JPH0637676Y2 - 球根類の皮剥ぎ装置 - Google Patents

球根類の皮剥ぎ装置

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JPH0637676Y2
JPH0637676Y2 JP12534989U JP12534989U JPH0637676Y2 JP H0637676 Y2 JPH0637676 Y2 JP H0637676Y2 JP 12534989 U JP12534989 U JP 12534989U JP 12534989 U JP12534989 U JP 12534989U JP H0637676 Y2 JPH0637676 Y2 JP H0637676Y2
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JP
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ring body
hollow ring
garlic
mud
onions
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JP12534989U
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JPH0365494U (ja
Inventor
功 倉林
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倉林機械産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、泥土や枯表皮の付着したにんにくや
たまねぎのようなな比較的に小球根のにんんく等の泥付
きの外皮を剥離してドライ清浄化する球根類の皮剥ぎ装
置に関する。
(従来の技術) 既に提案されているこの種のながねぎ類の皮剥ぎ装置
は、フレームの天板に長ねぎの挿入口を形成し、この挿
入口に圧縮空気の供給管を備えた中空環体を設け、この
中空環体に複数の噴射ノズルを上記挿入口の仮想中心に
向けて付設したものであって、上記天板に設けられた挿
入口より泥土のついた小ねぎや分ねぎのような長ねぎ等
を一本づつ挿入し、他方、複数の噴射ノズルから噴射さ
れる圧縮空気で枯れた外皮を剥離して清浄化するように
なっている(実公昭58-39117号参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したながねぎ類の皮剥ぎ装置は、フ
レームの天板に設けられた挿入口から泥土のついた小ね
ぎや分ねぎのような直線状をなす長ねぎ等を挿入し、こ
れを複数の噴射ノズルから噴射される圧縮空気で枯れた
外皮を剥離して清浄化するようになっている関係上、球
根やたまねぎのような比較的に小球根のにんにく等の泥
付きの外皮を剥離するとき、このにんにくやたまねぎの
ような小球根の上側の表皮を剥離しても、このにんにく
等の下側の表皮の剥離作業は、上記各噴射ノズルから噴
射される圧縮空気だけでは充分でなく、このにんにく等
の下側の表皮が残存して品質の向上を図ることが困難で
ある。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、挿入口から泥土の付いたたまねぎや球根等を握って
挿入するようにして、このにんんく等の表皮は勿論、泥
のついたたまねぎや球根等の表皮全体を一挙にドライ洗
浄し、しかも、上下二段をなす複数の噴射ノズルから互
い反対方向の旋流を形成して噴射される圧縮空気で上下
から汚れた表皮を剥離すると共に、泥土のついたたまね
ぎや球根等をドライ清浄化するようにした球根類の皮剥
ぎ装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
(問題点を解決するための手段とその作用) 本考案は、フレームの天板に挿入口を設け、この挿入口
の内周開口部に圧縮空気の供給管へ接続した中空環体を
設け、この中空環体に複数の上部噴射ノズルを傾斜して
中空環体の内がわに向かって付設し、この各上部噴射ノ
ズルの間に位置する上記中空環体に各垂下管を垂設し、
この各垂下管の下端部に各下部噴射ノズルを上記中空環
体の内がわに向かって付設すると共に、この各下部噴射
ノズルと上記各上部噴射ノズルとの向きを互いに反対方
向へ向けて配設し、上記中空環体の外側に排棄消音ダク
トを設け、上記挿入口から泥土のついたたまねぎやにん
にく等を握って挿入することにより、泥土の付いたたま
ねぎやにんにく等の表皮全体を一挙に洗浄し、しかも、
上下二段をなす複数の噴射ノズルから互い反対方向の旋
流を形成して噴射される圧縮空気で泥土の付いたたまね
ぎやにんにく等の表皮を剥離すると共に、上下二段をな
す複数の噴射ノズルから噴射される圧縮空気で泥土のつ
いたたまねぎやにんにく等を水を使用せずにドライ清浄
化するようにしたものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
第1図乃至第4図において、符号1は、複数の脚体1aを
備えた箱形をなすフレーム(機枠)であって、このフレ
ーム1の天板1bには、截頭円錐状をなす挿入口2が設け
られており、この挿入口2の内周開口部2aには、圧縮空
気の供給管3へ接続した中空環体4が設けられている。
また、この中空環体4には、上記挿入口2の仮想中心O-
Oに向かって例えば、ボールノズルのような複数(図で
は3個)の上部噴射ノズル5が自由に下方へ傾斜して
上、下左右に調整できるように付設されており(第4図
(A)参照)、この各上部噴射ノズル5の間に位置する
上記中空環体4には、各垂下管6が垂設されている。さ
らに、この各垂下管6には、例えば、ボールノズルのよ
うな各下部噴射ノズル7が上下及び左右方向へ調整でき
るようにすると共に、上記中空環体4の内側に向って付
