JPH0637504A - ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ - Google Patents

ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ

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JPH0637504A
JPH0637504A JP15324392A JP15324392A JPH0637504A JP H0637504 A JPH0637504 A JP H0637504A JP 15324392 A JP15324392 A JP 15324392A JP 15324392 A JP15324392 A JP 15324392A JP H0637504 A JPH0637504 A JP H0637504A
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strip line
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電気機器に使用される高周波帯のフィル
タなどに用いられるストリップ線路デュアル・モード・
フィルタに関するもので、従来のストリップ線路デュア
ル・モード・フィルタでの結合度を自由に制御できず適
用領域が限られている等の課題を解決し、広帯域、高性
能化を目的とする。 【構成】 一波長ストリップ線路リング共振器101に
おいて、電気長で90゜おきに結合容量106〜109
で結合した4つの端子102〜105を設け、入力端子
102から電気長で90゜の位置にある端子103と電
気長で180゜の位置にある端子104を移相回路11
0を介して接続し、入力端子102から電気長で90゜
の位置に出力端子105を設けることにより、一つのス
トリップ線路リング共振器において互いに結合しない直
交モード共振を生じさせ適切な移相回路で接続しフィル
タ特性を得ることができ、また移相回路110によって
結合度を制御でき多様な回路を選択できるので広帯域で
高性能なストリップ線路デュアル・モード・フィルタが
実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、UHF〜SHF帯にお
ける通信装置、計測機器に利用される小形、低コストの
ストリップ線路デュアル・モード・フィルタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ストリップ線路リング共振器フィルタ
は、通常放射損失を少なくする為に一波長ストリップ線
路リング共振器等が用いられるが、損失は少なくても形
状が大きいという欠点を有していた。この一波長ストリ
ップ線路リング共振器フィルタの欠点を解決するため、
一つの共振器に二つの直交モードを励振するデュアル・
モード・フィルタも提案されているが実用化には至って
いない。
【0003】以下に従来のストリップ線路デュアル・モ
ード・フィルタについて説明する。図8は、従来のスト
リップ線路デュアル・モード・フィルタの構成図であ
る。これはジェー・エイ・カーチス(J.A.Curtis)等に
より1991年「アイ・イー・イー・イー インタナシ
ョナル マイクロウエーブ シンポジウム ダイジェス
ト(1991 IEEE International Microwave Symposium Di
gest,pp.443-446(N-1))」に発表されている。
【0004】図8において、150は一波長(電気長で
360゜)のストリップ線路リング共振器、151、1
52は入出力線路、153、154は入出力の結合容量
を実現するギャップ容量、155は先端開放のストリッ
プ線路スタブである。入出力間は90゜、先端開放のス
トリップ線路スタブ155と入出力線路151、152
の中心まで135゜になるように配置されている。
【0005】以上のように構成されたストリップ線路デ
ュアル・モード・フィルタについて、以下その動作につ
いて進行波の概念で定性的に説明する。まず入力線路1
51より伝搬した進行波は結合容量を実現するギャップ
容量153を介し一波長ストリップ線路リング共振器に
電界結合し、入力線路近傍に強い電界を発生する。この
電界は時計方向及び反時計方向へ進行波として伝搬す
る。ここではまず反時計方向回りの進行波を考える。こ
の進行波は、90゜位相変化をうけて出力線路近傍に達
するがここでは電界は最小となっているので出力線路1
52には結合しない。これより更に135゜進むと先端
開放のストリップ線路スタブ155の位置に達する。こ
こでは線路に不連続な部分が存在するため一部は反射波
