JPH0637901Y2 - ホースクリップ挿入装置のホース挿入量検知機構 - Google Patents

ホースクリップ挿入装置のホース挿入量検知機構

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JPH0637901Y2
JPH0637901Y2 JP9143388U JP9143388U JPH0637901Y2 JP H0637901 Y2 JPH0637901 Y2 JP H0637901Y2 JP 9143388 U JP9143388 U JP 9143388U JP 9143388 U JP9143388 U JP 9143388U JP H0637901 Y2 JPH0637901 Y2 JP H0637901Y2
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JP
Japan
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hose
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amount detection
sensor
detection mechanism
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JP9143388U
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JPH0215830U (ja
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英章 蜂谷
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車両の燃料系に使用される三次元に曲げて成
形されたゴムホースの両端直線部に半自動でホースクリ
ップを組付けるホースクリップ挿入装置のホース挿入量
検知機構に関する。
従来の技術 燃料タンクからエンジンへ燃料を供給する車両の燃料系
には、レイアウトの都合上から三次元に曲げて成形され
た多種類の形状のゴムホースが使用されている。これら
のゴムホースは燃料タンクやフィルタ等の各機器から突
出するバルジとパイプとを結合しており、バルジ及びパ
イプの先端部が差し込まれたゴムホースの両端部外周に
は抜け止めのホースクリップを取付けてある。これを第
4図及び第5図に基づいて説明すると、先端付近をやや
ふくらませたパイプ25がゴムホース1に長さLだけ差し
込まれ、ゴムホース1の先端からlの外周にはホースク
リップ2が取付けられている。このホースクリップ2は
ゴムホース1を外周から締めつけてパイプ25先端のふく
らみが抜け出るのを防止しており、第4図に示す如く、
成形されたゴムホース1の両端に予め所定の挿入量lま
でホースクリップ2を挿入して取付けた状態にしてお
く。
考案が解決しようとする課題 ところで、三次元に曲げて成形されたゴムホースにホー
スクリップを挿入しての取付けは、プライヤ等の工具を
使用した手作業にたよっているのが現状である。このた
め、ホースクリップの挿入量lを一定に保つのは困難な
ことであり、その信頼性が低いのに加えて生産性も低い
といった不都合があった。そこで、1個ずつ送られてく
るホースクリップを1対のつめでチャッキングして押し
広げ、そこへゴムホースを差し込んで組付けるホースク
リップ挿入装置が開発され、該ホースクリップ挿入装置
は、差し込まれたゴムホースの先端でスライドシャフト
を押し下げ、スライドシャフトに固着されて一体に移動
するストップカラーが所定の位置に取付けられている位
置検出用のセンサを作動させることによってゴムホース
の挿入量lを一定に保つように構成されている。しか
し、燃料系に使用されるゴムホースは車種や使用箇所に
応じて異なるため挿入量lも多種類となり、一台のホー
スクリップ挿入装置で対応しようとすれば、挿入量lの
設定を可変とする必要があった。
課題を解決するための手段 本考案は、前述の課題を解決するもので、チャッキング
されているホースクリップに差し込んだゴムホースがス
ライドシャフトを押し下げ、該スライドシャフトに固着
されたストップカラーで位置検出用のセンサを作動させ
て前記ゴムホースが所定の挿入量に到達したことを検知
するホースクリップ挿入装置のホース挿入量検知機構に
おいて、固定プレートに支持されたガイドシャフトと伸
張ばねを介してスライド自在に連結された移動プレート
が固定用のエアシリンダと結合され、該移動プレートに
