JPH0637996Y2 - カセットテープケースおよびコンパクトディスクケースのホルダユニット - Google Patents
カセットテープケースおよびコンパクトディスクケースのホルダユニットInfo
- Publication number
- JPH0637996Y2 JPH0637996Y2 JP2976288U JP2976288U JPH0637996Y2 JP H0637996 Y2 JPH0637996 Y2 JP H0637996Y2 JP 2976288 U JP2976288 U JP 2976288U JP 2976288 U JP2976288 U JP 2976288U JP H0637996 Y2 JPH0637996 Y2 JP H0637996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- cassette tape
- compact disc
- holder unit
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のトレイの中などに連設して使用する
ことにより、そこにカセットテープケース(以下、カセ
ットテープという)とコンパクトディスクケース(以
下、CDという)とを一緒に収納できる空間が形成される
カセットテープおよびCDのホルダユニットに関する。
ことにより、そこにカセットテープケース(以下、カセ
ットテープという)とコンパクトディスクケース(以
下、CDという)とを一緒に収納できる空間が形成される
カセットテープおよびCDのホルダユニットに関する。
(従来の技術) 自動車の車内居住性を高めるために、車内には各種のオ
ーディオ機器が設置される。例えば、最近では、カセッ
トテープ用コンポーネントだけではなくそれと一緒にCD
用コンパーネントが普及しはじめている。
ーディオ機器が設置される。例えば、最近では、カセッ
トテープ用コンポーネントだけではなくそれと一緒にCD
用コンパーネントが普及しはじめている。
これらコンポーネントに使用するカセットテープやCD
は、特別な保管場所に保管されるわけではなく、通常、
それぞれのケースに入れたまま、ダッシュボードに凹設
されているトレイの中に放置されている。
は、特別な保管場所に保管されるわけではなく、通常、
それぞれのケースに入れたまま、ダッシュボードに凹設
されているトレイの中に放置されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、トレイに放置した状態では自動車が走行
するときにカセットテープやCDがトレイの中で遊動し、
ガタガタとする。また、トレイは一般にその深みが浅い
ので、例えば自動車を急カーブさせたときや急停車・急
発進時には、その慣性力によってカセットテープやCDが
トレイからとびだしてしまうこともなる。これらの事態
は、カセットテープやCDを傷つけることにもなって不都
合であると同時に、乗員の神経をいらだたせるという点
でも好ましくない。
するときにカセットテープやCDがトレイの中で遊動し、
ガタガタとする。また、トレイは一般にその深みが浅い
ので、例えば自動車を急カーブさせたときや急停車・急
発進時には、その慣性力によってカセットテープやCDが
トレイからとびだしてしまうこともなる。これらの事態
は、カセットテープやCDを傷つけることにもなって不都
合であると同時に、乗員の神経をいらだたせるという点
でも好ましくない。
このようなことから、カセットテープとCDを特定の容器
に収納して保管するということが行なわれている。しか
し、カセットテープとCDの形状を比較した場合、前者は
後者に比べその平面形状は小さく、しかし厚みは厚いと
いう点で異なるためこれらは一緒に収納されることな
く、それぞれが別々の容器に収納され、保管されてい
る。
に収納して保管するということが行なわれている。しか
し、カセットテープとCDの形状を比較した場合、前者は
後者に比べその平面形状は小さく、しかし厚みは厚いと
いう点で異なるためこれらは一緒に収納されることな
く、それぞれが別々の容器に収納され、保管されてい
る。
本考案は上記した問題を解決し、カセットテープもCDも
一緒に収納することができ、しかもトレイなどに設置す
ることができるカセットテープやCD用ホルダの組立単位
になるホルダユニットの提供を目的とする。
一緒に収納することができ、しかもトレイなどに設置す
ることができるカセットテープやCD用ホルダの組立単位
になるホルダユニットの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のホルダユニット
は、その構成が、上部と1つの側部のみが開放され、か
つ、底部には前記開放側部と平行に所定高さのリブ体が
設けられていることを特徴とする。
は、その構成が、上部と1つの側部のみが開放され、か
つ、底部には前記開放側部と平行に所定高さのリブ体が
設けられていることを特徴とする。
(作用) 各開放側部を同一方向に揃えた状態で各ユニットを連設
すると、あるユニットの開放側部は、前記ユニットの隣
りのユニットの開放側部に対向している壁面で閉塞され
た状態になる。すなわち、連設されたユニット間には、
上部のみが開放した所定幅の溝が形成されることにな
り、またこの溝の底部はリブ体によって2分割されるこ
とになる。そのため、リブ体で2分割されたそれぞれの
個所には、厚みの薄いCDを収納することができ、前記し
た溝の中には厚みの厚いカセットテープを収納すること
ができる。しかも、カセットテープはリブ体の頂部で支
持されるため、このリブ体の高さを適宜に設定すること
