JP3135522B2 - メダル洗浄装置 - Google Patents

メダル洗浄装置

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JP3135522B2
JP3135522B2 JP09158908A JP15890897A JP3135522B2 JP 3135522 B2 JP3135522 B2 JP 3135522B2 JP 09158908 A JP09158908 A JP 09158908A JP 15890897 A JP15890897 A JP 15890897A JP 3135522 B2 JP3135522 B2 JP 3135522B2
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medals
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仁康 長田
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有限会社スタンバイ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチスロ、ゲーム
機等のメダル遊技機に使用されるメダルを洗浄する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】メダル洗浄装置としては、
従来より種々のものが提案されているが、従来装置のほ
とんどが大型構造となっているため、設置に広いスペー
スを要する上に、コストが非常に高くつき、また従来の
装置では洗浄処理を短時間で効率良く行えなかった。
【0003】本発明は、装置の小型化及びコンパクト化
を図って狭いスペースでも設置できるようにすると共
に、洗浄処理を短時間で有効に行うことができるように
することを主な課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のメ
ダル洗浄装置は、メダルMを収容するホッパー2と、こ
のホッパー2ーに接続され且つ直立面に沿うように延設
されていて、メダルMを直立姿勢で移送案内する移送案
内レール3と、ホッパー2内のメダルMを1枚ずつ移送
案内レール3へ繰り出して強制移送させるメダル繰り出
し手段4と、略U字状に屈曲した移送案内レール3の一
部を洗浄用温水槽6中に浸漬させて、移送中のメダルM
の表裏両面を回転ブラシ7,7によりブラッシングする
洗浄手段5と、ブラッシング洗浄後のメダルMに付着し
た水滴を除去する水滴除去手段8及び前記メダルMに残
存する水分を乾燥させる乾燥手段9とを備えてなり、前
記水滴除去手段8は、洗浄用温水槽6から上向きに延出
した移送案内レール3の直線部36に、両側一対の吸水
用スポンジ体37,37を移送中のメダルMの表裏両面
に対面するように配置すると共に、両スポンジ体37,
37を、外側ケース38の内側に多孔状の水切り板39
をケース内面から離間して配設した両側一対の挟持体4
0,40によって圧縮状態に挟持するようにし、そのう
ち前記各水切り板39の下端部側を内向きに傾斜させる
ことによって、各スポンジ体37の下端部側が非圧縮状
態となるようにしたものである
【0005】請求項2は、請求項1に記載のメダル洗浄
装置において、メダル繰り出し手段4は、ホッパー2の
底部に一定の傾斜姿勢で設けた背板13の内面に、円形
状開口部14とこれの外周部に沿って上向きに抜け出る
弧状のメダル送出路15とを連通形成した中板16を添
設し、中板16の内面には、当該中板16の円形状開口
部14と合致する円形状開口部17を形成した内板18
を添設し、更に中板16及び内板18の両開口部14,
17に嵌合して背板13の内面に摺接する状態で所定方
向に回転駆動される回転円板19を設け、回転円板19
には、その周辺部にメダルを1枚ずつ導入する複数のメ
ダル導入孔21を周方向一定ピッチで貫設すると共に、
回転円板19の外面周辺部に、各メダル導入孔21に導
入されたメダルMを回転円板19の回転に伴って当該導
