JPH05175427A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH05175427A
JPH05175427A JP213991A JP213991A JPH05175427A JP H05175427 A JPH05175427 A JP H05175427A JP 213991 A JP213991 A JP 213991A JP 213991 A JP213991 A JP 213991A JP H05175427 A JPH05175427 A JP H05175427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transistors
conductivity type
circuit
semiconductor integrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP213991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Kume
智宏 久米
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH05175427A publication Critical patent/JPH05175427A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サージ電圧の発生が多い電気自動車等におい
て使用する、サージ保護回路を有する半導体集積回路の
提供。 【構成】 各エミッタを直接または抵抗を介して電源端
子に接続した、ベースを共通にする複数の第1導電型の
トランジスタ12,13,14と、上記複数のトランジスタの
ベースに電流を供給する第1導電型のトランジスタ11
と、基準電圧と比較して前記電源端子の電圧が大きい時
に、上記複数のトランジスタのベースとエミッタ間の電
位差を0に近づけるスイッチングトランジスタ9を設
け、上記、複数の第1導電型のトランジスタ12,13,14
の各コレクタと半導体集積回路を構成する各回路ブロッ
クa,b,cそれぞれとの間に、直列に抵抗を備えてい
ることを特徴とする半導体集積回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン制御、その他
のために電気自動車等において使用する、サージ保護回
路を有する半導体集積回路(以下、ICという)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、バッテリにより駆動される電気自
動車の開発が盛んであり、それに使用されるICはサー
ジ電圧から保護されねばならない。
【0003】図3は従来のサージ保護されたIC構成を
示し、保護すべきIC31に、ZNR(Zine Oxide Non li
near Resistor:セラミック バリスタ)やツェナーダイ
オード(以下、ZD)32を並列接続してIC31に外付け
し、過大な電圧がIC31に電源端子33から印加されない
ように構成している。なお、同図で34はバッテリであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気自
動車の分野では小形軽量化の基本的要望と、高信頼度の
要求から上記のような外付けする周辺部品の削減が望ま
れており、したがって、その要望は回路的手段で解決し
なければならない課題となっている。
【0005】本発明は上記に鑑み、電気自動車等過大な
サージ電圧の発生が多い場所で使用するICを、回路的
にサージ破壊から保護するサージ保護回路の提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を、
各エミッタを直接または抵抗を介して電源端子に接続し
た、ベースを共通にする複数の第1導電型のトランジス
タと、上記複数のトランジスタのベースに電流を供給す
る第1導電型のトランジスタと、基準電圧と比較して前
記電源端子の電圧が大きい時に、上記複数のトランジス
タのベースとエミッタ間の電位差を0に近づけるスイッ
チングトランジスタを設け、上記、複数の第1導電型の
トランジスタの各コレクタと半導体集積回路を構成する
各回路ブロックとの間にそれぞれ、直列に抵抗を備えた
半導体集積回路によって達成する。
【0007】
【作用】上記、本発明によれば、電源電圧に過大急峻な
例えば、100V,200msec程度のパルス性電圧が加わる
と、その電圧を検出して、電源端子に接続された第1導
電型のトランジスタのベース−エミッタ間が短絡され
て、コレクターエミッタ間の降伏電圧が大きくなり、か
つ、降伏時のコレクタ電流が抵抗により制限されるか
ら、上記第1導電型のトランジスタのコレクタに接続し
たIC回路ブロックに過大な電圧が印加されることが防
止され、サージ電圧保護のために外付けのZD,ZNR
等が不要なICとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
回路図であり、1は本発明のICで、複数のIC回路ブ
ロックa,b,cが形成されており、その他の部分がサ
ージ保護回路部分を構成している。
【0010】このIC1は、通常は電源端子2に定格動
作の電源電圧が印加され、そのときバッテリ3の電圧は
第1、第2の分圧抵抗4,5により分圧されて、電圧コ
ンパレータ6のマイナス入力端子に印加されて、基準電
圧源7の電圧と比較されることによりハイレベルHを出
力し、それによりバイアス抵抗8によりバイアスされて
いるスイッチングトランジスタ(以下トランジスタはTr
と略す)9が遮断される。このとき、電流源10から電流
が供給されて、第1導電型のPNPのTr11とPNPの
Tr12,13,14がミラー回路を構成し、それによりIC
1の第1、第2、第3の回路ブロックa,b,cに電流
が供給される。
【0011】異常時は、例えばバッテリ3の電圧が、他
の負荷やセルモータ等によって過渡的に瞬時上昇する
と、その上昇した電圧は電源端子2からサージ電圧とし
てIC1に入力し、その電圧は第1、第2の分圧抵抗4
及び5で分圧され、電圧コンパレータ6のマイナス端子
の入力となり、基準電圧源7の電圧と比較されてロウレ
ベルLを出力する。それによりスイッチングTr9がオ
ンして、電流源10の電流を、全てスイッチングTr9か
ら流し、スイッチングTr9を飽和させて、PNPのTr
11ないし14のベース−エミッタ間を短絡させる。
【0012】これによりPNPのTr12ないし14のコレ
クタ−ベース間に、耐圧以上の過電圧が加わって降伏電
流がコレクタに流れることになる。
【0013】スイッチングTr9が設けられていない場
