JP2002242142A - プラットホーム用転落防止柵 - Google Patents
プラットホーム用転落防止柵Info
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- JP2002242142A JP2002242142A JP2001044138A JP2001044138A JP2002242142A JP 2002242142 A JP2002242142 A JP 2002242142A JP 2001044138 A JP2001044138 A JP 2001044138A JP 2001044138 A JP2001044138 A JP 2001044138A JP 2002242142 A JP2002242142 A JP 2002242142A
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- prevention fence
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】駅のプラットホームに、簡単且つ安価に設置或
いは固定することができるプラットホーム用転落防止柵
を提供する。 【解決手段】プラットホームPの適所に設置される外枠
体1と、前記外枠体1の内側に形成される柵体2とから
成る転落防止柵Aであって、上記外枠体1には、上記プ
ラットホームPの適所に設置するための取付固定部3を
設け、且つ、上記柵体2には、広告等が表示可能とされ
た広告表示部4を設ける。
いは固定することができるプラットホーム用転落防止柵
を提供する。 【解決手段】プラットホームPの適所に設置される外枠
体1と、前記外枠体1の内側に形成される柵体2とから
成る転落防止柵Aであって、上記外枠体1には、上記プ
ラットホームPの適所に設置するための取付固定部3を
設け、且つ、上記柵体2には、広告等が表示可能とされ
た広告表示部4を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラットホームに
設置されるプラットホーム用転落防止柵に関し、詳しく
は、転落防止柵が設けられていないプラットホームに簡
単且つ安価に設置又は固定することができるプラットホ
ーム用転落防止柵に関する。
設置されるプラットホーム用転落防止柵に関し、詳しく
は、転落防止柵が設けられていないプラットホームに簡
単且つ安価に設置又は固定することができるプラットホ
ーム用転落防止柵に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電車の交通事情は、近代化、高速
化、ダイヤの過密化など、その利便性は言うまでもな
い。
化、ダイヤの過密化など、その利便性は言うまでもな
い。
【0003】しかしながら、通勤、通学のラッシュ時な
どは、2〜3分間隔で次々に発着される電車であって
も、その乗客を一度に乗車させることは不可能であるた
め、プラットホームには乗車待ちの乗客が列をなして待
機しており、その乗降時は殺到している。
どは、2〜3分間隔で次々に発着される電車であって
も、その乗客を一度に乗車させることは不可能であるた
め、プラットホームには乗車待ちの乗客が列をなして待
機しており、その乗降時は殺到している。
【0004】また、乗客の中には、視力等の障害者や車
椅子使用者、子供などもいるため、一般の乗客よりも負
担や危険が多い。
椅子使用者、子供などもいるため、一般の乗客よりも負
担や危険が多い。
【0005】かかる事情から、電鉄企業各社は、乗客の
安全を最優先に鑑み、プラットホームには、安全な乗車
位置を示す白線や、視力障害者のための点字タイルブロ
ックを設置し、また、線路脇のプラットホーム下には、
万一のための緊急待機ゾーンを確保するなど、あらゆる
安全対策が施されている。
安全を最優先に鑑み、プラットホームには、安全な乗車
位置を示す白線や、視力障害者のための点字タイルブロ
ックを設置し、また、線路脇のプラットホーム下には、
万一のための緊急待機ゾーンを確保するなど、あらゆる
安全対策が施されている。
【0006】このような安全対策が施されているにも関
わらず、乗客の波にもまれてプラットホームから誤って
転落する事故や、妊産婦などの貧血による転落事故、視
力障害者のプラットホームからの踏み外しによる転落事
故などの痛ましい事故が生じていることも事実である。
わらず、乗客の波にもまれてプラットホームから誤って
転落する事故や、妊産婦などの貧血による転落事故、視
力障害者のプラットホームからの踏み外しによる転落事
故などの痛ましい事故が生じていることも事実である。
【0007】また、好ましくないが、依然として酔客の
転落事故も後を絶たない。
転落事故も後を絶たない。
【0008】そのため、電鉄企業各社には、現況の安全