入孔21の奥部から背板13の内面に沿って前記メダル
送出路15へ排出するメダル排出部22を凹設してなる
ものである。
【0006】請求項3は、請求項2に記載のメダル洗浄
装置において、前記背板13には、メダルMがメダル導
入孔21からメダル排出部22を経てメダル送出路15
へ排出される間に、メダルMに付着した異物を外部へ排
出除去するための異物排出孔24を設けてなるものであ
る。
【0007】
【0008】
【0009】請求項は、請求項1〜のいずれかに記
載のメダル洗浄装置において、前記水滴除去手段8が設
けられる移送案内レール部分36は、メダルMの両端面
部を支持する一対の帯板36a,36aと、メダルMの
表裏両面を支持する一対の側板36b,36bとによっ
て構成され、各側板36bには、メダルMの直径よりも
長いスリット36cが斜め格子状に形成されていると共
に、一方の側板36bのスリット36cと他方の側板3
6bのスリット36cとは互いにクロスするように形成
されている。
【0010】請求項は、請求項1〜のいずれかに記
載のメダル洗浄装置において、乾燥手段9は、移送案内
レール3の直線部25を移送中のメダルMに対しその側
方から赤外線を照射する赤外線ランプ44と、上記移送
中のメダルM列に対し斜め後方からメダル移送方向に沿
うように風を送る送風ファン45とからなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るメダル洗浄装
置の全体を示したもので、この図において、1はメダル
貯蔵タンク、2はタンク1から投下されるメダルMを収
容するホッパー、3はメダルMを常に直立姿勢で移送案
内する移送案内レールで、ホッパー2に接続され且つ水
平面に対し垂直な直立面に沿うように延設されている。
4は、ホッパー2内のメダルMを1枚ずつ移送案内レー
ル3へ繰り出して強制移送させるメダル繰り出し手段、
5は洗浄手段で、前記直立面に沿って略U字状に屈曲し
た移送案内レール3の一部を洗浄用温水槽6内の洗浄用
温水中に浸漬させて、移送中のメダルMの表裏両面を両
側一対の回転ブラシ7,7によりブラッシングするよう
になっている。8は洗浄を終えたメダルMに付着した水
滴を除去する水滴除去手段、9は水滴除去手段8を通過
したメダルMに残存する水分を乾燥させる乾燥手段であ
る。また、10は装置基台で、その四隅部にキャスター
Kが取り付けてある。
【0012】ホッパー2は、図2及び図3に示すよう
に、横断面がU字状で上部から底部に亘って傾斜した側
壁2aを有し、この側壁2aには、メダルMに付着した
り混入した異物を排出させる複数の異物排出孔11が設
けられ、またホッパー2の入口部には、タンク1から投
下されるメダルMの重量がホッパー2底部のメダル繰り
出し手段4側に直接かかるのを防止するための仕切り板
12が設けてある。
【0013】図2〜図7を参照してメダル繰り出し手段
4の構造について説明すると、図2に示すようにホッパ
ー2の底部に一定の傾斜姿勢で固定された背板13の内
面に、図5に示すように円形状開口部14とこの開口部
14の外周部に沿って上向きに抜け出る弧状のメダル送
出路15とを連通形成した中板16が添設され、この中
板16の内面には、当該中板16の円形状開口部14と
合致する円形状開口部17を形成した内板18が添設さ
れている。更に、中板16及び内板18の両開口部1
4,17に嵌合して背板13の内面に摺接する状態で所
定方向に回転する回転円板19が設けられ、この回転円
板19は、図2に示すように背板13の外側に設置され
たモーター20によって駆動される。また、この回転円
板19は、内面中央部にメダル誘導案内用の円錐コーン
部19aを有し、そしてこの円錐コーン部19a周辺部
に、図3及び図7に示すように、ホッパー2内のメダル
Mを1枚ずつ導入する複数のメダル導入孔21が周方向
一定ピッチで貫設されていると共に、この回転円板19
の外面周辺部には、各メダル導入孔21に導入されたメ
ダルMを回転円板19の回転に伴って当該導入孔21の
奥部から背板13の内面に沿って前記メダル送出路15
へ1枚ずつ排出するメダル排出部22が凹設されてい