となり、残りは入力線路151の近傍まで伝搬しギャッ
プ容量153を介して入力線路151に結合する。先端
開放のストリップ線路スタブ155での反射波は135
゜後退して出力線路152の近傍に達するが、往復27
0゜の位相差となっているためここでは電界は最大とな
り電界結合を生じ出力線路152に進行波が伝搬する事
になる。同様に時計方向回りの進行波も先端開放のスト
リップ線路スタブ155での反射波だけが出力線路15
2に伝搬される。反射の大きさは不連続部分が大きけれ
ば顕著であるから、先端開放のストリップ線路スタブ1
55の線路長で伝搬する進行波の大きさを制御できる。
この動作を共振器としてみるとこの図8の構成の場合は
共振器に二つの直交するモードが存在し、その二つの共
振モードの結合度は先端開放のストリップ線路スタブ1
55の構造で制御できる事を意味する。即ちデュアル・
モード・フィルタとして動作しており一つの共振器で2
段のフィルタに対応する機能を持っていると考える事が
でき小型化に寄与する構成であるといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、結合度、即ちフィルタとしての通過帯域幅が先
端開放のストリップ線路スタブのみで調整し通過帯域が
大きくとれないのでフィルタの適用領域が限られ多段フ
ィルタの構成が困難であるという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
もので、帯域が広く、多段フィルタの構成が容易でアク
ティブ素子の組み合わせが容易に行い得るストリップ線
路デュアル・モード・フィルタを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のストリップ線路デュアル・モード・フィルタ
は、ストリップ線路リング共振器を構成するストリップ
線路にスタブ等の不連続部分を設けない一様線路で構成
するとともに、ストリップ線路リング共振器の内部或い
は外部に移相回路を設け、空間的に直交した2つの共振
モードを励振することにより、ストリップ線路デュアル
・モード・フィルタを実現できる構成を有している。
【0009】
【作用】この構成によって互いに結合しない直交した2
つのモードで共振器を励振できるため、1個および複数
個のストリップ線路リング共振器を用いたデュアル・モ
ード・フィルタが実現できる。また移相回路によって結
合度を制御でき、多用な回路を採用できるためフィルタ
の設計の自由度が拡大し、受動フィルタのみならず増幅
機能を有する同調フィルタとか、フィルタ機能を有する
電力増幅等への応用も容易にできる。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
第1の実施例におけるストリップ線路デュアル・モード
・フィルタの平面図である。
【0011】図1において、101は一波長(電気長で
360゜)のストリップ線路リング共振器、106〜1
09は電気長で90゜ごとに配置された結合容量、10
2、105は入出力端子、103、104は移相回路と
の接続端子、110は移相回路である。移相回路110
は、接続端子103、104により接続されている。
【0012】以上のように構成されたストリップ線路デ
ュアル・モード・フィルタについて、図1を用いてその
動作を説明する。
【0013】まず、入力端子102を励振すると電界結
合によりストリップ線路リング共振器101に結合す
る。ストリップ線路リング共振器101上の点Aに伝搬
した波は、電気長で180゜の位置にある点Cにて電界
が最大となり結合容量108を介して接続端子104へ
伝搬する。ストリップ線路リング共振器101上の点A
から電気長で90゜の位置にある点B,Dにおいては電
界は零となり、接続端子103、出力端子105には伝
搬しない。同様に接続端子103を励振すると、出力端
子105には進行波は伝搬するが入力端子102、接続
端子104には伝搬しない。したがって一波長のストリ
ップ線路リング共振器101には互いに結合しない2つ
の共振モードが存在することがわかる。
【0014】ここで入力端子102を励振し、接続端子
104に伝搬した波を適当な移相回路110を介して接
続端子103に印加すると、この進行波は出力端子10
5にのみ伝搬する。したがって入力端子102から入力
された信号は接続端子104、端子103を経由して出
力端子105に出力されるという、一方向にのみ信号が
伝搬される回路が構成できる。即ち、入力端子102を
入力端子とした場合、出力端子105が出力端子とな
り、ストリップ線路リング共振器1つを用いて2段のフ
ィルタが実現できる。そして、当該フィルタの通過帯域
幅は、主として移相回路110を接続する結合容量10
