JPH0637656U - マニホールド用ガスケット - Google Patents
マニホールド用ガスケットInfo
- Publication number
- JPH0637656U JPH0637656U JP7337092U JP7337092U JPH0637656U JP H0637656 U JPH0637656 U JP H0637656U JP 7337092 U JP7337092 U JP 7337092U JP 7337092 U JP7337092 U JP 7337092U JP H0637656 U JPH0637656 U JP H0637656U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manifold
- fastening
- seal
- annular
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マニホールドとシリンダヘッドの接合面に介
装されるメタル製ガスケットにおいて、組み付け作業時
の取扱いに不具合を生じないようにする。 【構成】 マニホールドのポート部端面に当接するシー
ル部4と、シール部4、4間を接続する連接部5と、締
結ボルトのボス部に当接する締結部6と、シール部4と
締結部6の互いに近接した部分を順次接続して環状に連
続した外周縁を形成する環状接続部7とから成り、この
環状に連続した外周縁を形成するような環状接続部7に
て締結部6とシール部4を接続して外周に大きく突出し
た部分を無くし、組み付け作業時に積み重ねた状態から
上の1枚を取り出す際に引っ掛かるような取扱い上の不
具合を無くした。
装されるメタル製ガスケットにおいて、組み付け作業時
の取扱いに不具合を生じないようにする。 【構成】 マニホールドのポート部端面に当接するシー
ル部4と、シール部4、4間を接続する連接部5と、締
結ボルトのボス部に当接する締結部6と、シール部4と
締結部6の互いに近接した部分を順次接続して環状に連
続した外周縁を形成する環状接続部7とから成り、この
環状に連続した外周縁を形成するような環状接続部7に
て締結部6とシール部4を接続して外周に大きく突出し
た部分を無くし、組み付け作業時に積み重ねた状態から
上の1枚を取り出す際に引っ掛かるような取扱い上の不
具合を無くした。
Description
本考案は内燃機関のシリンダヘッドと吸気マニホールド又は排気マニホールド との接合面に介装されるマニホールド用ガスケットに関するものである。
従来、シリンダヘッドと吸気マニホールドの接合面に介装されるガスケットと しては、アスベストや石綿などの板材が一般に用いられていた。具体例を示すと 、図3に示すように、マニホールド用ガスケット11はシリンダヘッドと吸気マ ニホールドの接合面の外周縁に沿った外形状とし、マニホールドのポート部に対 応する連通開口12と締結ボルトに対応するボルト穴13を形成して構成されて いた。 ところが、近年アスベスト等の使用を差し控えるためにマニホールド用ガスケ ットにおいてもメタル化が進められている。このメタル化に際しては、アスベル ト系に比べて重量が大きい上に材料費が高くなるが、一方で細かい加工が可能で あるため、その利点を生かして例えば実開平2−61166号公報にも開示され ているような形状のものが提案されている。即ち、メタル製ガスケット21とし て、図4に示すように、マニホールドのポート部端面に当接するシール部22と 、シール部22、22間を接続する連接部23と、締結ボルトのボス部に当接す る締結部24と、シール部22と締結部24とを互いに近接した部分で連結する 連結部25とから成る形状とし、材料を必要最小限に止めるように構成したもの が知られている。
ところが、図4に示すようなメタル製ガスケット21の形状では環状のシール 部22から先端に締結部24を設けられた連結部25が突出しているため、この ガスケット21の組み付け時に積み重ねられたガスケット21から上の1枚を取 り出す際に、その連結部が下のガスケット21に引っ掛かることが多く、組み付 け作業時に不具合を生じるという問題があった。 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、組み付け作業時の取扱いに不具合 を生じないマニホールド用ガスケットを提供することを目的とする。
本考案は、マニホールドとシリンダヘッドの接合面に介装されるメタル製ガス ケットにおいて、マニホールドのポート部端面に当接するシール部と、シール部 間を接続する連接部と、締結ボルトのボス部に当接する締結部と、シール部と締 結部の互いに近接した部分を順次接続して環状に連続した外周縁を形成する環状 接続部とを備えたことを特徴とする。
本考案によれば、締結ボルトのボス部に当接する締結部をマニホールドのポー ト部端面に当接するシール部に接続する手段として、環状に連続した外周縁を形 成するような環状接続部を設けたことによって、外周に大きく突出した部分を無 くすことができ、組み付け作業時に積み重ねた状態から上の1枚を取り出す際に 引っ掛かるような取扱い上の不具合が無くなり、作業性良く組み付け作業を行え る。