る。尚、各メダル導入孔21の入口側開口端縁は、メダ
ルMの導入を容易にするために図示のように面取りされ
ている。
【0014】背板13は、図2に示すように装置基台1
0に固定された台座23上に約60の傾斜角度で固定さ
れ、また背板13には、図2及び図4の(A)に示すよ
うに、メダルMがメダル導入孔21から押し出し排出部
22を経てメダル送出路15へ排出される間に、メダル
Mに付着した異物を外部へ排出除去するための複数の異
物排出孔24が設けられている。中板16に設けられた
メダル送出路15の入口部15aは、図3の(A)及び
図5から分かるように、回転円板19の回転方向に沿っ
た円形状開口部14の接線上に設けられる。また、回転
円板19の外面周辺部に設けられたメダル排出部22
は、図7の(C)に示すように、隣合う一方のメダル導
入孔21の奥部と他方のメダル導入孔21との間に形成
された凸曲面状端壁部22aを有する。
【0015】このメダル繰り出し手段4にあっては、ホ
ッパー2に多量のメダルMを収容した状態でモーター2
0を起動して回転円板19を図3の矢印方向に低速で回
転すると、ホッパー2内のメダルMは、回転円板19に
近づくにつれて漸次図2に示すように起立状態となり、
こうして起立状態となったメダルMは、回転円板19の
円錐コーン部19aにより誘導案内されながら1枚ずつ
回転円板19のメダル導入孔21に導入される。各メダ
ル導入孔21に導入されたメダルMは、その奥部に保持
されたまま回転円板19の回転と共に旋回移動して、メ
ダル送出路15の入口15aを臨む位置にきたとき、前
記メダル排出部22によってメダル送出路15へ1枚ず
つ排出され、このメダル送出路15から移送案内レール
3へ繰り出されて、図1に示すような数珠つなぎ状態で
強制的に移送されることになる。このメダル繰り出し手
段4によれば、ホッパー2に供給された多量のメダルM
を起立させながら1枚ずつ確実に繰り出して移送案内レ
ール3へ強制移送させることができると共に、構造を小
型に且つコンパクトにできるため設置に場所をとらず、
メダル洗浄装置の小型化を図るのに極めて有効なもので
ある。
【0016】上記メダル繰り出し手段4のメダル送出路
15に接続された移送案内レール3の大部分は、90度
の平面アール状に曲成されたコーナーレール部材26
(図9参照)と直線状に延びたストレートレール部材2
5(図8参照)とを相互に接続し、前記直立面に沿うよ
うに上下に屈曲させて図1に示されるような形状に形成
される。尚、メダル送出路15の出口には、図2及び図
3に示すように立ち上げ用レール部材27が配設され
て、最初のコーナーレール部材26に接続されている。
尚、各レール部材25,26等の相互の接続構造につい
ては、図示及び説明を省略するが、適当な接続用板材を
使用して接続されるものである。
【0017】上記立ち上げ用レール部材27は、メダル
繰り出し手段4から送出されるときのメダルMの傾斜姿
勢を直立姿勢に変更させるためのもので、図2から分か
るように下端部側が側面視アール状に形成されている。
このレール部材27は、図3の(A)及び(B)に示す
ように、メダルMの両端面部を支持する一対の帯板27
a,27aと、メダルMの表裏両面を支持する一対の側
板27b,27bとによって構成され、片方の側板27
bには、メダルMの直径より小さい幅の溝27cが開口
されている。この立ち上げ用レール部材27は、図2及
び図3(A)に示すような接続部材28a,28bを介
してメダル繰り出し手段4のメダル送出路15に接続さ
れる。
【0018】ストレートレール部材25は、図8の
(A)及び(B)から分かるように、メダルMの両端面
部を支持する一対の帯板25a,25aと、メダルMの
表裏両面を支持する一対の側板25b,25bとによっ
て構成され、各側板25bには、メダルMの直径より小
さい幅の窓25cが開口形成されている。また、コーナ
ーレール部材26は、図8の(A)及び(B)から分か
るように、ストレートレール部材25同様であるが、そ
れぞれ90度の平面アール状に曲成された一対の帯板2
