JPH0638496Y2 - 自動電力制御回路 - Google Patents

自動電力制御回路

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JPH0638496Y2
JPH0638496Y2 JP6301786U JP6301786U JPH0638496Y2 JP H0638496 Y2 JPH0638496 Y2 JP H0638496Y2 JP 6301786 U JP6301786 U JP 6301786U JP 6301786 U JP6301786 U JP 6301786U JP H0638496 Y2 JPH0638496 Y2 JP H0638496Y2
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JP
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transistor
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慈 竹内
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電力増幅回路の出力に比例する直流電圧を検出
し、その検出電圧に基づいて上記出力を所望値に制御す
る自動電力制御回路の改良に関する。
[従来の技術] 第2図は送信機等に使用されている従来の自動電力制御
回路を示す。同図において、1は電源電圧+Bで駆動さ
れる電力増幅回路で、アンテナANTに供給する送信出力
を切り換える等のため、その出力を各所望値の何れかに
制御することが求められている。
Rは抵抗、VR1〜VR3は可変抵抗器で、抵抗分圧回路を構
成している。Tr1〜Tr4はトランジスタで、電圧調整回路
を構成している。3はトランジスタQ1,Q2から成る差動
増幅回路及びトランジスタQ3より構成される制御回路
で、制御電圧2を電力増幅回路1にフィードバックして
その出力を下記のように制御する。
電力増幅回路1に近接して設けられたマイクロストリッ
プラインM(又はコイル)で構成される検出回路によ
り、アンテナANTに送られる出力に比例する高周波電圧
が取り出され、ダイオードDで整流されることにより得
られた直流検出電圧が前記抵抗分圧回路に印加される。
そして電圧調整回路によって、抵抗分圧回路の分圧比を
選択して直流検出電圧を、所望送信出力値に応じて分圧
することにより得られた調整電圧を差動増幅回路を介し
てトランジスタQ3のベースに与えることにより所望送信
出力を得るための制御電圧2を得る。
今、電力増幅回路1の出力を、例えば、5W又は1Wに制御
したい場合には、トランジスタTr1又はTr2をオンにす
る。即ち、図示していないパネル等に設けられた切換ス
イッチにより5W又は1Wを選択した時、トランジスタTr1,
Tr2がオンになるように構成される。5Wが選択された
時、電圧調整回路は、抵抗分圧回路の抵抗R及び可変抵
抗器VR1を、1Wが選択された時は、R,VR1及びVR2を夫々
選択し(この場合、VR1は5Wの状態のままで、VR2のみを
調整する)、5W、1Wに対応する調整電圧がTr3,Tr4に与
えられ、前記差動増幅回路のトランジスタQ1のベース電
圧を増減する。この差動増幅回路は+Bを抵抗RA,RB
分割して印加されているトランジスタQ2のベース電圧を
基準にしてトランジスタTr3,Tr4により制御されたトラ
ンジスタQ1のベース電圧の高低に応じてトランジスタQ2
のコレクタ電流を増減させてトランジスタQ3から出力さ
れる制御電圧2を前記夫々の調整電圧に対応するように
制御する。即ち、Q2のベース電圧を基準にしてQ1のベー
ス電圧がこれより低ければ、Q3からの制御電圧2が低下
し、空中線電力を低下させる。従って、もし所望の制御
電圧が得られていた状態で、検出電圧が大きくなってし
まったとすれば、トランジスタTr3,Tr4のベース電圧
(調整電圧)が上昇し、Q1のベース電圧を下げることに
なるので、制御電圧2を低下させて、空中線電力を低下
させることになり、かくしてTr3,Tr4のベースに供給さ
れる調整電圧を規定の値となるようにすれば、それに対
応した一定の制御電圧、従って一定の空中線電力が保持
されるようなフィードバック制御が行われる。
例えば、5Wが選択された時、前記検出電圧が抵抗R及び
可変抵抗器VR1で分圧され、その分圧電圧がトランジス
タTr4に印加され、その出力電圧がQ1のベースに印加さ
れて、Q3から5Wに対応する制御電圧2が得られる。
この状態で、今、1Wが選択されると、更にVR2′からの
調整電圧がTr3に印加されるので、Tr3の出力電圧分だけ
トランジスタQ1のベース電圧が5Wの時より小さくなり、
その結果、Q3から出力される制御電圧2が減少し、1Wに
対応したものとなる。
また、電力増幅回路1の出力を0.2Wに制御したい場合に
は、トランジスタTr1,Tr2をオフにし、電圧調整回路はR
1及びVR1〜VR3(但し調整はVR3のみで行う)を選択する
ことになり、その調整電圧が前記制御回路に与えられ、
これに対応した制御電圧で前記出力を0.2Wに制御する
(但しVR1,VR2は5W、1Wに調整されたときの状態のまま
である。)。換言すれば、前記出力を最も小さい状態、
即ち、0.2Wに制御したい時には、R及びVR1〜VR3によっ
て電力増幅回路1からの出力が最も小さくなるような調
整電圧が出力され、その結果、トランジスタQ1のベース
電圧が最小になるが、前記出力を大きくしたい時にはト
ランジスタTr1,Tr2を適宜オンさせて、トランジスタQ1
のベース電圧が高くなるように構成されている。
[考案が解決しようとする課題] 而して上述した構成の自動電力制御回路で問題となるの
は、電力増幅回路1の出力を0.2Wのように微小な値に制
御しようとする時である。即ち、上記出力はその全範囲
にわたって前記検出電圧(調整電圧)と直線関係にある
