JPH0637875B2 - スクロ−ル圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル圧縮機

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JPH0637875B2
JPH0637875B2 JP60159064A JP15906485A JPH0637875B2 JP H0637875 B2 JPH0637875 B2 JP H0637875B2 JP 60159064 A JP60159064 A JP 60159064A JP 15906485 A JP15906485 A JP 15906485A JP H0637875 B2 JPH0637875 B2 JP H0637875B2
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    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は揺動スクロールに公転のみを与えるオルダム
継手を備えたスクロール圧縮機に関するもので、特にオ
ルダム継手のキーの片当りをなくするようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕
まず、スクロール流体機械の原理について簡単に述べ
る。
第9図はスクロール流体機械を圧縮機として用いた場合
の基本的な構成要素と圧縮原理を示しており、同図にお
いて、1は固定スクロール、2は揺動スクロール、3は
吸入室、4は吐出ポート、5は圧縮室である。また、O
は固定スクロール1の中心である。
上記固定スクロール1及び揺動スクロール2は同一形状
で巻方向が互いに反対の渦巻1a,2aを有し、これら
の渦巻1a,2aの形状は従来から知られている如く、
インボリュート曲線、円弧等から構成されている。
次に動作について説明する。上記固定スクロール1は空
間に対して静止しており、揺動スクロール2は固定スク
ロール1に対して180゜位相のずれた状態で組合わさ
れ、固定スクロール1の中心Oのまわりを自転しない公
転運動を行い、第9図a〜dに示す如く0゜,90゜,
180゜,270゜のように運動する。図中、第9図a
に示し、渦巻1a,2a間に圧縮室5が形成される。そ
して、揺動スクロール2の運動に伴い、圧縮室5は順次
その容積を減じ、その中のガスは圧縮されて固定スクロ
ール1の中心部に設けられた吐出ポート4より排出され
る。
スクロール圧縮機の名前で知られている装置の概略は以
上の通りである。
次に、スクロール圧縮機の具体的な構成及び動作につい
て説明する。第3図は例えば特願昭59−64571号
に示されるようなスクロール圧縮機の一実施例の構成を
示し、特に、スクロール圧縮機を全密閉形冷媒圧縮機に
応用した場合のものである。同図において、1は渦巻1
aを台板1bの一側に備えた固定スクロール、2は渦巻
2aを台板2bの一側に備えた揺動スクロール、3は吸
入口(吸入室)、4は吐出ポート、5は両渦巻1a,2
aを互いに組合せたとき両渦巻1a,2a間に形成され
る圧縮室、6は主軸、7は吸入口7aを有し、主軸下端
と所定空隙をもって主軸下端部を覆うように装着された
オイル・キャップ、8,9は軸受フレーム、10はモー
タ・ロータ、11はモータ・ステータ、12はシェル、
13はオルダム継手、14は邪魔板、15はシェル12
の底部に設けた油溜、16は吸入管、17は吐出管、1
8は主軸6に対して偏心し、かつ台板2bの他側に設け
られた揺動スクロール軸2cと回転自在に嵌入された揺
動スクロール軸受で、主軸6上端部の大径部6aに形成
した偏心穴60a内に固着されている。19は主軸6上
部の大径部6aの外周面61aを支承する第1の主軸
受、20は主軸6下部の小径部6bを支承する第2の主
軸受、21は揺動スクロール2の台板2bにおける下面
20bを軸方向から支承する第1のスラスト軸受、22
は主軸6の大径部6aと小径部6b間の段部6cを軸方
向から支承する第2のスラスト軸受、23は主軸6下端
に開口部23aを有し、主軸6内にその軸心より偏心し
て設けられた給油孔で、各軸受18,20部へ連通して
いる。24は主軸6内に設けられたガス抜孔、25,2
6は油経路用の返油孔、27,28は吸入ガス経路用の
連通孔である。
ここで、揺動スクロール2は、固定スクロール1とから
合わされた状態で揺動スクロール軸2cが揺動スクロー
ル軸受18を介して主軸6に係合され、前期揺動スクロ
ール軸受18及び軸受フレーム8に配設された第1のス
ラスト軸受21によって支承されている。さらに、主軸
6はインローなどで互いに結合された軸受フレーム8,
9内に配設された第1の主軸受19、第2の主軸受2