6a,26aと一対の側板26b,26bとによって構
成され、各側板26bに弧状の窓26cが形成されてい
る。
【0019】図1及び図10に示すように、洗浄用温水
槽6内に挿入される移送案内レール3の部分は、両側一
対のコーナーレール部材26,26と、両コーナーレー
ル部材26,26の間に介装された別のストレートレー
ル部材29とによって略U字状に屈曲形成されている。
このレール部材29は、図11の(A)及び(B)に示
すように、メダルMの両端面部を支持する一対の帯板2
9a,29aと、メダルMの表裏両面を支持する一対の
側板29b,29bとによって構成され、各側板29b
の中央部側には、回転ブラシ7を当て付ける矩形状の窓
29cが上下2段に開口形成され、各窓29cには各帯
板29aの一部が露出して、このレール部材29を通過
するメダルMの表裏各面がほとんど全面的に露出し、そ
れによってメダルMの表裏各面が有効に洗浄されるよう
になっている。
【0020】図10は、洗浄用温水槽6の洗浄用温水中
において前記レール部材29を挟むの両側一対の回転ブ
ラシ7,7によって移送中のメダルMの表裏両面をブラ
ッシングするメダル洗浄手段5を示したもので、温水槽
6には上端に支持枠30が取り付けてあって、この支持
枠30上にブラシ駆動用のモーター31が設置され、こ
のモーター31によって回転駆動される一対の回転軸3
2,32が温水槽6内に垂下され、両回転軸32,32
に前記回転ブラシ7,7が取り付けられている。両ブラ
シ7,7は、前記レール部材29を通過するメダルMの
表裏両面に窓29c,29cを通して接触し回転するよ
うになっている。
【0021】洗浄用温水槽6には、所定量の洗浄液を混
入した水が一定水位まで貯められ、前記支持枠30から
垂下延出された棒形のヒーター33によって所定温度に
加熱される。この温水の温度は、好ましくは摂氏70°
に設定され、この温度設定は、前記ヒーター33に接続
されたサーモスタット34及び温度検出センサー35
(図10参照)によって行われる。
【0022】上記のような温水下での回転ブラシ7によ
る洗浄を終えたメダルMに付着した水滴を除去する水滴
除去手段8は、図1に示すように洗浄用温水槽6から上
向きに延出した移送案内レール3の直線部、即ちストレ
ートレール部材36に設けてある。この水滴除去手段8
は、図12〜図14に示すように、上記ストレートレー
ル部材36に、両側一対の吸水用スポンジ体37,37
を移送中のメダルMの表裏両面に対面するように配置す
ると共に、両スポンジ体37,37を、横断面略コ字状
の外側ケース38の内側に多孔状の水切り板39をケー
ス38内面から離間して配設した両側一対の挟持体4
0,40によって圧縮状態に挟持するように構成してな
るもので、両挟持体40,40は、図12から分かるよ
うに一端部相互をヒンジ41で蝶着して開閉できるよう
に構成されている。尚、両挟持体40,40は、一方の
挟持体40に取り付けた締め金具42によって閉じた状
態に締め付け固定される。
【0023】図13に示すように、各挟持体40の水切
り板39には多数の排水孔43が穿設してあり、そして
各水切り板39は、同図の(B)から分かるように、縦
断面略コ字状に形成されて、外側ケース38の内面から
離間するように取り付けられている。また、各水切り板
39の下端部39aは、外側ケース38内面に向かって
傾斜状に形成されている。
【0024】前記ストレートレール部材36は、図14
の(A)及び(B)に示すように、メダルMの両端面部
を支持する一対の帯板36a,36aと、メダルMの表
裏両面を支持する一対の側板36b,36bとによって
構成され、各側板36bには、メダルMの直径よりも長
いスリット36cが一定ピッチで斜め格子状に形成され
ており、そして同図の(A)から分かるように一方の側
板36bの各スリット36cと他方の側板36bの各ス
リット36cとは互いにクロスするように形成されてい
る。
【0025】しかして、この水滴除去手段8を移送案内
レール3の前記レール部材36に装着するには、図12
の(A)に示すように、両挟持体40,40を開いて両