対策を強化、改善する対策が急務として迫られており、
その一策として駅員の増員や売店での酒類販売規制など
が要請されている。
対策を強化、改善する対策が急務として迫られており、
その一策として駅員の増員や売店での酒類販売規制など
が要請されている。
【0009】また、最近新設された駅のプラットホーム
には、転落防止用の乗客・車両分離壁や保護柵が予め設
置されることもある。
には、転落防止用の乗客・車両分離壁や保護柵が予め設
置されることもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この保
護柵などを設置するためには、駅の設計段階から計画し
て構築されなければならず、安全上は好ましいものの、
このような保護柵等が設けられている駅の割合は全体の
1割未満に過ぎず、殆どの駅のプラットホームには、上
記保護柵等の設置費用や、設置工事の長期化の問題など
によって未だ保護柵等を設けることができない状況であ
る。
護柵などを設置するためには、駅の設計段階から計画し
て構築されなければならず、安全上は好ましいものの、
このような保護柵等が設けられている駅の割合は全体の
1割未満に過ぎず、殆どの駅のプラットホームには、上
記保護柵等の設置費用や、設置工事の長期化の問題など
によって未だ保護柵等を設けることができない状況であ
る。
【0011】また、駅員の増員にも限界があり、その駅
員の業務上も乗客の転落防止だけを始終監視しているこ
ともできない。
員の業務上も乗客の転落防止だけを始終監視しているこ
ともできない。
【0012】なお、売店での酒類販売規制は、駅周辺で
の酒類購入が可能であることからすれば、転落事故の防
止策としては、あまり効果は望めない。
の酒類購入が可能であることからすれば、転落事故の防
止策としては、あまり効果は望めない。
【0013】本発明は、かかる課題を解決しようとする
もので、駅のプラットホームに、簡単且つ安価に設置或
いは固定することができ、乗客の転落を防止するプラッ
トホーム用転落防止柵を提供することを目的とする。
もので、駅のプラットホームに、簡単且つ安価に設置或
いは固定することができ、乗客の転落を防止するプラッ
トホーム用転落防止柵を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るプラットホーム用転落防止柵は、プ
ラットホームの適所に設置される外枠体と、前記外枠体
の内側に形成される柵体とから成る転落防止柵であっ
て、上記外枠体には、上記プラットホームの適所に設置
するための取付固定部を設け、且つ、上記柵体には、広
告等が表示可能とされた広告表示部を設けている。
め、請求項1に係るプラットホーム用転落防止柵は、プ
ラットホームの適所に設置される外枠体と、前記外枠体
の内側に形成される柵体とから成る転落防止柵であっ
て、上記外枠体には、上記プラットホームの適所に設置
するための取付固定部を設け、且つ、上記柵体には、広
告等が表示可能とされた広告表示部を設けている。
【0015】このものでは、外枠体に取付固定部を設け
ているため、これをプラットホームの適所に簡単且つ確
実に固定することができるうえ、その固定作業も大掛か
りな工事を行う必要がなく、安価且つ短時間に行なうこ
とができる。
ているため、これをプラットホームの適所に簡単且つ確
実に固定することができるうえ、その固定作業も大掛か
りな工事を行う必要がなく、安価且つ短時間に行なうこ
とができる。
【0016】また、外枠体の内側に形成された柵体によ
って、その設置された場所よりも線路側への侵入が規制
され、乗客の転落を防止できる。
って、その設置された場所よりも線路側への侵入が規制
され、乗客の転落を防止できる。
【0017】しかも、上記柵体には、広告等が表示され
た広告表示部を設けているので、乗車待ちの乗客などに
メッセージを与えることができると共に、広告表示によ
る収益を得ることができる。
た広告表示部を設けているので、乗車待ちの乗客などに
メッセージを与えることができると共に、広告表示によ
る収益を得ることができる。
【0018】請求項2に係るプラットホーム用転落防止
柵は、請求項1において、乗客等が接触或いは一定の負
荷を加えたときには、その危険を知らせる警報器が設け
られている。
柵は、請求項1において、乗客等が接触或いは一定の負
荷を加えたときには、その危険を知らせる警報器が設け
られている。
【0019】このものでは、警報器を設けているので、
目や耳が不自由な乗客にも危険を知らせることができる
うえ、その警報を駅員や他の乗客が即座に知ることがで
きる。
目や耳が不自由な乗客にも危険を知らせることができる
うえ、その警報を駅員や他の乗客が即座に知ることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプラットホー
ム用転落防止柵を図面に基づき説明する。
