JPH0638494A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH0638494A
JPH0638494A JP18268692A JP18268692A JPH0638494A JP H0638494 A JPH0638494 A JP H0638494A JP 18268692 A JP18268692 A JP 18268692A JP 18268692 A JP18268692 A JP 18268692A JP H0638494 A JPH0638494 A JP H0638494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
axial direction
spacer
stepping motor
yokes
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18268692A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mochizuki
晃 望月
Hiroshi Hanatsumi
寛 花積
Akira Inoue
暁 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0638494A publication Critical patent/JPH0638494A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヨーク間に生ずる磁気干渉を防止して、回転
精度を高めることのできるステッピングモータを得る。 【構成】 主軸28に装着されるロータマグネットを、
二分割されたロータマグネット44、46とし、これら
をスペーサ42を介して連結する一方、外ヨーク26及
び内ヨーク30からなるヨーク100と、外ヨーク34
及び内ヨーク36からなるヨーク200を、スペーサ4
8介して軸線方向に所定距離離間させて配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小形ステッピングモ
ータの、ロータマグネットとヨークの形状、構造の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ロータに永久磁石(ロータ
マグネット)を用いたステッピングモータとして、例え
ば図3に示すようなものがある。このステッピングモー
タは、主軸2の外周に円筒状のロータマグネット4が装
着され、このロータマグネット4の外周を覆うように、
主軸2の軸線方向に沿って2つのヨーク6、8が配設さ
れている。
【0003】ヨーク6、8は、ロータマグネット4を駆
動するための複数の極歯を有し、その内部にはこれら極
歯を励磁するためのコイル10、12が配設されてい
る。また、ロータマグネット4は、その外周に、軸線方
向に沿って形成されたS極部4a及びN極部4bが、周
方向に交互に配列されるように着磁されている。
【0004】ところで、上記のようなステッピングモー
タにおいては、ヨーク6とヨーク8の極歯の先端部同士
が軸線方向に近接しているため、ロータマグネットを駆
動するために極歯を励磁した際、ヨーク6の極歯とヨー
ク8の極歯との間に磁気干渉が生じ易く、これがモータ
の回転精度を低下させるという課題があった。本発明
は、上記の如き課題を解決することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線回りに回
動自在に支持された主軸の外周部に、複数の磁極が形成
されたロータマグネットが軸線を一致させて装着され、
このロータマグネットの外周部に、前記複数の磁極に対
応した複数の極歯を有し励磁用コイルに接続された二つ
のヨークが、前記主軸の軸線方向に設けられてなるステ
ッピングモータにおいて、前記ロータマグネットを前記
軸線方向に沿って二分割するとともにスペーサを介して
連結し、前記二つのヨークを、前記二分割されたロータ
マグネットに対応させて前記軸線方向に所定距離離間せ
しめて設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例に係るステッピン
グモータ(以下、「モータ」と略称する。)の構造を示
す断面図であり、図2は図1のA−A線断面図である。
【0007】これらの図において、符号14は円筒状に
形成されたモータのケーシングであり、その内部には、
4つのキャップ材16、18、20、22が、互いに間
隔をあけてケーシング14に対して固定されている。そ
して、これらキャップ材16、18、20、22中に、
シャフト28が、ケーシング14とその軸線を一致させ
て回動自在に支持されている。
【0008】前記キャップ材16と18との間には、励
磁用コイル(以下、「コイル」という。)24が配設さ
れている。このコイル24の外側には、リング部26a
と、このリング部26aの外周部の対向する2箇所から
図1上、下方に向けて延びる極歯部(極歯)26b、2
6bとからなる外ヨーク26が配設されている。なお、
図1においては便宜上、シャフト28に対する左側部分
と右側部分とに対応する切断面は一致しておらず、か
つ、後述するスペーサ48を境として、その上側部分と
下側部分とに対応する切断面も異なっている。各要素間
の周方向の位置関係は、後述する図2に示すようになっ
ている。
【0009】外ヨーク26の2つの極歯部26b,26
bは、図2にかくれ線(破線)で示すように、シャフト
28の軸線方向(以下、「軸線方向」という。)視にお
いて、互いに対向する位置に中心角が180度ずれるよ
うに形成されている。
【0010】前記コイル24の内側には、円筒部30a
と、円筒部30aに連なるリング部30bと、このリン
グ部30bの外周部の対向する2箇所から図1上、下方
に向けて延びる極歯部(極歯)30c,30cとからな
る内ヨーク30が配設されている。この内ヨーク30と
前記外ヨーク26は、ヨーク100を構成している。内
ヨーク30の極歯部30c,30cは、外ヨーク26と
同様に、軸線方向視において、互いに対向する位置に中
心角が180度ずれるように形成されており、各極歯部
30cと前記外ヨーク26の極歯部26bとは、軸線方
向視において中心角が90度ずれている(図2)。
【0011】また、前記外ヨーク26及び内ヨーク30
は、ともに強磁性体から構成され、コイル24への通電
により、極歯部26b,26bと極歯部30c,30c
とは、互いに異なる極性に励磁されるようになってい
る。
【0012】前記キャップ材20と22との間には、前
述のキャップ材16と18との間に配設されたコイル2
4、外ヨーク26及び内ヨーク30と全く同様の、コイ
ル32、外ヨーク34及び内ヨーク36が、それぞれ配
設されている。外ヨーク26と内ヨーク30は、ヨーク
200を構成している。前記極歯部26b,26b,3
0c,30cと極歯部34b,34b,36c,36c
との軸線方向視における位置関係は、図2に示すよう
に、上側の極歯部26b,26b,30c,30cがな
す空間部を、下側の極歯部34b,34b,36c,3
6cが隙間なく埋める位置関係となっている。なお、図
2において、図1のA−A線断面図の下側に位置する極
歯部34b,34b,36c,36cは仮想線で示して
いる。
【0013】前記キャップ材16と22の各内側には、
メタル軸受38、40がそれぞれ固定して設けられてお
り、これらメタル軸受38、40の内径部に前記シャフ
ト28が嵌挿されて該シャフト28が回動自在に支持さ
れている。
【0014】このシャフト28の中央外周部には、両端
部42a、42bが拡径して形成されたスペーサ42が
固定して設けられ、このスペーサ42の両端部42a,
42bには、略リング状をなす2つのロータマグネット
44,46が、シャフト28と軸線を一にする状態で、
