JPH0638530Y2 - ハンディスキャナ - Google Patents

ハンディスキャナ

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JPH0638530Y2
JPH0638530Y2 JP1989152666U JP15266689U JPH0638530Y2 JP H0638530 Y2 JPH0638530 Y2 JP H0638530Y2 JP 1989152666 U JP1989152666 U JP 1989152666U JP 15266689 U JP15266689 U JP 15266689U JP H0638530 Y2 JPH0638530 Y2 JP H0638530Y2
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瑞穂 白倉
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、手動によって原稿表面を摺動することによ
り、原稿表面に形成されている画像を読取るハンディス
キャナに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のハンディスキャナは、外装カバーの底面
に読取り開口を設けると共に、この外装カバー内に光源
とライン型のイメージセンサを配置し、読み取り開口を
原稿上の読取り対象画像の位置に合わせて外装カバーを
原稿表面上で摺動することにより、前記光源から放射さ
れて原稿表面の画像によって反射された光像を前記イメ
ージセンサに結像させ、この結像された光像をイメージ
センサによって電気信号に変換して外部のコンピュータ
やワードプロセッサ等の画像処理装置に入力するように
構成されている。
このように構成されたハンディスキャナは、イメージセ
ンサで読み取った画像信号をデジタル化する際、画像信
号が白の基準信号に対してどのレベルにあるかを知る必
要があり白基準が設定されている。
例えば、特開昭56-83174号公報に示されたハンディスキ
ャナにおいては、読み取り開口にシャッタを設け、読み
取り動作を行う時のみシャッタを開くように構成すると
共に、シャッタの内面を白色に形成し、この部分を白基
準として用いている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公報で示されたハンディスキャナの
シャッタは、イメージセンサのライン方向に開閉する構
造であるため、ライン方向の読取り幅が狭くなってしま
うという問題がある。また、読み取り開口の付近の構造
が複雑になるという問題がある。
また、このハンディスキャナは読み取り開口に位置する
原稿を目視する覗き窓を備えているが、上面に位置する
ため不使用時などに覗き窓を覆う透明部材に傷がつきや
すい。
〔考案の目的〕
本考案は、光電変換素子が原稿を読み取る際の基準信号
を得る基準面を読み取り開口周辺の構造を複雑にするこ
となく設けることができると共に、読み取り開口や覗き
窓を保護することができるハンディスキャナを得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、読み取り開口と覗
き窓との両方を覆うように前記外装カバーに着脱自在
で、少なくとも前記読み取り開口に対向する内壁面に、
装着状態のまま前記光電変換素子により読み取られて前
記光電変換素子が前記原稿を読み取る際の基準信号を得
る基準面を設けると共に、装着時に前記ローラに係合す
る凹部を有した保護カバーを備えるようにした。
〔作用〕
上記構成によれば、保護カバーを外装カバーに装着する
ことにより、読み取り開口と覗き窓の両方が同時に覆わ
れるので、読み取り開口と覗き窓を保護することができ
る。
また、保護カバーを装着した状態で基準面を読み取るこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図示する実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
第1図〜第5図は、本考案にかかわるハンディスキャナ
の一実施例を示すもので、第1図は上面斜視図、第2図
は底面斜視図、第3図は側面透視図、第4図はカバーを
装着した時の側面図、第5図はカバー下部の斜視図であ
る。
第1図に示すハンディスキャナ1は、第2図及び第3図
のように外装カバーが下カバー16と上カバー3とで形成
され、できる限り幅広く画像を入力できると共に、握り
易くかつ操作し易いように、グリップ3Aの幅を狭くし、
頭部3Bの幅を広くしてある。
そして、下カバー16には第3図のように、原稿Pに接触
するリブ20と、読み取り口30と、この読み取り口30を覆
う透明のカバー60と、ローラ11を収納する円弧状の遮蔽
カバー6と、複数のリブ63とが設けられている。
上カバー3には、読み取り口30を通して原稿Pの状態を
見る覗き窓2と、この覗き窓2の後方周縁に形成された
遮光突起24とが設けられている。
覗き窓2は着色(スモーク)された投光性のガラスやア
クリルなどの合成樹脂10で覆われている。そして、覗き
窓2から覗いた時、例えばローラ11を収納する円弧状の
遮蔽カバー6の接線前方Aに見える位置を読み取り基準
位置にしてある。
このような形状のハンディスキャナ1は、原稿Pに接触
し、回転軸5を中心に回転するゴムなどにより形成され
たローラ11と、原稿Pに光を照射する光源、例えば緑色
光(赤色光などでもよい)を発するLEDアレイ7と、原
稿からの光を反射する鏡などの反射板9と、この反射板
9からの光を入力して光を電気信号に変換する画像入力
部17と、読み取り開始ボタン4と、制御基板27とを備え
ている。
ローラ11はLEDアレイ7と画像入力部17との間に設けら
れ、反射板9と画像入力部17との間の光路Lより低いと
共に、LEDアレイ7と画像入力部17の入口とを結ぶ直線
より高く突出し、原稿面上にピントを結ばせると共に、
原稿面に接触して、原稿面上の移動に共なって回転する
ようになっている。
ローラ11の回転軸5には、第3図のようにギヤ29が取り
付けられ、ギヤ13,15を介してクロック板14をローラ11
の回転につれて駆動するようになっている。なお、クロ
ック板14には、同心円周上に等間隔に複数の穴が設けら
れ、フォトインタラプタにより回転量を検出し、手動操
