した制御信号を
発生出来る待機状態となる。
分周回路(24)の分周出力1は、第1及び第2D−FF
(25)及び(26)から成る入力バッファ回路(27)にク
ロック信号として加わる。該クロック信号に応じて、そ
のQ1及びQ2出力は、第6図の如くなりL,C,R及びSのチ
ャンネルに対応する2ビットの信号を発生する。該信号
は、デコード回路(28)でデコードされ、第7図に示す
如き4ビットの信号となり、出力バッファ回路(29)を
構成する第3乃至第6D−FF(30)乃至(33)のD入力に
印加される。前記第3乃至第6D−FF(30)乃至(33)
は、分周回路(24)の分周出力信号Q1に応じて第7図の
データを読込み、出力端子(34)乃至(37)に出力す
る。分周回路(24)の分周出力Q1及び1は逆相の関
係であるので、前記分周出力の周期が1.5秒となるよう
にすれば、1.5秒周期で変化する制御信号が得られる。
従って、前記制御信号を用いてノイズシーケンサー(図
示せず)を制御すれば4チャンネルの試験信号が得られ
る。ここで、第1図の制御端子(12)からの制御信号
は、リセット端子(38)に印加される。すると、入力バ
ッファ回路(27)及び出力バッファ回路(29)はリセッ
トされ、そのQ出力は0となる。従って、第6図から明
らかな様にLチャンネルのモードに対応した制御信号を
発生出来る待機状態となる。
(ト)考案の効果 以上述べた如く本考案に依れば不要幅射を防止出来ると
ともにスイッチの切換時、ただちに所望のチャンネルの
試験信号を発生することの出来るノイズシーケンサーの
切換回路を提供することが出来る。又、本考案に依れ
ば、切換出力回路の制御信号を利用して内部回路の動作
切換えを行なっているので、端子数の増加を招かず、応
答性を良好にすることが出来る。
ともにスイッチの切換時、ただちに所望のチャンネルの
試験信号を発生することの出来るノイズシーケンサーの
切換回路を提供することが出来る。又、本考案に依れ
ば、切換出力回路の制御信号を利用して内部回路の動作
切換えを行なっているので、端子数の増加を招かず、応
答性を良好にすることが出来る。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第2図は、
従来の切換回路を示す回路図、第3図及び第4図は、第
1図のノイズ発生回路(2)の具体例を示す回路図、第
5図は、第1図の制御回路(3)の具体例を示す回路
図、第6図及び第7図は、第5図の説明に供する為の特
性図である。 (1)……発振回路、(2)……ノイズ発生回路、
(3)……制御回路、(4)……ノイズシーケンサー、
(5)……信号源、(6)……切換出力回路、(7)…
…制御端子。
従来の切換回路を示す回路図、第3図及び第4図は、第
1図のノイズ発生回路(2)の具体例を示す回路図、第
5図は、第1図の制御回路(3)の具体例を示す回路
図、第6図及び第7図は、第5図の説明に供する為の特
性図である。 (1)……発振回路、(2)……ノイズ発生回路、
(3)……制御回路、(4)……ノイズシーケンサー、
(5)……信号源、(6)……切換出力回路、(7)…
…制御端子。
Claims (2)
- 【請求項1】第1及び第2発振出力信号を発生する発振
回路と、 前記第1発振出力信号に応じてホワイトノイズを発生す
るノイズ発生回路と、 前記第2発振出力信号に応じて制御信号を発生する制御
回路と、 前記ノイズ発生回路の出力ホワイトノイズを前記制御回
路の出力制御信号に応じて制御し、複数のホワイトノイ
ズ信号を作成するノイズシーケンサーと、 該ノイズシーケンサーの出力信号と信号源からの信号と
を切換出力する切換出力回路と、 該切換出力回路の切換動作を制御する制御信号が印加さ
れる制御端子と を備え、前記制御端子からの制御信号に応じて、信号源
からの信号を選択する際にノイズシーケンサー及び制御
回路を待機状態にするとともに発振回路及びノイズ発生
回路の動作を停止するようにしたことを特徴とするノイ
ズシーケンサーの切換回路。 - 【請求項2】前記ノイズシーケンサー及び制御回路は、
リセット機能を有しておりリセットされるとともに前記
発振回路は発振が停止され、更に前記ノイズ発生回路は
インジェクション電流が流れるのを遮断されることを特
徴とする請求項第1項記載のノイズシーケンサーの切換
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12339389U JPH0638560Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ノイズシーケンサーの切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12339389U JPH0638560Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ノイズシーケンサーの切換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0361800U JPH0361800U (ja) | 1991-06-17 |
JPH0638560Y2 true JPH0638560Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31671373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12339389U Expired - Fee Related JPH0638560Y2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ノイズシーケンサーの切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638560Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9276188B2 (en) | 2009-07-24 | 2016-03-01 | Gentherm Incorporated | Thermoelectric-based power generation systems and methods |
US9293680B2 (en) | 2011-06-06 | 2016-03-22 | Gentherm Incorporated | Cartridge-based thermoelectric systems |
US9306143B2 (en) | 2012-08-01 | 2016-04-05 | Gentherm Incorporated | High efficiency thermoelectric generation |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP12339389U patent/JPH0638560Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9276188B2 (en) | 2009-07-24 | 2016-03-01 | Gentherm Incorporated | Thermoelectric-based power generation systems and methods |
US9293680B2 (en) | 2011-06-06 | 2016-03-22 | Gentherm Incorporated | Cartridge-based thermoelectric systems |
US9306143B2 (en) | 2012-08-01 | 2016-04-05 | Gentherm Incorporated | High efficiency thermoelectric generation |
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Publication number | Publication date |
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JPH0361800U (ja) | 1991-06-17 |
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