設されており(第4図(B)参照)、この各下部噴射ノ
ズル7から噴射される圧力流体は上記中空環体4の下位
に旋回流を形成するようになっている。
特に、上記各下部噴射ノズル7と上記各上部噴射ノズル
5とは向きを互いに反対方向へ向けて配設してあるの
で、上記各下部噴射ノズル7と上記各上部噴射ノズル5
とは、互いに反対方向の旋回流を上下で形成するように
なっているので、泥土のついたたまねぎやにんにく等の
表皮が上・下方向の旋回流で捩じるようにして剥離さ
れ、表皮の剥離効率が向上すると共に、たまねぎやにん
にく等の品質を損なわないようにしてドライ清浄してい
る。
さらにまた、上記中空環体4の外側には、排棄消音ダク
ト8が略U字状に形成して設けられており、この排棄消
音ダクト8は泥土のついたたまねぎやにんにく等の表皮
全体を洗浄した汚染物を使用済み空気流体と共に機外へ
放出するようになっている。
従って、泥土のついたたまねぎやにんにく等の泥付きの
表皮を剥離して清浄化する場合、手で泥土のついたたま
ねぎやにんにく等を上記挿入口2から機内に挿入するこ
とにより、予め、供給管3から供給されている圧力流体
(圧縮空気)は、上記各下部噴射ノズル7と上記上部噴
射ノズル5との向きを互いに反対方向へ向けて配設して
あるので、上記各下部噴射ノズル7と上記上部噴射ノズ
ル5とは、互いに反対方向の旋回流を上下で形成するよ
うになるため、泥土のついたたまねぎやにんにく等の表
皮は上下方向からの旋回流であたかも捩じるようにして
剥離して清浄され、表皮の剥離効率が向上すると共に、
たまねぎやにんにく等の品質を損なわないようにしてい
る。
即ち、上記一方の各噴射ノズル5は泥土のついたたまね
ぎやにんにく等の上部を斜め下方向へ向けて噴射して泥
付きの表皮を剥離して清浄化し、他方、上記他方の各噴
射ノズル7は泥土のついたたまねぎやにんにく等の下部
を下方向からの互いに反対方向の旋回流を噴射して泥付
きの表皮を剥離して清浄化するようになっている。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案よれば、フレームの天板に挿入
口を設け、この挿入口の内周開口部に圧縮空気の供給管
へ接続した中空環体を設け、この中空環体に複数の上部
噴射ノズルを傾斜して中空環体の内がわに向かって付設
し、この各上部噴射ノズルの間に位置する上記中空環体
に各垂下管を垂設し、この各垂下管の下端部に各下部噴
射ノズルを上記中空環体の内がわに向かって付設すると
共にこの各下部噴射ノズルと上記各上部噴射ノズルとの
向きを互い反対方向へ向けて配設し、上記中空環体の外
側に排棄消音ダクトを設け、上記挿入口から泥土のつい
たたまねぎやにんにく等を握って挿入することにより、
泥土のついたたまねぎやにんにく等の表皮全体を一挙に
洗浄し、しかも、上下二段をなす複数の噴射ノズルから
互いに反対方向の旋流を形成して噴射される圧縮空気で
泥土の付いたたまねぎやにんにく等の表皮を上下方向か
らの旋回流であたかも捩じるようにして剥離するので、
泥土のついたたまねぎやにんにく等を水を使用せずに清
浄化することができるばかりでなく、たまねぎやにんに
く等のように小球根であっても泥付きの表皮を円滑に剥
離して清浄化することができるばかりでなく、排気消音
ダクト8で消音して排棄するから、静粛な運転ができる
ようになり、夜間でも近所に迷惑をかけることなく、作
業をすることができると共に、構成も簡素であるから、
組立て調整や保守点検および取扱い操作も容易である等
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の球根類の皮剥ぎ装置の斜面図、第2
図は、本考案の球根類の皮剥ぎ装置のフレームの天板を
取外した平面図、第3図は、本考案の要部を示す断面
図、第4図(A)、第4図(B)は、本考案の主要部を
示す各断面図である。 1……フレーム、2……挿入口、4……中空環体、5…
…上部噴射ノズル、6……垂下管、7……下部噴射ノズ
ル、8……排棄消音ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームの天板に挿入口を設け、この挿入
    口の内周開口部に圧縮空気の供給管へ接続した中空環体
    を設け、この中空環体に複数の上部噴射ノズルを下方へ
    傾斜して中空環体の内がわに向かって付設し、この各上
    部噴射ノズルの間に位置する上記中空環体に各垂下管を
    垂設し、この各垂下管の下端部に各下部噴射ノズルを上
    記中空環体の内がわに向かって付設すると共に、この各
    下部噴射ノズルと上記各上部噴射ノズルとの向きを互い
    に反対方向へ向けて配設し、上記中空環体の外側に排棄
    消音ダクトを設けたことを特徴とする球根類の皮剥ぎ装
    置。
JP12534989U 1989-10-26 1989-10-26 球根類の皮剥ぎ装置 Expired - Lifetime JPH0637676Y2 (ja)

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JPH0365494U JPH0365494U (ja) 1991-06-26
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JP7138304B2 (ja) * 2017-09-26 2022-09-16 沖縄県 噴気圧による皮剥き方法
JP2020028265A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 新潟精機株式会社 長葱皮剥き機
JP7205956B1 (ja) * 2022-06-27 2023-01-17 オサダ農機株式会社 野菜収穫機

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