JPH10265162A - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア

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Publication number
JPH10265162A
JPH10265162A JP6826197A JP6826197A JPH10265162A JP H10265162 A JPH10265162 A JP H10265162A JP 6826197 A JP6826197 A JP 6826197A JP 6826197 A JP6826197 A JP 6826197A JP H10265162 A JPH10265162 A JP H10265162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency stop
stop switch
escalator
emergency
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6826197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morohashi
宏志 諸橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP6826197A priority Critical patent/JPH10265162A/ja
Publication of JPH10265162A publication Critical patent/JPH10265162A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現状のエスカレータでは人身事故などの非常
時にエスカレータを停止させる場合に、非常停止スイッ
チの設置場所ならびにその表示に欠点があるため軽度な
事故でもおもわぬ事故に至ることがある。 【解決手段】 非常停止スイッチ10の回りに発光体P
を設けることにより非常停止スイッチの存在が一般の人
にも判りやすく、非常時に誰でも敏速な処置がとられる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエスカレータや動く
歩道等の乗客コンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エスカレータ設備が大衆化するに伴い、
エスカレータ自体あるいはエスカレータまわりにおける
人身事故が発生している。このために種々の安全装置を
装備しているが、特に過密都市においてはデパートやマ
ーケットが幼児の遊び場と化していることから思わぬ事
故を招いており、深刻な問題として指摘されている。
【0003】エスカレータの安全装置は一般に最も危険
な部分である移動部と固定部の隙間に設けられ、その付
近における事故現象を検知してエスカレータの機能を自
動停止させる方法を採っているが、下段から上段へ比較
的長い走行距離をもつエスカレータは移動する踏段の周
囲や設置角度30°のエスカレータと建屋天井との三角
交差部あるいは回動するハンドレールの出入口など事故
要因となる個所が広範に及ぶため安全装置を設けていな
い部分での事故発生例もある。このような場合には事故
を目撃した者がエスカレータの乗降口付近に設けられて
いる操作盤の中の非常停止スイッチを敏速に作動させ、
エスカレータの走行を停止させた上で救助するが、この
ような非常時に事故の当事者を救出するための唯一の手
段である非常停止スイッチの所在が判らず、処置が遅れ
たという事例があり、その改善策が望まれている。
【0004】エスカレータの非常停止スイッチを設ける
位置は一般には図6から図9に示す構成であることはお
おむね周知である。
【0005】図6及び図7において、エスカレータを構
成する部品は乗客がつかまるハンドレール1を支えるハ
ンドレールフレーム2、透明ガラス3、内デッキカバー
4及び外デッキカバー5、スカートガード6、外装板
7、支柱8などの欄干部材と乗客が乗る踏段9のような
移動体を急停止させてそれを救出することになる。その
ため、一般のエスカレータでは乗降口に近い支柱に埋め
込んだ状態で非常停止スイッチ10などを収納した操作
盤11を設けるのが普通である。このほかに、最近のエ
スカレータでは前記支柱8を全く用いないで欄干の強度
を肉厚が厚い、特殊なガラス板で保持する柱なしタイプ
もあり、このタイプのものでは図に二点鎖線で示した如
く外装板7のF部に操作盤11を設けるのが普通で、少
ない例ではハンドレール1が出入りする正面のスカート
ガード部Gに設けるものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】操作盤を支柱部分や欄
干の最も低い位置に設けたものではエスカレータを停止
させるための非常停止スイッチの所在が判りにくいとい
う欠点があり、さらに、エスカレータを利用する人は踏
段9側にはやや認識があるものの、エスカレータの外側
にはあまり興味をもたないのが普通であり、特にエスカ
レータではいつでも気軽に乗れるという感覚からその操
作に関する認識は皆無といってよく、人身事故などの緊
急時には全く無力という現状である。
【0007】ここで、操作盤配置の代表例を図8及び図
9を用いて説明する。一般にアルミ合金の成型押出材で
なる支柱8の間に設けた操作盤11は、前面カバー11
a及び裏面カバー11bで略箱状の形態であり、この前
面カバー11aから突出した円形の入口Gを有する座1
0aとこの入口Gには透明なプラスチック製の乱用防止
