JP3022832U - コンパクトディスク、カセットテープ兼用整理ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトディスクやカセットテープの収納
ケースの双方を同時に整理収容することのできる兼用の
整理ケースを提供しようとする。 【構成】 コンパクトディスク収納ケース２の短辺１_１
より大なる内巾Ｌ_１を有し、コンパクトディスク収納ケ
ース２の長辺１_２より小であり、且つ、カセットテープ
収納ケース３の短辺１_３より大なる高さＬ_２のケース本
体１と、ケース本体１の長手方向をコンパクトディスク
収納ケース２の厚み１_４より大なる間隔高Ｌ_３をおき、
突出端縁間の巾Ｌ_４がカセットテープ収納ケース３の長
辺１_５より大である区画壁４と、区画壁４のケース本体
１の内底面からカセットテープ収納ケース３の短辺１_３
より若干大である高さＬ_５位置までの間に形成し、張出
し端縁間の巾Ｌ_６がカセットテープ収納ケース３の短辺
１_３より大である張出し段状壁５とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、コンパクトディスクとカセットテープのいずれの収納ケースでも整 理収容することができる兼用の整理ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、コンパクトディスクとカセットテープの収納ケースは、形状はもとよ り大きさにおいても差があり、前者は正方形に近似した形状であり、後者は長方 形状を呈するのである。

【０００３】 従って、多数枚のコンパクトディスクやカセットテープを整理するに当っては それぞれの形状、大きさに応じた別個の整理ケースを必要としていたのであり、 室内においては勿論のこと、自動車などの車内においても２種類の整理ケースを 要していたのである。

【０００４】 そこで、コンパクトディスクやカセットテープの収納ケースのいずれであって も整理収容することのできる兼用の整理ケースを提供しようとするものである。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、従来のコンパクトディスクやカセットテープの整 理ケースが、それぞれの収納ケースの形状に応じた大きさの専用の整理ケースを 必要としていたことである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、コンパクトディスク収納ケースの短辺より大なる内巾を有すると共 に、コンパクトディスク収納ケースの長辺より小であり、且つ、カセットテープ 収納ケースの短辺より大なる高さを有するケース本体と、ケース本体の長手方向 をコンパクトディスク収納ケースの厚みより大なる間隔をおいて両方内壁から内 方に突出され、突出端縁間の巾がカセットテープ収納ケースの長辺より大である 区画壁と、区画壁のケース本体の内底面からカセットテープ収納ケースの短辺よ り若干大である高さ位置までの間に形成し、張出し端縁間の巾がカセットテープ 収納ケースの短辺より大である内方への張出し段状壁とからなるのである。

【０００７】

【作用】

而して、コンパクトディスク収納ケースは、その両端部をケース本体の区画壁 の間隔の間に挟持され、また、カセットテープ収納ケースは、その両端面を区画 壁の突出端縁に相対した状態で収容されるのである。

【０００８】 また、区画壁のケース本体の内底面からカセットテープ収納ケースの短辺より 若干大である高さ位置までの間に形成され、張出し端縁間の巾がカセットテープ 収納ケースの短辺より大である内方への張出し段状壁には、張出し段状壁の間に カセットテープ収納ケースを収容すると共に、張出し段状壁にカセットテープ収 納ケースを載置収容するのである。

【０００９】 この際、張出し段状壁の間に収容されるカセットテープ収納ケースは、張出し 段状壁の間に平面的に積層して収容される場合と、短尺方向を縦にして並列して 収容される場合がある。

【００１０】

【実施例】

以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明すると、１はコンパクトディスク 収納ケース２の短辺１_１より大なる内巾Ｌ_１を有すると共に、コンパクトディス ク収納ケース２の長辺１_２より小であり、且つ、カセットテープ収納ケース３の 短辺１_３より大なる高さＬ_２を有するケース本体で、ケース本体１の両方内壁か ら内方に区画壁４を突出している。

【００１１】 この区画壁４はケース本体１の長手方向をコンパクトディスク収納ケース２の 厚み１_４より大なる間隔Ｌ_３をおいて突出され、その突出端縁間の巾Ｌ_４がカセ ットテープ収納ケース３の長辺１_５より大となっている。

【００１２】 ５は区画壁４のケース本体１の内底面からカセットテープ収納ケース３の短辺 １_３より若干大である高さＬ_５位置までの間に内方へ張出形成した張出し段状壁 で、張出し端縁間の巾Ｌ_６がカセットテープ収納ケース３の短辺１_３に形成され ている。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は上記のように構成され、コンパクトディスク収納ケースとカセットテ ープ収納ケースを、一つのケース本体に同時に収容することができるのであって それぞれ別個の専用の整理ケースを必要とせず、簡単に整理整頓が可能である。

【００１４】 また、区画壁のケース本体の内底面からカセットテープ収納ケースの短辺より 若干大である高さ位置までの間に、張出し端縁間の巾がカセットテープ収納ケー スの短辺より大である内方への張出し段状壁が形成されているので、不要なカセ ットテープ収納ケースは、張出し段状壁の間に収容できるのである。

【００１５】 更に、これらの上方である張出し段状壁には常用するカセットテープ収納ケー スを何らの支障もなく載置収容でき、張出し段状壁に載置収容されたカセットテ ープの収納ケースは、ケース本体に収容されたコンパクトディスク収納ケースと 上端をほぼ同じくすることができることから、ケース本体への収容操作や取り出 し操作が容易に行えるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図である。

【図２】Ａ−Ａ線断面図である。

【符号の説明】 １ ケース本体 ２ コンパクトディスク収納ケース ３ カセットテープ収納ケース ４ 区画壁 ５ 張出し段状壁 １_１ コンパクトディスク収納ケース２の短辺 １_２ コンパクトディスク収納ケース２の長辺 １_３ カセットテープ収納ケース３の短辺 １_４ コンパクトディスク収納ケース２の厚み １_５ カセットテープ収納ケース３の長辺 Ｌ_１ コンパクトディスク収納ケース２の短辺１_１より
大なる内巾 Ｌ_２ カセットテープ収納ケース３の短辺１_３よりなる
高さ Ｌ_３ コンパクトディスク収納ケース２の厚み１_４より
大なる間隔 Ｌ_４ 区画壁４の突出端縁間の巾 Ｌ_５ カセットテープ収納ケース３の短辺１_３より若干
大である高さ Ｌ_６ 張出し段状壁５の張出し端縁間の巾

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【手続補正書】

【提出日】平成７年９月２６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンパクトディスク収納ケース（２）の
   短辺１_１より大なる内巾Ｌ_１を有すると共に、コンパク
   トディスク収納ケース（２）の長辺１_２より小であり、
   且つ、カセットテープ収納ケース（３）の短辺１_３より
   大なる高さＬ_２を有するケース本体（１）と、ケース本
   体（１）の長手方向をコンパクトディスク収納ケース
   （２）の厚み１_４より大なる間隔Ｌ_３をおいて両方内壁
   から内方に突出れ、突出端縁間の巾Ｌ_４がカセットテー
   プ収納ケース３の長辺１_５より大である区画壁（４）
   と、区画壁（４）のケース本体（１）の内底面からカセ
   ットテープ収納ケース（３）の短辺１_３より若干大であ
   る高さＬ_５位置までの間に形成し、張出し端縁間の巾Ｌ
   _６がカセットテープ収納ケース（３）の短辺１_３より大
   である内方への張出し段状壁（５）とからなるコンパク
   トディスク、カセットテープ兼用整理ケース。