は、前記センサが取付けられると共に前記スライドシャ
フトが復帰ばねを介してスライド自在に連結されたホー
ス挿入量検知部と、固定されたガイドロッドに沿ってス
ライド自在のスライドブロックと回動自在に結合された
切換ハンドルが操作面に位置するシフトプレートを切抜
いたシフトポジションから突出して設けられた切換操作
部と、前記ホース挿入量検知部の移動プレートと前記切
換操作部のスライドブロックとをプーリーを介してチェ
ーンで連結する連結部とを具備し、前記切換ハンドルの
操作に連動して前記移動プレートと一体に前記センサを
スライドさせ、該センサの設定位置を可変に構成したこ
とを特徴とするホースクリップ挿入装置のホース挿入量
検知機構である。
作用 前述の手段によれば、切換ハンドルを操作してシフト位
置の変更をすることにより、切換ハンドルと一体に結合
されたスライドブロックがガイドロッドに沿ってスライ
ドし、同時に、チェーンを介してスライドブロックと連
結されている移動プレートがガイドシャフトに沿ってス
ライドするので、位置検出用のセンサとストップカラー
との距離であるストローク量の設定を容易に変えること
ができる。なお、この操作を行なう際には、移動プレー
トを固定しているエアシリンダのエアを抜いて、移動プ
レートの固定を解除してやる必要がある。
実施例 本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
する。ホースクリップ挿入装置は、三次元に曲げて成形
されたゴムホース1の両端直線部外周にホースクリップ
2を半自動で組付ける装置であって、ホースクリップ2
を1個ずつ所定の位置に供給するシュート3、所定の位
置にセットされたホースクリップ2をチャッキングして
押し広げる1対のつめ4及び本考案によるホース挿入量
検知機構等により構成されている。そして、ホース挿入
量検知機構は、ホース挿入量検知部、切換操作部及び連
結部より成り、ホース挿入量検知部は、固定プレート5
に両端を支持されたガイドシャフト6に伸縮ばね7を介
して移動プレート8がスライド自在に連結され、この移
動プレート8には、位置検出用のセンサとして近接セン
サ9が取付けられ、さらに、ストップカラー10を固着し
たスライドシャフト11が復帰ばね12を介してスライド自
在に連結された構成となっている。そして、スライドシ
ャフト11の上端には受金13が取付けられており、差し込
まれたゴムホース1が受金13に突き当たってスライドシ
ャフト11を押し下げる。また、移動プレート8には固定
用としてのエアシリンダ14が結合されている。次に、切
換操作部の構成を説明すると、固定されたガイドロッド
15に沿ってスライド自在のスライドブロック16に切換ハ
ンドル17が回動自在に結合されており、この切換ハンド
ル17は、操作面に取付けたシフトプレート18を切抜いた
スライド溝19a及びシフト溝19bより成るシフトポジショ
ン19から突出して設けられている。そして、ホース挿入
量検知部と切換操作部とは、移動プレート8とスライド
ブロック16とがチェーン20で連結され、チェーン20はプ
ーリー21と共に連結部を構成している。
上述した構成のホースクリップ挿入装置のホース挿入量
検知機構によれば、つめ4でチャッキングされて押し広
げられた状態のホースクリップ2にゴムホース1を差し
込んでいくと、ゴムホース1の先端はホースクリップ2
を通り抜けて受金13に突き当たり、復帰ばね12の力に抗
してスライドシャフト11を押し下げる。スライドシャフ
ト11と一体に押し下げられたストップカラー10はほぼス
トローク量l′だけ下がった時点で近接センサ9を作動
させ、この近接センサ9からの信号を受けてつめ4のチ
ャッキングを解除すると、押し広げられていたホースク
リップ2は復帰してゴムホース1の外周に組付けされ
る。このため、ストローク量l′と挿入量lはほぼ一致
することになり、移動プレート8を矢印22の方向へ移動
させることによってこのストローク量l′の設定が変え
られるので、挿入量lを可変とすることができる。そし
て、ストローク量l′の設定を変える際には、まずエア
シリンダ14のエアを抜いて移動プレート8の固定を解除
しなければならず、エアシリンダ14による固定が解除さ
れた移動プレート8は伸張ばね7によって押し上げられ
た状態にある。次に、切換ハンドル17を矢印23の方向へ
回動させてスライド溝19aに導くことになり、切換ハン
ドル17は矢印24の方向への移動が可能となる。これを上
方へ引き上げると、切換ハンドル17の結合されたスライ
ドブロック16もガイドロッド15に沿って引き上げられ、
