JPH0637562Y2 - 液冷型陰極線管 - Google Patents

液冷型陰極線管

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JPH0637562Y2
JPH0637562Y2 JP5774286U JP5774286U JPH0637562Y2 JP H0637562 Y2 JPH0637562 Y2 JP H0637562Y2 JP 5774286 U JP5774286 U JP 5774286U JP 5774286 U JP5774286 U JP 5774286U JP H0637562 Y2 JPH0637562 Y2 JP H0637562Y2
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JP
Japan
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cathode ray
ray tube
frame
liquid
concave lens
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JP5774286U
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JPS62169449U (ja
Inventor
行右 三宅
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は液冷型陰極線管、更に詳しくは、投写型陰極線
管のバルブフェースと前面パネルとを、一体構造に接合
する枠状ラジエータのシール構造に関するものである。
従来の技術 第2図に例示するように投写型陰極線管等のように大電
流密度の電子ビームにより高輝度画像を得るようにした
陰極線管は、バルブフェース(2)が大電流密度の電子
ビームの照射によって高熱を発し、これを放置しておく
と、フェース内面の蛍光膜(3)の発光効率が低下し、
またフェース(2)が熱歪によって破損することがあ
る。このような障害を回避するため、陰極線管のバルブ
フェース(2)を冷媒液(9)で冷却することが行われ
ている。この液冷型陰極線管は、バルブフェース(2)
の前面に所定の間隔を置いて対向配置された透明な前面
パネル(7)を、枠状ラジエータ(5)に樹脂製弾性シ
ール剤(8)で接着することによって、バルブフェース
(2)と前面パネル(7)の間に透明な冷媒液(9)を
封入する空間を形成している。この空間に封入される冷
媒液はバルブフェースで発生する熱を対流によって枠状
ラジエータに伝達して外部に放熱し、バルブフェース
(2)の温度上昇を抑制する。
考案が解決しようとする問題点 上記液冷型陰極管線から投与される画像を拡大する目的
で平板状の透明な前面パネル(7)の代りに凹レンズが
使用される場合がある。斯かる液冷型陰極線管に於い
て、凹レンズ(7)と枠状ラジエータ(5)とがシール
剤(8)によって一体構造に接着されていると、陰極線
管の本体(1)の、凹レンズ(7)あるいは冷媒液
(9)の交換を行う等の目的で上記凹レンズ(7)を一
時的に取外そうとするとき、上記シール剤(8)によっ
て形成された半永久的接合構造が、凹レンズ(7)の周
縁部と枠状ラジエータ(5)の凹レンズ支持部位との分
離を妨害し、凹レンズ(7)の破損、あるいは作業能率
の低下等の種々の不都合を引起こす。凹レンズ(7)は
極めて高価であるから、他の構成部材とは異なり繰返し
使用することが好ましいが、在来の液冷型陰極線管に於
いてはこの点に関して殆ど考慮が払われておらない。
本考案の主要な目的は、在来の液冷型陰極線管に認めら
れる上記の如き問題点の解決手段を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 斯かる目的に鑑みて本考案は、バルブフェースと前面パ
ネルとを枠状ラジェータを介して対向配置させてできた
空間に冷媒液を封入した液冷型陰極線管に於いて、前面
パネルの周縁部、およびこの前面パネルの周縁部が対向
する枠状ラジェータの周縁部に、それぞれ非接着剤の弾
性シール剤塗膜を固着し、形成し、これらのシール剤塗
膜間にリング状封着部材を圧入した液冷型陰極線管を要
旨とするものである。
作用 前面パネル、例えば凹レンズは、その周縁部、ならびに
該凹レンズの固着支持部材として機能する枠状ラジエー
タの周縁部に固設された弾性シール剤塗膜の間にリング
状圧着部材を圧入した圧着シール方式で装着されている
から、必要に応じて枠状ラジエータから簡単に取り外す
ことができる。
実施例 第1図A、B、CおよびDは、本考案に係る弾性シール
剤塗膜の形成要領の説明図である。まず、第1図Aに示
すように凹レンズ(7)の周縁部と対向する枠状ラジエ
ータの周縁部前面(5a)に未硬化の弾性シール剤、例え
ばシリコン樹脂を主成分とするシール剤(8)を投与す
る。次いで第1図Bに示すように該弾性シール剤(8)
に、ポリフッ化エチレン樹脂で表面を被覆された押圧プ
レート(10)を押付け、この状態で弾性シール剤(8)
を硬化させる塗膜形成する。弾性シール剤(8)の硬化
が終了した後、第1図Cに示すように押圧プレート(1
0)をその離形機能を多用して弾性シール剤の硬化面か
ら引離す。斯くして、押圧プレート(10)によって加圧
されていた弾性シールー剤(8)の塗膜は、枠状ラジエ
ータ(5)の周縁部前面(5a)に非接着性表面を有する
シール剤塗膜を形成する。次に前記と同様の手順に従っ
て枠状ラジエータの周縁前面(5a)と対向する凹レンズ
(7)の周縁部(7a)に、非接着性表面を有する弾性シ
ール剤塗膜を形成する。最後に第1図Dに示すように、
弾性シール剤の凹レンズ支持面(8a)上に凹レンズ
(7)を載置し、前記対向配置された2個のシール剤塗
膜の間にO・リングの封着部材(12)を挾持させ、この
状態でネジ止め椎の固定プレート等の適当な締付け部材
(11)を利用して凹レンズ(7)の枠状ラジエータの周
縁部前面(5a)に固着する。
考案の効果 前面パネル、例えば凹レンズ、その周縁部ならびに該凹
レンズの固着支持部材として機能する枠状ラジエータの
周縁部に固設された弾性シール剤塗膜の間にO・リング
封着部材を圧入した圧着シール方式で装着されているか
ら、必要に応じて枠状ラジエータから簡単に取外すこと
ができる。従って本考案によれば凹レンズの繰り返し使
用が可能となり、液冷型陰極線管の製造コストの低減な
らびに凹レンズ着脱作業の容易化に関して従来技術の水
準を大幅に上廻る効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、CおよびDは、本考案に係る弾性シール
剤塗膜の形成要領の説明図である。また第2図は従来の
液冷型陰極線管の一部分を断面にした側面図である。 (2)…バルブフェース、 (5a)…枠状ラジエータの周縁部、 (7)…前面パネル(凹レンズ)、 (8)…弾性シール剤、 (9)…冷媒液、 (12)…リング状封着部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブフェースと前面パネルとを枠状ラジ
    ェータを介して対向配置させてできた空間に冷媒液を封
    入した液冷型陰極線管に於いて、前記前面パネルの周縁
    部、およびこの周縁部と対向する前記枠状ラジェータの
    周縁部に、それぞれ非接着剤の弾性シール剤を塗膜形成
    し、これらのシール剤塗膜間にリング状封着部材を圧入
    したことを特徴とする液冷型陰極線管。
JP5774286U 1986-04-17 1986-04-17 液冷型陰極線管 Expired - Lifetime JPH0637562Y2 (ja)

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JP5774286U JPH0637562Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17 液冷型陰極線管

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Publication Number Publication Date
JPS62169449U JPS62169449U (ja) 1987-10-27
JPH0637562Y2 true JPH0637562Y2 (ja) 1994-09-28

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