により、カセットテープの上面とCDの上面とを同一面に
揃えることができるようになる。
すると、あるユニットの開放側部は、前記ユニットの隣
りのユニットの開放側部に対向している壁面で閉塞され
た状態になる。すなわち、連設されたユニット間には、
上部のみが開放した所定幅の溝が形成されることにな
り、またこの溝の底部はリブ体によって2分割されるこ
とになる。そのため、リブ体で2分割されたそれぞれの
個所には、厚みの薄いCDを収納することができ、前記し
た溝の中には厚みの厚いカセットテープを収納すること
ができる。しかも、カセットテープはリブ体の頂部で支
持されるため、このリブ体の高さを適宜に設定すること
により、カセットテープの上面とCDの上面とを同一面に
揃えることができるようになる。
(実施例) 本考案のユニットを添付図面に基づいて更に詳細に説明
する。第1図は本考案ユニットの斜視図である。図にお
いて、底部1は、その平面形状が長方形をしている。こ
の長方形の長辺の長さはCDの直径(カセットテープの短
辺の長さの約2倍)に相当し、短辺の長さはカセットテ
ープの厚み(CDの厚みの2倍強)に相当している。底部
1の1つ長辺の部分と2つの短辺の部分からは、それぞ
れ衝立側部2aと脇側部3a、3bが同じ高さで立設してい
る。この場合の高さは、CDの直径より小さい値とする。
したがって、全体の上部と、衝立側部2aの対向部(開放
側部2b)はいずれも開放状態になっている。
する。第1図は本考案ユニットの斜視図である。図にお
いて、底部1は、その平面形状が長方形をしている。こ
の長方形の長辺の長さはCDの直径(カセットテープの短
辺の長さの約2倍)に相当し、短辺の長さはカセットテ
ープの厚み(CDの厚みの2倍強)に相当している。底部
1の1つ長辺の部分と2つの短辺の部分からは、それぞ
れ衝立側部2aと脇側部3a、3bが同じ高さで立設してい
る。この場合の高さは、CDの直径より小さい値とする。
したがって、全体の上部と、衝立側部2aの対向部(開放
側部2b)はいずれも開放状態になっている。
底部1の中央には、前記開放側部2b(したがって衝立側
部2a)と平行にリブ体4が配設されている。このリブ体
の高さは、CDの一辺の長さとカセットテープの長辺の長
さとの差に相当するように決められる。
部2a)と平行にリブ体4が配設されている。このリブ体
の高さは、CDの一辺の長さとカセットテープの長辺の長
さとの差に相当するように決められる。
次に作用について説明する。
第2図の側断面図に示すように、あるユニットの開放側
部が次のユニットの衝立側部2aの背面と連らなるよう
に、複数個のユニットをトレイ5の中に順次連設する。
その結果、各ユニット間には、互いの衝立側部2aの間に
上部が開放された溝空間が形成される。この空間の幅は
カセットテープ6の幅と等しくその長さはカセットテー
プの短辺の約2倍の長さであるので、この中にカセット
テープ6を縦長の状態で2個さし込むことができる。カ
セットテープ6はリブ体4の頂部で支持された状態で溝
空間内に収納される。すなわち、リブ体4の両側の幅の
狭い空間4a、4bは空の状態になる。
部が次のユニットの衝立側部2aの背面と連らなるよう
に、複数個のユニットをトレイ5の中に順次連設する。
その結果、各ユニット間には、互いの衝立側部2aの間に
上部が開放された溝空間が形成される。この空間の幅は
カセットテープ6の幅と等しくその長さはカセットテー
プの短辺の約2倍の長さであるので、この中にカセット
テープ6を縦長の状態で2個さし込むことができる。カ
セットテープ6はリブ体4の頂部で支持された状態で溝
空間内に収納される。すなわち、リブ体4の両側の幅の
狭い空間4a、4bは空の状態になる。
この空間は4a、4bの幅はCDの厚みと略同じなので、ここ
には、2枚のCD7a、7bを収納することができる。すなわ
ち、リブ体は2枚のCDを分けるスタンドとして機能して
いる。そして、リブ体4の高さは、CD7a,7bの一辺の長
さとカセットテープ6の長辺の長さとの差となるように
決めておいたので、CD、カセットテープの上面は略同一
面に揃うことになる。その結果、CD、カセットテープに
いずれもが、衝立側部2a、脇側部3a、3bの頂部から所定
長さだけ突起した状態で、全体としてこのユニットの組
立体の中に収納されたことになる。この状態を斜視図と
して第3図に示した。なお、図の最右側の端板8aは、全
体のストッパとして機能させる。すなわち、この端板8a
の更に右側からは例えばバネ体(図示しない)によって
全体を押圧すれば、各ユニットは自動車の振動等によっ
てバラバラに分解することもなくトレイ5の中で保持さ
れる。なお、個々のユニットを粘着テープなどを用いト
レイ中に接着して全体を連設、組立てることもできる。
には、2枚のCD7a、7bを収納することができる。すなわ
ち、リブ体は2枚のCDを分けるスタンドとして機能して
いる。そして、リブ体4の高さは、CD7a,7bの一辺の長
さとカセットテープ6の長辺の長さとの差となるように
決めておいたので、CD、カセットテープの上面は略同一
面に揃うことになる。その結果、CD、カセットテープに
いずれもが、衝立側部2a、脇側部3a、3bの頂部から所定
長さだけ突起した状態で、全体としてこのユニットの組
立体の中に収納されたことになる。この状態を斜視図と
して第3図に示した。なお、図の最右側の端板8aは、全
体のストッパとして機能させる。すなわち、この端板8a
の更に右側からは例えばバネ体(図示しない)によって
全体を押圧すれば、各ユニットは自動車の振動等によっ
てバラバラに分解することもなくトレイ5の中で保持さ
れる。なお、個々のユニットを粘着テープなどを用いト