カバーがあり、非常時にはこの乱用防止カバー10bを
突き破って非常停止スイッチ10を作動させる構造で、
このほかにはキーを用いてエスカレータを起動させる起
動スイッチ12や必要に応じて警報を発するための警報
スイッチ13などが同一個所に設けられているものが最
も一般的である。このような構成において、各スイッチ
の表示は非常停止スイッチ10は「STOP」及び「E
MERGENCYSTOP」など、起動スイッチ12は
「START」もしくは起動についての表示がなく運転
方向のみをあらわした「UP」「DOWN」など、警報
スイッチ13は「SIGNAL」及び「ALARM」な
どと全て英文文字で表示してあるために一般の人には読
解不能のものが多く日本語を用いたものでもその文字は
小さいために容易に判読できない現状である。以上説明
したように、現状のエスカレータでは人身事故などの非
常時にエスカレータを停止させる場合に、非常停止スイ
ッチの設置場所ならびにその表示に欠点があるため軽度
な事故でもおもわぬ事故に至ることがある。
【0008】本発明の目的は、非常停止スイッチの回り
に発光体を設けることにより非常停止スイッチの存在が
一般の人にも判りやすく、非常時に誰でも敏速な処置が
とれるようにした乗客コンベアを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、欄干部分に非常停止スイッチなどの操作盤
を設けた乗客コンベアにおいて、この操作盤における非
常停止スイッチの周囲に発光体を設ける構成としたもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図に基づ
き説明する。
【0011】図1及び図2において、操作盤11の取付
関係ならびに外部及び内面の構造は従来と全く同一であ
る。支柱8に、円形に赤色などの矢印を描いた表示体M
とこれに近接して「非常停止釦」と描いた長方形の表示
体Nを設けると共に、非常停止スイッチ10を囲むよう
に常時点灯する発光体Pを設けたものである。すなわ
ち、エスカレータに乗ろうとする乗客でも矢印X方向か
ら前記ガラス3を透して見え、かつエスカレータ周囲の
通行人は矢印Y方向から発光体が直接目に入るので非常
停止スイッチ10の存在がはっきりと判り、非常時でも
あわてずに非常停止スイッチの操作ができるようにして
ある。また、図3、図4、図5に示した柱なしエスカレ
ータにおいても支柱8で説明した方法と同様に外デッキ
カバーの表面に表示体M及びNを設けて、注意文を描い
た表示体Mはいずれの方向にも表示できるようにすると
共に、非常停止スイッチ10の周囲にこれを囲むように
発光体Pを設ける。上記のように表示体と発光体とを併
用したことで、非常停止スイッチ10がどのような位置
にあっても、その位置を乗客に知らせることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、表示体と発光体を併用するこ
とにより、単なる表示体のみより遥かに目立ち、非常停
止スイッチの設置位置を一般乗客に気付かせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を実施した操作盤正面図(柱有り)
である。
【図2】図1中A−A断面図である。
【図3】一実施形態を実施した操作盤正面図(柱無し)
である。
【図4】図3中B−B断面図である。
【図5】図4中C−C断面図である。
【図6】エスカレータ全体図である。
【図7】図6中D−D断面図である。
【図8】従来例の操作盤正面図である。
【図9】図8中E−E断面図である。
【符号の説明】
10 非常停止スイッチ 11 操作盤 P 発光体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欄干部分に非常停止スイッチなどの操作
    盤を設けた乗客コンベアにおいて、この操作盤における
    非常停止スイッチの周囲に発光体を設けたことを特徴と
    する乗客コンベア。
JP6826197A 1997-03-21 1997-03-21 乗客コンベア Pending JPH10265162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6826197A JPH10265162A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 乗客コンベア

Applications Claiming Priority (1)

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JP6826197A JPH10265162A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 乗客コンベア

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Publication Number Publication Date
JPH10265162A true JPH10265162A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13368644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6826197A Pending JPH10265162A (ja) 1997-03-21 1997-03-21 乗客コンベア

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