JPH0638402A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0638402A
JPH0638402A JP4185146A JP18514692A JPH0638402A JP H0638402 A JPH0638402 A JP H0638402A JP 4185146 A JP4185146 A JP 4185146A JP 18514692 A JP18514692 A JP 18514692A JP H0638402 A JPH0638402 A JP H0638402A
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JP
Japan
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voltage
power supply
transistor
load
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP4185146A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yamakawa
茂樹 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4185146A priority Critical patent/JPH0638402A/ja
Publication of JPH0638402A publication Critical patent/JPH0638402A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源正常時と電源供給停止時の負荷電圧の差
を小さくする。 【構成】 トランジスタ1のコレクタを電源に接続し、
そのベース電圧を抵抗器5,6で電源電圧を分圧して得
る。トランジスタ2のコレクタを電池3に接続し、その
ベース電圧を抵抗器7、ダイオード8で電池電圧を定電
圧化して得る。トランジスタ1,2のエミッタの接続点
に負荷4を接続する。ダイオード8のツェナー電圧を、
電源正常時のトランジスタ1のベース電圧よりわずかに
低く設定する。トランジスタ2のベース電圧はツェナー
電圧に定電圧化され、周囲温度等で電池電圧が変化して
も、電源正常時には常にトランジスタ1が導通し、電源
から負荷4に給電される。電源供給停止時は、逆にトラ
ンジスタ2が導通し、電池3から負荷4に給電される。
ダイオード8のツェナー電圧を上記のように設定してお
り、電源供給停止時の負荷電圧は電源正常時のそれより
わずかに低くなるだけである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電源供給停止時に負
荷への給電を自動的に電池側に切り換える電源回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば「電池総合カタログ」
(松下電池工業、平成3年4月、P174)に示された
従来の電源回路の構成を示す接続図である。図におい
て、正の電源はダイオード10のアノードに接続され
る。また、3はバックアップ用の電池(例えばリチウム
電池)であり、この電池3の負側は接地され、その正側
はダイオード11のアノードに接続される。そして、ダ
イオード10および11のカソードは接続され、その接
続点と接地との間に負荷4が接続される。
【0003】次に、動作について説明する。電池3の端
子電圧を電源電圧より低くしておくと、電源正常時はダ
イオード10を通じ負荷4に給電され、負荷電圧は電源
電圧よりダイオード10の順方向降下電圧分だけ低い電
圧となる。このとき、ダイオード11のアノード−カソ
ード電圧は順方向降下電圧以下、もしくは逆バイアス状
態となり、非導通となるため、電池3からは負荷4に給
電されない。次に、電源供給が停止した場合、ダイオー
ド11が導通し、ダイオード10は逆バイアス状態とな
って非導通となる。そのため、負荷電圧は電池3の端子
電圧からダイオード11の順方向降下電圧分だけ低い電
圧となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源回路は以上
のように構成されているので、以下のような問題点があ
った。すなわち、電源もしくは電池3のうち常に電圧の
高い方から負荷4に給電されるために、電源正常時に電
池3側から給電されないようにするためには、周囲温度
や放電時間等による電池3の端子電圧の変化を考慮する
と、電池3の端子電圧は電源電圧に比較してかなり低い
電圧とせざるを得ず、電源正常時と電源供給停止時とで
負荷4に供給される電圧、つまり負荷電圧が大幅に異な
ってしまうという問題点があった。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、電源正常時と電源供給停止時とで
負荷電圧の差が小さい電源回路を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項第1項記載の発明
に係る電源回路は、コレクタが電源に接続されると共に
ベースに電源電圧またはそれを分圧した電圧が供給され
る第1のトランジスタと、コレクタが電池に接続される