レイ中に接着して全体を連設、組立てることもできる。
また、第4図に示したように、各ユニットを連設する場
合、各ユニットの脇側部3a、3bの肉厚部分に、適宜な個
数の突起9a、9bとそれに対応する凹所9′a、9′b、
を形成しておくと、全体としてブロック式のホルダを組
上げることができる。
合、各ユニットの脇側部3a、3bの肉厚部分に、適宜な個
数の突起9a、9bとそれに対応する凹所9′a、9′b、
を形成しておくと、全体としてブロック式のホルダを組
上げることができる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案のカセットテープ
およびCDのホルダユニットは、その構成を、上部と1つ
の側部のみが開放され、かつ、底部には前記開放側部と
平行に所定高さのリブ体が設けられているようにしたの
で、これを連設することによりカセットテープとCDとを
一緒に収納できるホルダを自動車のトレイの中で簡単に
組立てることができる。また、収納されているカセット
テープもCDもその上面が揃っているので見栄えもよい。
およびCDのホルダユニットは、その構成を、上部と1つ
の側部のみが開放され、かつ、底部には前記開放側部と
平行に所定高さのリブ体が設けられているようにしたの
で、これを連設することによりカセットテープとCDとを
一緒に収納できるホルダを自動車のトレイの中で簡単に
組立てることができる。また、収納されているカセット
テープもCDもその上面が揃っているので見栄えもよい。
第1図は本考案ユニットの1実施例の斜視図、第2図は
このユニットをトレイ内で連設しカセットテープとCDを
収納したときの側断面図、第3図はその斜視図、第4図
は本考案ユニットの他の実施例の側面図である。 1…底部、2a…衝立側部、2b…開放側部、3a,3b…脇側
部、4…リブ体、4a,4b…分割された空間、5…トレ
イ、6…カセットテープ、7a、7b…CD、8a…端板、9a,9
b…突起、9′a,9′b…凹所。
このユニットをトレイ内で連設しカセットテープとCDを
収納したときの側断面図、第3図はその斜視図、第4図
は本考案ユニットの他の実施例の側面図である。 1…底部、2a…衝立側部、2b…開放側部、3a,3b…脇側
部、4…リブ体、4a,4b…分割された空間、5…トレ
イ、6…カセットテープ、7a、7b…CD、8a…端板、9a,9
b…突起、9′a,9′b…凹所。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個を連設した状態で使用される略長方
形の底部を有する箱状体のカセットテープケースおよび
コンパクトディスクケースのホルダユニットであって、 前記底部に対向する上部と前記上部の長辺を含む1つの
側部のみが開放され、かつ、底部には、少なくとも前記
コンパクトディスクケースの一辺の長さと前記カセット
テープケースの長辺の長さとの差に相当する高さを有す
るリブ体を備え、このリブ体が、前記底部を少なくとも
前記コンパクトディスクケースの厚みに相当する幅を形
成するように2分割して前記側部と略平行に立設されて
いることを特徴とするカセットテープケースおよびコン
パクトディスクケースのホルダユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2976288U JPH0637996Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | カセットテープケースおよびコンパクトディスクケースのホルダユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2976288U JPH0637996Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | カセットテープケースおよびコンパクトディスクケースのホルダユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01134089U JPH01134089U (ja) | 1989-09-12 |
JPH0637996Y2 true JPH0637996Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31254250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2976288U Expired - Lifetime JPH0637996Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | カセットテープケースおよびコンパクトディスクケースのホルダユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637996Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0752070Y2 (ja) * | 1990-03-07 | 1995-11-29 | 株式会社システックキョーワ | カセットテープ兼コンパクトディスク用ラック |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP2976288U patent/JPH0637996Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01134089U (ja) | 1989-09-12 |
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