7、108で決定される。また移相回路110には多様
な回路を採用することができ、以下本発明の具体例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0015】図2においては、図1の移相回路110を
具体的にストリップ線路111で実現したものである。
この構成でさらに小型化する場合は、図2ではストリッ
プ線路111をストリップ線路リング共振器101の外
部に設けているが、ストリップ線路111をストリップ
線路リング共振器101の内部に設ければ良い。
【0016】また図3においては、図1の移相回路11
0を具体的にT形の高域通過フィルタで実現したもので
ある。ここでT形高域通過フィルタの両側の直列容量は
結合容量107、108で代用し並列インダクタ112
のみをもちいている。この構成により小型化と同時に低
域の減衰量を改善することができる。
【0017】さらに図4においては、図1の移相回路1
10をπ形の低域通過フィルタで実現したものである。
ここでは並列容量113、115、直列インダクタ11
4でπ形低域通過フィルタを実現している。この構成に
より小型化と同時に高域の減衰量を改善することができ
る。
【0018】また図5においては、図1の移相回路11
0を増幅器116、およびストリップ線路による位相補
正用ストリップ線路117で実現したものである。この
構成をとることにより、増幅機能を有するフィルタ、即
ち2段の同調形増幅器が実現できる。通常、増幅器11
6は逆方向伝達特性が極めて小さいからこの構成の場合
2つの直交する共振モードに直接結合はなく独立した2
つの1段のフィルタとして動作するから、初段のフィル
タは広帯域次段のフィルタは狭帯域にして増幅器のNF
を改善することができ、受信機のフロント・エンド部に
適用が可能である。
【0019】図2、図3、図4、図5を用いて具体的に
示した移相回路110はそれらの回路の組み合わせによ
っても実現可能なことは言うまでもない。
【0020】以上のように、図1に示す構成をとること
により、ストリップ線路リング共振器101は一様線路
であるからほぼ完全な直交モード励振が実現でき、また
移相回路110として多様な回路を選択することがで
き、モード間の結合も外部回路で自由に制御できるとい
う優れた効果が得られる。
【0021】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0022】図6において121、122、123は図
1で示したものと同様の一波長(電気長で360゜)の
ストリップ線路リング共振器で、90゜毎に結合容量を
有する。102、105は入出力端子、124、12
5、126は移相回路である。ここで説明のためストリ
ップ線路リング共振器から結合容量を接続する線路上の
各点を図6に示すように点A,B,C,Dで表すものと
する。ストリップ線路リング共振器121の点Cとスト
リップ線路リング共振器122の点A間、ストリップ線
路リング共振器122の点Cとストリップ線路リング共
振器123の点A間を結合容量で接続し、ストリップ線
路リング共振器121の点Bとストリップ線路リング共
振器122の点B、ストリップ線路リング共振器122
の点Dとストリップ線路リング共振器123の点Dを移
相回路126、127でそれぞれ接続し、更にストリッ
プ線路リング共振器123の点Bと点Cを移相回路12
4で接続する。
【0023】以上のように構成された多段のストリップ
線路デュアル・モード・フィルタについて以下その動作
について説明する。
【0024】まず入力端子102を励振した波は、スト
リップ線路リング共振器121のA、ストリップ線路リ
ング共振器121のC、ストリップ線路リング共振器1
22のA、ストリップ線路リング共振器122のC、ス
トリップ線路リング共振器123のA、ストリップ線路
リング共振器123のC、ストリップ線路リング共振器
123のB、ストリップ線路リング共振器123のD、
ストリップ線路リング共振器122のD、ストリップ線
路リング共振器122のB、ストリップ線路リング共振
器121のB、ストリップ線路リング共振器121のD
の順に伝搬し出力端子105に出力される。以上のよう
に伝搬する波は、各ストリップ線路リング共振器におい
て直交するモードでそれぞれ励振をしている。
【0025】以上のようにストリップ線路リング共振器
を直線上に配置し、各ストリップ線路リング共振器の結
合を結合容量或いは移相回路を設けることにより、それ
ぞれのストリップ線路リング共振器においてすべて2つ
の直交モードで動作しストリップ線路リング共振器3個
で6段のフィルタが実現できる。また、移相回路φ1
φ3は実施例1で示した具体例の回路およびそれらの組
