JPH0637835A - ダイレクトコンバージョン受信機 - Google Patents

ダイレクトコンバージョン受信機

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Publication number
JPH0637835A
JPH0637835A JP19179092A JP19179092A JPH0637835A JP H0637835 A JPH0637835 A JP H0637835A JP 19179092 A JP19179092 A JP 19179092A JP 19179092 A JP19179092 A JP 19179092A JP H0637835 A JPH0637835 A JP H0637835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
level
modulated wave
received
baseband signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP19179092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Higaki
健二 桧垣
Yukihiko Kumagai
幸彦 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP19179092A priority Critical patent/JPH0637835A/ja
Publication of JPH0637835A publication Critical patent/JPH0637835A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 RSSIが可能なダイレクトコンバージョン
受信機を簡素かつ安価な構成により実現する。 【構成】 受信変調波を増幅するLNA30に対してロ
ールオフに対し係るLPF24−Iの出力を用いてAG
Cを施す。LPF24−Iの通過帯域内におけるベース
バンド信号のレベルが一定となる。このベースバンド信
号をLPF24−Iと同一のカットオフ周波数を有する
HPF42によって瀘波し、整流回路46によって整流
することにより、LPF24−Iの通過帯域外の雑音レ
ベルを検出する。整流回路46の出力とROM52上と
のテーブルとを参照して受信電界強度を判定する。ベー
スバンドにおいてRSSIを実行することが可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルセルラ等に
用いられるダイレクトコンバージョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル変調波を受信して復調する方
式としては、従来から、ダイレクトコンバージョン方式
が知られている。図3には、一従来例に係りディジタル
セルラ等の移動機において用い得るダイレクトコンバー
ジョン受信機の一例構成が示されている。
【0003】この図に示されるダイレクトコンバージョ
ン受信機は、アンテナ10を送受共用器12により図示
しない送信部と共用しつつ、他の局からのディジタル変
調波を受信する受信機である。送受共用器12の後段に
は低雑音増幅器(LNA)14が接続されており、この
LNA14によりアンテナ10による受信変調波が低雑
音増幅される。LNA14の後段にはハイブリッド16
を介してミキサ18−I及び18−Qが接続されてい
る。ミキサ18−Iはハイブリッド16を介して供給さ
れるLNAの14の出力を、シンセサイザ20によって
生成される局部発振信号と混合し後段に出力する。又、
ミキサ18−Qは、シンセサイザ20の出力を移相器2
2により90°移相させた上でこれをLNA14の出力
と混合し後段に出力する。従って、ミキサ18−Iと1
8−Qの出力は互いに90°位相の異なるベースバンド
信号となる。
【0004】ミキサ18−I及び18−Qの後段には、
LPF24−I及び24−Qが接続されている。LPF
24−I及び24−Qは、ロールオフの平方根の特性を
有している。すなわち、送信側において同様の特性によ
り濾波されている変調波がベースバンド信号に変換され
た上でこのLPF24−I及び24−Qに入力されるこ
とになり、これにより、ロールオフ特性による濾波が施
された、すなわち帯域制限されたベースバンド信号が得
られる。
【0005】LPF24−I及び24−Qの後段に接続
されている復調部28は、LPF24−I及び24−Q
の出力に基づきアナログ信号(オーディオ信号)を復調
し、これを図示しないオーディオ部や制御部に供給す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、ダイレク
トコンバージョン受信機においては変調波がベースバン
ド信号へ直接変換され、これにより得られたベースバン
ド信号からオーディオ信号を復調するようにしている。
このため、受信入力レベルの検出、すなわちRSSIが
困難であるという問題点があった。具体的には、RSS
Iを行うためにはそのための高周波回路が必要とされる
ため、回路構成が複雑化・高価格化してしまい、ディジ
タルセルラ等の移動機、特に携帯機として用いるのに不
都合であった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、RSSIを小型か
つ安価な構成により実現することが可能で移動機、携帯
機等に適したダイレクトコンバージョン受信機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、帯域制限後のベースバンド信号のレ
ベルを検出する手段と、この検出の結果に基づき帯域制
限に係る所定周波数帯域(通過帯域)内における受信変
調波のレベルを一定制御する手段と、帯域制限前のベー
スバンド信号から帯域外の雑音レベルを検出する手段
と、この検出の結果に基づき受信電界強度を判定する手
段と、を備え、帯域制限後の変調波のレベルに基づき受
信変調波のレベルを一定制御したうえで、帯域制限前の
ベースバンド信号から受信電界強度を検出することを特
徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、ベースバンド信号への変換
に供される受信変調波のレベルが、帯域制限後のベース
バンド信号のレベルの検出結果に基づき一定制御され
る。すなわち、ベースバンド変換の対象となる受信変調
波について自動利得制御(AGC)が施される。このA
GCの結果、帯域制限前のベースバンド信号のレベル
は、少なくとも帯域制限に係る周波数帯域内において一
定のレベルとなる。さらに、このAGCにより帯域外雑
音レベルも変化する。すなわち、帯域制限前のベースバ
ンド信号においては、受信電界強度が弱ければ帯域外の
雑音レベルが大きくなり、受信電界強度が弱ければ小さ
くなる。本発明においては、帯域制限前のベースバンド
信号からこの帯域外の雑音レベルが検出され、この検出
結果に基づき受信電界強度が判定される。従って、本発