水切り板39上にスポンジ体37,37を配置した状態
で、前記レール部材36を両側から挟み込むようにして
両挟持体40,40を閉じ、締め金具42によって締め
付け固定し、図14の(C)に示すような状態とする。
この場合、各水切り板39の下端部39aが外側ケース
38内面に向かって傾斜しているから、図14の(C)
から分かるように、各スポンジ体37は、水切り板39
の下端傾斜部39aより上方部分では圧縮状態となる
が、当該傾斜部39aでは非圧縮状態となる。この場
合、水切り板39の下端傾斜部39aでのスポンジ体3
7の非圧縮状態は、全く圧縮されない状態でもよいし、
少しは圧縮された状態でもよい。
【0026】従って、洗浄用温水槽6内での回転ブラシ
7による洗浄を終えて前記レール部材36へ移送されて
くるメダルMは、圧縮状態にあるスポンジ体37,37
によって、表裏両面に付着している水滴を吸収され、各
スポンジ体37に吸収された水分は、スポンジ体37下
端部の非圧縮部分側に移動して下方へ排出される一方、
各水切り板39の排水孔43から排出されて水切り板3
9の裏面に沿って流下し、そのまま排出されたり、下端
傾斜部39aのところでスポンジ体37の非圧縮部分に
吸水されて下方へ排出される。このように、各スポンジ
体37は、下端部側が非圧縮状態となっているため、排
水が容易となって吸水作用が促進され、それによりメダ
ルMに付着した水滴を効果的に除去することができる。
【0027】また、前記レール部材36を構成する各側
板36bに、メダルMの直径よりも長いスリット36c
が斜め格子状に形成されていると共に、一方の側板36
bの各スリット36cと他方の側板36bの各スリット
36cとが互いにクロスするように形成されているか
ら、両スポンジ体37,37がこのレール部材36を通
過するメダルMの表裏両面のそれぞれ全面に当接するこ
とができて、水分を効率良く吸水できる上に、各側板3
6bの窓構造がスリット36cによる斜め格子構造とな
っているため、各側板36bに十分な強度が確保され、
メダルMがスポンジ体37で押さえ付けられるときに、
メダルMに過度の負担がかからず、メダルMの移送に支
障を来すことがない。
【0028】前記乾燥手段9は、上記の水滴除去手段8
を通過したメダルMに未だ水分が残存している場合にそ
の水分を乾燥させるものであって、図1及び図15に示
すように、移送案内レール3の水平直線部、即ちストレ
ートレール部材25を移送中のメダルMに対しその側方
から赤外線を照射する赤外線ランプ44と、上記移送中
のメダルM列に対し斜め後方からメダルM移送方向に沿
うように風を送る送風ファン45とからなり、赤外線ラ
ンプ44及び送風ファン45は、上記レール部材25の
一部とともに乾燥ボックス46内に配備されている。こ
の送風ファン45はシロッコファンからなる。図15に
おいて、47及び48は、上記レール部材25を乾燥ボ
ックス46内に配設すると共に空気の導入、排出を行わ
せるための入口側開口部及び出口側開口部である。尚、
出口側開口部48は十分大きく形成してある。
【0029】従って、この乾燥手段9にあっては、上記
レール部材25を通過するメダルMに未だ水分が残存し
ておれば、その水分は、赤外線ランプ44から照射され
る赤外線により有効に加熱されて蒸発し、その蒸気は、
送風ファン45から送給される風によって乾燥ボックス
46の出口側開口部48より排出され、それによりメダ
ルMに残存する水分は乾燥されて除去される。この場
合、送風ファン45は、ストレートレール部材25を移
送中のメダルM列に対し斜め後方からメダルM移送方向
に沿って送風するようになっており、しかもシロッコフ
ァンからなるものであるため、レール部材25を移送中
の複数枚のメダルMに一度に熱風を当てることができ
て、効率良く乾燥を行うことができる。
【0030】上記のように乾燥手段9により乾燥されて
水分を完全に除去されたメダルMは、図1に示すように
最終ストレートレール部材25を通って、その先端から
排出される。尚、メダル貯蔵タンク1には、図1に示す
ようにオーバーフロー用の開閉式排出口Hが設けてあっ