0、第2のスラシト軸受22によって支承されている。
また、オルダム継手13は揺動スクロール2と軸受フレ
ーム8との間に配設され、揺動スクロール2の自転を防
止し、公転運動のみを行わせるように構成されている。
このような状態で、固定スクロール1は軸受フレーム
8,9とともにボルトなどにより共締めされる。また、
モータ・ロータ10は主軸6に、モータ・ステータ11
は軸受フレーム9に、それぞれ圧入,焼嵌めまたはねじ
止めなどによって固定されている。さらに、オイル・キ
ャップ7は、主軸6に圧入・焼嵌めなどによって固定さ
れている。このようにして組立てられた機械部は固定及
び揺動スクロール1,2を上部に、モータ・ロータ10
及びモータ・ステータ11を下部にしてシェル12内に
圧入,焼嵌め等により収容固定されている。
次にこのように構成されたスクロール圧縮機の動作につ
いて説明する。モータ・ロータ10が回転すると、主軸
6及びオルダム継手13を介して揺動スクロール2が公
転運動を始め、第9図で説明した作動原理でより圧縮が
開始する。この時、冷媒ガスは吸入管16よりシェル1
2内に吸入され、第3図の実線矢印に示すように軸受フ
レーム9とモータ・ステータ11との間の連通孔27、
モータ・ロータ10とモータ・ステータ11との間のエ
アギャップなどを通過してモータを冷却した後、シェル
12と軸受フレーム8,9との間の連通孔28を通って
固定スクロール1に設けた吸入口3より圧縮室5へ取り
込まれ圧縮される。圧縮されたガスは、吐出ポート4を
経て吐出管17より圧縮機外へ排出される。また、潤滑
油は、油溜15より破線矢印で示すように主軸6に配設
されたオイル・キャップ7及び給油孔23による遠心ポ
ンプ作用によりオイル・キャップ7の吸込口7a及び給
油孔23を通じて各軸受18,20に給油され、さらに
軸受18からは軸受21,19、軸受20からは軸受2
2の順に給油される。潤滑に使用された油は、主に軸受
フレーム8,9に設けられた返油孔25,26を通って
油溜15に戻される。前記軸受21等から漏れ出た油が
直接吸入口(吸入室)3へ吸引されないよう邪魔板14
が軸受フレーム8と揺動スクロール2の外周面との間に
隙間を閉鎖するように設けられ、邪魔板14と揺動スク
ロール2により吸入口(吸入室)3と揺動機械部とを分
離している。また、主軸6に設けられたガス抜孔24
は、作動時、オイル・キャップ7内のガスを迅速に軸外
へ排出し、ポンプ効率を高めるためのものである。
このようなスクロール圧縮機において、揺動スクロール
2に作用する負荷及びそれに伴う各部軸受の負荷反力を
説明する。第4図は揺動スクロール2及びその軸受部の
部分詳細図であって、運転時に、揺動スクロール2に
は、半径方向のガス負荷と遠心が作用し、この力をFr
とすると、揺動スクロール軸2cを介して揺動スクロー
ル軸受18に反力Prが生ずる。また、軸方向ガス負荷
Ftに対しては、揺動スクロール2の台板2bを介して
スラスト軸受21に反力Ptが生ずる。また、ガス圧縮
に伴って揺動スクロール2には自転トルクが生ずるが、
これは第5図a,bに示すような形状のオルダム継手1
3によって係止される。即ち、オルダム継手13は、環
状のオルダム・リング13aの上面に互いに平行な一対
のキー13bが形成され、これと90゜ずれた位置にあ
って、下面に互いに平行なもう一対のキー13bが形成
されている。第6図はオルダム継手13か揺動スクロー
ル2に組まれた状態を示すが、オルダム・リング13a
の上面に形成された一対のキー13bは、揺動スクロー
ル台板2b面上に上記一対のキー13bと対応して形成
された一対のキー溝2dに摺動自在に嵌入され、もう一
対のキー13bは、フレーム8に形成された一対のキー
溝(図示せず)にやはり摺動自在に嵌入されている。こ
のような状態で揺動スクロール2に自転トルクMが生ず
ると、オルダム継手13のキー13bには矢印のような
反力FMが生ずる。
次に、オルダム継手13のキー13b及び揺動スクロー
ル台板2bの面上に形成されたキー溝2dの嵌入状態に
ついて説明する。
第7図はスクロール圧縮機停止状態におけるキー13b
とキー溝2dとの嵌入状態の拡大図であって、キー13
bの幅をW1、キー溝2dの幅をW2、キー13bの長
さをLとした、ここでキー13bとキー溝2dは、キー
13bを摺動自在とするためにW2−W1=δとなる、
ある適当な隙間が設けてある。
第8図はスクロール圧縮機運転状態におけるキー13b
とキー溝2dとの嵌入状態の拡大図である。スクロール
圧縮機運転時においては、揺動スクロール2に自転トル
クMが生じ、揺動スクロール2が主軸6の回転方向へ回
転しようとするが、オルダム継手13はオルダム・リン
グ13aの反対面に90゜ずれた位置に形成されたキー
13bが軸受フレーム8のキー溝8aに嵌入されている