合、PNPのTr12,13,14は順方向にバイアスされて
いる。
【0014】半導体集積回路におけるトランジスタのベ
ース−コレクタ間耐圧は、上記の耐圧よりも一般に低い
ところから、比較的低い電圧で降伏電流が流れるが、抵
抗16,17,18が、その降伏電流を制限してTr12,13,1
4が破壊されるのを防止する。
【0015】本発明の第1の実施例は以上のように、I
C1内に回路的に、スイッチングTr9と、抵抗16ない
し18を設けて、従来IC1の外付けとしてZNRや、Z
Dを設けて対処したサージ電圧による破壊を防止してい
る。
【0016】図2は第2の実施例の回路図で、19は電流
制限抵抗、20はZD、21は第2のスイッチングTr、22
はTr12,13,14のベース電流を供給するTr、23はコレ
クタ電流を電流源10に供給するTrであり、その他の符
号は図1の説明を援用する。
【0017】この図2の回路では回路ブロックa,b,
cに電流を供給するTr12,13及び14のベース電流はTr
22を経て供給されており、電圧比較は基準電圧源として
ZD20を使用している。
【0018】以上のように構成した第2の実施例は、ま
ず、IC1の電源端子2には、定格内の動作電源電圧が
印加され、そのときバッテリ3の電圧は、ZD20の降伏
電圧よりも小さく設定されており、第1のスイッチング
Tr9と第2のスイッチングTr21を遮断している。
【0019】このとき、電流源10から電流を供給してP
NPのTr12,13および14をミラー回路として、回路ブ
ロックa,b及びcに電流を供給する。
【0020】つぎに、例えばバッテリ3の電圧が、何等
かの理由で過渡的に瞬時上昇すると、その上昇した電圧
がIC1にサージ電圧として印加されるが、バッテリ3
の電圧がZD20の降伏電圧を超えると、ZD20に電流が
流れ、第2のスイッチングTr21をオンして、電流源10
の電流はすべて、第2のスイッチングTr21を迂回して
流れ、それによりスイッチングTr9がオンしてPNP
のTr12ないし14のベース−エミッタ間が短絡される。
これによりPNPのTr12ないし14のコレクタ−ベース
間に、耐圧以上の過電圧が加わったときに降伏電流がコ
レクタに流れることになる。降伏電流は制限抵抗16ない
し18で制限されPNPのTr12ないし14が過電流による
破壊から保護する。
【0021】以上、第2の実施例を説明したが、各回路
ブロックa,b,cに電流を供給するPNPのTr12な
いし14のベース電流を、ベース電流を供給するためのT
r22によって供給するには、第2のスイッチングTr21が
必要になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明して明らかなように本発明は、
電源サージ電圧を検出し、電流源を遮断するトランジス
タを設けることにより、電源サージ電圧からICを保護
することができ、いわゆる外付けでなくIC回路的な構
成であるから部品削減、あるいは小さな部品容量とし
て、電気自動車等に使用するICとして、用いて益する
ところがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック回路図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック回路図であ
る。
【図3】従来のサージ保護回路を示す図である。
【符号の説明】
a,b,c…回路ブロック、 9…スイッチングTr、
10…電流源、 11…(ベース電流供給用)Tr。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各エミッタを直接または抵抗を介して電
    源端子に接続した、ベースを共通にする複数の第1導電
    型のトランジスタと、上記複数のトランジスタのベース
    に電流を供給する第1導電型のトランジスタと、基準電
    圧と比較して前記電源端子の電圧が大きい時に、上記複
    数のトランジスタのベースとエミッタ間の電位差を0に
    近づけるスイッチングトランジスタを設け、上記、複数
    の第1導電型のトランジスタの各コレクタと半導体集積
    回路を構成する各回路ブロックとの間にそれぞれ、直列
    に抵抗を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
JP213991A 1991-01-11 1991-01-11 半導体集積回路 Pending JPH05175427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP213991A JPH05175427A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP213991A JPH05175427A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 半導体集積回路

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Publication Number Publication Date
JPH05175427A true JPH05175427A (ja) 1993-07-13

Family

ID=11521008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP213991A Pending JPH05175427A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 半導体集積回路

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JP (1) JPH05175427A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9438226B2 (en) 2014-06-11 2016-09-06 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device including functional circuits

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9438226B2 (en) 2014-06-11 2016-09-06 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device including functional circuits

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