JPH0245272Y2 - - Google Patents

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JPH0245272Y2
JPH0245272Y2 JP1983113296U JP11329683U JPH0245272Y2 JP H0245272 Y2 JPH0245272 Y2 JP H0245272Y2 JP 1983113296 U JP1983113296 U JP 1983113296U JP 11329683 U JP11329683 U JP 11329683U JP H0245272 Y2 JPH0245272 Y2 JP H0245272Y2
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JP
Japan
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pipe member
hole
passenger conveyor
blocking body
deck
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JP1983113296U
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JPS6023183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエスカレータ及び移動通路(以下マン
コンベアと称す)の安全設備に係り、特に上階床
からの落下防止の保護体を備えたマンコンベアの
安全装置を改良に関するものである。
〔従来の技術〕
マンコンベアはデパートや一般ビルにおける必
要不可欠な輪送機関として広く採用されており、
公共輪送機関として定着してきている。このため
に、マンコンベア設備においてはマンコンベア自
体に種々の安全装置を装備するにとどまらず、最
近ではマンコンベア周囲の安全設備にも細心の注
意が払われるようになつてきている。この代表例
としては、隣接するエスカレータの乗降口付近の
欄干相互の間、又は建物壁がエスカレータの間近
にある場合は壁と欄干外側との間の隙間をふさい
で人の侵入を阻止する阻止体がある。
第1図は従来のエスカレータの安全装置の一例
を示す正面図で、図中1aは同一階床に設置され
隣接する乗降口を持ち下方階に至るエスカレー
タ、1bは同じく上方階に至るエスカレータ、2
a,2bはエスカレータ1a,1bの互いに隣接
する側の上デツキ、2c,2dはエスカレータ1
a,1bの上デツキ2a,2bの反対側の上デツ
キ、3a〜3dはエスカレータの下デツキ4に立
設され上端には前記の上デツキ2a〜2dが固定
され、該上デツキ2a〜2dには移動手摺5a〜
5dを案内する案内レール6a〜6dが固定され
内側板7a〜7dとでマンコンベアの欄干を形成
する立柱、8aは立柱3a,3b相互の隙間9a
を遮蔽するように締付金10a,10bにより立
柱3a,3dに固定された侵入阻止板、8bは同
じく立柱3dと壁11との隙間9bを遮蔽するよ
うに一側方は締付金10dにより立柱3dに、他
の側方は壁11に埋め込まれたアンカーボルト1
2に取付けられた取付金13に締付金14により
固定された侵入阻止板である。
即ち、従来はマンコンベアの欄干の立柱3a〜
3dを利用して侵入阻止板8a,8bを設けてい
た。
〔考案が解決しようとするための問題点〕
しかし、最近流行となつている柱なしエスカレ
ータには立柱3a〜3dがないため、それを利用
して侵入阻止板8a,8bを設けることができ
ず、又意匠上の配慮も欠け、見栄えの悪いものと
なつていた。
このため、たとえば実公昭51−48153号公報の
ように上デツキの外側面に溝を形成せしめてこの
溝に侵入阻止体を係合させるように提案している
ものも存在するが、第5図、第6図に見られるよ
うな一見して上デツキの存在しない、あるいは上
デツキ及び案内レールがともに移動手摺の中にす
つぽり納まるようなシンプルなデザインのエスカ
レータの場合には取付ける場所がないため実施す
ることができないばかりか、建物の壁との隙間に
設ける侵入阻止体については従来と何ら変わらな
い締付金などによる取付構造となつてしまい意匠
上見栄えの悪さは全く改善されない。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、たと
えどのような上デツキ及び案内レールを有する柱
なしマンコンベアであつても欄干下デツキ上の隙
間に人などの侵入を阻止できる見栄えのよい阻止
体を構成するマンコンベアの安全装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、並列に設置された2台のマンコンベ
ア間の外デツキ上の隙間あるいは1台のマンコン
ベアの欄干と建物壁等の間の外デツキ上の隙間
に、進入を阻止する阻止体を備えたマンコンベア
において、外デツキには穴を設け、該穴には多角
形状のパイプ部材を貫通させて上部が移動手摺案
内レールの高さには至らない高さまで外デツキ上
方に突出する如く立設し、パイプ部材の上部に
は、パイプ部材に密着して回動不能に係合する形
状の中空の部材からなる前記阻止体を嵌合し、前
記阻止体の中空内部には照明器具を備え、表面に
は照明器具の光線が透過する透明部材を備えたマ
ンコンベアの安全装置である。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、阻止体自体が光つて見
えるため、単に阻止体が存在するよりも、乗客の
注意を引くことになり侵入防止効果が向上する。
〔実施例〕
以下、第2図〜第4図を用いて本考案の一実施
例について説明する。
図において15a〜15dは立柱なしエスカレ
ータの上デツキ16a〜16dを支持するガラス
又は合成樹脂からなる透明パネル、17a,17
bはエスカレータ1a,1bの内デツキ、17
c,17dはエスカレータ1a,1bの外デツ
キ、18は後述する方法でエスカレータ1a,1
bの相隣接する外デツキ17c,17d上に取付
けられる、例えば平面が四角形のステンレス鋼板
からなる中空の侵入阻止体、この侵入阻止板18
の内部には光源19が備えられ、又表面には階床
文字等の文字彫刻が施された透明度の高い部材2
0(例えばアクリル樹脂など)を備えており、文
字彫刻が鮮明に表示されるようになつている。2
1は侵入阻止体18の中空内部に回動できないよ
うに密着するたとえば正方形の断面形状をもつパ
イプ部材で、外デツキ17c,17dに設けられ
た穴22a,22bを貫通して直接あるいはブラ
ケツト(図示しない)を介して間接的に溶接等に
よりエスカレータの本体枠23a,23bに固定
され、案内レール6a,6b,6dの高さには至