ため回転することができず、上記キー13bとキー溝2
dの隙間δの間である角度αをもって嵌入された状態と
なり、片当り摺動となる。ここで、角度αはオルダム・
リング13aの外径をRとすると、W2=Rsin α+W
1cos αを満足する角度となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のスクロール圧縮機では、オルダム・
リング13aの上下面に円周方向に90゜の位相差をも
って形成した一対ずつの2組のキー13bと、これらに
対向し形成された揺動スクロール台板2b上面のキー溝
2d及び軸受フレーム8のキー溝8aとは摺動自在に嵌
合されるものであるため、キー13bとこれが嵌合する
キー溝2d,8aとの間には、両者間のスムーズな摺動
を行わせるための隙間(W2−W1=δ)が形成されて
おり、従って揺動スクロール2に自転トルクMが生じる
と、上記キー13bとキー溝2b,8aとは隙間のため
に平行摺動せずに片当り摺動し、反力FMを小さな接触
面積で受けることになる。このため片当りに起因してキ
ー13b及びキー溝2d,8aの焼付き、異常摩耗が発
生する問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、オルダム継手のキーと、揺動スクロール台板
及びフレームに形成したキー溝との片当りをなくし、キ
ー及びキー溝の焼付き及び異常摩耗のないスクロール圧
縮機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
インボリュートなどよりなる一対の渦巻を互いに偏心さ
せて組合せることにより圧縮室を形成する固定スクロー
ル及び摺動スクロールと、上記揺動スクロールを公転運
転させるための主軸の駆動モータと、上記揺動スクロー
ル及び上記主軸を支承する軸受フレームと、上下面にそ
れぞれ複数のキーを形成したオルダム・リングを有し上
記揺動スクロールの台板及び上記軸受フレームに形成し
たキー溝に上記キーを揺動可能に係合して上記揺動スク
ロールを公転運動させるオルダム継手とを有するスクロ
ール圧縮機において、上記オルダム・リングの片方の面
のキーが上記揺動スクロールのキー溝壁に面接触状態で
揺動スクロールの自転トルクを受けるように該キーまた
はキー溝を負荷方向に所定量オフセットさせ、上記オル
ダム・リングの他方の面のキーが上記軸受フレームのキ
ー溝壁に面接触状態で上記自転トルクを与えるように該
キーまたは溝を回転方向に所定量オフセットさせたもの
である。
〔作 用〕
この発明においては、オルダム・リングの片方の面のキ
ーが上記揺動スクロールのキー溝壁に面接触状態で該揺
動スクロールの自転トルクを受けるように該キーまたは
キー溝を負荷方向に所定量オフセットさせ、上記オルダ
ム・リングの他方の面のキーが軸受フレームのキー溝壁
に面接触状態で上記自転トルクを与えるように該キーま
たはキー溝を回転方向に所定量オフセットさせたことに
より、揺動スクロールに自転トルクが作用してもキーは
片当りすることなくキー溝と平行に面接触状態で摺動す
ることになり、キー及びキー溝の焼付き、異常摩耗を防
止することができる。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を第1図,第2図,第10図
及び第11図について説明する。
第10図は第1図と似ているが,Aから見た断面及びB
から見た断面を詳しく図示したものである。
キー溝は揺動スクロール側と軸受フレーム側で90度ず
れているが,これを合成すると第11図のようになる。
第1図,第2図,第10図及び第11図において,第3
図〜第8図と同一の部分には同一の符号を付してその説
明を省略し,異なる部分を重点的に述べる。
即ち、この実施例にあっては、キー13bとキー溝2
d,8aとを片当りなく平行に摺動させるために、オル
ダム継手のオルダム・リング13aの上面及び下面に形
成されたキー13bを、オルダム・リング13aの中心
を通って直交する直線30,31に対して揺動スクロー
ル2の自転トルクMを受ける負荷方向にPなる値をもっ
てオフセットしたものである。
上記のように構成されたスクロール圧縮機において、オ
ルダム継手13のオルダム・リング13aの上面及び下
面に形成したキー13bのオフセット値Pは、キー13
bの幅をW1、キー溝2d,8aの幅をW2(W1<W
2)とすると、 となる。
ここで、 とすると、キー13bとキー溝2d,8a間にガタツキ
がなくなり、揺動スクロール2に自転トルクMが作用し
てもオルダム継手13のキー13bと揺動スクロール台
板2bのキー溝2d及び軸受フレーム8のキー溝8aと
は片当りせず、キー13bの全面でキー溝2d,8aと
摺動し、これにより揺動スクロール2に生じる自転トル