同時に、スライドブロック16に連結されたチェーン20は
プーリー21によって力の作用方向を変え、伸張ばね7の
力に抗して移動プレート8を引き下げる。そして、切換
ハンドル17を所望のシフト溝19bのレベルまで引き上げ
てから矢印23の方向へ回動させてシフト位置を定め、エ
アシリンダ14にエアを供給して移動プレート8を固定す
る。このような一連の操作により、ストローク量l′の
設定変更は完了する。なお、シフトプレート18に設ける
シフト溝19bは、挿入量lの種類に応じて準備しておく
ことができ、上記設定変更作業をすみやかに実施するこ
とができる。
考案の効果 前述の本考案によれば、切換ハンドルの操作によって容
易にストローク量の設定を変えることができるので、挿
入量lの異なる多種類のゴムホースに適用できるホース
クリップ挿入装置のホース挿入量検知機構となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図のII-II線に沿う断面図、第3図は第1図のIII-III線
に沿って見た図、第4図はゴムホースにホースクリップ
を組付けた状態を示す斜視図、第5図はゴムホースとパ
イプとの結合部を示す断面図である。 1……ゴムホース、2……ホースクリップ、3……シュ
ート、4……つめ、5……固定プレート、6……ガイド
シャフト、7……伸張ばね、8……移動プレート、9…
…近接センサ、10……ストップカラー、11……スライド
シャフト、12……復帰ばね、13……受金、14……エアシ
リンダ、15……ガイドロッド、16……スライドブロッ
ク、17……切換ハンドル、18……シフトプレート、19…
…シフトポジション、19a……スライド溝、19b……シフ
ト溝、20……チェーン、21……プーリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャッキングされているホースクリップに
    差し込んだゴムホースがスライドシャフトを押し下げ、
    該スライドシャフトに固着されたストップカラーで位置
    検出用のセンサを作動させて前記ゴムホースが所定の挿
    入量に到達したことを検知するホースクリップ挿入装置
    のホース挿入量検知機構において、固定プレートに支持
    されたガイドシャフトと伸張ばねを介してスライド自在
    に連結された移動プレートが固定用のエアシリンダと結
    合され、該移動プレートには、前記センサが取付けられ
    ると共に前記スライドシャフトが復帰ばねを介してスラ
    イド自在に連結されたホース挿入量検知部と、固定され
    たガイドロッドに沿ってスライド自在のスライドブロッ
    クと回動自在に結合された切換ハンドルが操作面に位置
    するシフトプレートを切抜いたシフトポジションから突
    出して設けられた切換操作部と、前記ホース挿入量検知
    部の移動プレートと前記切換操作部のスライドブロック
    とをプーリーを介してチェーンで連結する連結部とを具
    備し、前記切換ハンドルの操作に連動して前記移動プレ
    ートと一体に前記センサをスライドさせ、該センサの設
    定位置を可変に構成したことを特徴とするホースクリッ
    プ挿入装置のホース挿入量検知機構。
JP9143388U 1988-07-12 1988-07-12 ホースクリップ挿入装置のホース挿入量検知機構 Expired - Lifetime JPH0637901Y2 (ja)

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JPH0215830U JPH0215830U (ja) 1990-01-31
JPH0637901Y2 true JPH0637901Y2 (ja) 1994-10-05

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JP9143388U Expired - Lifetime JPH0637901Y2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 ホースクリップ挿入装置のホース挿入量検知機構

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CN107877123A (zh) * 2017-12-15 2018-04-06 苏州诚峰机电设备有限公司 换挡器的滑动块组装装置

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