JPH0638063Y2 - エレベータの乗かご - Google Patents
エレベータの乗かごInfo
- Publication number
- JPH0638063Y2 JPH0638063Y2 JP8303089U JP8303089U JPH0638063Y2 JP H0638063 Y2 JPH0638063 Y2 JP H0638063Y2 JP 8303089 U JP8303089 U JP 8303089U JP 8303089 U JP8303089 U JP 8303089U JP H0638063 Y2 JPH0638063 Y2 JP H0638063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- floor
- display device
- mat
- position display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベータの乗かごに関する。
一般に、乗かご内には、この乗かご内の乗客に乗かごの
現在位置を知らせる位置表示装置が設置されている。し
かし、この位置表示装置は、通常乗かご出入口の上部に
配置されているため、乗客が乗かごの現在位置を確認す
るのに、視線を意識的に上方に向けなければならないと
いう煩わしさがあるばかりか、乗客がこのような煩わし
さを伴う乗かごの現在位置の確認を行ないそびれ、誤つ
た階で乗かごより降りてしまうという問題があつた。
現在位置を知らせる位置表示装置が設置されている。し
かし、この位置表示装置は、通常乗かご出入口の上部に
配置されているため、乗客が乗かごの現在位置を確認す
るのに、視線を意識的に上方に向けなければならないと
いう煩わしさがあるばかりか、乗客がこのような煩わし
さを伴う乗かごの現在位置の確認を行ないそびれ、誤つ
た階で乗かごより降りてしまうという問題があつた。
そこで、従来、このような問題を解決する一手段とし
て、実開昭63-180674号公報に示すように、床板上に、
この床板を覆うマツトを敷設するとともに、このマツト
の出入口近傍に、乗かごの現在位置を表示する位置表示
装置を設け、乗かご内の乗客が自然な姿勢で乗かごの現
在位置を確認できるようにしたものが提案されている。
て、実開昭63-180674号公報に示すように、床板上に、
この床板を覆うマツトを敷設するとともに、このマツト
の出入口近傍に、乗かごの現在位置を表示する位置表示
装置を設け、乗かご内の乗客が自然な姿勢で乗かごの現
在位置を確認できるようにしたものが提案されている。
しかし、上記従来のものは、乗かごの出入口近傍の床面
すなわち、乗かごに出入りする乗客が通る箇所であるた
め、乗客の出入りの都度踏まれるばかりでなく、荷物を
積み込んだ台車の出入り時には、位置表示装置を破損す
ることも起こり得る。
すなわち、乗かごに出入りする乗客が通る箇所であるた
め、乗客の出入りの都度踏まれるばかりでなく、荷物を
積み込んだ台車の出入り時には、位置表示装置を破損す
ることも起こり得る。
また、出入口の近傍には乗客が乗つていることが多く、
乗かごの奥に居る乗客は、出入口近傍の位置表示装置に
表示される階床数を見ることは難しい。
乗かごの奥に居る乗客は、出入口近傍の位置表示装置に
表示される階床数を見ることは難しい。
考案の目的は、台車等による破損のおそれがない上、表
示される階床数が見易く設置可能なかご位置表示装置を
備えた乗かごを提供することにある。
示される階床数が見易く設置可能なかご位置表示装置を
備えた乗かごを提供することにある。
本考案の特徴は、乗かごの床板上に、この床板を覆うマ
ツトを敷設するとともに、このマツトに該乗かごの現在
位置を表示する位置表示装置を設け、かつその設置位置
を前柱近傍で出入口から外れた領域としたことをにあ
る。
ツトを敷設するとともに、このマツトに該乗かごの現在
位置を表示する位置表示装置を設け、かつその設置位置
を前柱近傍で出入口から外れた領域としたことをにあ
る。
上記のように、かご位置表示装置を乗かご前柱の近傍
で、出入口を外れた領域に配置してあるので、乗客の出
入りや台車等の出し入れがあつても位置表示装置が乗客
に踏み付けられたり、台車に押し付けられたりすること
は、ほとんどなくなる。
で、出入口を外れた領域に配置してあるので、乗客の出
入りや台車等の出し入れがあつても位置表示装置が乗客
に踏み付けられたり、台車に押し付けられたりすること
は、ほとんどなくなる。
また、乗客数が比較的少ない場合、乗客は前柱の近傍に
立ち止まつていることは少なく、位置表示装置を前柱の
近くから見ることができる状況にある。
立ち止まつていることは少なく、位置表示装置を前柱の
近くから見ることができる状況にある。
このように本考案の乗かごは、かご位置表示装置が踏み