クMによる反力FMはキー13bの全面で受けることに
なり、キーとキー溝間の単位接触面圧は小さくなる。従
って、キー及びキー溝の焼付き及び異常摩耗を防止でき
る。
なお、上記実施例では、オルダム継手13のキー13b
をオフセットした場合について説明したが、これに代え
て揺動スクロール2のキー溝2d及び軸受フレーム8の
キー溝8aを上記実施例と同様にオフセットしてもよ
い。また、各キー13bとキー溝2d,8aの選択的組
合せ、例えばオルダム・リング13aの上面に形成した
キー13bのみをオフセッし、そしてオルダム・リング
13aの下面側キー13bと対応する軸受フレーム8の
キー溝8aのみをオフセットしても同様な効果が得られ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、オルダム継手
のオルダム・リングの上面及び下面に形成したキーと揺
動スクロール及び軸受フレームに形成したキー溝とが面
接触状態を保持するように構成したので、キーとキー溝
の片当りが防止でき、かつキー及びキー溝の焼付き、異
常摩耗現象を生じにくくするととに、信頼性の高いスク
ロール圧縮機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るスクロール圧縮機の一例を示す
オルダム継手と揺動スクロール部分の下面図、第2図は
第1図II−II線に沿う縦断面図、第3図乃至第8図は従
来例を示すもので、第3図はスクロール圧縮機の全体の
縦断面図、第4図は揺動スクロールとその軸受部分の断
面図、第5図aはオルダム継手の平面図、第5図bはそ
の側面図、第6図は揺動スクロールとオルダム継手の組
立状態を示す下面図、第7図及び第8図はスクロール圧
縮機停止時及び運転時のキー及びキー溝の嵌合状態を示
す説明図、第9図はスクロール圧縮機の作動原理図,第
10図は第1図と同様にこの発明の実施例であり特にA
から見た断面及びBから見た断面を詳しく示し,第11
図はキー溝が揺動スクロール側と軸受フレーム側で90
度ずれているがそれを合成した状態を示す図である。 1……固定スクロール、2……揺動スクロール、2b…
…揺動スクロール台板、2d……キー溝、6……主軸、
8,9……軸受フレーム、8b……キー溝、13……オ
ルダム継手、13a……オルダム・リング、13b……
キーである。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 正 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内 (72)発明者 大井手 正彦 和歌山県和歌山市手平6丁目5番66号 三 菱電機株式会社和歌山製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インボリュートなどよりなる一対の渦巻を
    互いに偏心させて組合せることにより圧縮室を形成する
    固定スクロール(1)及び揺動スクロール(2)と、上記揺動
    スクロールを公転運動させる主軸(6)と、上記主軸を駆
    動するモータと、上記揺動スクロール(2)及び上記主軸
    (6)を支承する軸受フレーム(8),(9)と、上下面にそれ
    ぞれ複数のキー(13b)を形成したオルダム・リング(13a)
    を有するとともに上記揺動スクロールの台板(2b)及び上
    記軸受フレーム(8)に形成したキー溝(2d),(8a)に上記
    キー(13b)を揺動可能に係合することにより上記揺動ス
    クロール(2)を自転しないように公転運動させるオルダ
    ム継手(13)とを有するスクロール圧縮機において、上記
    オルダム・リング(13a)の片方の面のキー(13b)が上記揺
    動スクロール(2)のキー溝壁に面接触状態で該揺動スク
    ロール(2)の自転トルクを受けるように該キー(13b)また
    はキー溝(2d)を負荷方向に所定量オフセットさせ、上記
    オルダム・リングの他方の面のキー(13b)が上記軸受フ
    レーム(8)のキー溝壁に面接触状態で上記自転トルクを
    与えるように該キー(13b)またはキー溝(8a)を回転方向
    に所定量オフセットさせ、かつ上記キー溝(2d)(8a)は9
    0度ずれていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 【請求項2】キーの幅をW1、キー溝の幅をW2とした
    時、そのオフセット値が、 としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のス
    クロール圧縮機。
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