それぞれ固設されている。各ロータマグネット44、4
6は、前述の図3に示したロータマグネット4と同様
に、その外周に、軸線方向に沿って形成されたS極部
(磁極)及びN極部(磁極)が、周方向に交互に配列さ
れるように着磁されている(図示省略)。
【0015】一方、前述の上側の極歯部26b,26
b,30c,30cと、下側の極歯部34b,34b,
36c,36cとは、前記スペーサ42に対応して、軸
線方向において各先端部が所定距離離間するようになさ
れており、この空間部に、略リング状に形成されたスペ
ーサ48が配設されている。
【0016】このスペーサ48の外周中央部には、該ス
ペーサ48の周方向に沿って円周溝50が形成されてお
り、且つこのスペーサ48の両端側の外周部には、図2
に示すように、円弧状の溝52,54,56,58,6
0,62,64,66が、軸線方向に沿って形成されて
いる(図2において、図1のA−A線断面の下側に位置
する溝60,62,64,66については仮想線で示し
ている。)。
【0017】上記構成にかかるモータにおいては、コイ
ル24、32への通電を制御することにより、通常のモ
ータと同様に、ロータマグネット44、46の外周部の
各磁極と、各ヨーク26、30、34、36との間に作
用する磁力によりシャフト28の正逆方向の回転運動を
制御する。
【0018】上記のモータによれば、上側のヨーク2
6、30(100)と、下側のヨーク34、36(20
0)とについて、軸線方向における先端部間の距離がス
ペーサ48の軸線方向の長さ分だけ互いに離間するた
め、上側のヨーク26、30と下側のヨーク34、36
との間での磁気干渉が有効に防止される。そして、これ
によりモータの回転精度が向上する。
【0019】また、上記実施例にかかるモータにおいて
は、上述のように、スペーサ48が外周側に円周溝50
を有し、且つその両端部の外周部に軸線方向に溝52,
54,56,58,60,62,64,66が形成され
ている。このため、上側のコイル24に接続された2本
のコイルコード(図示省略)を、外ヨーク26と内ヨー
ク30の隙間から、溝52,54,56,58の内の一
つあるいは2つに導き、スペーサ48の外周部に所定角
度巻き付けた後、反対側の溝60,62,64,66の
内の一つあるいは2つに通し、さらに外ヨーク34と内
ヨーク36の隙間から下側に通すことにより、上側のコ
イル24のコイルコードを下側から導くことができる。
【0020】同様にして、下側のコイル32のコイルコ
ードを上側から導くことも可能である。従って、ロータ
マグネット44及び46の軸線方向の両側に配置された
2つのコイル24,32のコイルコードを、モータ径を
増加することなく、モータの一端側から導くことがで
き、モータの取扱い時の作業性を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ロータマグネットを主軸の軸線方向に二分割すると
ともにスペーサを介して連結し、二つのヨークを、二分
割されたロータマグネットに対応させて軸線方向に所定
距離離間せしめて設けることにより、二つのヨークの極
歯間に生ずる磁気干渉を防止してステッピングモータの
回転精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るステッピングモータの
構造を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来のステッピングモータの構成を示す側面図
である。
【符号の説明】
24,32 コイル 28 主軸 42 スペーサ 44,46 ロータマグネット 48 スペーサ 100,200 ヨーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 暁 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社メカトロ・生産システ ム開発センター内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線回りに回動自在に支持された主軸の外
    周部に、複数の磁極が形成されたロータマグネットが軸
    線を一致させて装着され、このロータマグネットの外周
    部に、前記複数の磁極に対応した複数の極歯を有し励磁
    用コイルに接続された二つのヨークが、前記主軸の軸線
    方向に沿って設けられてなるステッピングモータにおい
    て、前記ロータマグネットを前記軸線方向に二分割する
    とともにスペーサを介して連結し、前記二つのヨーク
    を、前記二分割されたロータマグネットに対応させて前
    記軸線方向に所定距離離間せしめて設けたことを特徴と
    するステッピングモータ。
JP18268692A 1992-07-09 1992-07-09 ステッピングモータ Withdrawn JPH0638494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18268692A JPH0638494A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ステッピングモータ

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JP18268692A JPH0638494A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ステッピングモータ

Publications (1)

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JPH0638494A true JPH0638494A (ja) 1994-02-10

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ID=16122666

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JP18268692A Withdrawn JPH0638494A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ステッピングモータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1496598A2 (en) * 2003-07-08 2005-01-12 Minebea Co., Ltd. Claw-pole type stepping motor having radial dimension reduced without detriment to performance characteristic

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1496598A2 (en) * 2003-07-08 2005-01-12 Minebea Co., Ltd. Claw-pole type stepping motor having radial dimension reduced without detriment to performance characteristic
EP1496598A3 (en) * 2003-07-08 2006-10-25 Minebea Co., Ltd. Claw-pole type stepping motor having radial dimension reduced without detriment to performance characteristic

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005