らない高さまで外デツキ17c,17d上方に突
出する如く立設される。侵入阻止体18はこのパ
イプ部材21が中空内部両側に嵌入するように覆
い被せて外デツキ17c,17d上に取付けられ
る。透明パネル15a,16b相互の隙間9aを
遮蔽するためには両側にパイプ部材21を設けて
侵入阻止体18を取付けることができるが、透明
パネル15dと壁11との隙間9dを遮蔽する場
合には片側にしかパイプ部材21を設けられな
い。しかし、パイプ部材21の断面が回動不能な
ように侵入阻止体18の中空断面と密着するよう
にしておけば、侵入阻止体18が回動する恐れも
なく、片側支持でも十分である。
以上の説明では、階床文字を施した部材を侵入
阻止体18に備えた例について述べたが、これは
「手すりをお持ちください」等の注意表示あるい
は広告表示であつてもよく実施例に限定されな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、外デツキに角形
状の穴を設け、該穴にはパイプ部材を介して阻止
体を回動不能な状態で係合する如く構成するた
め、たとえ最近流行の柱なしマンコンベアで、か
つ上デツキが存在しないあるいは上デツキと案内
レールが移動手摺の中に完全に納まつてしまうよ
うなマンコンベアであつても、きわめて容易に取
付けることができる。又、2台並列に設置された
マンコンベア間の外デツキ上の隙間だけでなく、
1台のマンコンベアの欄干と建物壁間の外デツキ
上の隙間にも意匠性を損なうことなく簡単に阻止
体を設けることもできる。さらに、この阻止体を
中空の鋼板で形成せしめ、さらに、この中空内部
に照明器具を配置して、この阻止体を照明するよ
うにすれば乗客の注意を高めることになり安全性
が飛躍向上する。又、この阻止体の表面に通常マ
ンコンベア利用の際に必要な階床文字などの彫刻
を施した透明度の高い部材を備えたものにすれ
ば、前述の効果と合いまつて利用上の便をも大幅
に改善することにもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエスカレータの安全装置を示す
正面図、第2図は本考案によるエスカレータの安
全装置の一実施例を示す正面図、第3図は第2図
における侵入阻止体18の拡大斜視図、第4図は
侵入阻止体18の取付具合を説明する説明図、第
5図及び第6図は従来の移動手摺案内部分の拡大
図である。 2a〜2d,16a,16d……上デツキ、8
a,8b……侵入阻止板、18……侵入阻止体、
21……パイプ部材、17a,17b……内デツ
キ、17c,17d……外デツキ、19……光源
(照明装置)、20……透明部材、22a,22b
……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 並列に設置された2台のマンコンベア間の外
    デツキ上の隙間あるいは1台のマンコンベアの
    欄干と建物壁等の間の外デツキ上の隙間に、進
    入を阻止する阻止体を備えたマンコンベアにお
    いて、 前記外デツキには穴を設け、該穴には多角形
    状のパイプ部材を貫通させて上部が移動手摺案
    内レールの高さに至らない高さまで前記外デツ
    キ上方に突出する如く立設し、前記パイプ部材
    の前記上部には、前記パイプ部材に密着して回
    動不能に係合する形状の中空の部材からなる前
    記阻止体を嵌合し、前記阻止体の中空内部には
    照明器具を備え、表面には前記照明器具の光線
    が透過する透明部材を備えたことを特徴とする
    マンコンベアの安全装置。 (2) 前記阻止体の表面には階床文字、注意文字あ
    るいは広告文字の文字彫刻が施された透明度の
    高いアクリル樹脂からなる透明部材を備えたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のマンコンベアの安全装置。 (3) 前記外デツキには四角形状の穴を設け、該穴
    には該穴に密着する四角形断面形状のパイプ部
    材を貫通させて立設し、前記パイプ部材の上部
    には前記パイプ部材に密着して回動不能に係合
    する形状の中空の部材からなる平面が四角形の
    阻止体を嵌合することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のマンコンベアの安全
    装置。
JP11329683U 1983-07-20 1983-07-20 マンコンベアの安全装置 Granted JPS6023183U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11329683U JPS6023183U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 マンコンベアの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11329683U JPS6023183U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 マンコンベアの安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6023183U JPS6023183U (ja) 1985-02-16
JPH0245272Y2 true JPH0245272Y2 (ja) 1990-11-30

Family

ID=30262318

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JP11329683U Granted JPS6023183U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 マンコンベアの安全装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148153U (ja) * 1974-10-07 1976-04-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4979982U (ja) * 1972-11-01 1974-07-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148153U (ja) * 1974-10-07 1976-04-10

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JPS6023183U (ja) 1985-02-16

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