明においては、ベースバンド信号に変換した後に受信電
界強度の変動を検出することができるため、従来に比べ
簡素かつ安価な構成によりダイレクトコンバージョン受
信機を実現できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0011】図1には、本発明の一実施例に係るダイレ
クトコンバージョン受信機の構成が示されている。この
図に示されるように本実施例の回路は、送受共用器12
後段のLNAを自動利得制御LNA30とするととも
に、このLNA30の利得を制御するAGC回路32を
設け、更にRSSI回路34を設けたことを特徴として
いる。
【0012】AGC回路32は、DCアンプ36及び整
流回路38から構成されている。DCアンプ36は、ロ
ールオフに係るLPF24−Iの出力を直流増幅し、整
流回路38はこれを整流する。LNA30の利得は整流
回路38の出力に基づき制御される。
【0013】また、RSSI回路34は、アンプ40、
HPF42、アンプ44、整流回路46、A/Dコンバ
ータ48、CPU50及びROM52から構成されてい
る。アンプ40はミキサ18−Iの出力を増幅しこれを
HPF42に入力する。HPF42はLPF24−Iの
通過帯域の信号を除去する特性を有している。HPF4
2の後段に接続されているアンプ44はHPF42の出
力を増幅した上で整流回路46に入力する。整流回路4
6はアンプ44の出力を整流し、A/Dコンバータ48
はこれをディジタルデータに変換する。CPU50は、
A/Dコンバータ48の出力を、ROM52上のテーブ
ルを参照しつつデータ変換し、受信電界強度を現すデー
タとして制御部に出力する。
【0014】次に、この実施例の動作について図2を用
いて説明する。図2(a)は受信電界強度が強い場合の
HPF42の入力スペクトルを、図2(b)は受信電界
強度が弱い場合のHPF42の入力スペクトルを、それ
ぞれ示している。
【0015】この図においてfとして示されるのはシ
ンボル周期の逆数であり、LPF24−I及び24−Q
並びにHPF42はf/2のカットオフ周波数を有し
ている。AGC回路32は、ロールオフに係るLPF2
4−Iの出力、すなわちf/2に帯域制限されたベー
スバンド信号のレベルを検出してLNA30の利得を制
御しているため、LNA30の出力、ひいてはHPF4
2の入力レベルがLPF24−Iの通過帯域内において
ほぼ一定のレベルに制御されることとなる。
【0016】HPF42は、図2に示されるようなスペ
クトルを有する入力信号からロールオフに係るLPF2
4−Iの通過帯域内の信号を除去し、帯域外の雑音、す
なわちこの図において帯域外白色雑音200として示さ
れる雑音のみを通過させる。従って、整流回路46の出
力は帯域外白色雑音200のレベルに対応した出力とな
り、A/Dコンバータ48からCPU50に入力される
データもこの帯域外白色雑音200のレベルを示すデー
タとなる。
【0017】このとき、前述のようにロールオフに係る
LPF24−Iの通過帯域内におけるベースバンド信号
(変調波100)のレベルが一定に制御されているた
め、受信電界強度が強い場合には帯域外白色雑音200
のレベルが低く、受信電界強度が弱い場合には高くな
る。従って、ROM52上に帯域外白色雑音200のレ
ベルを現すA/Dコンバータ48の出力値と、これに対
応する受信電界強度とをテーブルとして予め格納してお
けば、CPU50の動作によって受信電界強度を知るこ
とができる。
【0018】なお、LNA30のダイナミックレンジは
60dB以上とし、また、ROM52上のテーブルには
整流回路46の検波特性を加味する必要がある。また、
CPU50は制御部のCPU(図示せず)と共用するこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば帯
域制限後のベースバンド信号のレベルが一定となるよう
受信変調波についてAGCを施し、更に帯域制限前のベ
ースバンド信号における帯域外雑音レベルを検出して受
信電界強度を判定するようにしたため、ベースバンド帯
域においてRSSIを実現することが可能となり、安価
かつ簡素な構成により受信電界強度の変動を検出可能な
ダイレクトコンバージョン受信機を実現できる。これに
より、ディジタルセルラ等の移動機、携帯機等に適する
ダイレクトコンバージョン受信機が実現される。なお、
本発明の構成は干渉の検出に応用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るダイレクトコンバージ
ョン受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例におけるHPFの入力スペクトルを
示す図であり、図(a)は受信電界強度が強い場合の、
図2(b)は、受信電界強度が弱い場合の図である。
【図3】一従来例に係るダイレクトコンバージョン受信
機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 18−I,18−Q ミキサ 24−I,24−Q LPF 28 復調部 30 LNA(AGC) 32 AGC回路 34 RSSI回路 36 DCアンプ 38 整流回路 40,44 アンプ 42 HPF 46 整流回路 48 A/Dコンバータ 50 CPU 52 ROM 100 変調波 200 帯域外白色雑音

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル変調波を受信する手段と、局
    部発振信号と混合することにより受信変調波をベースバ
    ンド信号に変換する手段と、ベースバンド信号を所定周
    波数帯域に帯域制限する手段と、帯域制限後の変調波に
    基づきアナログ信号を復調する手段と、を備えるダイレ
    クトコンバージョン受信機において、 帯域制限後のベースバンド信号のレベルを検出する手段
    と、 この検出の結果に基づき前記所定周波数帯域内における
    受信変調波のレベルを一定制御する手段と、 帯域制限前のベースバンド信号から前記所定周波数帯域
    外の雑音レベルを検出する手段と、 この検出の結果に基づき受信電界強度を判定する手段
    と、 を備え、 帯域制限後の変調波のレベルに基づき受信変調波のレベ
    ルを一定制御した上で、帯域制限前のベースバンド信号
    から受信電界強度を検出することを特徴とするダイレク
    トコンバージョン受信機。
JP19179092A 1992-07-20 1992-07-20 ダイレクトコンバージョン受信機 Pending JPH0637835A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153151A (ja) * 2002-01-25 2009-07-09 Qualcomm Inc ゼロ−ifアーキテクチャを用いたampsレシーバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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