ム用転落防止柵を図面に基づき説明する。
【0021】図1は、本発明に係るプラットホーム用転
落防止柵の一実施例を示す使用状態図、図2は、図1を
断面的に表した概略説明図である。
落防止柵の一実施例を示す使用状態図、図2は、図1を
断面的に表した概略説明図である。
【0022】このプラットホーム用転落防止柵Aは、プ
ラットホームPの適所、好ましくは、プラットホームP
に引かれた乗降待機用白線よりも線路側に設置される外
枠体1と、この内側に形成される柵体2とを備えてお
り、外枠体1には、プラットホームPの適所に設置する
ための取付固定部3を設けている。
ラットホームPの適所、好ましくは、プラットホームP
に引かれた乗降待機用白線よりも線路側に設置される外
枠体1と、この内側に形成される柵体2とを備えてお
り、外枠体1には、プラットホームPの適所に設置する
ための取付固定部3を設けている。
【0023】外枠体1は、スチール製又はアルミ製パイ
プフレーム構造によって、軽量且つ強固な矩形状に形成
している。
プフレーム構造によって、軽量且つ強固な矩形状に形成
している。
【0024】また、外枠体1は、手すり的形態であるた
め、子供の遊びや酔客のもたれを考慮し、これに耐え得
る強度を保持している。
め、子供の遊びや酔客のもたれを考慮し、これに耐え得
る強度を保持している。
【0025】外枠体1の外形は、特に限定されるもので
はないが、好ましくは、外枠体1の外形を高さ1m、幅
4、2mに形成しておくことで、電車の隣り合う2つの
乗降口を跨ぐように形成できる。
はないが、好ましくは、外枠体1の外形を高さ1m、幅
4、2mに形成しておくことで、電車の隣り合う2つの
乗降口を跨ぐように形成できる。
【0026】また、外枠体1の両側上角部はR状に形成
しているので、乗降客の接触による罹傷事故を防止でき
る。
しているので、乗降客の接触による罹傷事故を防止でき
る。
【0027】なお、外枠体1は、風雨に耐え得るよう
に、対候性の素材で形成することが望ましい。
に、対候性の素材で形成することが望ましい。
【0028】このように形成された外枠体1には、プラ
ットホームPの適所に設置するための取付固定部3を設
けている。
ットホームPの適所に設置するための取付固定部3を設
けている。
【0029】この取付固定部3は、外枠体1をプラット
ホームPの適所に安定して固定できるものであればよ
く、その構造は様々である。
ホームPの適所に安定して固定できるものであればよ
く、その構造は様々である。
【0030】本実施例の取付固定部3は、ボルトとナッ
ト等による螺合構造で形成している。
ト等による螺合構造で形成している。
【0031】具体的には、外枠体1の上下方向に形成さ
れた複数の脚部材31、31の下端に、板状の固定板3
2、32を形成し、その適所に貫通孔を形成する。
れた複数の脚部材31、31の下端に、板状の固定板3
2、32を形成し、その適所に貫通孔を形成する。
【0032】一方、プラットホームPには、上記貫通孔
と対応する位置にアンカーボルトを埋設し、このアンカ
ーボルト上端のボルト部を突出させる。
と対応する位置にアンカーボルトを埋設し、このアンカ
ーボルト上端のボルト部を突出させる。
【0033】そして、この突出されたボルト部に、固定
板32の貫通孔を貫通し、その上方からナット33で螺
合して外枠体1を確実に固定している。
板32の貫通孔を貫通し、その上方からナット33で螺
合して外枠体1を確実に固定している。
【0034】また、上記アンカーボルトに代えて、内面
にネジ溝を備えた筒状のアンカーブッシュ(アンカーナ
ット)を、プラットホームPの適所に埋設しておき、こ
のアンカーブッシュに螺合可能なボルト体を、固定板3
2の貫通孔を通じて上方から螺合して、これを固定する
こともできる。
にネジ溝を備えた筒状のアンカーブッシュ(アンカーナ
ット)を、プラットホームPの適所に埋設しておき、こ
のアンカーブッシュに螺合可能なボルト体を、固定板3
2の貫通孔を通じて上方から螺合して、これを固定する
こともできる。
【0035】加えて、上記アンカーボルト或いはアンカ
ーブッシュを予めプラットホームPに複数埋設しておけ
ば、外枠体1を固定するときに、そのうちの適所を選択
して螺合するだけで、より簡単に固定できる。
ーブッシュを予めプラットホームPに複数埋設しておけ
ば、外枠体1を固定するときに、そのうちの適所を選択
して螺合するだけで、より簡単に固定できる。
【0036】このような取付固定部3によれば、外枠体
1をプラットホームPの適所に確実に固定することがで
きると共に、その固定作業にも大掛かりな工事を行う必
要がなく、安価且つ短時間に行なうことができる。
1をプラットホームPの適所に確実に固定することがで
きると共に、その固定作業にも大掛かりな工事を行う必
要がなく、安価且つ短時間に行なうことができる。
【0037】なお、上記固定板32、32をプラットホ
