JPH0638174U - ピンプラグ - Google Patents

ピンプラグ

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JPH0638174U
JPH0638174U JP8035192U JP8035192U JPH0638174U JP H0638174 U JPH0638174 U JP H0638174U JP 8035192 U JP8035192 U JP 8035192U JP 8035192 U JP8035192 U JP 8035192U JP H0638174 U JPH0638174 U JP H0638174U
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cord
elastic body
pin plug
insertion hole
accommodating portion
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JP8035192U
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義雄 安達
Original Assignee
株式会社エーユーイー研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピンプラグを差し込み易く、また、これとは
逆に差し込まれたピンプラグを引き抜く際に引き抜きや
すくするとともに、コードの曲げや引っ張り等に対しコ
ードの損傷を防止するようにした。 【構成】 絶縁物製の合成樹脂成形品からなり、かつコ
ード5の先端部が配設されたボディ半体1A,1Bを超
音波溶着により一体化してなるボディ1の後方側に首部
1bからなるくびれを形成し、かつその後部に膨大部1
cを形成するとともに、ボディ1内に形成したコード収
容部8の周囲に弾性体6を設け、この弾性体6の中央の
コード挿通孔6c内に挿通されたコード5を該弾性体6
によって支持するとともに、コード5とコード収容部8
との間に隙間gを形成し、コード5の曲げを弾性体6と
ボディ1の後端のコード挿通孔内周縁8aとの2点で支
持する構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばテレビとビデオデッキの如き電子機器間を接続する接続コー ドの端部に設けられたピンプラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のピンプラグは、一般的には例えば図8に示すように、成形品か らなるボディ20の先端部に接続用のピン端子等からなる接続部21が設けられ 、ボディ20の後端部にはコード22が設けられている。そして、使用にあたっ ては、図9に示すように、電子機器23の接続部に設けられた受側のジャック( 図示せず)に差し込んで接続して用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この際、例えば誤配線をしたり、あるいは接続を変えたい場合、指でボディ2 0を摘まみピンプラグ本体を矢印A方向に引き抜くが、ボディ20に特別なスベ リ止めの手段が設けられていないため、指がスベって簡単に引き抜くことができ なかったり、ジャックとの結合が堅固なときは引き抜きが困難なことがある、と いう問題があった。
【0004】 また、この種のピンプラグは、図10に示すように、コード22の端部に1K gの重り24を吊るし、コード22の引っ張り強度の試験を行うが、ボディ20 のコード挿通孔25の外端の周部の曲げRが小さいと、その部分に接触するコー ド22を傷める、という課題があった。
【0005】 この考案は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、ピ ンプラグの差し込みや引き抜きを容易とし、かつコードの曲げや引っ張りに対す るコードの損傷を防止するようにしたピンプラグを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、絶縁物製の合成樹脂成形品からなり、かつコード5の先端部が配設 されたボディ半体1A,1Bを超音波溶着により一体化してなるボディ1の後方 側に首部1bからなるくびれを形成し、かつその後部に膨大部1cを形成すると ともに、ボディ1内に形成したコード収容部8の周囲に弾性体6を設け、この弾 性体6の中央のコード挿通孔6c内に挿通されたコード5を該弾性体6によって 支持するとともに、コード5とコード収容部8との間に隙間gを形成し、コード 5の曲げを弾性体6とボディ1の後端のコード挿通孔内周縁8aとの2点で支持 する構成とし、上記目的を達成している。
【0007】
【作用】
本考案では、上記構成のようにくびれと膨大部1cとによりボディ1を摘んだ 場合に指が引っ掛かり、力が入るようにし、簡単にピンプラグを差し込んだり、 引き抜くことができるようにしている。 また、コード5を曲げた際、弾性体6とコード挿通孔内周縁8aの2点で支持 し、コード5が緩やかなRでもって曲がるようにし、曲げに対しコード5の損傷 を防止している。 また、コード5やボディ半体1A,1Bとの結合は超音波溶着によって一体化 しているので、コード5はボディ1から抜け出ることがなく、引っ張りに対して も強い。
【0008】
【実施例】
図1は本考案のピンプラグの分解図である。図中1Aは絶縁物製の合成樹脂成 形品であって略半円筒に形成された一方のボディ半体、1Bは対応する他方のボ ディ半体で、内部に導電性のピン端子2が取付けられた円筒部材3からなる接続 部4の一部が設けられる。また、これと接続されるコード5、全体としてリング 状をなす2分割構造の弾性体半体6a,6bからなる弾性体6が設けられている 。
【0009】 すなわち、図2はボディ半体1Aの底面を示すもので、底面軸方向には円筒部 材3を収容するための断面半円状の凹部7が形成されている。また、この凹部7 の後端に連続してコード収容部8が外端に向かって形成され、かつ外端部であっ てコード収容部8の外周部に放射方向に溝状の弾性体収容部9が形成されている 。また、他方のボディ半体1Bへの接合部の適箇所にはリブ状の突部10,11 、突起状の突部12,13が突設されている。
