JPH0638442Y2 - プリント基板固定用治具装置 - Google Patents

プリント基板固定用治具装置

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JPH0638442Y2
JPH0638442Y2 JP17140587U JP17140587U JPH0638442Y2 JP H0638442 Y2 JPH0638442 Y2 JP H0638442Y2 JP 17140587 U JP17140587 U JP 17140587U JP 17140587 U JP17140587 U JP 17140587U JP H0638442 Y2 JPH0638442 Y2 JP H0638442Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
fixing
cream solder
suction
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JP17140587U
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哲 藤田
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Kenwood KK
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) この考案は、プリント基板へのクリームハンダ印刷工程
で使用するプリント基板固定用治具装置に係り、特にチ
ップマウンターを使用してプリント基板の両面に電子部
品を実装する場合に最適な治具装置に関するものであ
る。
(従来の技術) チップマウンターでプリント基板に電子部品を実装する
場合には、プリント基板にクリームハンダ印刷をし、該
クリームハンダ上にチップマウンターで電子部品をマウ
ントした後、リフロー炉を通過させてクリームハンダを
熔融して実装する。電子部品をプリント基板の両面に実
装する場合は、上記した工程で片面に実装した後、プリ
ント基板を反転して他の面にクリームハンダ印刷をし、
チップマウンターで電子部品を実装し、リフロー炉を通
過させる工程を経る。
上記クリームハンダ印刷に際してはプリント基板を位置
決め固定する必要があるが、上記した両面実装の場合、
他の面にクリームハンダ印刷をするに際しては既に片面
に電子部品が実装されているから、プリント基板をベタ
起きして印刷することはできない。そこで従来より第8
図に示すようなアルミニューム製のプリント基板固定用
治具31が用いられる。
このプリント基板固定用治具31は、治具本体32の両サイ
ドに立上がり部33,34が形成され、この両立上り部33,34
の上面にはプリント基板40の両端部41,42を吸着して位
置決め固定するための吸着部35,36が設けられてバキュ
ーム系路(図示しない)に接続されており、電子部品が
実装されていないプリント基板40の両端部41,42を上記
吸着部35,36で吸着固定するように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従来のプリント基板固定用治具31にあっては
吸着部35,36として単に孔を開けただけの構造であるた
め、両面実装の場合、第9図(A)に示すようにプリン
ト基板の片面(A面)へのクリームハンダ印刷は何等支
障なく印刷できるが、他の面(B面)へのクリーム印刷
に際しては不都合が生じていた。即ち、A面で電子部品
43を実装してリフロー炉から出たプリント基板は、第9
図(B)のように熱によって反りが生じていることがあ
り、このためB面へのクリームハンダ印刷に際してプリ
ント基板40をプリント基板固定用治具31にセットしても
吸着部35,36とプリント基板40との間にエアーリーク37
が生じてプリント基板40を吸着することができない、と
いう欠点があった。
このため従来はB面へのクリームハンダ印刷作業はオフ
・ラインとして手作業で1枚づつ印刷せざるを得なかっ
た。
また、従来のプリント基板固定用治具31はプリント基板
40の両端部41,42を両サイドの立上り部33,34で支持する
両端支持形式となり、クリームハンダ印刷時にはスキー
ジ圧によって撓み、中央と両端部41,42とでクリームハ
ンダの塗着量が不均一になる、等の欠点があった。
この考案の目的は上記した従来のプリント基板固定用治
具装置の欠点を解消し、熱変形で反ったプリント基板で
も確実に吸着することができると共にクリームハンダ印
刷時に発生するプリント基板の撓みを防止することがで
きるプリント基板固定用治具装置を提供することにあ
る。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) この考案に係るプリント基板固定用治具装置は、治具本
体の両サイドに設けた立上がり部の上面に、プリント基
板の両端部を吸着して位置決め固定するための吸着部を
備えた治具装置において、上記吸着部には吸着パッドを
設けると共に両立上がり部間にはプリント基板を裏面側
から支持するためのバックアップ部材を配置したもので
ある。このバックアップ部材は移動調節可能に構成され
ている。
(作用) 先ず、プリント基板の片面(A面)に電子部品を実装す
るに際してクリームハンダ印刷をする場合、プリント基
板は両端部が吸着パッドで確実にバキュームされて位置
決め固定される。また、プリント基板は両端部だけでな
く、電子部品が実装されないゾーンに対応するように配
置されたバックアップ部材でプリント基板の中間部も下
面(B面)側から支持されているから、スキージ圧によ
ってプリント基板が撓んだりすることはなく、従って、
クリームハンダの塗着量が両端部と中央とで不均一にな
ることはない。
次にプリント基板の他の面(B面)にクリームハンダ印
刷をする場合、リフロー炉から出たプリント基板に仮に
反りが発生していたとしても、これを反転してプリント
基板固定用治具にセットすると、吸着部には吸着パッド
が配置されているから、吸着部とプリント基板と間にエ
アーリークが生じたりすることなくプリント基板の両端
部は吸着パッドで確実にバキュームされ、しかもプリン
ト基板の中間部は下面(A面)側の電子部品が実装され
ていないゾーン部分がバックアップ部材で支持されてい
るからクリームハンダ印刷時のスキージ圧によって撓む
こともない。
(実施例) この考案に係るプリント基板固定用治具装置の実施例を
第1図乃至第7図に基づいて説明する。第1図は斜視
図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は吸着部
を示す一部除去した側面図、第5図は吸着部の拡大断面
図、第6図はプリント基板の平面図、第7図(A)
(B)はプリント基板をプリント基板固定用治具にセッ
トした状態を示す側面図であり、(A)は片面(A面)
へのクリームハンダ印刷時の状態,(B)は他の面(B
面)へのクリームハンダ印刷時の状態をそれぞれ示す。