ームPの適所に、接着剤で固定することも可能である。
ームPの適所に、接着剤で固定することも可能である。
【0038】上記外枠体1の内側には、柵体2を形成し
ている。
ている。
【0039】この柵体2は、子供などが入り込めないよ
うな構造にして、外枠体1と一体又は別体形成され、こ
れを外枠体1の内側に設けている。
うな構造にして、外枠体1と一体又は別体形成され、こ
れを外枠体1の内側に設けている。
【0040】また、柵体2には、図1で示すような広告
等が表示された広告表示部4を設けている。
等が表示された広告表示部4を設けている。
【0041】このように広告表示部4を柵体2に設けれ
ば、柵体2の転落防止効果に加え、乗車待ちの時間中、
乗客にメッセージを与えることができると共に、広告表
示による収益を得ることができる。
ば、柵体2の転落防止効果に加え、乗車待ちの時間中、
乗客にメッセージを与えることができると共に、広告表
示による収益を得ることができる。
【0042】このような広告表示部4は、柵体2と一体
構造にして形成することも可能であるが、本実施例で
は、板状の広告表示部4を形成し、柵体2と着脱自在に
取付けられている。
構造にして形成することも可能であるが、本実施例で
は、板状の広告表示部4を形成し、柵体2と着脱自在に
取付けられている。
【0043】この広告表示部4によれば、柵体2の転落
防止効果に加え、広告等の表示内容を容易に取替えでき
る。
防止効果に加え、広告等の表示内容を容易に取替えでき
る。
【0044】広告表示部4の形状は、特に限定されるも
のではないが、好ましくは、高さ0、8m、幅3、6m
の外径に形成するのがよい。また、広告表示部4は、図
1で示すような1枚の板体の他、2以上に分割された板
体であっても構わない。
のではないが、好ましくは、高さ0、8m、幅3、6m
の外径に形成するのがよい。また、広告表示部4は、図
1で示すような1枚の板体の他、2以上に分割された板
体であっても構わない。
【0045】また、広告表示部4には、その片面或いは
両面に広告等を表示することができるので、プラットホ
ームPの乗客だけでなく、対面するプラットホーム側の
乗客や、電車内の乗客にも広告等を知らせることができ
る。
両面に広告等を表示することができるので、プラットホ
ームPの乗客だけでなく、対面するプラットホーム側の
乗客や、電車内の乗客にも広告等を知らせることができ
る。
【0046】この広告には、例えば、携帯電話、自動
車、煙草、英会話教室、消費者金融、化粧品、ドリンク
飲料、食品、パソコン、家電製品、各種学校、企業、薬
品、洗剤、書籍、旅行案内、路線球場、アミューズメン
トセンター、銀行、証券等の金融業、住宅情報、霊場、
霊園、ホテルなどの宿泊施設など、電鉄企業コード基準
に掲げられている全ての広告を表示することができる。
車、煙草、英会話教室、消費者金融、化粧品、ドリンク
飲料、食品、パソコン、家電製品、各種学校、企業、薬
品、洗剤、書籍、旅行案内、路線球場、アミューズメン
トセンター、銀行、証券等の金融業、住宅情報、霊場、
霊園、ホテルなどの宿泊施設など、電鉄企業コード基準
に掲げられている全ての広告を表示することができる。
【0047】広告表示部4の表示手段には、既存の表示
手段と同様な方法が採用でき、例えば、広告ポスターを
貼り付けて表示したりする他、印刷や電飾による広告表
示、LEDやプラズマディスプレイなどを用いた流し表
示が可能である。
手段と同様な方法が採用でき、例えば、広告ポスターを
貼り付けて表示したりする他、印刷や電飾による広告表
示、LEDやプラズマディスプレイなどを用いた流し表
示が可能である。
【0048】この電気的な表示手段によれば、CPU等
による制御判断ができるため、表示内容を瞬時に変更で
き、例えば、電車の乗降時などには「乗降中」、「危
険」等の案内表示を示すと共に、その他のときには一般
の広告表示をさせておくこともできる。
による制御判断ができるため、表示内容を瞬時に変更で
き、例えば、電車の乗降時などには「乗降中」、「危
険」等の案内表示を示すと共に、その他のときには一般
の広告表示をさせておくこともできる。
【0049】また、表示手段には、視覚以外にも、音に
よって広告する手段も含まれる。
よって広告する手段も含まれる。
【0050】また、このような電気的手段を利用すれ
ば、外枠体1や柵体2に乗客等が接触或いは一定の負荷
を加えたときには、これを検知して、その危険を知らせ
る警報器(不図示)を設けることもできる。
ば、外枠体1や柵体2に乗客等が接触或いは一定の負荷
を加えたときには、これを検知して、その危険を知らせ
る警報器(不図示)を設けることもできる。
【0051】このような警報器を設ければ、目や耳が不
自由な乗客にも音や表示によって危険を知らせることが
できる共に、その警報を駅員や他の乗客が即座に知るこ
とができる。