と共にベースに電池電圧を定電圧回路で定電圧化した電
圧が供給される第2のトランジスタとを備え、第1およ
び第2のトランジスタのエミッタの接続点に負荷が接続
されるものである。
【0007】請求項第2項記載の発明に係る電源回路
は、コレクタが電源に接続されると共にベースに電源電
圧を定電圧回路で定電圧化した電圧が供給される第1の
トランジスタと、コレクタが電池に接続されると共にベ
ースに電池電圧を定電圧回路で定電圧化した電圧が供給
される第2のトランジスタとを備え、第1および第2の
トランジスタのエミッタの接続点に負荷が接続されるも
のである。
【0008】
【作用】請求項第1項記載の発明においては、電源正常
時における第1のトランジスタのベース電圧より第2の
トランジスタのベース電圧を低く設定しておくことで、
電源正常時には第1のトランジスタが導通して電源より
負荷に給電され、一方電源供給停止時には第2のトラン
ジスタが導通して電池より負荷に給電される。そして、
負荷電圧は、電源正常時は第1のトランジスタのベース
電圧よりベース−エミッタ間電圧だけ低い電圧となり、
一方電源供給停止時は第2のトランジスタのベース電圧
よりベース−エミッタ間電圧だけ低い電圧となる。第2
のトランジスタのベース電圧は、定電圧回路により周囲
温度や放電時間等の電池電圧の変化に影響されることな
く常に一定に保たれるので、第2のトランジスタのベー
ス電圧を第1のトランジスタのベース電圧よりわずかに
低い電圧に設定でき、電源正常時と電源供給停止時にお
ける負荷電圧の差を小さくすることが可能となる。
【0009】請求項第2項記載の発明においては、請求
項第1項記載の発明と同様に、第2のトランジスタのベ
ース電圧を第1のトランジスタのベース電圧よりわずか
に低い電圧に設定でき、電源正常時と電源供給停止時に
おける負荷電圧の差を小さくし得る。さらに、第1のト
ランジスタのベース電圧が定電圧化されるため、電源正
常時の負荷電圧を定電圧化し得る。
【0010】
【実施例】実施例1.図1は、この発明に係る電源回路
の一実施例を示す接続図である。図において、1は第1
のトランジスタとしての例えばNPN型トランジスタで
あり、このトランジスタ1のコレクタを正の電源に接続
する。また、電源と接地との間に分圧回路(ベースバイ
アス回路)を構成する抵抗器5,6の直列回路を接続
し、これら抵抗器5,6の接続点をトランジスタ1のベ
ースに接続する。
【0011】2は第2のトランジスタとしての例えばN
PN型トランジスタであり、このトランジスタ2のコレ
クタに電池3の正側を接続する。電池3の負側は接地す
る。また、電池3の正側と接地との間には定電圧回路
(ベースバイアス回路)を構成する抵抗器7およびツェ
ナーダイオード(定電圧ダイオード)8の直列回路を接
続し、これら抵抗器7およびダイオード8の接続点をト
ランジスタ2のベースに接続する。
【0012】この場合、トランジスタ2のベース電圧は
ダイオード8のツェナー電圧となるが、このツェナー電
圧を電源正常時におけるトランジスタ1のベース電圧よ
りわずかに低くなるように設定する。また、トランジス
タ1,2のエミッタを接続し、その接続点と接地との間
に負荷4を接続する。
【0013】次に動作について説明する。トランジスタ
1のベース電圧は抵抗器5,6で分圧された電圧とな
る。また、トランジスタ2のベース電圧は、周囲温度等
で電池3の端子電圧が変化してもダイオード8のツェナ
ー電圧に常に保たれる。上述したようにダイオード8の
ツェナー電圧は電源正常時におけるトランジスタ1のベ
ース電圧よりわずかに低く設定されているため、電源正
常時には、常にトランジスタ1は導通となり、トランジ
スタ2は非導通となる。したがって、電源正常時は、電
源からトランジスタ1を通じて負荷4に給電され、負荷
電圧はトランジスタ1のベース電圧(電源電圧が抵抗器
5,6で分圧された電圧)よりトランジスタ1のベース
−エミッタ間電圧だけ低い電圧となる。
【0014】次に、電源供給停止時は、トランジスタ1
のベース電圧は接地レベルまで低下するので、トランジ
スタ1は非導通となり、トランジスタ2は導通となる。
したがって電源供給停止時は、電池3からトランジスタ
2を通じて負荷4に給電され、負荷電圧はトランジスタ
2のベース電圧(ダイオード8のツェナー電圧)よりト
ランジスタ2のベース−エミッタ間電圧だけ低い電圧と
なる。
【0015】上述したようにダイオード8のツェナー電
圧は電源正常時におけるトランジスタ1のベース電圧よ
りわずかに低く設定されているため、電源供給停止時の
負荷電圧は電源正常時の負荷電圧よりわずかに低いだけ
であり、電源正常時と電源供給停止時との負荷電圧の差
をわずかに抑えることができる。なお、トランジスタ
1,2は共に非飽和動作をするため、蓄積時間による影
響がなく、高速な切り替えが行われる。また、トランジ
スタ1のベースには電源電圧を分圧しないで供給するよ
うにしてもよい。
【0016】実施例2.図2は、この発明に係る電源回
路の他の実施例を示す接続図である。この図2におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。本例において、電源と接地との間に定
電圧回路(ベースバイアス回路)を構成する抵抗器5お
よびツェナーダイオード(定電圧ダイオード)9の直列
回路を接続し、これら抵抗器5およびダイオード9の接