【0010】 他方のボディ半体1Bにも、図3に示すように、凹部7,コード収容部8およ び弾性体収容部9が形成されている。また、一方のボディ半体1Aの接合部に突 設された各突部10,11,12,13等に対応する形状の凹部10′〜13′ 等が形成され、接合時に10〜13を凹部10′〜13′内に挿入して位置決め を行うとともに、周知の装置による超音波溶着によって強固に結合できるように している。
【0011】 図4は弾性体6の斜視図を示すもので、この弾性体6は例えばゴムのような弾 性部材からなり、中央にコード5を挿通できるように、コード挿通孔6cが形成 されている。この弾性体6は一対の半リング状のものからなっているが、予めリ ング状に形成されているものを用いても良い。
【0012】 組立てにあたっては、例えば、いずれか一方のボディ半体1Aまたは1Bの凹 部7にピン端子2を有する円筒部材3の一部を収容する。このピン端子2,円筒 部材3には、周知のように、コード5の心線等の接続部が接続される。このコー ド5はコード収容部8に収容され、また、弾性体収容部9に弾性体6を収容しコ ード5の後部周囲に弾性体6を位置させる。 なお、コード5はいわゆる同軸ケーブル構造のもので、内部導体はピン端子2 に、外部導体は円筒部材3に接続されるが、内部導体を被覆する外被5aはいち いち剥離しなくとも、各部の超音波溶着の際、一挙に接続することができる。こ の場合、外部導体を被覆する外被は溶け、ボディ1のコード収容部8と一体化す るので、引っ張りに対し強い。
【0013】 図5はその組立後の完成状態を示す。本考案の特徴的なことは、まず、ボディ 半体1A,1Bからなるボディ1の後方側に、前方部1aより小径の首部1b、 つまりくびれを形成し、かつその後部に、最大径が前方部1aとほぼ同径をなす 膨大部1cを形成し、引き抜く場合、首部1bおよび膨大部1cからなる引っ掛 り部によって指が引っ掛かるようにし、かつ力も入るようにしている。 膨大部1cの形状としては、首部側の内側から後方に向かって拡径するテーパ 部、最大径が前方部1aとほぼ同径をなす外周面が平坦な周部、後部に向かって 径が減少するテーパ部とにて形成しているが、他の形状を採用することも可能で ある。
【0014】 また、図6および図7は内部構造を示すもので、図6に示すように、弾性体6 のコード挿通孔6cの内径は、コード収容部8の内径より若干小さくなっており 、換言すると、コード5の周囲に隙間gが形成され、挿通されたコード5を弾性 的に支持するようになっている。
【0015】 したがって、コード5の引っ張り強度試験や使用状態においてコード5が屈曲 する場合、図6に示すように、弾性体6による支持部からボディ1のコード収容 部8からなるコード挿通孔のRのついた内周縁8aにかけてコード5が緩やかに 曲がることとなるため、コード5の傷みを防止することができる。 なお、上記実施例ではピンプラグについて説明したが、ピンジャックに適用し ても良いことは勿論である。 また、超音波溶着によらず接着剤を用いてボディ半体1A,1Bを一体化する ようにすることも可能である。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案では、ボディ1のくびれ部および膨大部1cを設けたた め、ピンプラグの差し込みや、引き抜く場合、指の引っ掛かりが良くなり、容易 にピンプラグを着脱することができる。 また、コード5の先端部は超音波溶着によってボディ1内に収められ一体化さ れるので、引っ張りに強く、また、コード5先端部はボディ1内において弾性体 6によって支持し、ボディ1内のコード5の周囲に隙間gがあり、コード5を曲 げた場合、弾性体6の支持部からコード挿通孔の内周縁8aにかけてコード5が 緩やかなRでもって曲がるようにしたため、曲げに対するコード5の傷みを防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のピンプラグの分解状態の側面図。
【図2】本考案に用いられる一方のボディ半体の底面
図。
【図3】同上の他方のボディ半体の底面図。
【図4】本考案に用いられる弾性体の一例の斜視図。
【図5】本考案の組立後の外観側面図。
【図6】本考案の要部の内部構造説明図。
【図7】本考案の動作説明図。
【図8】従来例の側面図。
【図9】従来例の取付状態説明図。
【図10】コードの引っ張り強度の試験状態の説明図。
【符号の説明】
1 ボディ 1A,1B ボディ半体 2 ピン端子 3 円筒部材 4 接続部 5 コード 6 弾性体 6a,6b 弾性体半体 7 凹部 8 コード収容部 9 弾性体収容部 10〜13 突部 10′〜13′ 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物製の合成樹脂成形品からなり、か
    つコード(5)の先端部が配設されたボディ半体(1
    A),(1B)を超音波溶着により一体化してなるボデ
    ィ(1)の後方側に首部(1b)からなるくびれを形成
    し、かつその後部に膨大部(1c)を形成するととも
    に、ボディ(1)内に形成したコード収容部(8)の周
    囲に弾性体(6)を設け、この弾性体(6)の中央のコ
    ード挿通孔(6c)内に挿通されたコード(5)を該弾
    性体(6)によって支持するとともに、コード(5)と
    コード収容部(8)との間に隙間(g)を形成し、コー
    ド(5)の曲げを弾性体(6)とボディ(1)の後端の
    コード挿通孔内周縁(8a)との2点で支持することを
    特徴としたピンプラグ。
JP1992080351U 1992-10-27 1992-10-27 ピンプラグ Expired - Lifetime JP2509422Y2 (ja)

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JP2509422Y2 (ja) 1996-09-04

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