み合わせで実現できる。更に移相回路を適切に設計する
ことにより楕円関数形のフィルタが実現できる。 な
お、図6に示した実施例はストリップ線路リング共振器
を3つ用いた例であるが個数によらずデュアル・モード
・フィルタが実現できることは言うまでもない。
【0026】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図7は本発明の第
3の実施例におけるストリップ線路デュアル・モード・
フィルタの平面図である。
【0027】図7において、131、132は一波長
(電気長で360゜)のストリップ線路リング共振器、
133、134は90゜ハイブリッド、135、139
は入出力端子、136〜138、140〜142は90
゜ハイブリッドの端子、143、144は移相回路であ
る。ストリップ線路リング共振器131、132はそれ
ぞれの共振モードを接続するように移相回路143、1
44で接続されている。ここでストリップ線路リング共
振器は端子135を入力端子、端子139を出力端子と
して使用すると90゜ハイブリッド133は90゜分配
器、134は90゜合成器として機能する。
【0028】上記のように構成されるストリップ線路デ
ュアル・モード・フィルタについて、以下その動作を説
明する。
【0029】まずいま、入力端子135を励振すると波
は90゜ハイブリッド133によって90゜の位相差を
もってハイブリッド端子136、137に等分配されて
伝搬し、ストリップ線路リング共振器131に二つの直
交モード共振を励起し、これはそのままストリップ線路
リング共振器132にも直交モード共振を励起させる。
ストリップ線路リング共振器132を伝搬した波は、ハ
イブリッド端子140、141に出力され90゜ハイブ
リッド134で合成され出力端子139から出力され
る。この場合、ストリップ線路リング共振器131、1
32を用いたデュアル・モード・フィルタは2段の2チ
ャンネルフィルタとして動作している。
【0030】以上のように電気長で90゜ごとに容量結
合した端子を四つ有する一波長のストリップ線路リング
共振器を複数個用い、隣接する端子二つを接続し、両側
に90゜ハイブリッドを設けることにより、2チャンネ
ルのフィルタを構成することが可能となり、大電力のフ
ィルタとして適用でき、また移相回路143、144に
電力増幅器を用いることで並列運転の大電力増幅器のフ
ィルタとして用いることができる。
【0031】また以上の実施例1〜3でストリップ線路
デュアル・モード・フィルタとして示してきたが、使用
する線路は、マイクロストリップ線路、或いはトリプレ
ート構造などのように積層構造にして内部に取り込んだ
線路によって構成されてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、電気長で90゜
ごとに容量結合した端子を有する一波長のストリップ線
路リング共振器に移相回路を接続することにより、直交
する共振モードを利用でき、移相回路に多様な回路を選
択することにより高性能で広帯域な優れたストリップ線
路デュアル・モード・フィルタを実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるストリップ線路
デュアル・モード・フィルタの平面図
【図2】同ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ
の要部の詳細平面図
【図3】同ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ
の要部の詳細平面図
【図4】同ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ
の要部の詳細平面図
【図5】同ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ
の要部の詳細平面図
【図6】本発明の第2の実施例におけるストリップ線路
デュアル・モード・フィルタの平面図
【図7】本発明の第3の実施例におけるストリップ線路
デュアル・モード・フィルタの平面図
【図8】従来のストリップ線路デュアル・モード・フィ
ルタの平面図
【符号の説明】
101、121、122、123、131、132 一
波長のストリップ線路リング共振器 102、105、135、139 入出力端子 103、104 接続端子 106〜109、結合容量 110、124、125、126、143、144 移
相回路 111 ストリップ線路 112 並列インダクタ 113、115 並列容量 114 直列インダクタ 116 増幅回路 117 位相補正用ストリップ線路 133、134 90゜ハイブリッド 136、137、138、140、141、142 9