付けられたり、台車等の重量物で破損するおそれがな
く、かつ階床数を見やすくすることができる。
付けられたり、台車等の重量物で破損するおそれがな
く、かつ階床数を見やすくすることができる。
以下、本考案のエレベータの乗かごを図に基づいて説明
する。
する。
第1図は本考案のエレベータの乗かごの一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図に示した床板部分の断面図であ
る。なお、第2図は第1図のII-II線に沿う縦断面図で
ある。
斜視図、第2図は第1図に示した床板部分の断面図であ
る。なお、第2図は第1図のII-II線に沿う縦断面図で
ある。
この第1図において、1は床板、2はこの床板1の側方
に立設する側板、3は側板2の上部を覆う天井、4はこ
れらの床板1、側板2、天井3によつて形成される出入
口、5はこの出入口4に開閉可能に装着される出入口
扉、6は出入口4の上方に固設され、乗かごの現在位置
を表示する通常の位置表示装置、7は側板2に設けられ
る運転盤である。
に立設する側板、3は側板2の上部を覆う天井、4はこ
れらの床板1、側板2、天井3によつて形成される出入
口、5はこの出入口4に開閉可能に装着される出入口
扉、6は出入口4の上方に固設され、乗かごの現在位置
を表示する通常の位置表示装置、7は側板2に設けられ
る運転盤である。
次に、第1図および第2図において、8は出入口扉5を
案内するシル、9は床板上に敷設されたマツト、10はこ
のマツト9の前柱近傍で出入口を外れた領域に設けられ
た位置表示装置で、この位置表示装置10はマツト9に備
えられる複数のランプ11と、マツト9上のランプ11のそ
れぞれの近傍に付される階床名12とにより構成されてい
る。
案内するシル、9は床板上に敷設されたマツト、10はこ
のマツト9の前柱近傍で出入口を外れた領域に設けられ
た位置表示装置で、この位置表示装置10はマツト9に備
えられる複数のランプ11と、マツト9上のランプ11のそ
れぞれの近傍に付される階床名12とにより構成されてい
る。
13は端がランプ11に接続する配線、14はこの配線13の他
端が接続するジヤツクである。
端が接続するジヤツクである。
この実施例にあつて、マツト9は床板1上に敷設され
て、このマツト9に設けられた位置表示装置10が、乗か
ごの現在位置を表示する。例えば乗かごが5階にある場
合、5階の階床名12の近傍にある1つのランプ11が点灯
し、乗かごの現在位置が5階であることを表示する。
て、このマツト9に設けられた位置表示装置10が、乗か
ごの現在位置を表示する。例えば乗かごが5階にある場
合、5階の階床名12の近傍にある1つのランプ11が点灯
し、乗かごの現在位置が5階であることを表示する。
このように構成した実施例では、位置表示装置10が前柱
15近傍の床板1上に配置されているので、乗かご内の乗
客は自然な自然でこの乗かごの現在位置を確認できる。
15近傍の床板1上に配置されているので、乗かご内の乗
客は自然な自然でこの乗かごの現在位置を確認できる。
またこの位置表示装置10がマツト9に設けられているの
で、乗かごの出入口扉5や床板1に特別な加工を施す必
要がなく、取付けが容易である。
で、乗かごの出入口扉5や床板1に特別な加工を施す必
要がなく、取付けが容易である。
そして、既納品に取付ける場合、エレベータの運行を停
止する必要がないので、利用客に迷惑をかけることもな
い。
止する必要がないので、利用客に迷惑をかけることもな
い。
なお、この実施例では、マツト9に設けられる位置表示
装置10を、ランプ11とマツト9上に付される階床名12と
により構成したが、本考案はこれに限らず、複数のラン
プとこれらのランプのそれぞれに付される階床名によ
り、或いは、階床名を表示する液晶体により構成しても
同様の目的を達成することができる。
装置10を、ランプ11とマツト9上に付される階床名12と
により構成したが、本考案はこれに限らず、複数のラン
プとこれらのランプのそれぞれに付される階床名によ
り、或いは、階床名を表示する液晶体により構成しても
同様の目的を達成することができる。
以上のように本考案によれば、床面上のかご位置表示装
置が乗客の乗り降りにより踏み付けられたり、台車によ
り押しつぶされたりするおそれがなく、しかも乗かご奥
の乗客からも、かごの現在位置を容易に確認することが
できる乗かごを提供することができる。
置が乗客の乗り降りにより踏み付けられたり、台車によ
り押しつぶされたりするおそれがなく、しかも乗かご奥
の乗客からも、かごの現在位置を容易に確認することが
できる乗かごを提供することができる。
第1図は本考案のエレベータの乗かごの一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図に示した床板部分の縦断面図で