て、メダルMがタンク1に一杯になれば、下方のボック
ス(図示せず)に排出されるようになっている。
【0031】以上説明したメダル洗浄装置にあっては、
移送案内レール3が、水平面に対し垂直な直立面に沿う
ように延設されて、当該直立面に沿って適宜に屈曲する
ように延設されると共に、メダルを直立姿勢で移送案内
するようになっているから、移送案内レール3の設置ス
ペースを有効にとることができ、また洗浄用温水槽6内
への移送案内レール3の挿入配置が容易になる。また、
洗浄用温水槽6に浸漬された移送案内レール3を通過す
るメダルMに対しブラッシングを行う両側一対の回転ブ
ラシ7,7は、メダルMが直立姿勢で移送されるため洗
浄用温水槽6の上端から下方へ回転軸を垂下した状態に
設ければよく、回転ブラシ7の設置が簡単且つ容易とな
り、更にメダルMが直立姿勢で移送されるから移送案内
レール3に対する水滴除去手段8及び乾燥手段9の取り
付けも簡単容易となる。
【0032】このように、移送案内レール3の設置スペ
ースを有効にとれて、洗浄用温水槽6内への移送案内レ
ール3の挿入配置が容易になると共に、メダル洗浄手段
5の回転ブラシ7の設置、更に水滴除去手段8及び乾燥
手段9の取り付けも簡単容易となるから、メダル洗浄装
置全体を小型に且つコンパクトに構成することができ
て、狭いスペースでも容易に設置することができる。
【0033】また、このメダル洗浄装置では、洗浄用温
水槽6内に移送案内レール3の一部を浸漬させて、メダ
ルMがこの温水に浸漬されたレール3部分を移動する間
にその表裏両面を回転ブラシ7,7によりブラッシング
するようにしているから、メダルMに付着した汚れ等の
異物を極めて効率よく除去し洗浄できて、メダルMの洗
浄処理を短時間で有効に行うことができる。尚、図1に
おいて、49は電源スイッチ50その他を設けた操作ボ
ックスである。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係るメダル洗浄装置によれ
ば、移送案内レールが、直立面に沿うように延設されて
いると共に、メダルを直立姿勢で移送案内するようにな
っているから、移送案内レールの設置スペースを有効に
とることができて、洗浄用温水槽内への移送案内レール
の挿入配置が容易になると共に、メダル洗浄手段の回転
ブラシの設置、更に水滴除去手段及び乾燥手段の取り付
けも簡単容易となり、それによってメダル洗浄装置全体
を小型に且つコンパクトに構成することができて、狭い
スペースでも容易に設置することができる。また、洗浄
用温水槽内に移送案内レールの一部を浸漬させて、メダ
ルがこのレール部分を移動する間にメダルの表裏両面を
回転ブラシによりブラッシングするようにしているか
ら、メダルに付着した汚れ等の異物を極めて効率よく除
去し洗浄でき、メダルの洗浄処理を短時間で有効に行う
ことができる。更に上記水滴除去手段によれば、洗浄用
温水槽内での回転ブラシによる洗浄を終えて移送されて
くるメダルは、圧縮状態にある両側一対のスポンジ体に
よって、表裏両面に付着している水滴を吸収され、各ス
ポンジ体に吸収された水分は、各水切り板の排水孔から
排出されて水切り板の裏面に沿って流下して排出される
から、メダルに付着した水滴を有効に除去することがで
きる。 特に、上記各水切り板の下端部側を内向きに傾斜
させて、各スポンジ体の下端部側が非圧縮状態となって
いるため、各スポンジ体に吸収された水分は、スポンジ
体下端部の非圧縮部分側に移動して下方へ排出される一
方、各水切り板の排水孔から排出されて水切り板の裏面
に沿って流下し、そのまま排出されたり、下端傾斜部の
ところでスポンジ体の非圧縮部分に吸水されて下方へ排
出される。このように、各スポンジ体は、下端部側が非
圧縮状態となっているため、排水が容易となって吸水作
用が促進され、それによりメダルに付着した水滴を効果
的に除去することができる。
【0035】請求項2に記載のようなメダル繰り出し手
段によれば、ホッパーに供給された多量のメダルを起立
させながら1枚ずつ確実に繰り出して移送案内レールへ
