JPH0637821Y2 - 皿洗い機における乾燥装置 - Google Patents

皿洗い機における乾燥装置

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JPH0637821Y2
JPH0637821Y2 JP1987183916U JP18391687U JPH0637821Y2 JP H0637821 Y2 JPH0637821 Y2 JP H0637821Y2 JP 1987183916 U JP1987183916 U JP 1987183916U JP 18391687 U JP18391687 U JP 18391687U JP H0637821 Y2 JPH0637821 Y2 JP H0637821Y2
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JP
Japan
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plate
turntable
dish
tray
drying
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JP1987183916U
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JPH0191468U (ja
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英作 米田
博保 沼田
勉 細田
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オーイズミエンジニアリング株式会社
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は多数枚の皿を連続的に洗う業務用となる皿洗い
機における乾燥装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、所謂回転寿司屋等において用いられている業務
用皿洗い機としては、1本のベルトコンベヤ上にあって
皿搬入手段と洗浄手段と乾燥手段及び皿搬出手段を順次
長手方向に配置したベルトコンベヤ型皿洗い機とか、本
件出願人が先に提示したターンテーブル型皿洗い機(実
願昭61−200147号)があるが、これ等の乾燥手段は、単
に熱(温)風を吹き付けて乾かすタイプである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、このように熱風を吹き付けただけで洗った皿を
乾かすには、大粒の水滴まで急速に乾かし得ず、完全に
乾かすには時間を要し、延いては皿洗い機全体の能率低
下につながっている。
本考案は上記実情に鑑み、所定位置の皿自体を高速回転
し、強制的に乾かす如くした皿洗い機における乾燥装置
を提供することを目的としたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 2本の断面C形を呈す皿受兼繰出用受杆をターンテーブ
ル上部に配設した積層せる皿を1枚宛で落下する皿搬入
手段と、ローラ型ブラシ,洗浄液ノズルを備えた洗浄手
段と、乾燥手段及びターンテーブル下部に配設した皿プ
ッシャーで皿を突き上げる皿搬出手段を、ターンテーブ
ルを4等分に区画した位置に設けた皿受枠孔部分に配置
すると共に、該ターンテーブルを1/4回転の間歇移動と
する皿洗い機において、乾燥手段を、ターンテーブルの
所定の皿受枠孔の下部に、皿底が乗り上げるシリコンゴ
ム等よりなる周縁に乗り込み用テーパー部を形成した高
速回転の水切りディスクを設置すると共に、該水切りデ
ィスクに対向するターンテーブルの上部に、機体側から
支持された片支持板バネの先端下部にベアリング機構で
転動自在となる転動ボールを、皿の中心部を抑えるよう
に臨ませてなるものである。
〈作用〉 上記のような構成のため、一定間隔でターンテーブル上
に載置された皿が所定の洗浄工程を経て濡れた状態で乾
燥工程へ移動すると、該皿の底部がターンテーブル下方
の水切りディスクに乗上げると共に、該皿の上面中心部
には上方に配設の転動ボールが接触するものとなる。こ
のように、乾燥工程位置に皿がセットされると、該皿は
高速回転を始める水切りディスクと一体となって高速回
転し、水滴が遠心力により飛散し短時間で乾くものとな
る。この場合、皿は浮上しようとするが、皿の上面は転
動ボールにて抑えられているため、所定位置をずれるこ
とがない。勿論、転動ボールは皿の回転に応じ転動する
ものである。この後、皿搬出手段に進むものである。
〈実施例〉 以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明すれば、次
の通りである。
1は1/4回転の間歇回転をもち周縁に4個皿受枠孔2を
形成してなる網枠型ターンテーブルで、該ターンテーブ
ル1の乾燥工程位置aとなる皿受枠孔2の下部に、シリ
コンゴム等よりなる周縁に乗込み用テーパ部3aを設けた
水切りディスク3を設けると共に、前記皿受枠孔2の上
部にバネ手段4で支持され皿抑え体5を配設し、該皿抑
え体5の転動ボール6がセットされる皿Aの上面中心に
臨ませ、全体として乾燥装置7となる。この場合、水切
りディスク3は高さ調整自在のスペーサー脚8を介し高
速回転板9と一体となっている。また、皿抑え体5は転
動ボール6と支枠部5a間に鋼球10を多数詰めベアリング
構造を呈し、且つ、該皿抑え体5はバネ手段4となるタ
ーンテーブル1の皿搬送路11の両側に配す円弧状カバー
板12に差渡した基板13に固定の片支持板バネ14の先端下
面に取付いてなる。
次に、この作用を説明すると、先ず皿洗い機15の皿搬入
手段16の下部に配す一対の断面C形を呈す皿受兼1枚宛
落下用受杆17上に皿Aを適宜枚数積層しておくものであ
る(第6図参照)。
ここにおいて、密閉状筐体部15a内のターンテーブル1
の間歇回転に連動して前記受杆17が1回転すれば、該受
杆17のC溝部17aに一旦1枚の皿Aの縁部が嵌まり込む
と共に、次段の皿Aは回転して臨んだ背部17bで受け、
前記C溝部17aが真下位置になったときに皿Aが落下
し、この糸尻となる底部Aaがターンテーブル1の皿受枠
孔2にセットされる。即ち、皿搬入工程位置bにあって
は、積層せる最下位の皿Aのみが落下する(1枚後繰出
し)。次に、ターンテーブル1が回転し洗浄工程位置C
となる洗浄手段18に皿Aが移動すれば、該皿Aの上下に