以下、本考案の一実施例を図1、図2を参照して説明する。 図1において、1はマニホールドとシリンダヘッドの接合面に介装されるメタ ル製のガスケットであり、図2に示すように、鋼板2の両面にゴム系コーティン グ層3が形成され、さらにその表面にグラファイト処理が施されている。 ガスケット1は、マニホールドの各ポート部等の端面に当接する複数の環状の シール部4と、各シール部4、4間を接続する連接部5と、これらのシール部4 の周囲に配置された締結ボルトのボス部に当接する締結部6と、シール部4と締 結部6の互いに近接した部分を順次接続して環状に連続した外周縁を形成する環 状接続部7にて構成され、環状接続部7の内側のシール部4と連接部5と締結部 6の間には打ち抜き空間8が形成されている。 シール部4においては、図2に示すように、微小な突出部8が形成され、接合 面に微小な凹凸があってもそれを吸収してシール性を確保するように構成されて いる。 以上の構成によると、締結ボルトのボス部に当接する締結部6とマニホールド のポート部端面に当接するシール部4を、環状に連続した外周縁を形成するよう な環状接続部7にて接続して外周に大きく突出する部分を無くしたことによって 、組み付け作業時に積み重ねた状態から上の1枚を取り出す際に引っ掛かるよう な取扱い上の不具合を生じず、作業性良く組み付け作業を行える。また、ガスケ ット1として機能的に不必要な部分は打ち抜き空間8として除去しているので重 量増加も比較的少なくて済む。
本考案のマニホールド用ガスケットによれば、締結ボルトのボス部に当接する 締結部とマニホールドのポート部端面に当接するシール部を接続する手段として 、環状に連続した外周縁を形成するような環状接続部を設けたことによって、外 周に大きく突出する部分が無くなり、組み付け作業時に積み重ねた状態から上の 1枚を取り出す際に引っ掛かるような取扱い上の不具合を生じず、作業性良く組 み付け作業を行うことができ、かつ一枚板から成る場合に比して重量増加も少な くて済む。
【図1】本考案の一実施例のガスケットの平面図であ
る。
る。
【図2】図1のI−I矢視拡大断面図である。
【図3】従来例のアスベスト製ガスケットの平面図であ
る。
る。
【図4】従来例のメタル製ガスケットの平面図である。
1 ガスケット 4 シール部 5 連接部 6 締結部 7 環状接続部
Claims (1)
- 【請求項1】 マニホールドとシリンダヘッドの接合面
に介装されるメタル製ガスケットにおいて、マニホール
ドのポート部端面に当接するシール部と、シール部間を
接続する連接部と、締結ボルトのボス部に当接する締結
部と、シール部と締結部の互いに近接した部分を順次接
続して環状に連続した外周縁を形成する環状接続部とを
備えたことを特徴とするマニホールド用ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337092U JPH0637656U (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | マニホールド用ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7337092U JPH0637656U (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | マニホールド用ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637656U true JPH0637656U (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=13516227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7337092U Pending JPH0637656U (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | マニホールド用ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637656U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549131B2 (ja) * | 1973-08-06 | 1980-12-10 | ||
JPS582354B2 (ja) * | 1977-08-03 | 1983-01-17 | 靖昭 加藤 | 循環水の冷却装置 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP7337092U patent/JPH0637656U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549131B2 (ja) * | 1973-08-06 | 1980-12-10 | ||
JPS582354B2 (ja) * | 1977-08-03 | 1983-01-17 | 靖昭 加藤 | 循環水の冷却装置 |
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