自由な乗客にも音や表示によって危険を知らせることが
できる共に、その警報を駅員や他の乗客が即座に知るこ
とができる。
【0052】なお、駅構内に設置されているCCDカメ
ラなどを利用して、乗客等がプラットホーム用転落防止
柵Aよりも線路側に侵入したときには、その危険を通知
する監視システムを設けることも可能である。
ラなどを利用して、乗客等がプラットホーム用転落防止
柵Aよりも線路側に侵入したときには、その危険を通知
する監視システムを設けることも可能である。
【0053】上記のように構成された本発明に係るプラ
ットホーム用転落防止柵は、例えば以下の要領で使用す
る。
ットホーム用転落防止柵は、例えば以下の要領で使用す
る。
【0054】先ず、プラットホーム用転落防止柵Aの外
枠体1の一側端を電車の乗降扉の対応する位置(扉の一
側端位置)に合わせ、この脚部材31、31に設けられ
た取付固定部3によって、プラットホームP上に固定す
る。
枠体1の一側端を電車の乗降扉の対応する位置(扉の一
側端位置)に合わせ、この脚部材31、31に設けられ
た取付固定部3によって、プラットホームP上に固定す
る。
【0055】具体的には、図1、図2で示すように、プ
ラットホームPに設けられた視力障害者用の点字タイル
ブロックT或いは乗降用白線と、プラットホームPの線
路側端部との間に固定する。
ラットホームPに設けられた視力障害者用の点字タイル
ブロックT或いは乗降用白線と、プラットホームPの線
路側端部との間に固定する。
【0056】この固定された外枠体1の一側端から、図
1で示すように、電車の乗降扉と略同幅の間隔Lをあけ
て、他のプラットホーム用転落防止柵Aの側端を位置付
けして、これを同様にプラットホームP上に固定する。
1で示すように、電車の乗降扉と略同幅の間隔Lをあけ
て、他のプラットホーム用転落防止柵Aの側端を位置付
けして、これを同様にプラットホームP上に固定する。
【0057】以下、同様にして複数のプラットホーム用
転落防止柵A、A…を順次固定して施工する。
転落防止柵A、A…を順次固定して施工する。
【0058】このようにプラットホームP上に固定され
たプラットホーム用転落防止柵A、A…は、各々に形成
された柵体2によって、固定された位置よりも線路側へ
の侵入を規制することができると共に、固定されたプラ
ットホーム用転落防止柵A、Aの間隔Lからしか線路側
には侵入することができず、乗客の転落を確実に防止で
きる。
たプラットホーム用転落防止柵A、A…は、各々に形成
された柵体2によって、固定された位置よりも線路側へ
の侵入を規制することができると共に、固定されたプラ
ットホーム用転落防止柵A、Aの間隔Lからしか線路側
には侵入することができず、乗客の転落を確実に防止で
きる。
【0059】また、プラットホーム用転落防止柵Aの柵
体2には、広告等が表示される広告表示部4を設けてい
るので、乗車待ちの乗客などに画像や音によるメッセー
ジを与えることができ、広告表示は勿論、目や耳が不自
由な乗客にも、その危険を知らせることができる。
体2には、広告等が表示される広告表示部4を設けてい
るので、乗車待ちの乗客などに画像や音によるメッセー
ジを与えることができ、広告表示は勿論、目や耳が不自
由な乗客にも、その危険を知らせることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
る。
【0061】請求項1に係るプラットホーム用転落防止
柵によれば、外枠体に取付固定部を設けているため、こ
れをプラットホームの適所に簡単且つ確実に固定するこ
とができるうえ、その固定作業も大掛かりな工事を行う
必要がなく、安価且つ短時間に行なうことができる。
柵によれば、外枠体に取付固定部を設けているため、こ
れをプラットホームの適所に簡単且つ確実に固定するこ
とができるうえ、その固定作業も大掛かりな工事を行う
必要がなく、安価且つ短時間に行なうことができる。
【0062】また、外枠体の内側に形成された柵体によ
って、その設置された場所よりも線路側への侵入が規制
され、乗客の転落を防止できる。
って、その設置された場所よりも線路側への侵入が規制
され、乗客の転落を防止できる。
【0063】しかも、上記柵体には、広告等が表示され
た広告表示部を設けているので、乗車待ちの乗客などに
メッセージを与えることができると共に、広告表示によ
る収益を得ることができる。
た広告表示部を設けているので、乗車待ちの乗客などに
メッセージを与えることができると共に、広告表示によ
る収益を得ることができる。
【0064】請求項2に係るプラットホーム用転落防止
柵によれば、警報器を設けているので、目や耳が不自由
な乗客にも危険を知らせることができる共に、その警報
を駅員や他の乗客が即座に知ることができる。
柵によれば、警報器を設けているので、目や耳が不自由
な乗客にも危険を知らせることができる共に、その警報