作によって原稿上を摺動するハンディスキャナ1の移動
量を位置信号として捕らえられるようになっている。
LEDアレイ7と反射板9は、第3図のように原稿Pに対
して、例えば45度傾斜したフレーム8に取り付けられて
いる。
画像入力部17は、反射板9からの光を集光するレンズユ
ニット18と、このレンズユニット18により集光された光
を受光し、電気信号に変換する光電変換素子例えばCCD1
9(イメージセンサ)とを備えている。
読み取り開始ボタン4は、これを押すことにより、クロ
ック板15による位置信号が検出されるようになり、この
位置信号に同期して読み取り口30から入力された原稿P
からの反射光が反射板9を介して画像入力部17のCCD19
に入力され、原稿P上の画像はCCD19によって光電変換
される。
本実施例では第4図及び第5図に示すように、読み取り
口30と覗き窓2の両方を覆う保護カバー21を形成し、読
み取り動作を行う時以外は、このカバー21を頭部3Bに装
着しておく。
このカバー21は不透明または半透明の合成樹脂材で形成
され、開口部下面には係止部23が弾性変形自在に形成さ
れている。そして、頭部3Bに装着した際に、係止部23の
内壁に形成した円弧状の凹部23Bとローラ11の突出面と
が係合することにより、頭部3Bに固定されるようになっ
ている。
このカバー21には、読み取り口30に対向する内壁に白基
準面22が形成され、原稿Pの画像読み取り開始前に、こ
の白基準面を読み取ることにより、CCD19に対して白基
準光が与えられる。これにより、図示しない制御部はこ
の白基準光の受光レベルを画像信号のデジタル化(2値
化、ディザ化、多値化)処理上の白信号の基準レベルと
して用いる。
なお、白基準面22は白色の塗料の塗布や印刷、シールの
はりつけなどにより形成される。
本実施例によれば、読み取り口30と覗き窓2の両方を覆
う保護カバー21を設けたので、読み取り動作を行なわな
い時はカバー21を頭部3Bに装着しておくことにより、読
み取り口30及び覗き窓2を保護することができ、合成樹
脂10やカバー60に傷が付くのを防止できる。
また合成樹脂10やカバー60が取り付けられていない場合
には、ごみやほこりが内部に侵入するのを防止し、読み
取り性能の低下を阻止できる。
さらに、読み取り口30から輝度の高い外部光が入射し
て、CCD19の受光面に入力され、CCD19が露光過多によっ
て焼き付いてしまうという不測の事態も防止できる。
また、カバー21の内壁に白基準面22を形成したので、読
み取り口30の周辺構造を複雑化させることなく、画像信
号のデジタル化に際して簡単に白基準を与えることがで
き、シェーディング補正を容易に行うことができる。
そして、この場合の白基準面22はカバー21の内壁に形成
されているため、汚れが付着し難しく、長期に亘って安
定した白基準を与えることができるという効果がある。
この白基準面22を備えたカバー21は、白黒画像を読み取
るハンディスキャナは勿論、カラー画像を読み取るハン
ディスキャナにも有効である。
なお、白基準面22はカバー21の内壁の全部に形成しても
良い。また、白基準面22を黒色にすることにより黒基準
面としても良い。さらに、白色部分と黒色部分とを設
け、カバー21を頭部3Bに装着する際、カバー21内への頭
部3Bの挿入量により読み取り口30を白色部分及び黒色部
分に位置させ基準信号を読み取るようにしても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、読み取り開口と覗き窓と
の両方を覆うように前記外装カバーに着脱自在で、少な
くとも前記読み取り開口に対向する内壁面に、装着状態
のまま前記光電変換素子により読み取られて前記光電変
換素子が前記原稿を読み取る際の基準信号を得る基準面
を設けると共に、装着時に前記ローラに係合する凹部を
有した保護カバーを備えたので、読み取り開口周辺の構
造を複雑にすることなく基準面を設けることができると
共に、読み取り開口や覗き窓を保護することができるハ
ンディスキャナが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示す図であり、第
1図は上面斜視図、第2図は底面斜視図、第3図は側面
透視図、第4図はカバーを装着した時の側面図、第5図
はカバー下部の斜視図である。 1……ハンディスキャナ 2……覗き窓 3……上カバー(外装カバー) 3B……頭部 7……LEDアレイ 9……反射板 11……ローラ 16……下カバー(外装カバー) 19……CCD 21……保護カバー 22……白基準面 23……係止部 23B……凹部 30……読み取り口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に沿って移動される外装カバーと、 この外装カバーの前記原稿に対向する底面に形成された
    読み取り開口と、前記外装カバー内に設けられ、前記読
    み取り開口を介して前記原稿に光を照射する光源と、 前記読み取り開口を介して前記原稿から反射された反射
    光を電気信号に変換する光電変換素子と、 前記外装カバーの上面に設けられ、前記読み取り開口に
    位置する前記原稿を目視する覗き窓と、 前記原稿に接触して前記外装カバーの移動に伴って回転
    するローラとを備えたハンディスキャナにおいて、 前記読み取り開口と前記覗き窓との両方を覆うように前
    記外装カバーに着脱自在で、少なくとも前記読み取り開
    口に対向する内壁面に、装着状態のまま前記光電変換素
    子により読み取られて前記光電変換素子が前記原稿を読
    み取る際の基準信号を得る基準面を設けると共に、装着
    時に前記ローラに係合する凹部を有した保護カバーを備
    えたことを特徴とするハンディスキャナ。
JP1989152666U 1989-12-30 1989-12-30 ハンディスキャナ Expired - Lifetime JPH0638530Y2 (ja)

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JPH0392863U JPH0392863U (ja) 1991-09-20
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