ある。 1……床板、2……側板、3……天井、4……出入口、
5……出入口扉、9……マツト、10……位置表示装置、
11……ランプ、12……階床名、13……配線、14……ジヤ
ツク、15……前柱。
斜視図、第2図は第1図に示した床板部分の縦断面図で
ある。 1……床板、2……側板、3……天井、4……出入口、
5……出入口扉、9……マツト、10……位置表示装置、
11……ランプ、12……階床名、13……配線、14……ジヤ
ツク、15……前柱。
Claims (1)
- 【請求項1】床板、この床板の側方に立設する側板、こ
の側板の上部を覆う天井、これらの床板、側板、天井に
よつて形成される出入口、この出入口に開閉可能に装着
される出入口扉を備えたエレベータの乗かごにおいて、
前記床板上に、この床板を覆うマツトを敷設するととも
に、このマツトに、該乗かごの現在位置を表示する位置
表示装置を設け、かつその設置位置を前柱近傍で出入口
から外れた領域としたことを特徴とする、エレベータの
乗かご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303089U JPH0638063Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | エレベータの乗かご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303089U JPH0638063Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | エレベータの乗かご |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323169U JPH0323169U (ja) | 1991-03-11 |
JPH0638063Y2 true JPH0638063Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31630358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8303089U Expired - Lifetime JPH0638063Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | エレベータの乗かご |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638063Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-17 JP JP8303089U patent/JPH0638063Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0323169U (ja) | 1991-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0863104B1 (de) | Tableau für eine Aufzugskabine | |
JPH0638063Y2 (ja) | エレベータの乗かご | |
JPH0535972Y2 (ja) | ||
JP6973538B2 (ja) | エレベータの乗りかご | |
JPH0638062Y2 (ja) | エレベータの位置表示装置 | |
JPS6348616Y2 (ja) | ||
JPH04159986A (ja) | エレベータの乗場ドアー | |
JP4538346B2 (ja) | 乗りかご及びそれを備えたエレベーター装置 | |
JPH0466180U (ja) | ||
JPH0373778A (ja) | エレベータ用表示器 | |
JPS632874B2 (ja) | ||
JPH06340384A (ja) | エレベータの乗かご | |
JPH0712386Y2 (ja) | 斜行エレベータ | |
JP3453251B2 (ja) | 小型エレベーター | |
JPH0178667U (ja) | ||
JPS6341242Y2 (ja) | ||
JPH037480Y2 (ja) | ||
JPH10280722A (ja) | 駐車場における車両の誘導装置 | |
JPH0245272Y2 (ja) | ||
JPH085991Y2 (ja) | エレベータの乗かご | |
JPH0477574U (ja) | ||
JPS6093077A (ja) | エレベ−タのかご内位置表示装置 | |
JPH03147688A (ja) | エレベータの案内表示装置 | |
JPH03115545U (ja) | ||
JPH0453771U (ja) |