続点をトランジスタ1のベースに接続する。この場合、
トランジスタ1のベース電圧はダイオード9のツェナー
電圧となる。その他は図1の例と同様に構成する。
【0017】本例においても、電源正常時には、トラン
ジスタ1が導通し、電源からトランジスタ1を通じて負
荷4に給電され、負荷電圧はトランジスタ1のベース電
圧よりトランジスタ1のベース−エミッタ間電圧だけ低
い電圧となる。上述したようにトランジスタ1のベース
電圧はダイオード9のツェナー電圧となって定電圧化さ
れているため、電源正常時の負荷電圧も定電圧化された
ものとなる。
【0018】実施例3.なお、上述の各実施例において
は、トランジスタ1,2のベースバイアス回路の定電圧
素子としてツェナーダイオード8,9を用いたものを示
したが、ボルテージレギュレータ等の集積回路を用いて
もよい。また、上述の各実施例においては、正の電源の
場合を示したが、トランジスタとしてPNP型のものに
変更すれば、負の電源の場合も全く同様に構成し、動作
させることができる。更に、負荷が小さい場合には、ト
ランジスタ1、2の代わりにダイオードを用いてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】請求項第1項記載の発明によれば、コレ
クタが電源に接続されると共にベースに電源電圧を分圧
した電圧が供給される第1のトランジスタと、コレクタ
が電池に接続されると共にベースに電池電圧を定電圧回
路で定電圧化した電圧が供給される第2のトランジスタ
とを備え、第1および第2のトランジスタのエミッタの
接続点に負荷が接続されるため、周囲温度や放電時間等
の電池電圧の変化に影響されることなく第2のトランジ
スタのベース電圧は常に一定に保たれ、第2のトランジ
スタのベース電圧を第1のトランジスタのベース電圧よ
りわずかに低い電圧に設定でき、電源正常時と電源供給
停止時における負荷電圧の差を小さくでき、また第1お
よび第2のトランジスタは共に非飽和動作をするため、
蓄積時間による影響がなく高速な切り替えが行われる等
の効果がある。
【0020】請求項第2項記載の発明によれば、コレク
タに電源が接続されると共にベースに電源電圧を定電圧
回路で定電圧化した電圧が供給される第1のトランジス
タと、コレクタに電池が接続されると共にベースに電池
電圧を定電圧回路で定電圧化した電圧が供給される第2
のトランジスタとを備え、第1および第2のトランジス
タのエミッタの接続点に負荷が接続されるため、請求項
第1項記載の発明と同様の効果を得ることができる他
に、第1のトランジスタのベース電圧が定電圧化される
ため、電源正常時の負荷電圧を定電圧化できる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電源回路の一実施例の構成を示
す接続図である。
【図2】この発明に係る電源回路の他の実施例の構成を
示す接続図である。
【図3】従来の電源回路の構成を示す接続図である。
【符号の説明】
1,2 NPN型トランジスタ 3 電池 4 負荷 5〜7 抵抗器 8,9 ツェナーダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタが電源に接続されると共にベー
    スに上記電源の電圧またはそれを分圧した電圧が供給さ
    れる第1のトランジスタと、 コレクタが電池に接続されると共にベースに上記電池の
    電圧を定電圧回路で定電圧化した電圧が供給される第2
    のトランジスタとを備え、 上記第1および第2のトランジスタのエミッタの接続点
    に負荷が接続されることを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 コレクタに電源が接続されると共にベー
    スに上記電源の電圧を定電圧回路で定電圧化した電圧が
    供給される第1のトランジスタと、 コレクタに電池が接続されると共にベースに上記電池の
    電圧を定電圧回路で定電圧化した電圧が供給される第2
    のトランジスタとを備え、 上記第1および第2のトランジスタのエミッタの接続点
    に負荷が接続されることを特徴とする電源回路。
JP4185146A 1992-07-13 1992-07-13 電源回路 Pending JPH0638402A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203502A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Funai Electric Co Ltd 電子回路および電子機器
CN107425705A (zh) * 2016-05-24 2017-12-01 上海安浦鸣志自动化设备有限公司 一种用于直流驱动器的反电势泄放电路

Cited By (3)

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JP2012203502A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Funai Electric Co Ltd 電子回路および電子機器
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