強制移送させることができて、メダルの洗浄処理を有効
に行わせることができる上、メダル繰り出し手段の構造
を小型に且つコンパクトにすることができるから、その
設置に場所をとらず、メダル洗浄装置の小型化に一層有
効となる。
【0036】請求項3のように、上記メダル繰り出し手
段における背板に、メダルがメダル導入孔から排出部を
経てメダル送出路へ排出される間にメダルに付着した異
物を外部へ排出除去する異物排出孔を設けることによっ
て、温水下でのブラッシングによる洗浄に先立って、メ
ダルに付着した異物を除去することができ、それにより
メダルの洗浄処理を有効に行わせることができる。
【0037】
【0038】
【0039】請求項6のように、水滴除去手段が設けら
れる移送案内レール部分を、メダルの両端面部を支持す
る一対の帯板と、メダルの表裏両面を支持する一対の側
板とによって構成し、各側板に、メダルの直径よりも長
いスリットを斜め格子状に形成すると共に、一方の側板
のスリットと他方の側板のスリットとを互いにクロスす
るように形成することにより、両スポンジ体がこのレー
ル部材を通過するメダルの表裏両面のそれぞれ全面に当
接して、水分を効率良く吸水できる上に、各側板の窓構
造がスリットによる斜め格子構造となるため、各側板に
十分な強度が確保され、メダルがスポンジ体で押さえ付
けられるときに、メダルに過度の負担がかからず、メダ
ルの移送に支障を来すことがない。
【0040】請求項7のように、乾燥手段が、移送案内
レールの直線部を移送中のメダルに対しその側方から赤
外線を照射する赤外線ランプと、上記移送中のメダル列
に対し斜め後方からメダル移送方向に沿うように風を送
る送風ファンとからなるため、メダルに未だ水分が残存
しておれば、その水分は、赤外線により有効に加熱され
て蒸発し、その蒸気は、送風ファンから送給される風に
より排出されて除去され、この場合、送風ファンが移送
中のメダル列に対し斜め後方からメダル移送方向に沿っ
て送風するから、レール部材を移送中の複数枚のメダル
に一度に熱風を当てることができて、効率良く乾燥を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るメダル洗浄装置の全体を示す斜
視図である。
【図2】 同メダル洗浄装置のホッパー及びメダル繰り
出し手段を示す側面断面図である。
【図3】 (A)は同メダル洗浄装置のホッパー及びメ
ダル繰り出し手段を示す正面断面図、(B)は(A)の
X−X線断面図である。
【図4】 (A)はメダル繰り出し手段の背板を示す正
面図、(B)は同背板の側面図である。
【図5】 (A)はメダル繰り出し手段の中板を示す正
面図、(B)は同中板の側面図である。
【図6】 (A)はメダル繰り出し手段の内板を示す正
面図、(B)は同内板の側面図である。
【図7】 (A)はメダル繰り出し手段の回転円板を示
す正面図、(B)は同回転円板の側面図、(C)は同回
転円板の背面図である。
【図8】 (A)はストレートレール部材を示す正面
図、(B)は同部材の拡大横断面図である。
【図9】 (A)はコーナーレール部材を示す正面図、
(B)は同部材の拡大横断面図である。
【図10】 洗浄手段を示す外観斜視図である。
【図11】 洗浄手段が適用されるレール部材の正面
図、(B)は同部材の横断面図である。
【図12】 水滴除去手段を示すもので、(A)は両挟
持体が開いている状態での平面図、(B)は両挟持体が
閉じている状態での平面図である。
【図13】 同じく水滴除去手段を示すもので、(A)
は両挟持体が開いている状態での正面図、(B)は同挟
持体の縦断面図である。
【図14】 (A)は水滴除去手段が設けられるレール
部材の正面図、(B)は(A)のY−Y線断面図、
(C)は水滴除去手段が上記レール部材に装着された状
態を示す縦断面図である。
【図15】 乾燥手段を示す一部省略斜視図である。
【符号の説明】