図において、1はプリント基板固定用治具全体を指し、
2は両サイドに立上り部4,5を備えた治具本体であっ
て、断面が略倒れ「コ」字型に形成され、これを平板か
らなる台板部3にビス15でビス止めしてある。上記立上
がり部4,5の上面に、プリント基板20の両端部21,22を吸
着して位置決め固定するための複数個(実施例では4個
づつ)の吸着部6を備えている。この吸着部6の構成と
しては、上記立上り部4,5の上面側に凹部7が形成さ
れ、この凹部7内に吸着パッド8が設けられている。こ
の吸着パッド8の開口縁8aは上記立上り部4,5の上面4a,
5aから1mm程度突出するように設定されており、上記凹
部7は吸着パッド8がプリント基板20に押し付けられて
吸着パッド8の開口縁8aが拡開した際の逃げのためのも
のである。吸着パッド8の吸引孔8bはバキューム系路9
に接続されている。
上記立上り部4,5間にはプリント基板20を裏面側から支
持するためのバックアップ部材10が配置され、該バック
アップ部材10は上記立上り部4,5間に差し渡されたスラ
イド軸13に沿って移動調節可能に構成されている。この
バックアップ部材10は実施例においては基部11と支持部
12とで断面略「L」字型に形成され、基部11を貫通する
2本のスライド軸13に沿ってスライドするように3本配
置されている。
プリント基板20の両面(A面23とB面24)には同形の多
数のパターン25が形成されており、各パターン25間には
クリップ端子装着ランドパターン26が形成されていて、
チップマウンターによる電子部品実装工程ではこのクリ
ップ端子装着ランドパターン26には電子部品27が実装さ
れないから、上記バックアップ部材10の支持部12がこの
位置にくるように移動調整し、基部11を貫通するように
設けられた固定ビス14で締付け固定する。なお、図中、
16はスライド軸13を固定するためのビスである。
「考案の効果」 この考案に係るプリント基板固定用治具装置によれば、
先ず、プリント基板の片面(A面)に電子部品を実装す
るに際してクリームハンダ印刷をする工程では、プリン
ト基板の両端部が吸着パッドで確実にバキュームされて
位置決め固定することができ、また、プリント基板は両
端部だけでなく、電子部品が実装されないゾーンに対応
するように配置されたバックアップ部材でプリント基板
の中間部も下面(B面)側から支持されているから、ス
キージ圧によってプリント基板が撓んだりすることはな
く、従って、クリームハンダの塗着量が両端部と中央と
で不均一になることはない。
次にプリント基板の他の面(B面)にクリームハンダ印
刷をする工程におては、リフロー炉から出たプリント基
板に仮に反りが発生していたとしても、これを反転して
プリント基板固定用治具にセットすると、吸着部には吸
着パッドが配置されているから、吸着部とプリント基板
と間にエアーリークが生じたりすることなくプリント基
板の両端部を吸着パッドで確実にバキュームすることが
でき、しかもプリント基板の中間部は下面(A面)側の
電子部品が実装されていないゾーン部分においてバック
アップ部材で支持されているからクリームハンダ印刷時
のスキージ圧によって撓むことがなく、クリームハンダ
の塗着量が不均一になることがない等の効果があり、ク
リームハンダ印刷工程の自動化に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図はこの考案に係るプリント基板固定用
治具装置の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は平
面図、第3図は側面図、第4図は吸着部を示す一部除去
した側面図、第5図は吸着部の拡大断面図、第6図はプ
リント基板の平面図、第7図(A)(B)はプリント基
板をプリント基板固定用治具にセットした状態を示す側
面図であり、(A)は片面(A面)へのクリームハンダ
印刷時の状態、(B)は他の面(B面)へのクリームハ
ンダ印刷時の状態をそれぞれ示す側面図である。 第8図は従来のプリント基板固定用治具の斜視図、第9
図(A),(B)は従来のプリント基板固定用治具の欠
点を説明するための使用状態を示す側面図である。 1:プリント基板固定用治具、2:治具本体 3:台板部、4,5:立上り部、6:吸着部 8:吸着パッド、10:バックアップ部材 13:スライド軸、20:プリント基板 21,22:両端部、23:A面、24:B面 25:パターン 26:クリップ端子装着ランドパターン 27:電子部品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】治具本体の両サイドに設けた立上がり部の
    上面に、プリント基板の両端部を吸着して位置決め固定
    するための吸着部を備えた治具装置において、 上記吸着部には吸着パッドが設けられていると共に両立
    上がり部間にはプリント基板を裏面側から支持するため
    のバックアップ部材が配置されていることを特徴とする
    プリント基板固定用治具装置。
  2. 【請求項2】バックアップ部材が移動調節可能に構成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のプリント基板固定用治具装置。
JP17140587U 1987-11-11 1987-11-11 プリント基板固定用治具装置 Expired - Lifetime JPH0638442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17140587U JPH0638442Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11 プリント基板固定用治具装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17140587U JPH0638442Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11 プリント基板固定用治具装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0176074U JPH0176074U (ja) 1989-05-23
JPH0638442Y2 true JPH0638442Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=31463210

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JP17140587U Expired - Lifetime JPH0638442Y2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11 プリント基板固定用治具装置

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