0゜ハイブリッド端子 150 一波長のストリップ線路リング共振器 151、152 入出力線路 153、154 ギャップ容量 155 ストリップ線路スタブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線路の電気長が360゜である一波長ス
    トリップ線路リング共振器に対し、当該線路上に90゜
    おきに容量結合した4つの端子を設け、当該4つの端子
    の一つの端子を入力端子とし、その入力端子から電気長
    で90゜の位置にある端子と電気長で180゜の位置に
    ある端子とを移相回路を介して接続し、前記入力端子か
    ら電気長で270゜の位置にある残りの端子を出力端子
    としたことを特徴とするストリップ線路デュアル・モー
    ド・フィルタ。
  2. 【請求項2】 移相回路をストリップ線路で構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のストリップ線路デュアル
    ・モード・フィルタ。
  3. 【請求項3】 移相回路を容量およびインダクタ等の集
    中定数素子で構成したことを特徴とする請求項1記載の
    ストリップ線路デュアル・モード・フィルタ。
  4. 【請求項4】 移相回路に増幅回路を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のストリップ線路デュアル・モード
    ・フィルタ。
  5. 【請求項5】 線路の電気長が360゜である一波長ス
    トリップ線路リング共振器に対して、当該線路上に90
    ゜おきに容量結合した4つの端子を設け、各端子を時計
    方向に端子1、端子2、端子3、端子4とするストリッ
    プ線路リング共振器を複数個用いて直線状になるように
    配置するとともに、第1番目のストリップ線路リング共
    振器の端子1を入力端子、端子4を出力端子とし、前記
    第1番目のストリップ線路リング共振器の端子3と当該
    第1番目のストリップ線路リング共振器に隣接する第2
    番目のストリップ線路リング共振器の端子1を接続する
    とともに、双方の端子2間或いは端子4間を第1の移相
    回路で接続し、さらに第n番目(但し、nは2以上の整
    数)のストリップ線路リング共振器の端子3と当該第n
    番目のストリップ線路リング共振器に隣接する第(n+
    1)番目のストリップ線路リング共振器の端子1を接続
    するとともに、双方の端子2間或いは端子4間を第nの
    移相回路で接続し、前記第(n+1)番目のストリップ
    線路リング共振器の端子3と端子4或は端子2間を第
    (n+1)の移相回路で接続したことを特徴とするスト
    リップ線路デュアル・モード・フィルタ。
  6. 【請求項6】 移相回路をストリップ線路で構成したこ
    とを特徴とする請求項5記載のストリップ線路デュアル
    ・モード・フィルタ。
  7. 【請求項7】 移相回路を容量およびインダクタの集中
    定数素子で構成したことを特徴とする請求項5記載のス
    トリップ線路デュアル・モード・フィルタ。
  8. 【請求項8】 移相回路に増幅回路を設けたことを特徴
    とする請求項5記載のストリップ線路デュアル・モード
    ・フィルタ
  9. 【請求項9】 線路の電気長が360゜である一波長ス
    トリップ線路リング共振器に対して、当該線路上に90
    ゜おきに容量結合した4つの端子を設け、各端子を時計
    方向に端子1、端子2、端子3、端子4とするストリッ
    プ線路リング共振器を複数個用いて直線状になるように
    配置するとともに、互いに隣接する当該ストリップ線路
    リング共振器の端子3と端子2、端子4と端子1を移相
    回路を介して接続し、両側のストリップ線路リング共振
    器に残された二つの端子1、端子2或いは端子3、端子
    4に90゜ハイブリッドの端子を接続したことを特徴と
    するストリップ線路デュアル・モード・フィルタ。
  10. 【請求項10】 ストリップ線路リング共振器間を接続
    する移相回路を特性の揃った増幅器で構成することを特
    徴とする請求項9記載のストリップ線路デュアル・モー
    ド・フィルタ。
JP4153243A 1992-06-12 1992-06-12 ストリップ線路デュアル・モ―ド・フィルタ Expired - Fee Related JP2538164B2 (ja)

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