のではなく、0.2Wのような微小な出力と、これを得るた
めに必要な微小な調整電圧とは非線形な関係となる。
従って、例えば、前記出力を1Wに制御している状態で、
0.2Wに切換えて制御しようとしても抵抗分圧回路の減衰
比を5倍にして微小な調整電圧を得てこれにより生成し
た制御電圧で電力増幅回路1を制御しても必ずしも0.2W
の出力とはならず、調整電圧の調整は極めて微妙なもの
となる。
しかもこのような微小な調整電圧ではトランジスタQ1
ベース・エミッタ間電圧VBE等による損失等を考慮した
場合、トランジスタQ3を駆動できず、必要な制御電圧が
得られないこともある。
このような検出電圧の不足を解決するため従来、例え
ば、微小出力制御の時のみ検出電圧を増幅する回路を設
けることが考えられたが、回路構成が複雑となるしコス
トアップともなる。
また前記検出電圧を得るための高周波電圧の取出量を、
前記検出回路と電力増幅回路1との結合を強くして増大
させることも考えられるが、その場合、損失も増大する
ことになる。
本考案の目的は上述した微小出力制御の時の検出電圧の
不足を、簡易な回路の付加により解決することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の自動電力制御回路
は、出力を各所望値の何れかに制御すべき電力増幅回路
と、上記電力増幅回路の出力に比例する検出電力を得る
ための検出手段と、上記検出電圧が一端に印加され、他
端に接地電位より高い所定電圧が印加される抵抗分圧回
路と、上記抵抗分圧回路の複数の分圧点の各分圧点と接
地間に設けられたトランジスタとを備え、該トランジス
タを選択的に動作させることにより上記分圧点を選択的
に接地し、上記検出電圧を各所望値に対応した電圧に分
圧する電圧調整回路と、上記電圧調整回路の出力電圧に
応じて前記電力増幅回路の出力を所望値に制御する制御
回路と、を備えたことを特徴とする。
[作用] 微小出力制御時には前記検出電圧には所定量の電圧が補
充される。従って、その時の調整電圧は制御回路を十分
駆動できるものとなる。
[実施例] 以下図面に示す本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案による自動電力制御回路の一実施例で、
第2図と共通する引用番号は第2図におけるものと同じ
か、又はそれに対応する部分を表し、破線で囲まれた部
分が本考案によって抵抗分圧回路に付加された。この電
力補充のための部分は、例えば、0.2Wの制御時に+B′
の電圧に接続される可変抵抗器VR4から成る。この+
B′の電圧は1W及び5W制御時には、印加されないか、又
はアースされるようになっている。
即ち、図示しないパネル等に設けられた前記切換スイッ
チにより前記出力が0.2Wに選択された時には、上記電圧
補充のための部分が抵抗分圧回路に接続される。
電力増幅回路1の出力の1W又は5Wの制御時の動作は第2
図と同様であるが、0.2Wの制御の時は、前記VR1〜VR3,R
による調整電圧に対し、VR4による補充電圧が加算され
るので、その結果としてトランジスタQ1のベース電圧が
減少する。その結果、トランジスタQ1のコレクタ電流が
減少してQ2のコレクタ電流が増大し、Q3から出力される
制御電圧が減少する。このようにして調整電圧と電力増
幅回路1の出力とは線形領域の関係となり、前記制御回
路を駆動して0.2Wの出力に対応する制御電圧を得るのに
必要な調整電圧が得られる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、簡単な回路を付
加するだけで電力増幅回路の出力を微小値に制御するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は従来
の自動電力増幅回路を示す回路図である。 Tr1〜Tr4,Q1,Q2,Q3……トランジスタ、VR1〜VR4……可
変抵抗器、D……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力を各所望値の何れかに制御すべき電力
    増幅回路と、 上記電力増幅回路の出力に比例する検出電圧を得るため
    の検出手段と、 上記検出電圧が一端に印加され、他端に接地電位より高
    い所定電圧が印加される抵抗分圧回路と、上記抵抗分圧
    回路の複数の分圧点の各分圧点と接地間に設けられたト
    ランジスタとを備え、該トランジスタを選択的に動作さ
    せることにより上記分圧点を選択的に接地し、上記検出
    電圧を各所望値に対応した電圧に分圧する電圧調整回路
    と、 上記電圧調整回路の出力電圧に応じて前記電力増幅回路
    の出力を所望値に制御する制御回路と、 を有する自動電力制御回路。
JP6301786U 1986-04-24 1986-04-24 自動電力制御回路 Expired - Lifetime JPH0638496Y2 (ja)

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JP6301786U JPH0638496Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24 自動電力制御回路

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JP6301786U JPH0638496Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24 自動電力制御回路

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JPS62173833U JPS62173833U (ja) 1987-11-05
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