M メダル 1 メダル貯蔵タンク 2 ホッパー 3 移送案内レール 4 メダル繰り出し手段 5 洗浄手段 6 洗浄用温水槽 7 回転ブラシ 8 水滴除去手段 9 乾燥手段 13 背板 14 円形状開口部 15 メダル送出路 16 中板 17 円形状開口部 18 内板 19 回転円板 21 メダル導入孔 22 メダル排出部 25 ストレートレール部材 26 コーナーレール部材 37 吸水用スポンジ体 38 外側ケース 39 水切り板 40 挟持体 44 赤外線ランプ 45 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルを収容するホッパーと、このホッ
    パーに接続され且つ直立面に沿うように延設されてい
    て、メダルを直立姿勢で移送案内する移送案内レール
    と、ホッパー内のメダルを1個ずつ移送案内レールへ繰
    り出して強制移送させるメダル繰り出し手段と、略U字
    状に屈曲した移送案内レールの一部を洗浄用温水槽中に
    浸漬させて、移送中のメダルの表裏両面を回転ブラシに
    よりブラッシングする洗浄手段と、ブラッシング洗浄後
    のメダルに付着した水滴を除去する水滴除去手段及び前
    記メダルに残存する水分を乾燥させる乾燥手段とを備え
    てなり、前記水滴除去手段は、洗浄用温水槽から上向き
    に延出した移送案内レールの直線部に、両側一対の吸水
    用スポンジ体を移送中のメダルの表裏両面に対面するよ
    うに配置すると共に、両スポンジ体を、外側ケースの内
    側に多孔状の水切り板をケース内面から離間して配設し
    た両側一対の挟持体によって圧縮状態に挟持するように
    し、そのうち前記各水切り板の下端部側を内向きに傾斜
    させることによって、各スポンジ体の下端部側が非圧縮
    状態となるようにしたメダル洗浄装置。
  2. 【請求項2】 メダル繰り出し手段は、ホッパーの底部
    に一定の傾斜姿勢で設けた背板の内面に、円形状開口部
    とこれの外周部に沿って上向きに抜け出る弧状のメダル
    送出路とを連通形成した中板を添設し、中板の内面に
    は、当該中板の円形状開口部と合致する円形状開口部を
    形成した内板を添設し、更に中板及び内板の両開口部に
    嵌合して背板の内面に摺接する状態で所定方向に回転駆
    動される回転円板を設け、回転円板には、その周辺部に
    メダルを1枚ずつ導入する複数のメダル導入孔を周方向
    一定ピッチで貫設すると共に、回転円板の外面周辺部
    に、各メダル導入孔に導入されたメダルを回転円板の回
    転に伴って当該導入孔の奥部から背板の内面に沿って前
    記メダル送出路へ排出する排出部を凹設してなる請求項
    1に記載のメダル洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記背板には、メダルがメダル導入孔か
    ら排出部を経てメダル送出路へ排出される間にメダルに
    付着した異物を外部へ排出除去するための異物排出孔を
    設けてなる請求項2に記載のメダル洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記水滴除去手段が設けられる移送案内
    レール部分は、メダルの両端面部を支持する一対の帯板
    と、メダルの表裏両面を支持する一対の側板とによって
    構成され、各側板には、メダルの直径よりも長いスリッ
    トが斜め格子状に形成されていると共に、一方の側板の
    スリットと他方の側板のスリットとは互いにクロスする
    ように形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の
    メダル洗浄装置。
  5. 【請求項5】 乾燥手段は、移送案内レールの直線部を
    移送中のメダルに対しその側方から赤外線を照射する赤
    外線ランプと、上記移送中のメダル列に対し斜め後方か
    らメダル移送方向に沿うように風を送る送風ファンとか
    らなる請求項1〜4のいずれかに記載のメダル洗浄装
    置。
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