配設されたブラシ19が接触回転すると共に、側部位置の
洗浄液ノズル20より噴射する洗浄液(一般には、殺菌液
を混ぜた湯又は湯のみ)とでブラッシング洗浄され、湯
分,滓等を排液槽部21側へ流下させる。
而して、洗浄工程を経た皿Aがターンテーブル1の回転
で乾燥工程位置aに進むと、該皿Aの底部Aaが高速回転
用水切りディスク3面に周縁のテーパー部3aを経て乗上
げると共に、該皿Aの上方にあっては皿抑え体5が皿縁
で少し跳ね上げ状となって皿上面に入り込み、この転動
ボール6が皿Aの中心部に臨む(第1図参照)。この
後、適宜リレー手段をもって高速モータ22が駆動しベル
ト23を介して高速回転板9の軸9aを回転するため、該高
速回転板9と一体の水切りディスク3が高速回転するも
のとなり、該水切りディスク3上の皿Aは高速回転し、
これに伴う遠心力にて洗浄工程で付着した水滴が飛散
し、前記工程等で予め暖められた皿自体の温度と相俟っ
て強制的に水気が乾かされる。この場合、皿Aは遠心力
に起因して浮上作用を受けるが、該皿Aの上面中心部に
転動ボール6が位置し浮上を抑えるものである。勿論、
この転動ボール6はボールベアリング構造で回転自在の
ため、皿Aの回転による公転され抵抗のない抑え作用を
果す。また、転動ボール6の回転に伴う微振動は支持部
材が片支持板バネ14のため、適宜追従し、必要以上の押
圧を皿Aに与えない。尚、この水切りディスク3の回転
は、1830〜2160回転/sec程度、回転時間は2秒程度であ
る。
最後に、乾いた皿Aがターンテーブル1の回転により皿
搬出工程位置dに来れば、この皿搬出手段24となる皿真
下位置の突上げ用プランジャー25が働き、この皿プッシ
ャー26が皿Aを押上げ、上方の皿ストッカー部27の基部
の両側に配す逆止爪28を持ち上げて上方へ繰出すため、
該皿Aは下面を逆止爪28に受けられて止まる。以下、順
次下方より皿Aを積み上げて行くものである。
〈考案の効果〉 上述のように本考案の皿洗い機における乾燥装置は、高
速回転する水切りディスクとターンテーブルを介して上
方に抑え用転動ボールを配す構成としてなるため、洗浄
工程にて付着した来た皿の水滴が、水切りディスクの高
速回転に伴う遠心力にて飛散され、予め皿自体のもつ温
度(前工程の洗浄で湯の噴射をもつため)と相俟って急
速乾燥を得る。このとき、遠心力に起因する皿浮き現象
は転動ボールにて抑えるため、皿がターンテーブルの皿
受枠孔よりの離脱をみない。また、この水切り用高速回
転も、受座となる水切りディスクがシリコンゴム等の緩
衝部材にて形成してなるため、皿の受がよいことは勿論
のこと、皿の底面がディスクに密着するため騒音を吸収
する静かな高速回転を得る。更に、この転動ボールは、
ボールベアリング構造の支障となっているため、皿の回
転に対し抵抗なく公転し得、且つこの支持手段が片支持
板バネ等のバネ手段で昇降自在となっているため、皿の
高速回転に伴う微振動を緩衝し得るものである。しか
も、本考案は構造が簡略化してなるため、故障,誤動作
もなく、安価に提供し得る等の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は要部を示
す一部切欠側面図、第2図は斜面図、第3図は皿抑え体
の断面図、第4図は皿洗い機全体の要部を示す斜面図、
第5図は同平面図、第6図は皿搬入手段と洗浄手段部の
側面図、第7図は乾燥装置と皿搬出手段の側面図、第8
図A,B,C,Dは皿1枚宛落下の説明図、第9図は同皿受兼
1枚宛落下用受杆の伝達機構の平面図である。 1……ターンテーブル、2……皿受枠孔、3……水切り
ディスク、4……バネ手段、5……皿抑え体、6……転
動ボール、7……乾燥装置、14……片支持板バネ、16…
…皿搬入手段、18……洗浄手段、24……皿搬出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の断面C形を呈す皿受兼繰出用受杆を
    ターンテーブル上部に配設した積層せる皿を1枚宛で落
    下する皿搬入手段と、ローラ型ブラシ,洗浄液ノズルを
    備えた洗浄手段と、乾燥手段及びターンテーブル下部に
    配設した皿プッシャーで皿を突き上げる皿搬出手段を、
    ターンテーブルを4等分に区画した位置に設けた皿受枠
    孔部分に配置すると共に、該ターンテーブルを1/4回転
    の間歇移動とする皿洗い機において、乾燥手段を、ター
    ンテーブルの所定の皿受枠孔の下部に、皿底が乗り上げ
    るシリコンゴム等よりなる周縁に乗り込み用テーパー部
    を形成した高速回転の水切りディスクを設置すると共
    に、該水切りディスクに対向するターンテーブルの上部
    に、機体側から支持された片支持板バネの先端下部にベ
    アリング機構で転動自在となる転動ボールを、皿の中心
    部を抑えるように臨ませてなる皿洗い機における乾燥装
    置。
JP1987183916U 1987-12-02 1987-12-02 皿洗い機における乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0637821Y2 (ja)

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JP1987183916U JPH0637821Y2 (ja) 1987-12-02 1987-12-02 皿洗い機における乾燥装置

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JPH0191468U JPH0191468U (ja) 1989-06-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4410786B2 (ja) * 2006-11-01 2010-02-03 株式会社石野製作所 食器皿洗浄装置
JP4105752B1 (ja) * 2007-06-29 2008-06-25 株式会社石野製作所 食器皿洗浄装置

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JPS6012363U (ja) * 1983-07-04 1985-01-28 今田 行夫 家庭用電気食器洗い機つき流し台
JPS61178729U (ja) * 1985-04-26 1986-11-07

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