を駅員や他の乗客が即座に知ることができる。
【図 1】本発明に係るプラットホーム用転落防止柵の
一実施例を示す使用状態図
一実施例を示す使用状態図
【図 2】図1を断面的に表した概略説明図である。
A プラットホーム用転落防止柵 P プラットホーム 1 外枠体 2 柵体 3 取付固定部 4 広告表示部
Claims (2)
- 【請求項1】プラットホームの適所に設置される外枠体
と、前記外枠体の内側に形成される柵体とから成る転落
防止柵であって、 上記外枠体には、上記プラットホームの適所に設置する
ための取付固定部を設け、且つ、上記柵体には、広告等
が表示可能とされた広告表示部を設けているプラットホ
ーム用転落防止柵。 - 【請求項2】請求項1において、 乗客等が接触或いは一定の負荷を加えたときには、その
危険を知らせる警報器が設けられているプラットホーム
用転落防止柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044138A JP2002242142A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | プラットホーム用転落防止柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044138A JP2002242142A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | プラットホーム用転落防止柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002242142A true JP2002242142A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18906179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001044138A Withdrawn JP2002242142A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | プラットホーム用転落防止柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002242142A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004299648A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Hitachi Transport Syst Ltd | プラットホームドア設備 |
JP2006106815A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 可動式ホーム柵の設置契約支援システム |
JP2008526614A (ja) * | 2005-02-14 | 2008-07-24 | スン ムー ハン, | 電車プラットフォームの安全装置 |
GB2562305A (en) * | 2017-05-12 | 2018-11-14 | Geoffrey Osborne Ltd | A coper unit for an edge of a platform |
-
2001
- 2001-02-20 JP JP2001044138A patent/JP2002242142A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004299648A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Hitachi Transport Syst Ltd | プラットホームドア設備 |
JP2006106815A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 可動式ホーム柵の設置契約支援システム |
JP2008526614A (ja) * | 2005-02-14 | 2008-07-24 | スン ムー ハン, | 電車プラットフォームの安全装置 |
GB2562305A (en) * | 2017-05-12 | 2018-11-14 | Geoffrey Osborne Ltd | A coper unit for an edge of a platform |
GB2562305B (en) * | 2017-05-12 | 2020-01-15 | Geoffrey Osborne Ltd | A coper unit for an edge of a platform |
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